ディスレクシアとは? ― ケリ・サンドマン=ハーリー
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0:14 - 0:16この文章を読んでみて下さい
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0:22 - 0:24どうでしょう?
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0:24 - 0:24イライラする?
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0:24 - 0:25分かりにくい?
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0:25 - 0:27何についての文章でしたか?
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0:27 - 0:29ディスレクシアだと
-
0:29 - 0:31単語をこのように
解読しなければなりません -
0:31 - 0:34これはそのシミュレーションです
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0:34 - 0:37ディスレクシアの人は
読むときは常に -
0:37 - 0:38大変な苦労をしています
-
0:38 - 0:40ほとんどの人が
ディスレクシアの人は -
0:40 - 0:44文字や単語の前後が
入れ替わって見えると考えがちです -
0:44 - 0:46たとえば “d” と “b” が
逆に見えるといったように -
0:46 - 0:48あるいは“saw” が“was” に見えると
思われがちです -
0:48 - 0:50あるいは“saw” が“was” に見えると
思われがちです -
0:50 - 0:52実は ディスレクシアの人も
-
0:52 - 0:56見え方は同じなのです
-
0:56 - 1:00ディスレクシアは 音韻処理に関する
問題によるものであり -
1:00 - 1:01言葉の見え方ではなく
-
1:01 - 1:03言葉の見え方ではなく
-
1:03 - 1:05言葉を「操作する」部分に
問題があるのです -
1:05 - 1:08たとえば“cat” という単語から
“c” の音を取ったら -
1:08 - 1:11たとえば“cat” という単語から
“c” の音を取ったら -
1:11 - 1:13どんな言葉になりますか?
-
1:13 - 1:14“at” ですね
-
1:14 - 1:17ディスレクシアだと
この操作が難しくなることがあります -
1:17 - 1:18“fantastic” と文脈なしで
単語のみを見せられると -
1:18 - 1:20“fantastic” と文脈なしで
単語のみを見せられると -
1:20 - 1:22ディスレクシアの生徒は
-
1:22 - 1:24次のように
分解しないと読めません -
1:24 - 1:24fan
-
1:24 - 1:25tas
-
1:25 - 1:26tic
-
1:26 - 1:29解読に時間がかかるため
-
1:29 - 1:30他の生徒と同じペースで
-
1:30 - 1:32十分に理解するのが難しいのです
-
1:32 - 1:34聞いた通りに
-
1:34 - 1:36“stick” を “stik” としたり
-
1:36 - 1:36“stick” を “stik” としたり
-
1:36 - 1:38“friends” を “frens” と綴るのも
-
1:38 - 1:39“friends” を “frens” と綴るのも
-
1:39 - 1:41よく見受けられます
-
1:41 - 1:44一般に考えられているよりも
多くの人に -
1:44 - 1:46様々な症状が出ています
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1:46 - 1:495人に1人がディスレクシアとも言われますが
-
1:49 - 1:51症状は様々です
-
1:51 - 1:53軽度の人もいれば
-
1:53 - 1:57重度の人もいます
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1:57 - 1:59ディスレクシアは
遺伝性でもあります -
1:59 - 2:011つの家族に 綴りを苦手とする人や
-
2:01 - 2:031つの家族に 綴りを苦手とする人や
-
2:03 - 2:041つの家族に 綴りを苦手とする人や
-
2:04 - 2:08“catch”のような短い単語さえ
解読に苦労する人がいることはよくあります -
2:08 - 2:10“catch”のような短い単語さえ
解読に苦労する人がいることはよくあります -
2:10 - 2:12ディスレクシアの出方には
強弱と幅があり -
2:12 - 2:15ディスレクシアの人の脳が
いかに言語を処理しているかを -
2:15 - 2:18観察するにあたって
より広範な原則を -
2:18 - 2:20念頭におかねばなりません
-
2:20 - 2:22神経多様性とは
-
2:22 - 2:24「人間の脳は構造も機能も
1人1人異なるため― -
2:24 - 2:27「人間の脳は構造も機能も
1人1人異なるため― -
2:27 - 2:29『標準』から外れた脳を
ひとくくりにして -
2:29 - 2:31『標準』から外れた脳を
ひとくくりにして -
2:31 - 2:33病気であるとか
-
2:33 - 2:35『欠陥がある』としてはならない」
-
2:35 - 2:37という考え方です
-
2:37 - 2:41ディスレクシアなどの
脳神経の変異を抱えた人々には -
2:41 - 2:43創造的才能や発明の才を
持つ人々もいます -
2:43 - 2:45ピカソ
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2:45 - 2:45モハメド・アリ
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2:45 - 2:47ウーピー・ゴールドバーグ
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2:47 - 2:48スティーブン・スピルバーグ
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2:48 - 2:48シェールなど
-
2:48 - 2:50彼らのように
-
2:50 - 2:54輝かしく成功した人生を
送る力があるのです -
2:54 - 2:55ディスレクシアの人の脳は
-
2:55 - 2:57このように特別な働き方をします
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2:57 - 3:00脳には 左脳と右脳があります
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3:00 - 3:03言語―つまり「読み」を
つかさどるのは -
3:03 - 3:05主に左脳です
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3:05 - 3:08右脳は空間認知を主につかさどります
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3:08 - 3:10fMRI を用いた研究により
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3:10 - 3:12ディスレクシアの人の脳は
-
3:12 - 3:16そうでない人の脳と比べて
右脳と前頭葉が盛んに -
3:16 - 3:18活動していることがわかりました
-
3:18 - 3:20つまり 言葉を読む際に
-
3:20 - 3:22脳内を伝わるのに
より長い時間がかかり -
3:22 - 3:25前頭葉での処理に
遅れが出るのです -
3:25 - 3:28神経のこのような「バグ」のため
-
3:28 - 3:30読むことが困難になります
-
3:30 - 3:31しかし ディスレクシアの人も
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3:31 - 3:33脳を物理的に変化させて
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3:33 - 3:35読む力を向上させることができます
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3:35 - 3:38多感覚を応用した
集中的な治療法によって -
3:38 - 3:40言語を分解し
-
3:40 - 3:42音節や綴りのルールに基づいて
-
3:42 - 3:45言葉を解読する方法を教えるのです
-
3:45 - 3:46すると ディスレクシアの人の脳が
-
3:46 - 3:48読む際に 左脳を
-
3:48 - 3:50より効率的に使うようになり
-
3:50 - 3:52読む力が向上するのです
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3:52 - 3:53この治療法は
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3:53 - 3:56ディスレクシアを
「脳の働き方の違いである」と -
3:56 - 3:59正しく位置づけるために効果があり
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3:59 - 4:01当然 1人ひとり異なる
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4:01 - 4:03脳の働きに目を向けることになります
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4:03 - 4:06神経多様性は
あらゆる人々に見られる -
4:06 - 4:08脳機能のスペクトラムを重視し
-
4:08 - 4:12周囲の人々の視点を
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4:12 - 4:13よりよく理解するには
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4:13 - 4:16他人の視点を通してだけでなく
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4:16 - 4:19脳を通して理解すべきだと
示唆しています
- Title:
- ディスレクシアとは? ― ケリ・サンドマン=ハーリー
- Speaker:
- Kelli Sandman-Hurley
- Description:
-
ディスレクシア(読字障害)は5人に1人に見られるとも言われますが、そのあらわれ方は人によって異なります。ディスレクシアによる言語処理の困難の度合いは一連のスペクトラム上に分布しており、「正常」や「欠陥」という分類にあてはまらない場合も多々あります。ケリ・サンドマン=ハーリーが、ディスレクシアを持つ脳の機能について改めて考え直すよう迫り、ヒトの脳の神経多様性を重要視すべきであると訴えます。
講師:ケリ・サンドマン=ハーリー
アニメーション:マーク・クリストフォリディス*レッスンの全編はこちら:http://ed.ted.com/lessons/what-is-dyslexia-kelli-sandman-hurley
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 04:35
TED Translators admin edited Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Akiko Hicks approved Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Akiko Hicks edited Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Moe Shoji commented on Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Ayumi Narita commented on Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Moe Shoji accepted Japanese subtitles for What is dyslexia? | ||
Moe Shoji edited Japanese subtitles for What is dyslexia? |
Mami Kawade
28.542:単語をこのように解読しなければなりません。その他→字幕のルールもいろいろあるようですが、句読点は使わないのが一般的なようです。取らせていただいてもいいでしょうか?
38.323-43.700:ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が入れ替わって見えると思われがちです。
→3つの字幕にまたがっていますが、最後の1つのみ最後が「思われがちです」。最初の2つは「よく言われます」となっています。英語に近いのは「思われがちです」の方かと思いますので、そちらを取った方がいいかと思います。また、「ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が入れ替わって見/えると思われがちです。」と、単語の途中で字幕が改行されているので、「ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が/入れ替わって見えると思われがちです。」と改行の位置を変更してはいかがでしょうか。
49.989-55.636:実は、ディスレクシアの人も普通の人も、見え方は同じです。
→「普通の人」→「そうでない人」でいかがでしょうか。
1:05.037-1:11.158:例えば…cat という音からc の音を取ったら、どんな言葉になりますか?
→3つの字幕にまたがっていますが、それぞれ微妙に違います。他の2つは「なりますか?と」と後に続く文があるような終わり方になっているので1つ目を採用した方がいいかと思います。またその際、やはり言葉の途中で改行されているので、「例えば…cat という音からc の音を取ったら、/どんな言葉になりますか?」と改行の位置を変更してはどうでしょう。
1:19.578-1:21.900:students with dyslexia need to break the word/into parts to read it
→後の部分と合わせて考えるとディスレクシアの人の学校生活に言及しているらしいので、ここははっきり「生徒」という単語を使ってはいかがでしょうか。「ディスレクシアの生徒は/分解しないと読めません…」
1:26.058-1:30.075:Time spent decoding makes it hard/to keep up with peers/and gain sufficient comprehension.→これは好みの問題だと思いますが、直訳調で訳すなら「解読に時間がかかりすぎて.../他の生徒に遅れを取り/理解も十分ではありません」こんな感じでしょうか。
1:41.124-1:44.167:ディスレクシアの出方は、人によってさまざまです。
These difficulties are more widespread and varied than commonly imagined.という原文の意味が一部抜けているようです。「一般のイメージより 多くの人に/様々な症状が出ています」でいかがでしょう?
1:49.038-1:52.813:スペクトラムなので.../弱いディスレクシアの人も…/強いディスレクシアの人もいます。
私が調べたところによれば、スペクトラムとは自閉症やディスレクシア等の似通った症状を、軽度/重度の差こそはあれ全体として連続体としてとらえる際の連続体のことだそうです。専門家ではないので偉そうなことは言えませんが…そうすると、「スペクトラムなので」「弱いディスレクシアの人も」「強いディスレクシアの人も」いるという訳には違和感があります。原語の直訳ではIt occurs on a continuum→連続体(スペクトラム)の中で(ディスレクシアは)発生する。ですよね。この部分はつまり、「ディスレクシアは(症状がいろいろなので)連続体としてとらえられていますよ」ということを言いたいのではないか?と思います。そう考えるとシンプルに「症状は様々で」とする、あるいはスペクトラムという言葉にこだわるなら「スペクトラムとして捉えられ」とする。ただ、ここではcontinuumという単語を使っていますが、最後の方でそのものずばりのspectrumという単語が出てきますので、その点に配慮するなら「連続体」など、スペクトラム以外の言い方をした方がいいのかもしれません。
また、「弱い/強い」のところですが、「軽度/重度の」の方がそれらしいかと思います。
2:02.512-2:07.726:短い単語でも解読に苦労する人がいることは、よくあります。
→一行におさめるには少し長すぎるかもしれない、と思います。「短い単語でも解読に苦労する人が/いることは、よくあります。」くらいで改行してはいかがでしょう。
2:09.634:ディスレクシアの出方には強弱があります。つまり…
→distributionはここでは「分布」の意味だと思います。この前の部分で説明されている通り、「文字を書くのが苦手」「読むのが苦手」というように、ディスレクシアが現れる部分が違うという意味ではないでしょうか。今のままだとその意味は出ていないので、「強弱」の後に「と幅」と補ってはいかがでしょう。
Mami Kawade
2:37.418:ディスレクシアは脳神経の違いから生じます。
2:40.836:ディスレクシアの有名人…
People with neurobiological variations like dyslexia,including such creative and inventive individuals
→like dyslexiaとありますので、必ずしもディスレクシアのみを指しているのではないのかと思います。また、今のままだとcreative and inventive individualsの部分が「有名人」と訳されていますが、ここはcreative and inventiveを直訳して(二つとも似たような意味の単語ですので、まとめて)「創造的」という言葉を入れたほうがいいかと思います。
「ディスレクシア等 脳神経の違いを抱え」
「創造的才能を持つ人もいます」
でいかがでしょうか?
2:48.479:のように、輝く人生を送る力があるのです。もし上記の私の案が採用なら、日本語のつながりとしておかしいので、「のように」→「彼らのように」とするべきかと思います。
2:53.658:ディスレクシアの脳の仕組みとは…
So,here's the special way/the brains of those with dyslexia work.
→specialの訳が抜けていますので、「ディスレクシアの脳の仕組みは特殊です」でいかがでしょうか。
3:58.837-4:01.171:本当のところ、脳の働き方は、一人ひとり違うのです。
→このnaturallyは、「当然ながら」かな、と思いますがいかがでしょう。
4:03.395-4:06.135:「神経多様性」では、脳機能はスペクトラムだと考えます。
→emphasizesの意味が出ていないと思います。「神経多様性」では、スペクトラムとしての脳機能を重視します。でいかがでしょう。
4:13.254:他人の「脳」が世界をどうとらえているかにも…
we should try not only to see the world through their eyes/but understand it through their brains.
→原語の前半部分の訳を入れて、「他人の目だけでなく脳を通して/理解するよう努めなければなりません」でいかがでしょう。
Ayumi Narita
丁寧に見て下さりありがとうございます。
すべて異論ありません。お手数おかけしますが、改訂のほう、よろしくお願いいたします。
句読点は、かなり多くの箇所で使っていると思います。こちらの削除も、お手数おかけしますが、よろしくお願いします。
1点だけ・・・この動画はディスレクシアの本人にも見てもらいたいので、
だいたい同じ意味になるようなら、字数は短くし、漢字はできるだけ少なくできるとよいかなと思っています。
Mami Kawade
28.542:単語をこのように解読しなければなりません。その他→字幕のルールもいろいろあるようですが、句読点は使わないのが一般的なようです。取らせていただいてもいいでしょうか?
38.323-43.700:ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が入れ替わって見えると思われがちです。
→3つの字幕にまたがっていますが、最後の1つのみ最後が「思われがちです」。最初の2つは「よく言われます」となっています。英語に近いのは「思われがちです」の方かと思いますので、そちらを取った方がいいかと思います。また、「ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が入れ替わって見/えると思われがちです。」と、単語の途中で字幕が改行されているので、「ディスレクシアの人は、文字や単語の前後が/入れ替わって見えると思われがちです。」と改行の位置を変更してはいかがでしょうか。
49.989-55.636:実は、ディスレクシアの人も普通の人も、見え方は同じです。
→「普通の人」→「そうでない人」でいかがでしょうか。
1:05.037-1:11.158:例えば…cat という音からc の音を取ったら、どんな言葉になりますか?
→3つの字幕にまたがっていますが、それぞれ微妙に違います。他の2つは「なりますか?と」と後に続く文があるような終わり方になっているので1つ目を採用した方がいいかと思います。またその際、やはり言葉の途中で改行されているので、「例えば…cat という音からc の音を取ったら、/どんな言葉になりますか?」と改行の位置を変更してはどうでしょう。
1:19.578-1:21.900:students with dyslexia need to break the word/into parts to read it
→後の部分と合わせて考えるとディスレクシアの人の学校生活に言及しているらしいので、ここははっきり「生徒」という単語を使ってはいかがでしょうか。「ディスレクシアの生徒は/分解しないと読めません…」
1:26.058-1:30.075:Time spent decoding makes it hard/to keep up with peers/and gain sufficient comprehension.→これは好みの問題だと思いますが、直訳調で訳すなら「解読に時間がかかりすぎて.../他の生徒に遅れを取り/理解も十分ではありません」こんな感じでしょうか。
1:41.124-1:44.167:ディスレクシアの出方は、人によってさまざまです。
These difficulties are more widespread and varied than commonly imagined.という原文の意味が一部抜けているようです。「一般のイメージより 多くの人に/様々な症状が出ています」でいかがでしょう?
1:49.038-1:52.813:スペクトラムなので.../弱いディスレクシアの人も…/強いディスレクシアの人もいます。
私が調べたところによれば、スペクトラムとは自閉症やディスレクシア等の似通った症状を、軽度/重度の差こそはあれ全体として連続体としてとらえる際の連続体のことだそうです。専門家ではないので偉そうなことは言えませんが…そうすると、「スペクトラムなので」「弱いディスレクシアの人も」「強いディスレクシアの人も」いるという訳には違和感があります。原語の直訳ではIt occurs on a continuum→連続体(スペクトラム)の中で(ディスレクシアは)発生する。ですよね。この部分はつまり、「ディスレクシアは(症状がいろいろなので)連続体としてとらえられていますよ」ということを言いたいのではないか?と思います。そう考えるとシンプルに「症状は様々で」とする、あるいはスペクトラムという言葉にこだわるなら「スペクトラムとして捉えられ」とする。ただ、ここではcontinuumという単語を使っていますが、最後の方でそのものずばりのspectrumという単語が出てきますので、その点に配慮するなら「連続体」など、スペクトラム以外の言い方をした方がいいのかもしれません。
また、「弱い/強い」のところですが、「軽度/重度の」の方がそれらしいかと思います。
2:02.512-2:07.726:短い単語でも解読に苦労する人がいることは、よくあります。
→一行におさめるには少し長すぎるかもしれない、と思います。「短い単語でも解読に苦労する人が/いることは、よくあります。」くらいで改行してはいかがでしょう。
2:09.634:ディスレクシアの出方には強弱があります。つまり…
→distributionはここでは「分布」の意味だと思います。この前の部分で説明されている通り、「文字を書くのが苦手」「読むのが苦手」というように、ディスレクシアが現れる部分が違うという意味ではないでしょうか。今のままだとその意味は出ていないので、「強弱」の後に「と幅」と補ってはいかがでしょう。
2:37.418:ディスレクシアは脳神経の違いから生じます。
2:40.836:ディスレクシアの有名人…
People with neurobiological variations like dyslexia,including such creative and inventive individuals
→like dyslexiaとありますので、必ずしもディスレクシアのみを指しているのではないのかと思います。また、今のままだとcreative and inventive individualsの部分が「有名人」と訳されていますが、ここはcreative and inventiveを直訳して(二つとも似たような意味の単語ですので、まとめて)「創造的」という言葉を入れたほうがいいかと思います。
「ディスレクシア等 脳神経の違いを抱え」
「創造的才能を持つ人もいます」
でいかがでしょうか?
2:48.479:のように、輝く人生を送る力があるのです。もし上記の私の案が採用なら、日本語のつながりとしておかしいので、「のように」→「彼らのように」とするべきかと思います。
2:53.658:ディスレクシアの脳の仕組みとは…
So,here's the special way/the brains of those with dyslexia work.
→specialの訳が抜けていますので、「ディスレクシアの脳の仕組みは特殊です」でいかがでしょうか。
3:58.837-4:01.171:本当のところ、脳の働き方は、一人ひとり違うのです。
→このnaturallyは、「当然ながら」かな、と思いますがいかがでしょう。
4:03.395-4:06.135:「神経多様性」では、脳機能はスペクトラムだと考えます。
→emphasizesの意味が出ていないと思います。「神経多様性」では、スペクトラムとしての脳機能を重視します。でいかがでしょう。
4:13.254:他人の「脳」が世界をどうとらえているかにも…
we should try not only to see the world through their eyes/but understand it through their brains.
→原語の前半部分の訳を入れて、「他人の目だけでなく脳を通して/理解するよう努めなければなりません」でいかがでしょう。
Akiko Hicks
庄子様、Mami Kawdeさんがレビューを担当されていたようです。なぜかタスクガ誰でもとれるリストに戻ってしまっていたようで、ご迷惑をおかけしました。クレジットは成田さん、Kawadeさんになりますが、庄子さんの案も組み入れて承認したいと思います。
Moe Shoji
スプレッドシート上でやり取りをしましたので、こちらにURLを記しておきます。
https://docs.google.com/spreadsheet/ccc?key=0Ardadrx_5eiKdHJIcVJuMUNSX2FxWkZaYzBXV0lhQVE&usp=drive_web#gid=0
Ayumi Narita
庄子さま ありがとうございます。訂正は基本的に問題ないと思います。
中にも書きましたが2点だけ・・・この動画はできるだけ画像が見えたほうがいいと思うので字幕は極力1行にしたほうがいいのではないか?と、ディスレクシアの人は普通の人の半分以下のペースでしか読めないので、同じ意味のことを言えるなら短いほうがディスレクシア的には優しいのではと考えています。
すみませんいろいろと。どうしてもディスレクシアの人に見てほしいので・・・差し出がましいですがよろしくご検討のほど、お願いいたします。
成田
Moe Shoji
Kawadeさんが訳されたのではなく、レビューされたものだったのですね。気づかずに失礼しました。先ほど承認レビューに提出したところです。成田さんのご意見に異論はありません。クレジットにもKawadeさん、成田さんが記されるということですし、そちらで変更作業していただけたら大変助かります。庄子