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グリーン・ワールド・ライジング「カーボン」

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    太古の生命
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    何億年もの間 植物や動物が 生まれては滅びた
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    分解した死骸は地中深くに沈み
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    時を経て 太古の脅威が生み出された・・
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    化石燃料 すなわち原油・石炭・天然ガスが
    現代社会を可能にした
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    太古の太陽が グローバル産業の力を
    爆発的に解き放った
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    この惑星の歴史上 これまでに
    見たこともない スケールで
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    しかし 燃やされた 化石燃料は 
    大気中に炭素を排出し 気候変動を引き起こす
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    97%の気象学者は
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    気候変動は 人類の活動に起因する 
    と結論づけている
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    それでも 化石燃料産業は 
    地中から炭素を取り出し続ける
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    大地を掘削し 燃料を採取し
    何兆ドルもの利益を得る
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    フラッキングや 石炭採掘は 
    宇宙的規模の利益を生む
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    この炭素は 地中に留めなければならない
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    壊滅的な温暖化を防ぐため
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    気温の上昇を2度以内に抑えるには
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    炭素排出を 500 ギガトン以下に
    抑えなくてはならないのだ
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    しかし 化石燃料産業は 
    その5倍の燃料にアクセスできる
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    2,800 ギガトンに近い炭素が 採取でき 
    売られ 燃やされ 放出できる状態にある
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    炭素を地中に留めるために 戦わねばならない
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    これは可能だ
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    人々はこのことについて
    話す準備ができています
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    炭素排出による汚染が 温暖化の原因だと
    理解することができます
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    シンプルな 解決策があることも
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    炭素の排出に
    値段をつけることです
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    米国は1,100 億ドルを 気候変動関係の
    イベントに費やしています
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    国民一人につき 年 300 ドルの税金に当たります
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    是が非でも 炭素排出に
    課金しなければならない
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    今は 大気が 無料の下水道になっている
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    そのコストは 炭素汚染代として
    徴収されるべきだ
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    1950 年代のロンドンは 産業革命のあおりで
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    今の北京や他の中国の都市と同じように
    大気汚染がひどかった
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    1.8m 先も見えませんでした
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    公害に課金した途端 それは変わりました
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    炭素排出には 値段を付けなければ なりません
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    排出取引 もしくは 炭素税 という形で
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    これは道徳的義務であると 同時に
    ビジネス上も 必須の課題です
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    ボクサー議員と私が まさに
    それに関する法案を提出しました
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    3,000社 に近い数の
    この国の最も悪質な
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    化石燃料汚染企業に 影響が出るでしょう
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    この法令が必要なのは
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    地球を破壊する「自由」など 
    誰も行使すべきではないからです
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    何のとがめもなく そんなことを
    続けさせるわけには いきません
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    何十年にもわたって 政府はエネルギーに
    兆単位の額の 助成をしてきました
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    その額を イノベーションにまわすべきです
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    世界が それを必要としています
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    その最大の妨げになっているのは 
    市場を守ろうとする 化石燃料産業からの金です
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    私に言わせれば 化石燃料産業の吸い殻だ
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    地中に とてつもない資産を 保有していて
    採掘することを 望んでいます
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    その何兆ドルもの資産が
    化石燃料企業の 株価のベースです
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    その資産を採掘せずに
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    地中に留めておけ という要求は
    企業としては 非常に不本意でしょう
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    しかし 温暖化の最悪の
    シナリオを 避けるためには
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    そうする他に 手はありません
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    フィンランド と オランダは
    1990 年代に
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    二酸化炭素排出すべてに 税をかけました
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    90 年代に 何かしなければ ならないという
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    深い認識がありました
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    フィンランドの経済が 競争力を保ち
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    さらに重要なこととして 地球を守るためには
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    持続可能なエネルギーをベースにするべきだと
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    以来 他国も追従しています
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    ノルウェー コスタリカ 英国
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    アイルランドは 2010 年に炭素税を課しました
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    導入に困難は ありませんでした
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    炭素税が導入されると 人々は
    代替エネルギーに 投資することができ
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    化石燃料の消費を 減らすことができたんです
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    エネルギー効率が家庭でも
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    産業利用でも良くなり
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    この5年で 再生可能エネルギーの
    供給が 2倍になりました
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    消費者にとっては
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    エネルギーの無駄を減らすことができ
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    みんなの出費が 減りました
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    おかげで 炭素税の導入に費やした
    以上の 利益があったのです
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    オーストラリアでは 風力発電など
    再生可能なエネルギーは
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    石炭など化石燃料エネルギーより
    安価になっています
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    中国は7つの地域で すでに炭素税を課し
    他にも広がっています
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    残るは 米国です
    地方自治体レベルでは すでに始まっています
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    2007 年には コロラド州ボルダーで
    炭素税を課す条例が 成立しました
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    1,000キログラムの二酸化炭素にあたり
    13 ドルの税が課せられます
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    炭素税は ボルダーの有権者によって
    提唱され 条例化されました
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    電力消費にかかるサーチャージという形をとり
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    家庭用 商用 産業用
    すべて一様に適用されます
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    その効果は本当に驚くほどで
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    炭素税が導入されて以来
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    年に180 万ドルもの 税金が集まりました
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    でも さらに驚異的なのは
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    需要の側からだけで 炭素排出を
    大いに減らすことができたことです
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    集めれた税金は すべて米国の家庭に
    還元されることを提唱しています
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    炭素税は良い方法で
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    気候変動に対する 保守的な回答です
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    とうとう 米国の 1/4 では
    風力発電と 太陽光発電の値段が下り
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    太陽光発電パネルのコスト効率が上がっている
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    昨年は 天然ガス発電よりも
    風力発電の方が 多く設置された
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    世界中で 同じことが起きている
    テクノロジーはすでにある
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    世の中にどんどん送り出す時が来た
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    アイルランドの例は
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    炭素排出を減らしても 経済に
    悪影響はないことを 示しています
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    世界の終わりは 来なかった
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    世界の国々にも
    学んでもらえると思います
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    このことに合意できなかった
    国政者たちには 失望しています
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    残されている時間は 短くなるばかりだ
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    オバマ大統領は 最悪のダメージが起こる前に 
    この問題に取り組める 最後の
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    大統領かもしれません
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    問題の重大さを考えれば
    私たちの動きは遅すぎる
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    この惑星を救う戦いに
    挑もうとしているのです
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    大胆で 野心的でなければ
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    連邦政府・州政府レベルで
    起こらないのであれば
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    コミュニティーで革新を起こす
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    気候変動の影響を受けるのは 私たちなのだから
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    自分たちの手で 対策をとる必要があります
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    私たちの望んでいる 変化を起こすのです
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    国政府が行動を起こさないのであれば
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    あなたのコミュニティーがすればいい
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    化石燃料の 死んだ経済はもういらない
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    ひと街づつ ひと州づつ 再生可能エネルギーに
    移行することができる
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    それは 持続可能な未来でもある
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    このムーブメントについての詳しいことは
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    greenworldrising.org まで
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    ナレーション
    レオナルド・ディカプリオ
Title:
グリーン・ワールド・ライジング「カーボン」
Description:

「カーボン」はグリーン・ワールド・ライジングシリーズ最初の動画。レオナルド・ディカプリオがナレーションを担当。地球の化石燃料の埋蔵量と2℃以下に気温上昇を抑えるために抑えなければならない二酸化炭素の排出量を示し、それに対する課税を制度化することの必要性、自然エネルギーへと転換する必要性を訴える。さらに、フィンランドやノルウェー、コスタリカ、イギリス、アイルランド、中国、オーストラリアなどの事例を紹介し転換が以下に現実的な選択かを示す。それはアメリカでも可能であり、連邦政府が行動を起こさないならばより小さな単位として州や各自治体で行動を起こすことを呼びかける。

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Video Language:
English
Team:
Captions Requested
Duration:
08:33
Mamoru Sekiguchi edited Japanese subtitles for Carbon
Mamoru Sekiguchi edited Japanese subtitles for Carbon
megumisugihara edited Japanese subtitles for Carbon
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