ミッチェル・レズニック 「子供達にプログラミングを教えよう」
-
0:01 - 0:04それは5月の土曜日の
午後のことでした -
0:04 - 0:06明日は母の日だということに
-
0:06 - 0:10ふと気が付きました
-
0:10 - 0:12母にプレゼントを
何も用意していなくて -
0:12 - 0:13プレゼントを
-
0:13 - 0:15何にしようか考えました
-
0:15 - 0:17そこでインタラクティブな—
-
0:17 - 0:20カードを作るのは
どうだろうかと思いました -
0:20 - 0:23MITメディアラボの
私のグループで作っている -
0:23 - 0:27「Scratch」というソフトを
使ってです -
0:27 - 0:30このソフトは 誰でも
インタラクティブな絵本や -
0:30 - 0:34ゲームやアニメーションを簡単に作れ
それをみんなで— -
0:34 - 0:38共有できるようにすることを
目標として開発しました -
0:38 - 0:42だから母の日のカード作りが
-
0:42 - 0:45Scratchを役立てる
いい機会になると思いました -
0:45 - 0:47自分のカードを作る前に
-
0:47 - 0:49ちょっとScratchの
ウェブサイトを -
0:49 - 0:51見てみようと思いました
-
0:51 - 0:54数年に渡り 下は8歳からという
世界中の子供達が -
0:54 - 0:57自分のプロジェクトを
ウェブで公開していました -
0:57 - 1:01300万件のプロジェクトの中には
-
1:01 - 1:04母の日のカードも
あるかもしれないと思ったのです -
1:04 - 1:07検索欄に
-
1:07 - 1:09「母の日」と打ち込んでみました
-
1:09 - 1:12うれしい驚きとともに
何十件もの -
1:12 - 1:14母の日のカードプロジェクトが
-
1:14 - 1:17検索結果に現れました
-
1:17 - 1:19その多くは 私と同じような
先延ばし屋によって -
1:19 - 1:2224時間以内に
作られたものでした -
1:22 - 1:25そこで作品を
見てみる事にしました -
1:25 - 1:28これは子猫と母猫が
出てきて -
1:28 - 1:35母の日を祝う
という作品です -
1:35 - 1:37その作者は思慮深く
-
1:37 - 1:41お母さんのために「リプレイ」ボタンを
用意していました -
1:41 - 1:43もう1つの作品は
インタラクティブなもので -
1:43 - 1:46「母の日おめでとう」の文字を
マウスでなぞると -
1:46 - 1:51母の日にふさわしい言葉が現れる
仕掛けになっていました -
1:51 - 1:55この作品では
作者がグーグル検索で -
1:55 - 1:58母の日が近づいていることを
-
1:58 - 2:01どのように見つけたかが
語られていました -
2:01 - 2:05そして母の日が
近いことがわかったとき -
2:05 - 2:08作者は特別な母の日の
メッセージで -
2:08 - 2:11どんなにお母さんのことが好きか
伝えていました -
2:11 - 2:14これらの作品は本当に
素敵なものでした -
2:14 - 2:15見ているうちに
これらの作品が -
2:15 - 2:19本当に気に入ったので
自分の作品を作る代わりに -
2:19 - 2:24母には これらの作品へのリンクを
10個ばかり 送ることにしました(笑) -
2:24 - 2:27母は実際 私の期待していた反応を
返してくれました -
2:27 - 2:29母の返事は
こうです -
2:29 - 2:32「子供達が母の日のカードを
お母さんに送れる -
2:32 - 2:36ソフトを作った息子を持って
誇りに思います」 -
2:36 - 2:40母が喜んでくれて
私はうれしくなりました -
2:40 - 2:45でも 私にとって さらに
うれしい理由がありました -
2:45 - 2:49子供達が 私達の
望んでいた使い方で -
2:49 - 2:51Scratchを使ってくれたのが
うれしかったんです -
2:51 - 2:54例えば母の日のカードを
作ったように -
2:54 - 2:56子供達は
新しい技術を -
2:56 - 3:00上手に使いこなしています
-
3:00 - 3:01「上手」というのは—
-
3:01 - 3:05その技術で
自分を表現でき -
3:05 - 3:08自分のアイディアを
表現できることだと思います -
3:08 - 3:11ある言語が上手になる
ということは -
3:11 - 3:14その言語で日記をつけたり
誰かに冗談を言ったり -
3:14 - 3:18友達に手紙を書いたり
できるようになる ということです -
3:18 - 3:21それは 新しい技術でも
同じことです -
3:21 - 3:26インタラクティブな
母の日のカードを作ることで -
3:26 - 3:28その新しい技術を
上手に使いこなせることを -
3:28 - 3:30子供達は
示していました -
3:30 - 3:33この話を聞いて 皆さんは
そんなに驚かないかも知れません -
3:33 - 3:35なぜなら 若い人たちは
技術を使いこなして -
3:35 - 3:39いろいろなことができると
感じているからです -
3:39 - 3:43我々はみんな 若い人が「デジタル世代」
と呼ばれていることを知っています -
3:43 - 3:47私はこれに疑問を
感じています -
3:47 - 3:50若い人たちを「デジタル世代」と
考えていいのかどうか -
3:50 - 3:53若い人たちの
新しい技術の使い方に -
3:53 - 3:57注意を払うなら
-
3:57 - 4:00よく見かけるのは
このような光景や -
4:00 - 4:02このような場面です
-
4:02 - 4:04若い人たちが
ウェブを見たり -
4:04 - 4:07チャットや メールや
ゲームをすることに -
4:07 - 4:12抵抗がないのは
疑いようがありません -
4:12 - 4:15しかし それは技術を
上手に扱えることとは違います -
4:15 - 4:19若い人たちは 新しい技術に対して
豊富な経験があり -
4:19 - 4:23それらを操作することに
慣れています -
4:23 - 4:26しかし新しい技術で
何かを作ったり -
4:26 - 4:29自分を表現するとなると
それほどでもありません -
4:29 - 4:31それはまるで新しい技術で
読むことはできても -
4:31 - 4:35書くことはできない
ようなものです -
4:35 - 4:39若い人たちが新しい技術を上手に使って
書けるようになることを -
4:39 - 4:41どう助けられるかに
私は興味を持っています -
4:41 - 4:44それには 彼ら自身が
コンピュータの -
4:44 - 4:49プログラムを書けるようになる
必要があります -
4:49 - 4:52プログラムの書き方を
学ぶ重要性に -
4:52 - 4:55気づく人たちが
増えてきています -
4:55 - 4:58ここ数年 若い人が
プログラミングを学ぶのを -
4:58 - 5:00サポートする新しい組織や
ウェブサイトが -
5:00 - 5:04数多く出来ました
-
5:04 - 5:07ネット上には
Codecademy のようなサイトや -
5:07 - 5:10CoderDojo のようなイベントや
-
5:10 - 5:12女の子向けのサイトの
Girls Who Code や -
5:12 - 5:14Black Girls Code
などがあります -
5:14 - 5:17多くの人が行動を
始めたように見えます -
5:17 - 5:20今年の始め
-
5:20 - 5:21新しい年が始まったときに
-
5:21 - 5:24ニューヨーク市長の
マイケル・ブルームバーグが -
5:24 - 5:262012年の新年の抱負として
-
5:26 - 5:29プログラミングを覚えると
述べていました -
5:29 - 5:32数ヶ月後 エストニアでは
-
5:32 - 5:35小学一年生にプログラミングを
教えることに決めました -
5:35 - 5:38このことがきっかけとなり
イギリスでも— -
5:38 - 5:43子供達みんなにプログラミングを教えるべきか
という議論が起こりました -
5:43 - 5:45このような話を聞くと
すべての人が— -
5:45 - 5:49プログラミングを習うことに
違和感を覚える方もいるかも知れません -
5:49 - 5:52多くの人は
プログラミングというものを -
5:52 - 5:56非常に限られた世界の人だけが
-
5:56 - 5:58必要とすることと考え
-
5:58 - 6:01こんなプログラムを書くことを
想像しています -
6:01 - 6:03プログラミングが
このようなものなら -
6:03 - 6:06それができるのは
特別な数学の知恵をもち -
6:06 - 6:09技術的な素養のある
限られた世界の人だけ— -
6:09 - 6:11ということに
なるかもしれません -
6:11 - 6:14しかし このようなものばかり
ではないんです -
6:14 - 6:18Scratchでどのように
プログラミングできるかお見せしましょう -
6:18 - 6:22Scratchでのプログラミングは
ブロックをはめ込むだけです -
6:22 - 6:24この例では
青いブロックを動かして -
6:24 - 6:26こちらの塊に
はめ込むだけです -
6:26 - 6:28これらの塊は
ゲームや物語の中の -
6:28 - 6:32いろいろなキャラクターの動きを
コントロールしています -
6:32 - 6:34この例では大きな魚を
コントロールしています -
6:34 - 6:38プログラムが完成したら
「共有」と書かれたボタンを -
6:38 - 6:41押すことで プロジェクトを
他の人たちと共有して -
6:41 - 6:43みんながそのプロジェクトを
利用したり -
6:43 - 6:46参加できるようになります
-
6:46 - 6:49もちろん 魚のゲームだけが
Scratchでできること— -
6:49 - 6:51ではありません
-
6:51 - 6:53何百万というプロジェクトの中には
-
6:53 - 6:55アニメーションから
-
6:55 - 6:58学校の科学プロジェクト
-
6:58 - 7:00ホームドラマのアニメ
-
7:00 - 7:02仮想的な組み立てキット
-
7:02 - 7:05古いテレビゲームの再現
-
7:05 - 7:07政治的な意見の投票
-
7:07 - 7:10三角法のチュートリアル
-
7:10 - 7:13インタラクティブな芸術作品
-
7:13 - 7:16そして母の日のカードがあります
-
7:16 - 7:19ここには人々が
自分自身を表現する -
7:19 - 7:22本当に多くの
方法があり -
7:22 - 7:25アイディアを実現し
世界中の人と共有することができます -
7:25 - 7:28画面の中だけとは
限りません -
7:28 - 7:32周りの実際の世界と
連携することもできます -
7:32 - 7:34これは香港からの例です
-
7:34 - 7:36子供達が
作ったゲームで -
7:36 - 7:39自分たちで
光センサを利用した -
7:39 - 7:42インターフェース装置を
作りました -
7:42 - 7:44この装置は
板の穴を検知し -
7:44 - 7:46板のノコギリを
操作することで -
7:46 - 7:48光センサが
板の穴を検知し -
7:48 - 7:51画面の中の
ノコギリを動かし -
7:51 - 7:54木を切り倒す
というものです -
7:54 - 7:56これからも物理的な
実際の世界と -
7:56 - 7:59仮想的な世界を
一緒にして -
7:59 - 8:02結びつける新しい方法を
探っていくことになるでしょう -
8:02 - 8:04これは数ヶ月後に
リリースを予定している -
8:04 - 8:08新しいバージョンの
Scratchを使った例です -
8:08 - 8:10ここでまた皆さんに
新しい可能性を -
8:10 - 8:12示しています
-
8:12 - 8:14これがその例です
-
8:14 - 8:18ウェブカメラを使って
-
8:18 - 8:23手で風船を
割ることができます -
8:23 - 8:26虫を動かすこともできます
-
8:26 - 8:28マイクロソフトの
「キネクト」に似ていて -
8:28 - 8:31ジェスチャーで
世界を操作します -
8:31 - 8:33しかし 出来合いの
ゲームで遊ぶ代わりに -
8:33 - 8:35自分のゲームを
作ることができます -
8:35 - 8:37そして他の人が
作ったゲームの -
8:37 - 8:39中身を見ることで
-
8:39 - 8:42どうやってこれを実現しているか
知ることができます -
8:42 - 8:46どのくらいの動きがあったかが判る
新しいブロックを使って -
8:46 - 8:49動きが大きい場合に
-
8:49 - 8:52風船が割れるように
指示しています -
8:52 - 8:55ここでカメラを使って
情報をScratchに -
8:55 - 8:57取り込んだのと
同じような方法で -
8:57 - 9:00マイクを使うこともできます
-
9:00 - 9:04これはマイクを使用した
プロジェクトの例です -
9:04 - 9:07皆さん全員が声を使って
-
9:07 - 9:09ゲームに参加できます
-
9:09 - 9:25(虫の音)(叫び)(ガブッ)
-
9:25 - 9:34(笑)
-
9:34 - 9:43(拍手)
-
9:43 - 9:45子供達はこのようなプロジェクトを
作りながら -
9:45 - 9:48プログラミングを
覚えていきますが -
9:48 - 9:52さらに重要なのは
プログラムを書くことで学ぶということです -
9:52 - 9:54プログラミングを学ぶことで
-
9:54 - 9:57他のいろいろなことを
学ぶことができるのです -
9:57 - 10:00いろいろな新しい学習への
道が開けます -
10:00 - 10:04読み書きとの類似性で
また説明したいと思います -
10:04 - 10:07読み書きを学ぶことで
他の多くのことを -
10:07 - 10:10学ぶ可能性が開けます
-
10:10 - 10:14読む事ができるようになると
読むことで学べるようになります -
10:14 - 10:16同様に プログラミングが
できるようになると -
10:16 - 10:19プログラミングすることで
学べるようになります -
10:19 - 10:22学ぶことの中には
当然のこともあります -
10:22 - 10:24コンピューターが
どのように動くかとか— -
10:24 - 10:26しかしそれは
始まりに過ぎません -
10:26 - 10:29プログラミングを学ぶことで
他のいろいろなことを -
10:29 - 10:31学ぶ機会が開けます
-
10:31 - 10:34例を示します
-
10:34 - 10:36これは別のプロジェクトです
-
10:36 - 10:38コンピューター教室を
訪れたときに -
10:38 - 10:40このプロジェクトを
見かけました -
10:40 - 10:43私達が立ち上げに協力した
放課後のラーニングセンターで -
10:43 - 10:46低所得層の若者に
新しい技術を使って -
10:46 - 10:50自分をクリエイティブに
表現する方法を教えています -
10:50 - 10:53数年前に そのコンピューター教室に
行ったとき -
10:53 - 10:57これと似たゲームを
Scratchで作っている -
10:57 - 10:5913才の少年がいました
-
10:59 - 11:02自分の作ったゲームが気に入っていて
誇りに思っていました -
11:02 - 11:05しかし したいことが
もう少しありました -
11:05 - 11:08得点が表示される
ようにしたかったのです -
11:08 - 11:11これは大きな魚が
小さな魚を食べるゲームで -
11:11 - 11:14彼は得点をつけて
大きな魚が -
11:14 - 11:17小さな魚を食べる度に
-
11:17 - 11:20得点が上がるようにしたいと
思っていました -
11:20 - 11:22でも どのようにすればいいのか
分かりませんでした -
11:22 - 11:24そこで彼に
Scratchでは -
11:24 - 11:28変数というものが
使えることを教えました -
11:28 - 11:32ここでは変数の名前を
「得点」としましょう -
11:32 - 11:35すると新しいブロックが
できます -
11:35 - 11:40また得点を表示する
小さな表示板もできます -
11:40 - 11:45「得点の更新」をクリックする度に
得点が加算されます -
11:45 - 11:47これを コンピューター教室の
その子に見せました -
11:47 - 11:50彼をビクターとしておきましょう
ビクターは— -
11:50 - 11:53このブロックで
得点が加算できることが判ると -
11:53 - 11:55どうすればいいかを
理解しました -
11:55 - 11:57彼はブロックを選んで
-
11:57 - 12:00それをプログラムの中の—
-
12:00 - 12:04大きな魚が小さな魚を食べる
部分に置きました -
12:04 - 12:09すると 大きな魚が
小さな魚を食べる度に -
12:09 - 12:15得点が加算され
得点が1点づつ増えていきます -
12:15 - 12:17それは実際
正しく動いていました -
12:17 - 12:19彼は興奮して
-
12:19 - 12:21私の手を握ると
-
12:21 - 12:23「ありがとう ありがとう」
と言いました -
12:23 - 12:26その時 思ったのは
-
12:26 - 12:29先生が変数を教えて
生徒に感謝されることなんて -
12:29 - 12:32どのくらいあるのだろうか
ということでした(笑) -
12:32 - 12:34授業では ほとんど
そのようなことは起きません -
12:34 - 12:37それは授業で生徒達が
変数を習うときに -
12:37 - 12:40なぜ変数を習うのかを
知らないからです -
12:40 - 12:43それは彼らが自分で使う
ものではないのです -
12:43 - 12:45Scratchでこのような
アイディアを習うときは -
12:45 - 12:49意味やモチベーションのある方法で
学ぶことができます -
12:49 - 12:52なぜ変数を学ぶ必要があるかを
理解することができます -
12:52 - 12:54子供達は より深く
より良く -
12:54 - 12:55理解します
-
12:55 - 12:59ビクターは学校で既に変数を
習っていたと思いますが -
12:59 - 13:01彼は変数に注意を
払っていませんでした -
13:01 - 13:03今や彼には
変数を学ぶ理由がありました -
13:03 - 13:06プログラミングを通して学び
学ぶためにプログラミングすることで -
13:06 - 13:11意味のある文脈で学ぶことができます
それは物事を学ぶ最上の方法です -
13:11 - 13:14ビクターのような子供達が
このようなプロジェクトを作ることで -
13:14 - 13:17彼らは変数といった
重要な概念を学んでいます -
13:17 - 13:19しかしそれは
始まりに過ぎません -
13:19 - 13:23ビクターがこのプロジェクトに取り組み
スクリプトを作っていたとき -
13:23 - 13:26彼はデザインのプロセスも
学んでいました -
13:26 - 13:29ぼんやりした
アイディアのから始めて -
13:29 - 13:32ご覧いただいたように
それを本格的な -
13:32 - 13:34実際に機能する
プロジェクトにする方法です -
13:34 - 13:38彼はデザインの核となる
いろいろな概念を学んでいたのです -
13:38 - 13:42新しいアイディアを
どうやって試すかとか -
13:42 - 13:46複雑なアイディアを
単純な部分へと分割する方法や -
13:46 - 13:49他の人と
どう協力していくかとか -
13:49 - 13:53期待したように動かないときに
どうバグを見つけて直すかとか -
13:53 - 13:56物事がうまくいかない状況で
-
13:56 - 13:59いかに粘り強く方向性をもって
前に進んでいくかなど -
13:59 - 14:01これはプログラミングに限らず
-
14:01 - 14:04重要なスキルです
-
14:04 - 14:07いろいろな活動において
重要なものです -
14:07 - 14:10ビクターは
大人になったときに -
14:10 - 14:13プログラマーやコンピューター科学者に
なるのでしょうか? -
14:13 - 14:15ならない可能性の方が
高いと思います -
14:15 - 14:16しかし彼が何をすることに
なろうとも -
14:16 - 14:20ここで学んだデザインのスキルは
利用することができます -
14:20 - 14:23販売責任者になろうとも
-
14:23 - 14:26機械工や コミュニティーの
まとめ役になろうとも -
14:26 - 14:28このようなアイディアは
誰にでも役に立つものです -
14:28 - 14:32言語との比較で
考えてみましょう -
14:32 - 14:37自由に読み書きが
できるようになることは -
14:37 - 14:39プロの物書きに
なるためにだけに -
14:39 - 14:41必要なことではありません
-
14:41 - 14:44プロの物書きになる人は
非常に少ないと思います -
14:44 - 14:47けれども読み書きのスキルは
全ての人の役に立つものです -
14:47 - 14:49これはプログラミングも同じです
-
14:49 - 14:52多くの人は大人になって
-
14:52 - 14:55コンピュータ科学者やプログラマーに
なるわけではありません -
14:55 - 14:57しかし創造的に考えるスキル
-
14:57 - 15:00系統的な推論
協力して働くこと -
15:00 - 15:02Scratchでプログラムを書くことで学ぶ
このようスキルは -
15:02 - 15:07どのような仕事に就こうとも
役立てることができるのです -
15:07 - 15:10これは仕事に限ったもの
でもありません -
15:10 - 15:12プログラミングは生活の中で
自分のアイディアや感情を -
15:12 - 15:15表現するときにも使えます
-
15:15 - 15:18最後に もう1つ
例を挙げさせてください -
15:18 - 15:21この作品は 私が
母の日のカードを -
15:21 - 15:26母に送った後に
作られたものです -
15:26 - 15:29母はScratchを
学んでみたいと思ったのです -
15:29 - 15:32それで私の誕生日のための
プロジェクトを作り -
15:32 - 15:35私にScratchのバースデーカードを
送ってくれました -
15:35 - 15:39この作品はデザイン賞を
取るようなものではありません -
15:39 - 15:4283才の母が
プログラマーや -
15:42 - 15:47コンピュータ科学者になろうと
学んでいるわけではないのも明らかでしょう -
15:47 - 15:50しかしこの作品を通じて
-
15:50 - 15:52母は気にかける人との
つながりを深め -
15:52 - 15:55新しいことを学び続けることが
できました -
15:55 - 15:57創造性を発揮し
-
15:57 - 16:01自分を表現する新しい方法を
見つけることができました -
16:01 - 16:05見渡してみると
-
16:05 - 16:07マイケル・ブルームバーグは
プログラミングを学び始め -
16:07 - 16:10エストニアの子供達も
プログラミングを学んでおり -
16:10 - 16:12私の母でさえ
プログラミングを覚えました -
16:12 - 16:14みなさんも そろそろ
プログラミングを— -
16:14 - 16:16覚えていい時期だと
思いませんか? -
16:16 - 16:18興味をもたれたら
-
16:18 - 16:21Scratchのウェブサイトを
覗いてみてください -
16:21 - 16:23scratch.mit.eduです
-
16:23 - 16:24そしてプログラミングを
試してみてください -
16:24 - 16:28ありがとうございました(拍手)
- Title:
- ミッチェル・レズニック 「子供達にプログラミングを教えよう」
- Speaker:
- Mitch Resnick
- Description:
-
プログラミングはコンピュータの専門家だけのものではなく万人のものであると、MITメディアラボのミッチェル・レズニックは言います。この楽しいデモ満載の講演で彼が示しているのは、子供達にプログラミングを教えるメリットは彼らが新しい技術を使うだけでなく創造できるようになることにあるということです。(TEDxBeaconStreetにて収録)
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 16:48
Yasushi Aoki approved Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki accepted Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki declined Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Let's teach kids to code | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Let's teach kids to code |