グリーン・ワールド・ライジング「カーボン」
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0:03 - 0:05太古の生命
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0:06 - 0:11何億年もの間 植物や動物が 生まれては滅びた
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0:11 - 0:15分解した死骸は地中深くに沈み
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0:15 - 0:20時を経て 太古の脅威が生み出された・・
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0:20 - 0:28化石燃料 すなわち原油・石炭・天然ガスが
現代社会を可能にした -
0:28 - 0:33太古の太陽が グローバル産業の力を
爆発的に解き放った -
0:33 - 0:37この惑星の歴史上 これまでに
見たこともない スケールで -
0:37 - 0:42しかし 燃やされた 化石燃料は
大気中に炭素を排出し 気候変動を引き起こす -
0:42 - 0:4597%の気象学者は
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0:45 - 0:50気候変動は 人類の活動に起因する
と結論づけている -
0:50 - 0:55それでも 化石燃料産業は
地中から炭素を取り出し続ける -
0:55 - 1:00大地を掘削し 燃料を採取し
何兆ドルもの利益を得る -
1:00 - 1:06フラッキングや 石炭採掘は
宇宙的規模の利益を生む -
1:06 - 1:10この炭素は 地中に留めなければならない
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1:10 - 1:13壊滅的な温暖化を防ぐため
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1:13 - 1:16気温の上昇を2度以内に抑えるには
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1:16 - 1:20炭素排出を 500 ギガトン以下に
抑えなくてはならないのだ -
1:20 - 1:25しかし 化石燃料産業は
その5倍の燃料にアクセスできる -
1:25 - 1:332,800 ギガトンに近い炭素が 採取でき
売られ 燃やされ 放出できる状態にある -
1:33 - 1:37炭素を地中に留めるために 戦わねばならない
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1:37 - 1:38これは可能だ
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1:39 - 1:42人々はこのことについて
話す準備ができています -
1:42 - 1:45炭素排出による汚染が 温暖化の原因だと
理解することができます -
1:45 - 1:47シンプルな 解決策があることも
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1:47 - 1:50炭素の排出に
値段をつけることです -
1:50 - 1:56米国は1,100 億ドルを 気候変動関係の
イベントに費やしています -
1:56 - 1:59国民一人につき 年 300 ドルの税金に当たります
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1:59 - 2:01是が非でも 炭素排出に
課金しなければならない -
2:01 - 2:06今は 大気が 無料の下水道になっている
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2:06 - 2:10そのコストは 炭素汚染代として
徴収されるべきだ -
2:10 - 2:131950 年代のロンドンは 産業革命のあおりで
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2:13 - 2:17今の北京や他の中国の都市と同じように
大気汚染がひどかった -
2:17 - 2:191.8m 先も見えませんでした
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2:19 - 2:22公害に課金した途端 それは変わりました
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2:22 - 2:25炭素排出には 値段を付けなければ なりません
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2:25 - 2:29排出取引 もしくは 炭素税 という形で
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2:29 - 2:33これは道徳的義務であると 同時に
ビジネス上も 必須の課題です -
2:33 - 2:37ボクサー議員と私が まさに
それに関する法案を提出しました -
2:37 - 2:413,000社 に近い数の
この国の最も悪質な -
2:41 - 2:46化石燃料汚染企業に 影響が出るでしょう
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2:46 - 2:48この法令が必要なのは
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2:48 - 2:52地球を破壊する「自由」など
誰も行使すべきではないからです -
2:52 - 2:55何のとがめもなく そんなことを
続けさせるわけには いきません -
2:55 - 3:00何十年にもわたって 政府はエネルギーに
兆単位の額の 助成をしてきました -
3:00 - 3:03その額を イノベーションにまわすべきです
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3:03 - 3:05世界が それを必要としています
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3:05 - 3:10その最大の妨げになっているのは
市場を守ろうとする 化石燃料産業からの金です -
3:10 - 3:12私に言わせれば 化石燃料産業の吸い殻だ
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3:12 - 3:16地中に とてつもない資産を 保有していて
採掘することを 望んでいます -
3:16 - 3:20その何兆ドルもの資産が
化石燃料企業の 株価のベースです -
3:20 - 3:23その資産を採掘せずに
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3:23 - 3:26地中に留めておけ という要求は
企業としては 非常に不本意でしょう -
3:26 - 3:29しかし 温暖化の最悪の
シナリオを 避けるためには -
3:29 - 3:32そうする他に 手はありません
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3:32 - 3:35フィンランド と オランダは
1990 年代に -
3:35 - 3:41二酸化炭素排出すべてに 税をかけました
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3:41 - 3:4590 年代に 何かしなければ ならないという
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3:45 - 3:48深い認識がありました
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3:48 - 3:51フィンランドの経済が 競争力を保ち
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3:51 - 3:55さらに重要なこととして 地球を守るためには
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3:55 - 4:00持続可能なエネルギーをベースにするべきだと
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4:00 - 4:03以来 他国も追従しています
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4:03 - 4:08ノルウェー コスタリカ 英国
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4:08 - 4:12アイルランドは 2010 年に炭素税を課しました
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4:12 - 4:14導入に困難は ありませんでした
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4:14 - 4:17炭素税が導入されると 人々は
代替エネルギーに 投資することができ -
4:17 - 4:20化石燃料の消費を 減らすことができたんです
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4:20 - 4:22エネルギー効率が家庭でも
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4:22 - 4:25産業利用でも良くなり
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4:25 - 4:31この5年で 再生可能エネルギーの
供給が 2倍になりました -
4:31 - 4:33消費者にとっては
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4:33 - 4:36エネルギーの無駄を減らすことができ
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4:36 - 4:38みんなの出費が 減りました
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4:38 - 4:42おかげで 炭素税の導入に費やした
以上の 利益があったのです -
4:42 - 4:46オーストラリアでは 風力発電など
再生可能なエネルギーは -
4:46 - 4:50石炭など化石燃料エネルギーより
安価になっています -
4:50 - 4:55中国は7つの地域で すでに炭素税を課し
他にも広がっています -
4:55 - 4:59残るは 米国です
地方自治体レベルでは すでに始まっています -
4:59 - 5:042007 年には コロラド州ボルダーで
炭素税を課す条例が 成立しました -
5:04 - 5:091,000キログラムの二酸化炭素にあたり
13 ドルの税が課せられます -
5:09 - 5:13炭素税は ボルダーの有権者によって
提唱され 条例化されました -
5:13 - 5:16電力消費にかかるサーチャージという形をとり
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5:16 - 5:19家庭用 商用 産業用
すべて一様に適用されます -
5:19 - 5:20その効果は本当に驚くほどで
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5:20 - 5:22炭素税が導入されて以来
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5:22 - 5:25年に180 万ドルもの 税金が集まりました
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5:25 - 5:28でも さらに驚異的なのは
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5:28 - 5:33需要の側からだけで 炭素排出を
大いに減らすことができたことです -
5:33 - 5:37集めれた税金は すべて米国の家庭に
還元されることを提唱しています -
5:37 - 5:38炭素税は良い方法で
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5:38 - 5:41気候変動に対する 保守的な回答です
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5:41 - 5:48とうとう 米国の 1/4 では
風力発電と 太陽光発電の値段が下り -
5:48 - 5:51太陽光発電パネルのコスト効率が上がっている
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5:51 - 5:55昨年は 天然ガス発電よりも
風力発電の方が 多く設置された -
5:55 - 5:58世界中で 同じことが起きている
テクノロジーはすでにある -
5:58 - 6:02世の中にどんどん送り出す時が来た
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6:02 - 6:04アイルランドの例は
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6:04 - 6:07炭素排出を減らしても 経済に
悪影響はないことを 示しています -
6:07 - 6:09世界の終わりは 来なかった
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6:09 - 6:12世界の国々にも
学んでもらえると思います -
6:12 - 6:15このことに合意できなかった
国政者たちには 失望しています -
6:15 - 6:19残されている時間は 短くなるばかりだ
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6:19 - 6:23オバマ大統領は 最悪のダメージが起こる前に
この問題に取り組める 最後の -
6:23 - 6:26大統領かもしれません
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6:26 - 6:31問題の重大さを考えれば
私たちの動きは遅すぎる -
6:31 - 6:34この惑星を救う戦いに
挑もうとしているのです -
6:34 - 6:36大胆で 野心的でなければ
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6:36 - 6:39連邦政府・州政府レベルで
起こらないのであれば -
6:39 - 6:42コミュニティーで革新を起こす
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6:42 - 6:45気候変動の影響を受けるのは 私たちなのだから
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6:45 - 6:48自分たちの手で 対策をとる必要があります
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6:48 - 6:50私たちの望んでいる 変化を起こすのです
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6:50 - 6:53国政府が行動を起こさないのであれば
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6:53 - 6:56あなたのコミュニティーがすればいい
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6:56 - 7:00化石燃料の 死んだ経済はもういらない
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7:00 - 7:06ひと街づつ ひと州づつ 再生可能エネルギーに
移行することができる -
7:06 - 7:08それは 持続可能な未来でもある
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7:09 - 7:13このムーブメントについての詳しいことは
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7:13 - 7:15greenworldrising.org まで
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7:15 - 7:18ナレーション
レオナルド・ディカプリオ
- Title:
- グリーン・ワールド・ライジング「カーボン」
- Description:
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「カーボン」はグリーン・ワールド・ライジングシリーズ最初の動画。レオナルド・ディカプリオがナレーションを担当。地球の化石燃料の埋蔵量と2℃以下に気温上昇を抑えるために抑えなければならない二酸化炭素の排出量を示し、それに対する課税を制度化することの必要性、自然エネルギーへと転換する必要性を訴える。さらに、フィンランドやノルウェー、コスタリカ、イギリス、アイルランド、中国、オーストラリアなどの事例を紹介し転換が以下に現実的な選択かを示す。それはアメリカでも可能であり、連邦政府が行動を起こさないならばより小さな単位として州や各自治体で行動を起こすことを呼びかける。
- Video Language:
- English
- Team:
- Captions Requested
- Duration:
- 08:33
Mamoru Sekiguchi edited Japanese subtitles for Carbon | ||
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megumisugihara edited Japanese subtitles for Carbon | ||
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megumisugihara edited Japanese subtitles for Carbon | ||
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