その政治的議論では埒があかない理由 | ロブ・ウィラー | TEDxMarin
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0:11 - 0:14皆さんはきっと
こう感じられていることでしょう -
0:14 - 0:18この国の二極化がどんどん進んでおり
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0:18 - 0:22左派と右派の隔たりは
-
0:22 - 0:25誰もが経験したことのないくらい
悪化していると -
0:25 - 0:30でも そんな直感を裏付ける研究があるのか
と思われているかもしれません -
0:31 - 0:36一言でいうと
残念ながらあります -
0:36 - 0:37(笑)
-
0:38 - 0:40研究に次ぐ研究で
-
0:40 - 0:43リベラル派と保守派間の隔たりが
大きくなっていると示されています -
0:44 - 0:49それぞれが自分たちの
政治的イデオロギーの殻に閉じこもり -
0:49 - 0:53違うニュースを聞き
似た考えを持つ人とだけ付き合い -
0:53 - 0:56ますます異なる場所で暮らすことを
選ぶようになっています -
0:58 - 1:01そして最も警戒すべきなのは
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1:01 - 1:05両サイドからの敵対心が
高まっていることです -
1:05 - 1:07リベラル派と保守派
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1:07 - 1:09民主党と共和党
-
1:09 - 1:12ますますお互いが
嫌いになってきている -
1:13 - 1:15いろんな形で
目にされているでしょう -
1:15 - 1:19お互いに友達やデートの相手に
したくないとか -
1:19 - 1:22知り合っても相手が向こうの人と分かったら
魅力を感じなくなるとか -
1:22 - 1:25他の政党を支持している人とは
-
1:25 - 1:27子供を結婚させたがらないとか
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1:27 - 1:29かなりショッキングな統計です
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1:29 - 1:32研究室で学生と話しているのは
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1:32 - 1:34ある種の社会行動パターンについてですが
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1:34 - 1:38私が映画ファンなこともあって
よくこう聞きます -
1:38 - 1:40このパターンを表しているのは
どんな映画だろう -
1:41 - 1:44政治的二極化のこの社会は
どんな映画がピッタリくるでしょう? -
1:45 - 1:47大災害パニック映画かもしれない
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1:48 - 1:50確かに大災害のようですね
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1:50 - 1:52または戦争映画かもしれない
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1:53 - 1:54これもまたピッタリです
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1:55 - 1:59でも私の考えでは
ゾンビによる世界の終末ものですね -
1:59 - 2:00(笑)
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2:00 - 2:03そうでしょう?その種の映画です
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2:03 - 2:05映画には群れをなして
うろうろする人々が出てきます -
2:05 - 2:07自分たちで物事を考えられず
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2:07 - 2:09群集心理にとらわれて
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2:09 - 2:12ゾンビの感染を広めて
社会を壊そうとしている人々です -
2:13 - 2:17もし皆さんが私と同じで
大卒のリベラル派でしたら -
2:17 - 2:20統計的に言って大部分の方はー
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2:20 - 2:23(笑)
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2:23 - 2:24まさにそうだとお見受けします
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2:24 - 2:26(笑)
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2:26 - 2:28ゾンビ映画ではご自分が善人の役だと
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2:28 - 2:31私を含めて誰もが
思っていることでしょう -
2:31 - 2:35そして全ての憎しみや分断は
向こうの人々が広めたとでもお思いでしょう -
2:35 - 2:36向こうの保守派の人々です
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2:38 - 2:40私たちはブラッド・ピットでしょう?
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2:40 - 2:43自由に考え 正義の味方で
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2:43 - 2:45大切なものを守ろう
としているだけであって -
2:45 - 2:49死に切れないゾンビの一軍の
歩兵ではありません -
2:49 - 2:50違います
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2:50 - 2:52決して違う
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2:52 - 2:54でもここが重要です
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2:54 - 2:57相手は自分がどんな役回りだと
考えているでしょう? -
2:58 - 2:59いいですか?
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2:59 - 3:02向こうもゾンビ映画の中の
正義の味方だと -
3:02 - 3:04絶対に思っていますよ
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3:04 - 3:07自分がブラッド・ピットで
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3:07 - 3:09こちらがゾンビだと思っているでしょうね
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3:11 - 3:14彼らが間違っていると
誰が言えますか? -
3:15 - 3:19彼らが見るウェブサイトにはこう書いてあります
[平等ではなくリベンジを求むリベラル] -
3:19 - 3:22リベラルが見るサイトには こうです
[投票で共和党の大多数はバカと判明] -
3:23 - 3:28(笑)
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3:28 - 3:31彼らは私たちの近所に住んでいることや
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3:31 - 3:33同じ職場にいることや
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3:33 - 3:35共に感謝祭の食事をすることにさえ
不平を言います -
3:36 - 3:38そして私たちも同じ不平を言います
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3:38 - 3:39そうでしょう?
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3:40 - 3:41いいですか これは本当です
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3:41 - 3:43二極化についての研究では
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3:43 - 3:45保守派の方が少々イメージが悪いと
示されています -
3:45 - 3:47少し怒りっぽく
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3:47 - 3:49頑固な印象があります
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3:49 - 3:52ということで
これは私たちの問題ではなく -
3:52 - 3:54彼らの問題なのだと言えます
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3:55 - 3:57そう言ってしまうと解決は簡単ですが
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3:57 - 4:00ただ確かなのは
皆が この一部になっている ということです -
4:01 - 4:04つまり 幸いにも私たちは
問題解決の役割の一部を担えるのです -
4:05 - 4:07では どうすれば良いのでしょう?
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4:08 - 4:12日常の中でこの二極化を
どうすれば崩していけるのでしょう? -
4:12 - 4:16政治的に対立している相手と
どのように繋がり -
4:16 - 4:18話していけばいいのでしょう?
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4:18 - 4:22この疑問こそ私と
同僚のマット・フェインバーグが -
4:22 - 4:24数年前に強く関心を抱いたことでした
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4:24 - 4:26そして これについて
研究を始めました -
4:27 - 4:30二極化を理解するのに役立つ
最初の発見は -
4:30 - 4:34二極化を理解するのに役立つ
最初の発見は -
4:34 - 4:35政治の分断は
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4:35 - 4:40根深い道徳的価値観の隔たりに
裏付けられているということです -
4:40 - 4:44政治心理学史上
最も確固たる発見の一つに -
4:44 - 4:48ジョナサン・ハイトとジェシー・グラハム
という心理学者が発見したー -
4:48 - 4:49行動パターンがあるのですが
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4:49 - 4:53それはリベラル派と保守派は
さまざまな価値観を支持する度合いが -
4:53 - 4:55異なるというものです
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4:55 - 5:01例えばリベラル派なら
平等や公平 -
5:01 - 5:04弱者へのケアや
危害からの保護といった価値観を -
5:04 - 5:06保守派より強く支持しています
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5:06 - 5:12保守派なら集団への忠誠、愛国心
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5:12 - 5:15権威の尊重、道徳的純潔さ
といった価値観を -
5:15 - 5:17リベラル派より強く支持しています
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5:18 - 5:22私たちはこの道徳観の隔たりを
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5:22 - 5:26キーとして読み解けるのではと
考えたのです -
5:26 - 5:28リベラル派と保守派がどのように話し合い
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5:28 - 5:30なぜ話がかみ合わないことが
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5:30 - 5:32多いのかをです
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5:32 - 5:34そこで私たちは実験を行いました
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5:34 - 5:37リベラル派を募り
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5:37 - 5:39保守派を説得させる目的で
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5:39 - 5:44同性婚を支持する論文を書いてもらいました
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5:44 - 5:48結果 リベラル派は
平等、公平といったー -
5:48 - 5:52リベラル派の道徳観を訴えて
議論する傾向があることが分かりました -
5:52 - 5:53例えば彼らの論文には
-
5:54 - 5:57「皆は自分の選んだ人を
愛することができる権利を持つ」とか -
5:57 - 6:00また 「同性愛者は
-
6:00 - 6:03他の米国民と同じ権利を享受すべきだ」
と書いてありました -
6:03 - 6:0769%のリベラル派が論文を書く際
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6:07 - 6:12彼らの道徳観に響く論文を書き
-
6:12 - 6:16保守派の道徳観に訴える
論文を書いたのはたったの9%でした -
6:16 - 6:19保守派を説得するのが目的だったにも
かかわらずです -
6:19 - 6:23逆に保守派の人に書いてもらったのは
-
6:23 - 6:26英語公用語化を説得する論文でした
-
6:26 - 6:29伝統的な保守派の政治的ポジションです
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6:29 - 6:31結果 彼らも同じように
-
6:31 - 6:3359%の人が
-
6:33 - 6:36保守派の価値観に響くような論文で
-
6:36 - 6:388%がリベラル派の道徳観に
訴えるエッセイでした -
6:38 - 6:41リベラル派を説得する狙いだったにも
かかわらずです -
6:42 - 6:46さあ 困りました
-
6:47 - 6:51道徳観は
心に深く根付いている信念で -
6:51 - 6:54人はこれを守るためなら
戦って死んでもいいとさえ思うものです -
6:55 - 6:57たいして賛同したいとも
思わないようなことのために -
6:57 - 7:01この道徳観を投げ出そうなんて
誰が思うでしょう -
7:01 - 7:04あなたが保守派の叔父さんを
説得しようとする時 -
7:04 - 7:07特定のことに対する
意見だけではなく -
7:07 - 7:09道徳観まで変えさせるような
言い方をしたら -
7:09 - 7:10成功しないでしょう
-
7:11 - 7:12そこで効果的な方法として
-
7:13 - 7:17「モラル・リフレーミング」という
手法が使えると考えています -
7:17 - 7:20私たちは一連の実験を通して
この手法を研究しました -
7:20 - 7:22ある実験では
-
7:22 - 7:25リベラル派と保守派の人を募り
-
7:25 - 7:273つのうち1つの論文を
読んでもらいました -
7:27 - 7:30その後 環境問題に対する姿勢について
調査してみました -
7:31 - 7:321つ目の論文は
-
7:32 - 7:35わりと昔からある
環境保護重視の考え方で -
7:36 - 7:40危害から弱者を守り ケアするといった
リベラル派の価値観に訴えるものでした -
7:40 - 7:42例えば「あらゆる重要な形で
-
7:42 - 7:45私たちが住まう土地に
自ら危害をもたらしている」とか -
7:45 - 7:48「これ以上地球が破壊されないよう
守るためには -
7:48 - 7:51今 対策を講じることが不可欠だ」
-
7:52 - 7:53第2の参加者グループには
-
7:53 - 7:55異なる論文を読んでもらいました
-
7:55 - 8:00道徳的純潔という保守派の価値観に
はまるように書かれた論文で -
8:00 - 8:02同時に環境保護を
訴えるものでもありました -
8:02 - 8:03例を挙げると
-
8:04 - 8:08「森林や飲み水、空を純粋な形で
維持することは とても重要なことです」 -
8:09 - 8:10「ここで起きている公害を
-
8:10 - 8:12汚らわしいものと考えるべきだ」
-
8:13 - 8:15「公害を減らすことにより
-
8:15 - 8:18ここにある純粋で美しい物を
守ることができるのだ」 など -
8:19 - 8:21第3のグループには
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8:21 - 8:23政治色のない論文を読んでもらいました
-
8:23 - 8:26このグループを基準として
データを比較するためです -
8:26 - 8:28そして調査したところ
-
8:28 - 8:30その後の環境問題に関する姿勢は
-
8:30 - 8:33リベラル派の場合
どの論文を読んでも あまり影響はなく -
8:33 - 8:36環境保護に対する強い姿勢が見られました
-
8:36 - 8:39リベラル派は皆
環境保護を推進する立場なのです -
8:39 - 8:40逆に保守派が
-
8:40 - 8:45急進的な環境政策や環境保護を
支持する姿勢を -
8:45 - 8:46見せたのは
-
8:46 - 8:48道徳的純潔の論文を読んだ時が
-
8:48 - 8:51他の2つの論文を読んだ時よりも
顕著でした -
8:52 - 8:55また 道徳的純潔の論文を読んだ保守派に
-
8:55 - 8:58特に見られた傾向は地球温暖化を信じ
-
8:58 - 9:00懸念を感じるといった姿勢でした
-
9:00 - 9:03その論文は地球温暖化のことには
触れておらず -
9:03 - 9:06環境問題に関連していただけです
-
9:06 - 9:09モラル・リフレーミングが
強く影響を及ぼしていました -
9:10 - 9:13私たちは さまざまな政治的問題につき
同じ調査研究を行いました -
9:13 - 9:17もし同性婚や国民皆保険など
リベラルな問題について -
9:17 - 9:20保守派を説得したいならば
-
9:20 - 9:24彼らの価値観と絡めて話すと
うまくいくでしょう -
9:24 - 9:25例えば 愛国心とか道徳的純潔さ 等
-
9:26 - 9:28また逆も調査してみました
-
9:28 - 9:32もしリベラル派の人に
保守派の政策問題 -
9:32 - 9:36例えば軍事費支出や英語公用化などを
-
9:36 - 9:38説得したければ
-
9:38 - 9:42リベラル派の価値観
たとえば -
9:42 - 9:43平等や公平を絡めると
伝わるでしょう -
9:45 - 9:48これら全ての研究から得られた結論は
同じで明確でした -
9:48 - 9:51ある政策について誰かを納得させたければ
-
9:51 - 9:54その人の心に深く根付く道徳観と
結びつけると上手くいくということです -
9:56 - 9:59そんなこと当然ですよね
言うまでもありません -
9:59 - 10:01では何の為にここに来たのでしょう?
-
10:01 - 10:02なぜでしょう?
-
10:02 - 10:04(笑)
-
10:04 - 10:06直感的に分かっていることです
-
10:07 - 10:11それでも本当に私たちは苦労しています
-
10:11 - 10:15政治的な問題について
説得すると言いながら結局は -
10:15 - 10:17鏡の中にいる自分に向かって
話しかけているだけなのです -
10:17 - 10:22つまり 特定の政治的立場を取る
自分なりの理由を繰り返すだけで -
10:22 - 10:25相手を説き伏せようとは
していないのです -
10:25 - 10:27でもリベラル派の立場から言えば
-
10:27 - 10:30私たちに必要なのは全く新たな議論ー
-
10:30 - 10:32地球温暖化や移民問題、格差等の
重要な問題を -
10:32 - 10:37議論して新たな波を起こしていかないと
いけないと思うのです -
10:37 - 10:40そしてその問題を議論するためには
-
10:40 - 10:41時間をかけて
-
10:42 - 10:44保守派の相手に耳を傾け
-
10:44 - 10:47何を大切にしているのか
理解しなければなりません -
10:47 - 10:52そしてなぜ私たちに賛同すべきなのか
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10:53 - 10:56どうしたら彼らの大切にしているものを
犠牲にせず合意してもらえるか -
10:56 - 10:58アイデアを考えなければいけないでしょう
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10:59 - 11:03道徳観に訴える主張を考える時
私たちが繰り返し言っているのは -
11:03 - 11:06共感と尊重、共感と尊重です
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11:07 - 11:08そして共感と尊重に配慮したとき
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11:08 - 11:10相手と繋がることができるのです
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11:10 - 11:12そしてこの国の誰かの心を
変えることができるかもしれません -
11:13 - 11:18そこで私たちがいるのはどんな映画か
また考えてみましょう -
11:19 - 11:20先ほどは図に乗っていたかも
-
11:20 - 11:22ゾンビ映画ではなく
もしかしたら -
11:23 - 11:25警官二人組の映画かもしれません
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11:26 - 11:28(笑)
-
11:28 - 11:30ということにしておいて下さい
-
11:30 - 11:31(笑)
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11:32 - 11:35ご存知でしょう?
白人と黒人の警官コンビで -
11:35 - 11:37一方がだらしなく もう一方がまめで
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11:37 - 11:39何であれ 仲が悪い
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11:39 - 11:40こんなに違うからです
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11:41 - 11:44でも最後には力を合わせて
協力するようになり -
11:44 - 11:46より強い結びつきを感じるようになる
-
11:46 - 11:50何故なら彼らば越えなければならなかった溝は
とても深かったから -
11:51 - 11:53この種の映画は
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11:53 - 11:56第2幕が大抵最悪で
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11:56 - 11:58主役の二人が今まで以上に
離れていってしまいます -
11:59 - 12:01まるで今のこの国を表しているようです
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12:01 - 12:03第2幕の後ろの方ではー
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12:03 - 12:06(笑)
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12:06 - 12:09二人は引き裂かれるけど
また よりを戻すところまでいきます -
12:11 - 12:13幸先よく聞こえますが
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12:13 - 12:14この国に同じ道をたどってほしければ
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12:14 - 12:17私たちから変えていかなければならない
と思うのです -
12:18 - 12:20皆さんに訴えたいー
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12:21 - 12:23この国を再び一つに戻しましょう
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12:25 - 12:28たとえ政治家や
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12:28 - 12:30メディアやフェイスブック、ツイッター
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12:31 - 12:32選挙区割りなど
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12:32 - 12:35私たちがどんなに隔てられようとも
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12:36 - 12:38やりましょう
それは正しいことだから -
12:39 - 12:44そしてこの憎悪や軽蔑の感情が
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12:44 - 12:46毎日私たちの心の中を荒らし
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12:47 - 12:50醜くし腐敗させるから
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12:50 - 12:53そして その醜い心は
社会の土台までも脅かすから -
12:55 - 12:58私たちはお互いに
そしてこの国のために -
12:58 - 13:00手を差し伸べ
理解し合わなければなりません -
13:01 - 13:05このまま憎み続け
-
13:06 - 13:08憎まれるままに
しておくわけにはいきません -
13:09 - 13:11共感と尊重
-
13:11 - 13:13共感と尊重
-
13:13 - 13:17仲間のために せめて これくらいは
するべきではないでしょうか? -
13:18 - 13:19ありがとうございました
-
13:19 - 13:23(拍手)
- Title:
- その政治的議論では埒があかない理由 | ロブ・ウィラー | TEDxMarin
- Description:
-
説得力ある新たな言語研究結果が政治的二極化に解決の糸口をもたらします。もし社会心理学の新たな研究が米国の政治的分断に橋をかける鍵だとしたら?
ロブ・ウィラーはスタンフォード大教授で社会学、心理学、組織行動学を専門としています。アイオワ大で学士号、コーネル大で修士、博士号を取得。以前はカリフォルニア大バークレー校で教鞭を取り、2009年にゴールデンアップル最優秀教師賞に全生徒から選ばれました。ウィラーの研究は人々を団結させる力(協力、道徳観、団結力)や分断させる力(先入観、争い)、政治と組織の複雑な相互作用に焦点を当てています。テーマの一つに、反社会的とされる社会生活でのさまざまな側面ーゴシップ、階層、善悪の判断も社会秩序に欠かせないものだというものがあります。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 13:37
Yuko Yoshida approved Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Yuko Yoshida accepted Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Kazumi Kettery edited Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Kazumi Kettery edited Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Kazumi Kettery edited Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Yuko Yoshida declined Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for Why your political discussions go nowhere | Robb Willer | TEDxMarin |