火星に移住する子供達が生き抜く方法
-
0:01 - 0:03シートベルトを締めてください
-
0:03 - 0:05これから火星に向かいます
-
0:05 - 0:07ひと握りの宇宙飛行士だけでなく
-
0:08 - 0:11何千という人々が火星に
植民することになるでしょう -
0:11 - 0:14それも すぐに
そうなります -
0:14 - 0:18皆さんの中から火星のプロジェクトに
関わる人も出るだろうし -
0:18 - 0:21お子さんが火星に住むことになる人も
きっといるでしょう -
0:22 - 0:24途方もない話に
聞こえるでしょうから -
0:24 - 0:27それが いつどのように
起きるのか お話しします -
0:28 - 0:31でも その前に当然の疑問について
考えましょう -
0:31 - 0:33なぜ火星なんかに
行く必要があるのか? -
0:33 - 0:37私は 12年前にTEDで
人類が突然滅亡しうる -
0:37 - 0:3910の要因について
話しました -
0:39 - 0:43私たちは宇宙の気まぐれに対して
極めて脆弱です -
0:43 - 0:47たった1つの小惑星によって
人類は抹消されかねないのです -
0:47 - 0:51生き延びるためには
地球の外に手を広げる必要があります -
0:51 - 0:55人類の成し遂げてきたことが
すべて 突然消失するとしたら -
0:55 - 0:56何という悲劇でしょう
-
0:57 - 0:59行くべき理由は
もう1つあります -
0:59 - 1:02探検は我々のDNAに
刻み込まれているのです -
1:02 - 1:052百万年前 アフリカで
進化した人類は -
1:05 - 1:10ゆっくりと しかし確実に 地平線の
彼方の荒野を目指しながら -
1:10 - 1:14地球の隅々へと
広がって行きました -
1:14 - 1:16我々の中に
そういうものがあるんです -
1:16 - 1:18そうやって
繁栄してきたのです -
1:18 - 1:22文明や技術の
最も大きな進歩は -
1:22 - 1:24探検したからこそ
生まれました -
1:25 - 1:28確かに 火星に植民地を
築くほどの費用があれば -
1:28 - 1:30多くのことが
できるでしょう -
1:31 - 1:36我々自身の惑星を もっと大切にすべきだ
というのも もっともです -
1:36 - 1:41地球を台無しにしたように 火星も台無しに
してしまうのではという懸念もあります -
1:42 - 1:46しかしジョン・F・ケネディが
人類を月に送ると言ったとき -
1:46 - 1:49我々に何があったか
ちょっと考えてみてください -
1:49 - 1:52ケネディは すべての人に
夢を持たせました -
1:53 - 1:57人類が火星に降り立つ姿は
どんなに刺激的なことでしょう -
1:57 - 1:59そして地球を振り返り
-
1:59 - 2:03今更ながら
人類は1つなんだと -
2:03 - 2:05気付くかもしれません
-
2:05 - 2:07火星で生きようと
もがく中で -
2:07 - 2:11故郷の惑星がいかに貴重か
気付くかもしれません -
2:12 - 2:16それでは 我々が乗り出そうとしている
ものすごい冒険の話をしましょう -
2:17 - 2:18でもその前に
-
2:18 - 2:21我々の向かう先の
興味深い事実をいくつか — -
2:22 - 2:26この写真は 火星と地球の
大きさの比較をしたものです -
2:26 - 2:29火星は地球の姉妹星
というわけではなく -
2:29 - 2:31地球の半分の大きさも
ありません -
2:31 - 2:33しかし その小ささに
かかわらず -
2:33 - 2:36立つことのできる
表面の面積は -
2:36 - 2:39地球と同じです
-
2:39 - 2:43地球の場合 かなりの部分が
水に覆われているからです -
2:43 - 2:45火星の大気は
とても薄く -
2:45 - 2:48地球の100分の1しかなく
-
2:48 - 2:5296%が二酸化炭素なので
呼吸はできません -
2:53 - 2:54とても寒く
-
2:54 - 2:57平均気温は
-63℃ですが -
2:57 - 3:01実際の温度は
とても広い範囲に及びます -
3:01 - 3:03火星の1日は
-
3:03 - 3:06地球の1日より
39分長く -
3:06 - 3:11季節や1年は
地球の倍の長さがあります -
3:12 - 3:16いつか翼を付けて飛び回りたいと
思っていたなら -
3:16 - 3:20火星は地球よりずっと
重力が弱いです -
3:20 - 3:21車の反対側に
行くときは -
3:21 - 3:24周りを回るより
飛び越えた方が早いでしょう -
3:24 - 3:28このように火星は地球そっくり
というわけではありませんが -
3:28 - 3:33太陽系の中の他の場所に比べたら
ずっと住みやすい場所です -
3:33 - 3:35問題は
-
3:35 - 3:37火星がとても遠く
-
3:37 - 3:42月より千倍も
離れていることです -
3:43 - 3:46月は38万キロ
離れていて -
3:46 - 3:50アポロの宇宙飛行士たちは
行くのに3日かかりました -
3:51 - 3:54火星は4億キロ離れていて
-
3:54 - 3:56行くのに8ヶ月
-
3:56 - 3:58240日かかるでしょう
-
3:58 - 4:00これは2年に1度だけの
-
4:00 - 4:02特別な日時に
-
4:02 - 4:04ロケットを
打ち上げた場合で -
4:04 - 4:08火星と地球が
上手く並んで -
4:08 - 4:12飛行距離が
最短になります -
4:12 - 4:18240日というのは 同僚と狭い船内に
押し込められて過ごすには 長い期間です -
4:19 - 4:23これまでの火星ロケットの成績は
酷いものです -
4:23 - 4:26アメリカ ロシア ヨーロッパ 日本
-
4:26 - 4:27中国 インドが
-
4:27 - 4:3044のロケットを火星に向け
打ち上げてきましたが -
4:30 - 4:33過半数が外れたり
激突したりで -
4:33 - 4:37成功したミッションは
1/3 しかありません -
4:38 - 4:42加えて 現在我々には 火星に行けるほど
大きなロケットがありません -
4:43 - 4:45かつてはサターンVがありました
-
4:45 - 4:48それが2台もあれば
火星に行けたでしょう -
4:48 - 4:51サターンVは人類が作った
最も壮大な機械であり -
4:51 - 4:54月へと連れて行ってくれました
-
4:54 - 4:59しかしサターンVが使われたのは
1973年のスライラブ打ち上げが最後で -
4:59 - 5:02月着陸の次に
火星へと向かうかわりに -
5:02 - 5:06シャトルというのを
やることになりました -
5:06 - 5:08今あるロケットは
-
5:08 - 5:11火星に人間を送るには
小さすぎるのです -
5:12 - 5:15火星に行くのは
簡単なことではありません -
5:15 - 5:18興味深い疑問は —
-
5:19 - 5:24火星に最初の人間が降り立つのは
いつ頃になるのかということです -
5:25 - 5:29学者の中には
2050年までに行ければ -
5:29 - 5:32大したものだと
考える人もいます -
5:32 - 5:38最近では NASAは2040年までに
人間を火星に送れるだろうと言っているようです -
5:38 - 5:40できるかもしれません
-
5:40 - 5:46私自身は2035年までにNASAは
人間を火星軌道に送れると思っていますが -
5:46 - 5:47率直に言って
-
5:47 - 5:512035年に火星にロケットを送ろう
などとはしないでしょう -
5:51 - 5:54その時にはもう 人類は
火星にいるからです -
5:54 - 5:572027年には
降り立っているでしょう -
5:58 - 5:59その理由は
-
5:59 - 6:02この男がそうすると
心に決めているからです -
6:02 - 6:07彼の名はイーロン・マスク
テスラ・モーターズとSpaceXのCEOです -
6:08 - 6:13彼は実際 2025年までに
人間を火星に送ると私に言いましたが -
6:13 - 6:15イーロンは私よりも
-
6:15 - 6:17かなり楽観的なので
-
6:17 - 6:202年ほど余裕を
持たせました -
6:21 - 6:22それでも
-
6:22 - 6:24問う必要があるでしょう
-
6:24 - 6:28この男は本当に2025年か2027年までに
成し遂げられるのか? -
6:29 - 6:33イーロン・マスクにとっての10年が
どんなものか 考えてみましょう -
6:33 - 6:35これは10年前
どんなだったでしょう? -
6:35 - 6:38テスラの電気自動車です
-
6:38 - 6:412005年には
自動車業界の人の多くは -
6:41 - 6:45まともな電気自動車ができるまでに
50年はかかると言っていました -
6:48 - 6:50これはどうでしょう?
-
6:50 - 6:53SpaceXのファルコン9ロケットが
-
6:53 - 6:58国際宇宙ステーションへの6トンの補給物資を
打ち上げているところです -
6:58 - 6:5910年前には
-
6:59 - 7:04SpaceXは どんなロケットも
打ち上げてはいませんでした -
7:05 - 7:07だから 十分見込みは
あると思います -
7:07 - 7:1210年未満で 自動車業界に
革命を起こし -
7:12 - 7:1510年未満で ロケット会社を
丸々作り上げた人間なら -
7:15 - 7:182027年までに人類を
火星に連れて行っても -
7:18 - 7:20おかしくありません
-
7:21 - 7:24ここで押さえておかなければ
ならないのは -
7:24 - 7:28この競争を動かしているのは もはや
政府でもロボットでもないということです -
7:28 - 7:30民間企業が宇宙に乗り出し
-
7:30 - 7:33皆さんを喜んで
火星へと連れて行くでしょう -
7:34 - 7:37これは大きな疑問を
提起します -
7:37 - 7:40我々は実際
火星で生きられるのか? -
7:41 - 7:45NASAは 2040年まで
火星に人間を連れて行けず -
7:45 - 7:48民間がずっと早く火星に
到達するとしても -
7:48 - 7:52人間が火星で生きられるか調べる上で
NASAは大きな役割を果たしています -
7:52 - 7:55問題をこのように
見てみましょう -
7:55 - 7:57人間が地球上で
生きるのに必要なのは -
7:57 - 8:00食料 水 住居 衣服です
-
8:00 - 8:02そして火星で
生きる上では -
8:02 - 8:05これに加えて
酸素が必要です -
8:06 - 8:10このリストで最も重要なものについて
まず考えてみましょう -
8:10 - 8:13水は 既知のすべての生命の
基礎となるものですが -
8:13 - 8:18火星で必要となる分を
地球から運ぶには重すぎます -
8:18 - 8:23火星で生活しようと思うなら
水を見つける必要があります -
8:24 - 8:26火星を見ると
まったく乾燥していて -
8:26 - 8:29惑星全体が
砂漠のようです -
8:29 - 8:31でも そうでないことが
分かっています -
8:31 - 8:36土壌だけを取っても
多いと60%も水を含んでいます -
8:36 - 8:41今も火星軌道を回っている軌道船が
いくつもありますが -
8:41 - 8:44それが示しているのは —
これは本物の写真ですが -
8:44 - 8:48火星のクレーターには 凍った水が
たくさんあるということです -
8:48 - 8:51そこにコロニーを作り始めるのも
悪くないでしょう -
8:52 - 8:56これはフェニックス探査機が2008年に
地面を掘った時の様子ですが -
8:56 - 9:00土壌表面のすぐ下に
氷があることを示しています -
9:00 - 9:02白いのは氷です
-
9:02 - 9:032枚目の写真は
-
9:03 - 9:051枚目の4日後に
撮ったものですが -
9:05 - 9:08一部蒸発しているのが
分かります -
9:08 - 9:09軌道船はまた
-
9:09 - 9:13火星には大量の地下水や
氷河があることも -
9:13 - 9:15教えてくれます
-
9:15 - 9:19実際 極地の氷が
溶けただけで -
9:19 - 9:23火星の大部分が
10mの水に覆われるでしょう -
9:23 - 9:25だから水は大量に
存在しますが -
9:25 - 9:28大部分は氷として
地下にあり -
9:28 - 9:31取り出すためには多くの
エネルギーと労力が必要になります -
9:32 - 9:34この装置は
1998年に -
9:34 - 9:36ワシントン大学で
考案されたものです -
9:37 - 9:40これは基本的には
ローテクな除湿器です -
9:40 - 9:44火星大気は時に湿度が
100%にもなることが分かりました -
9:44 - 9:48この装置は人間が
必要とする水を -
9:48 - 9:51火星大気から
抽出しようというわけです -
9:52 - 9:55次に何を呼吸するか
心配する必要がありますが -
9:55 - 9:58NASAがこの問題を
解決済みであることを知って -
9:58 - 10:00とても驚きました
-
10:00 - 10:04これはMITの科学者
マイケル・ヘクトです -
10:04 - 10:07彼はこのMoxieという
装置を開発しました -
10:07 - 10:08私のお気に入りです
-
10:08 - 10:10いわば逆燃料電池で
-
10:10 - 10:14火星の大気を取り込んで
酸素を吐き出します -
10:14 - 10:18火星の大気は96%が
二酸化炭素だということを -
10:18 - 10:20思い出してください
-
10:20 - 10:24そして二酸化炭素の78%を
構成しているのが酸素です -
10:24 - 10:28NASAが次回火星にローバーを送るのは
2020年ですが -
10:28 - 10:30この装置が搭載される予定で
-
10:31 - 10:33人間1人分の酸素を
-
10:33 - 10:36ずっと生成し続ける
ことができます -
10:36 - 10:38しかし それも
テストに過ぎず -
10:38 - 10:41この装置の
すごいところは -
10:41 - 10:44100倍の規模まで
拡張できるよう -
10:44 - 10:46デザインされていることです
-
10:47 - 10:49次の問題は何を食べるか
ということです -
10:49 - 10:52水耕法で農作物を育てる
ことになりますが -
10:52 - 10:54火星表面を水が流れ
-
10:54 - 10:57耕作できるようになるまでは
-
10:57 - 11:0015〜20%より多くの食料を
-
11:00 - 11:04まかなうことは
できないでしょう -
11:05 - 11:05それまでは
-
11:05 - 11:07食料の大部分は
地球から -
11:07 - 11:10乾燥した形で
送られることになります -
11:10 - 11:13次に住む場所です
-
11:13 - 11:17はじめは 空気で膨らませた建物や
-
11:17 - 11:19着陸船を使うことに
なるでしょう -
11:19 - 11:22しかしこれは
日中だけです -
11:22 - 11:27太陽や宇宙線による
放射線が強すぎるので -
11:27 - 11:29地下に潜る必要があります
-
11:29 - 11:32火星の土壌は概して
-
11:32 - 11:35レンガを作るのに適している
ことが分かりました -
11:35 - 11:37これもまたNASAが
解明したことです -
11:37 - 11:40そのレンガにプラスチックを加え
-
11:40 - 11:42電子レンジにかけると
-
11:42 - 11:45厚い壁の建物を
作れるようになります -
11:45 - 11:48あるいは地下に沢山存在する
-
11:48 - 11:53洞窟や溶岩洞に
住むこともできます -
11:54 - 11:56最後に何を着るかです
-
11:56 - 11:59地球では頭上に
何キロも層をなす大気が -
11:59 - 12:03常に私たちの体に
1気圧の圧力をかけていて -
12:03 - 12:05体はそれを押し返しています
-
12:05 - 12:08火星では大気圧が
ほとんどありません -
12:09 - 12:10ダバ・ニューマンは
-
12:10 - 12:12MITの科学者ですが
-
12:12 - 12:15この格好いい宇宙服を
作りました -
12:15 - 12:17これは体を
包み込み -
12:17 - 12:19放射線を防ぎ 保温します
-
12:20 - 12:22考えてみましょう
-
12:22 - 12:25食料 住居 衣服 水 酸素・・・
-
12:26 - 12:27実現可能です
-
12:28 - 12:29本当に
-
12:30 - 12:33それでもまだ
困難で不自由です -
12:34 - 12:37火星で快適な
生活をするための -
12:37 - 12:38次なる1歩
-
12:38 - 12:40非常に大きな1歩となるのが
-
12:40 - 12:42テラフォーミングです
-
12:42 - 12:44惑星全体を作り替えて
-
12:44 - 12:47地球のようにするのです
-
12:48 - 12:50これは思い上がったことに
聞こえるかもしれませんが -
12:50 - 12:53私がお話しすることを実現する
テクノロジーはすべて -
12:53 - 12:56既に存在するのです
-
12:56 - 12:58まず温めなければなりません
-
12:58 - 13:03火星は大気の薄さのせいで
とても寒い場所です -
13:03 - 13:06そのための鍵が
ここにあります -
13:06 - 13:08火星の両極は
-
13:08 - 13:12大量の凍った二酸化炭素で
覆われています -
13:12 - 13:13つまりドライアイスです
-
13:13 - 13:15それを温めてやれば
-
13:15 - 13:19地球上でと同様
ドライアイスは直接大気へと昇華して -
13:19 - 13:20大気が濃くなります
-
13:20 - 13:21ご存じのように
-
13:21 - 13:25二酸化炭素には
高い温室効果があります -
13:26 - 13:28私のお薦めの方法は
-
13:28 - 13:32非常に大きな太陽帆を上げて
-
13:32 - 13:34それを鏡のようにして
-
13:34 - 13:37焦点をまず南極に合わせます
-
13:37 - 13:41火星が自転するにつれ
ドライアイス全体が温められて昇華し -
13:41 - 13:43大気に放出されます
-
13:44 - 13:46火星の気温が
上がり始めるのに -
13:46 - 13:47そう時間はかからず
-
13:47 - 13:5020年以内でしょう
-
13:51 - 13:52現在では
-
13:52 - 13:53赤道上の場所で
-
13:53 - 13:56真夏の条件の良い日には
-
13:56 - 13:58気温が実際
20℃に達します -
13:58 - 14:01夜には -70℃に
下がりますが -
14:01 - 14:02(笑)
-
14:02 - 14:06ここで狙っているのは
温室効果の暴走です -
14:07 - 14:09十分に温度が上昇すると
-
14:09 - 14:13火星の 特に地中にある氷が
溶け出します -
14:14 - 14:16すると本当の魔法が起きます
-
14:16 - 14:19大気が濃くなると
すべて良い方に動き出します -
14:19 - 14:22放射線から
保護されるようになり -
14:22 - 14:24より暖かくなり
-
14:24 - 14:27暖かくなることで
水が流れるようになり -
14:27 - 14:29耕作ができるようになります
-
14:29 - 14:34するとさらに 水が大気へと蒸発し
温室効果を強め -
14:34 - 14:38火星に雨や雪が
降るようになります -
14:38 - 14:41大気が濃くなると
十分な大気圧が生じ -
14:41 - 14:44宇宙服を着なくとも
済むようになります -
14:44 - 14:48人が生きる上で必要な大気圧は
1/3 気圧程度です -
14:48 - 14:53最終的には 火星はカナダのブリティッシュ・
コロンビアのような場所になるでしょう -
14:54 - 14:56大気を呼吸可能な
ものにするという -
14:56 - 14:59難しい問題が残っていますが
-
14:59 - 15:01これには千年かかる
かもしれません -
15:02 - 15:06しかし人類は驚くほど賢く
極めて適応力があります -
15:06 - 15:11将来の技術で何が可能になるか
分かりません -
15:11 - 15:14人間の体に どんなことが
可能になるか分かりません -
15:14 - 15:18現在の生物学は様々なものを
制御可能にしつつあります -
15:18 - 15:21我々自身の遺伝子も
-
15:21 - 15:24遺伝子が体内で
していることも -
15:24 - 15:26そして究極的には
-
15:26 - 15:28人類の進化までも
-
15:29 - 15:33いつか地球に住む人類と
火星に住む人類は -
15:33 - 15:37若干異なったものに
なるかもしれません -
15:38 - 15:41しかし火星で何をするのでしょう?
どうやって暮らすのか? -
15:41 - 15:43地球と変わらないでしょう
-
15:44 - 15:46レストランを始める人もいれば
-
15:46 - 15:48製鉄所を作る人もいるでしょう
-
15:49 - 15:51誰か火星のドキュメンタリーを作って
-
15:51 - 15:53地球で売るかもしれません
-
15:54 - 15:58どこかの馬鹿が リアリティTV番組さえ
始めるかもしれません -
15:58 - 15:59(笑)
-
16:00 - 16:02ソフトウェア会社があり
-
16:02 - 16:05ホテルがあり
飲み屋があるでしょう -
16:06 - 16:07確かなのは
-
16:07 - 16:11それが我々の生きている時代において
最もインパクトのある出来事であり -
16:11 - 16:14ものすごく刺激的なことだろう
ということです -
16:15 - 16:1910歳の女の子に火星に行きたいか
聞いてご覧なさい -
16:19 - 16:24今時の小学生は
火星に住むことを選ぶでしょう -
16:24 - 16:27人類が始めて月に降り立った時のことを
思い出してください -
16:27 - 16:30その時 人々は顔を見合わせて
言ったものです -
16:30 - 16:34「こんなことができるなら
どんなことだってできる!」 -
16:34 - 16:38火星にコロニーが作られ始めた時
人々は何を思うでしょう? -
16:39 - 16:40何より重要なのは
-
16:40 - 16:44それによって人類が
宇宙に広がる種になるということです -
16:44 - 16:49それはつまり 地球に何が起ころうと
人類は生き続けるということです -
16:49 - 16:52我々が最後の人類に
なることはありません -
16:52 - 16:54ありがとうございました
-
16:54 - 16:57(拍手)
- Title:
- 火星に移住する子供達が生き抜く方法
- Speaker:
- スティーブン・ペトラネック
- Description:
-
SFのように聞こえるかもしれませんが、ジャーナリストのスティーブン・ペトラネックは20年以内に人類は火星に住むようになると考えています。この刺激的な講演で、ペトラネックは人類が宇宙に広がる種になることを示し、火星を第2の故郷に変える方法の興味深い詳細を語ります。彼は言います。「地球に何が起ころうと人類は生き続けるでしょう。我々が最後の人類になることはありません」
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 17:14
Yasushi Aoki approved Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive | ||
Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for Your kids might live on Mars. Here's how they'll survive |