「海を守るという願い」―シルビア・アールによるTED Prize 講演
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0:00 - 0:0350年前に私が海を探検し出した頃には
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0:03 - 0:09誰も―ジャック・ペラン(映画監督) ジャック・クストー
(海洋学者) レイチェル・カーソン(生物学者)でさえ -
0:09 - 0:12私たちが海に捨てた物や
海から穫った物のせいで -
0:12 - 0:15海が破壊されるなんて想像しませんでした
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0:15 - 0:18かつての海はエデンの園のようでした
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0:18 - 0:24今では「楽園喪失」が目前となっています
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0:24 - 0:27私たちの誰もに影響を及ぼす―
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0:27 - 0:30海の変化について 私の考えをお話しします
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0:30 - 0:34大型の魚の90パーセントは この50年で
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0:34 - 0:37私たちが捕獲して食べてしまったので
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0:37 - 0:40失われてしまいました
これがなぜ問題であるのか -
0:40 - 0:44珊瑚礁の半分が消滅したことを
懸念すべきなのはなぜか -
0:44 - 0:50太平洋における謎の酸素の減少が
海洋生物の生死にだけでなく -
0:50 - 0:53皆さんにも関係するのはなぜか
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0:53 - 0:56考えていきたいと思います
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0:56 - 0:58本当に皆さんにも関係があるのです
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0:58 - 1:03レイ・アンダーソンが朗読した「明日の子」に込められた
想いが心に残っています -
1:03 - 1:07なぜサメやクロマグロ イカや珊瑚の棲む
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1:07 - 1:12生命に満ちた海を守らなかったのか
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1:12 - 1:14まだ時間があったにも関わらず・・・
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1:14 - 1:17今はまさに行動する時です
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1:17 - 1:20皆さんに 支援いただいて
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1:20 - 1:23海を探査するとともに
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1:23 - 1:26自然の海の健全な姿を戻すための保護を通じて
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1:26 - 1:30人類の希望も守りたいのです
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1:30 - 1:33海が健全であることは
私達の健康を意味します -
1:33 - 1:40ジル・ターター(天文学者)は地球外生命体の探索において
「地球人」という言葉を使っていますが -
1:40 - 1:42そこにイルカやクジラなど
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1:42 - 1:45海洋生物も含まれていることを願います
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1:45 - 1:48そしていつの日か
この地球上の人類の中から -
1:48 - 1:55「知的生命体」の存在を示す証拠を
見つけられることを願ってますよ ジル -
1:55 - 1:57(笑)
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1:57 - 2:00これは冗談ですけどね
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2:02 - 2:05すべてが始まったのは
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2:05 - 2:08科学者として1953年に
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2:08 - 2:11スキューバダイビングを始めた時でした
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2:11 - 2:14この時初めて泳いでいる魚の姿を見ました
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2:14 - 2:17レモンとバターで調理された魚とは別物です
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2:17 - 2:20私はナイトダイビングが大好きです
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2:20 - 2:23夜は昼間見れない様々な魚が見られます
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2:23 - 2:271970年の私にとって
昼夜問わずダイビングすることは容易でした -
2:27 - 2:32当時はダイバーのグループを率いて
何週間も水中で暮らしていました -
2:32 - 2:39ちょうど宇宙飛行士が月面着陸した頃です
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2:39 - 2:431979年 私はジムと呼ばれる潜水装置を使って
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2:43 - 2:46海底に足跡を残すことができました
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2:46 - 2:50約10キロの沖で水深約375メートルの海底でした
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2:50 - 2:53私の大好きな水着の1つです
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2:55 - 2:59それ以来 30種の潜水艇を使い
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2:59 - 3:023つの会社とディープサーチというNPOを創設しました
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3:02 - 3:05それは深海を訪れるためのシステムを
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3:05 - 3:07設計して 開発するためです
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3:07 - 3:10また5年間のナショナル・ジオグラフィックの調査や
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3:10 - 3:13海洋生物保護のための調査を
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3:13 - 3:15こんな小型の潜水艇で行いました
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3:15 - 3:18取扱いは簡単で 科学者にも操作できます
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3:18 - 3:20私がその証拠です
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3:20 - 3:22宇宙飛行士もダイバーも 共に
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3:22 - 3:27空気 食物 水 温度など
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3:27 - 3:31生きるために必要なものの重要性を熟知しています
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3:31 - 3:34宇宙飛行士のジョー・アレンからもこう聞きました
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3:34 - 3:37生命維持システムに関しては学べる限りを学び
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3:37 - 3:40システムの維持に必要な管理は
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3:40 - 3:43すべて行ったのだ と
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3:43 - 3:48それから 彼はこの地球を指さして
「生命維持システムだ」と言いました -
3:48 - 3:51私たちは同様に学べることをすべて学び
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3:51 - 3:54全力を尽くして保護する必要があるのです
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3:54 - 3:58詩人オーデンの言葉です
「愛なくして生きた者は幾千あれども」 -
3:58 - 4:01「水なくして生きた者はいない」
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4:01 - 4:04地球上の水の97%は海が占めています
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4:04 - 4:07水なくして緑はないのです
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4:07 - 4:09もし海が重要ではないと感じるのであれば
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4:09 - 4:12海がない地球を想像してみてください
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4:12 - 4:14火星はまさしくそうです
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4:14 - 4:16海もない ゆえに生命維持システムもない
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4:16 - 4:19少し前に世界銀行に対してスピーチを行ったとき
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4:19 - 4:22私はこの美しい地球の絵を見せて言ったんです
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4:22 - 4:25「これが世界銀行です!」
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4:25 - 4:29「ここにすべての財産があります!」
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4:31 - 4:34そして私たちは自然システムが修復するより
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4:34 - 4:37早いスピードで根こそぎの破壊をしてきました
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4:37 - 4:40ティム・ワースは言います
「経済活動は環境に全面的に依存している」 -
4:40 - 4:42皆さんが飲む一滴の水も
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4:42 - 4:44一息の空気も
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4:44 - 4:47海につながっているのです
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4:47 - 4:49地球のどこに住んでいても同じです
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4:49 - 4:52大気中の酸素の大半は海で生成されます
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4:52 - 4:55長年に渡って 地球上の有機炭素の大半は
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4:55 - 4:58海に生きる微生物によって
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4:58 - 5:00吸収され蓄えられてきました
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5:00 - 5:02気候や天気 気温の安定化 地球における化学まで
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5:02 - 5:04すべて海に支配されているのです
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5:04 - 5:06海水の水分が雲を生み
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5:06 - 5:09雨やあられ そして雪として
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5:09 - 5:11陸や海に帰り
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5:11 - 5:1597パーセントもの地球上の生命に
生きる場を与えています -
5:15 - 5:17宇宙でもそうかもしれません
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5:17 - 5:19水がなければ 命はありません
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5:19 - 5:21青い海がなければ 緑の大地もありません
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5:21 - 5:24しかし私たち人間は
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5:24 - 5:27地球は 海も空も
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5:27 - 5:30とても広大で 回復力があるので
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5:30 - 5:32何をしても地球に影響がないと思いがちです
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5:32 - 5:35これは一万年前には真実だったかもしれません
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5:35 - 5:38もしかしたら千年前もそうだったかもしれません
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5:38 - 5:40しかしこの百年 特に最近50年となると
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5:40 - 5:42この考え方はもはや通用しません
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5:42 - 5:45空気 水 動物などの自然を
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5:45 - 5:48私たちは使い過ぎたのです
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5:48 - 5:51近年 新たな技術の登場によって
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5:51 - 5:54自然の本来の姿や自然界での出来事が
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5:54 - 5:56少しずつ分かる様になってきました
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5:56 - 5:59私たちが及ぼした影響も分かる様になりました
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5:59 - 6:02まず問題があることに気付かなければ始まりません
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6:02 - 6:05そして今 幸いなことに
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6:05 - 6:08自分たちの問題について
かつてないほど多くを学んできました -
6:08 - 6:11知ることによって思いやりが生まれ
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6:11 - 6:13思いやりによって希望がもたらされます
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6:13 - 6:16私たちが依存する自然システムの中に
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6:16 - 6:19永遠の居場所が見出だせるかもしれません
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6:19 - 6:22しかしまずは初めに知る必要があります
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6:22 - 6:253年前 グーグルアースのリーダー
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6:25 - 6:27ジョン・ハンキに会いました
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6:27 - 6:30世界中を手元に引き寄せ
自由に擬似的な探査ができるのは -
6:30 - 6:32すばらしいと彼に伝えました
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6:32 - 6:35そして「いつグーグルアースは完成するの?
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6:35 - 6:38陸上については完璧に見れるけれども
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6:38 - 6:41海はいつ見れるの?」と彼に尋ねました
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6:41 - 6:45それ以来 グーグルやDOER Marine
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6:45 - 6:48ナショナル・ジオグラフィック そして
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6:48 - 6:53世界中の最高の研究所と科学者たちを巻き込んで
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6:53 - 6:56グーグルアースに「海」を作るために活動できたことは
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6:56 - 6:59とても光栄でした
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6:59 - 7:01ちょうど今週月曜日にそれが完成し
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7:01 - 7:04グーグルアースは本当の意味で「地球」になりました
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7:04 - 7:07これを見てください
わたしたちがいるこの建物からスタートして -
7:07 - 7:09近くの水族館も見えますし
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7:09 - 7:11私たちの座っているここも見れます
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7:11 - 7:14さらに海岸線を上って行くと大きな水族館や海があります
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7:14 - 7:17カリフォルニアの4つの国立海洋保護区に
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7:17 - 7:20新しい州立海洋保護指定区も分かります
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7:20 - 7:24ここでまさに 私たちの財産である海を守り
回復する取り組みが始まっています -
7:24 - 7:27ハワイにパッと飛べば
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7:27 - 7:30ハワイ列島が見れます
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7:30 - 7:33それも海面から顔を出してる島だけではなく
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7:33 - 7:36海面下にあるものも見れるんです
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7:36 - 7:39ちょっと待ってくださいね。ザッブーン!
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7:39 - 7:41そう!こんな感じで!
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7:42 - 7:45ここは海の中
クジラが見ているのと同じ景色を見ることができます -
7:45 - 7:50普段は見えないハワイ列島がここでは見れます
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7:50 - 7:54グーグルアースで海を自由に泳ぎ回って
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7:54 - 7:58ザトウクジラに会うこともできます
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7:58 - 8:03彼らは大きいけれども穏やかで 水中でいつ会っても
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8:03 - 8:06嬉しく感じる生き物です
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8:06 - 8:09クジラにじっと見られるのは何ともいいようのない体験です
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8:09 - 8:13最も深い場所を選び 行ってみましょう
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8:13 - 8:16水面下 約11kmにあるマリアナ海溝
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8:16 - 8:18歴史上わずか2人しか訪れていない世界へ
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8:18 - 8:21たった11kmなのに
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8:21 - 8:242人しか行ったことがないのです。しかも49年前に
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8:24 - 8:27片道切符でなら簡単ですが
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8:27 - 8:30新しい深海用潜水艦が必要です
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8:30 - 8:33なぜ海洋探検にはエックスプライズ財団がないのかしら?
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8:33 - 8:37深い海溝や海山も
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8:37 - 8:40海の生命を理解するためにもっと探査する必要があります
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8:40 - 8:43さて次は北極に行きましょう
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8:43 - 8:4710年前に私は北極の氷の上に立ちましたが
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8:47 - 8:52今世紀中には北極海の氷は無くなってしまうかもしれません
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8:52 - 8:56これはホッキョクグマにとって非常に残念なニュースですが
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8:56 - 8:59私たちにとっても残念なニュースです
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8:59 - 9:02過剰な二酸化炭素排出は温暖化を促進しているのみならず
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9:02 - 9:05海水の酸性化など
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9:05 - 9:08海の状態にも大きく影響しているのです
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9:08 - 9:11これは酸素を作り出すプランクトンやサンゴ礁にとって
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9:11 - 9:14当然私たちにも残念なニュースです
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9:14 - 9:17私たちは数えきれない量のプラスチックを
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9:17 - 9:19そのまま海に捨てています
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9:19 - 9:22大量に捨てられた漁業用の網も
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9:22 - 9:25海中の生物の命を奪っているのです
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9:25 - 9:29私たちは海を汚し
地球の循環システムに毒を注いでいます -
9:29 - 9:32その結果 私たちは数えきれないほど多くの自然生物の
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9:32 - 9:35命を奪っているのです
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9:37 - 9:42私たちは残忍にもフカヒレスープのためにサメを殺すことで
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9:42 - 9:45食物連鎖を断ち切り 地球上の化学物質による
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9:45 - 9:48炭素循環や窒素循環
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9:48 - 9:51酸素循環に水循環など
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9:51 - 9:54あらゆる生命維持システムを壊しているのです
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9:54 - 9:58絶滅危惧種にも指定されているクロマグロは
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9:58 - 10:01その尊い命を奪われ続けています
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10:02 - 10:07これらはすべて生命維持システムの一部なのです
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10:07 - 10:13数十センチ毎に針の付いた釣り縄を80kmも延ばし
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10:13 - 10:15海中の生物の命を奪っているのです
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10:15 - 10:19商業用のトロール船や底曳き漁船は
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10:19 - 10:22ブルドーザーの様に海底にあるすべてをさらってゆきます
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10:22 - 10:25グーグルアースを使えばトロール船が
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10:25 - 10:29両シナ海 北海 メキシコ湾などで
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10:29 - 10:33生命維持システムの根底を揺るがし
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10:33 - 10:35「死」の跡を残している姿を目撃します
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10:35 - 10:38次回 皆さんがお寿司や刺身
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10:38 - 10:40カジキのステーキやシュリンプカクテル
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10:40 - 10:43海産物を食べる機会があるときは
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10:43 - 10:46隠れた真の犠牲のことを考えてみて下さい
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10:46 - 10:48市場に出回る 500グラムに対して
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10:48 - 10:525キロ以上 ときには50キロもの魚が混獲され
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10:52 - 10:56捨てられているのです
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10:56 - 10:59これは海から獲れる資源には限りがある
ということを -
10:59 - 11:02知らないゆえに 起こっているのです
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11:02 - 11:06この図で1900年から2000年までの
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11:06 - 11:09海洋生物の減少をお見せします
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11:09 - 11:12生物の密度の高いところを赤く示しています
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11:12 - 11:14信じられないことに私が生きている間に
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11:14 - 11:18大型魚の90パーセントが殺されてしまったのです
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11:18 - 11:20カメ サメ マグロ そしてクジラの
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11:20 - 11:24ほとんどの種が激減しています
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11:24 - 11:26しかし良いニュースもあります
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11:26 - 11:2810パーセントの大型魚はまだ生きているのです
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11:28 - 11:30まだシロナガスクジラが生きています
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11:30 - 11:33南極にはオキアミもまだ生きています
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11:33 - 11:35チェサピーク湾にはカキが生きています
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11:35 - 11:38まだ半数のサンゴ礁はとても良い状態で
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11:38 - 11:41地球の真ん中に美しいベルトをかけています
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11:41 - 11:44状況を変えるためにまだ時間はあります
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11:44 - 11:46しかし多くの時間は残されていません
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11:46 - 11:48このまま漁業を続けると50年後には
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11:48 - 11:51珊瑚礁が消えてしまうかもしれません
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11:51 - 11:55漁業もなくなってしまうかもしれません
魚がいなくなってしまうからです -
11:55 - 11:59魚のいない海を想像してみて下さい
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11:59 - 12:03それがどれだけ生命維持システムに影響することか
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12:03 - 12:06陸の自然環境も大きな問題を抱えていますが
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12:06 - 12:08問題が目に見えて分かりやすく
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12:08 - 12:14森や川 動物を守る取組みがすでに行われています
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12:14 - 12:181872年のイエローストーン国立公園を皮切りに
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12:18 - 12:21アメリカで国立公園が制定され始めました
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12:21 - 12:26アメリカがした一番良かった事と言う人もいます
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12:26 - 12:30現在では国土の約12パーセントが保護されています
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12:30 - 12:34生物の多様性を守り 二酸化炭素の吸収源を提供し
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12:34 - 12:36酸素を生成し 川を守っているのです
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12:36 - 12:411972年には陸だけでなく海にも
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12:41 - 12:43国立海洋保護区が設立されました
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12:43 - 12:45これも素晴らしいことでした
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12:45 - 12:47さらに良いニュースは
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12:47 - 12:51今では世界中の海に4,000カ所以上も
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12:51 - 12:53保護区ができているのです
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12:53 - 12:55グーグルアースで見ることができます
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12:55 - 12:57残念なことに よく注意して探さないと
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12:57 - 12:59見つからないのです
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12:59 - 13:01例えばこの3年間で
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13:01 - 13:07アメリカは約88万平方キロもの海を保護区に指定しました
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13:07 - 13:10しかしそれは海全体からみればわずか0.6パーセントから
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13:10 - 13:150.8パーセントに増加しただけのことなのです
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13:15 - 13:18保護区域は確かに改善の方向ですが
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13:18 - 13:20元に戻すには 時間が長くかかります
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13:20 - 13:24― 50歳のロックフィッシュ アンコウ サメやスズキ
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13:24 - 13:26200歳のヒウチダイを取り戻す時間
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13:26 - 13:29陸上では200歳の牛や鶏を食べたりしません
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13:30 - 13:33エド・ウィルソン(生物学者)が夢見たように
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13:33 - 13:36「生物大百科」に載る海洋生物がみな
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13:36 - 13:40リストや写真や文章で残されるだけでなく
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13:40 - 13:44保護区域では生き残るだろうという
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13:44 - 13:48希望が生まれます
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13:48 - 13:51世界中の科学者と共に漁業や資源採掘
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13:51 - 13:55原油の掘削やゴミ捨てに利用される海域の99パーセントを調査しました
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13:55 - 13:57まだ復元できる海域を探すため そして
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13:57 - 14:01海洋生物と私たちの未来を守る途を探るためです
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14:01 - 14:03北極などはその一例で
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14:03 - 14:06今を逃すと もうチャンスはありません
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14:06 - 14:09南極もそうです
大陸は保護されていますが -
14:09 - 14:15近隣の海からはオキアミ クジラ
そして魚が奪われています -
14:15 - 14:20800万平方kmのサルガッソ海から
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14:20 - 14:23牛のエサにするために海藻が刈リ集められています
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14:23 - 14:27ガラパゴス諸島の97パーセントは保護されていますが
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14:27 - 14:31近郊海域は漁業によって壊されています
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14:31 - 14:33パタゴニアの大陸棚の上にあるアルゼンチンでも
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14:33 - 14:36深刻な問題になっています
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14:36 - 14:41クジラやマグロ イルカが回遊する外洋は
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14:41 - 14:44地上で最大かつ最も保護されていない生態系です
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14:44 - 14:47発光生物もたくさん生きていて
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14:47 - 14:50平均すると深さ3キロの暗い海にいます
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14:50 - 14:53閃光のように 花火のように
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14:53 - 14:56あるいはぼんやりと 光る命です
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14:56 - 14:59海には私が子供の頃からずっと
手つかずの場所がまだあります -
14:59 - 15:03これから10年は今までで最も重要で
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15:03 - 15:07この10年次第で次の1万年に守るべき
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15:07 - 15:13自然環境があるかないかが決まります
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15:13 - 15:16気候変化に対応すべく
新たなエネルギー源が必要です -
15:16 - 15:22貧困 戦争 病気に対処するため
新しい 優れた方法が必要です -
15:22 - 15:26あらゆるものを守り
世界をより良い場所にする必要があります -
15:26 - 15:29しかしそれができたとしても
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15:29 - 15:32海を守れなければ意味を成しません
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15:32 - 15:36私たちの未来は海と共にあるのです
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15:36 - 15:40アル・ゴアが空に対して行ったことが海にも必要なのです
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15:40 - 15:43世界規模での計画が進行しています
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15:43 - 15:45国際自然保護連合, IUCNの下で
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15:45 - 15:47生物の多様性を維持し
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15:47 - 15:51気候変動の影響を軽減し
回復させる活動を -
15:51 - 15:55外洋や沿岸海域を問わず
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15:55 - 15:59環境破壊にさらされている地域で行っています
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15:59 - 16:03海の95パーセントは未知なので
地図を作り 写真を撮り -
16:03 - 16:07探査するために新技術が必要です
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16:07 - 16:10私たちのゴールは生物の多様性を維持し
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16:10 - 16:12安定と回復を促すことです
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16:12 - 16:14海の探査には 深く潜れる潜水艦の
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16:14 - 16:17新たな技術が必要なのです
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16:17 - 16:20次のステップを見つけるために
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16:20 - 16:22海洋保護のためのTEDが
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16:22 - 16:24まさしく必要なのです
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16:25 - 16:28そろそろ私の TED Wish に移ります
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16:29 - 16:34映画 探査 インターネット 新しい潜水艦など
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16:34 - 16:37可能な限りあらゆる手段を使って
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16:37 - 16:40支援活動の活性化を皆さんにお願いしたいのです
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16:40 - 16:43海洋保護区域を世界中に広げるため
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16:43 - 16:47海を救い回復させることができる大きな保護区域のため
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16:47 - 16:50そして地球の青い心を守るために
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16:50 - 16:52どれほど広い保護区か
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16:52 - 16:55中には10パーセントという人 0パーセントという人がいます
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16:55 - 16:59どれだけ海を守りたいかは皆さんが決めてください
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17:00 - 17:02ただそれがどれくらいであれ
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17:02 - 17:051パーセントに満たないようでは足りないのです
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17:06 - 17:08私の願いは大きすぎるかもしれません
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17:08 - 17:12しかし実現できれば
本当に世界を変えることができるのです -
17:12 - 17:15そしてそれは私が1番好きな種の
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17:15 - 17:21存続につながります
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17:21 - 17:23つまり人類の存続に
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17:23 - 17:25今の子供たちのために
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17:25 - 17:27そして明日の子供たちのために
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17:27 - 17:31今度ではな く 今が動くときなのです
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17:32 - 17:33ありがとうございました
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17:33 - 17:48(拍手)
- Title:
- 「海を守るという願い」―シルビア・アールによるTED Prize 講演
- Speaker:
- Sylvia Earle
- Description:
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世界的権威である海洋科学者シルビア・アールが、美しい海の映像とその危機的状況を数字で示します。TED Prize 受賞に際して彼女の訴える願いは、彼女と共に地球の青い心を守って欲しいというものです。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 17:55
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for My wish: Protect our oceans | ||
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for My wish: Protect our oceans | ||
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