ブルース・ファイラー: 家族のためのアジャイルプログラミング
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0:01 - 0:04家族について良いニュースです
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0:04 - 0:06家族とは何か―その意味は
この50年で革命的に変わりました -
0:06 - 0:08家族とは何か―その意味は
この50年で革命的に変わりました -
0:08 - 0:10異父母兄弟が混ざったり
養子がいたり -
0:10 - 0:13みんなが別々に住む核家族や
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0:13 - 0:15離婚した夫婦が同じ家に暮らしていたり
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0:15 - 0:18それでも家族の絆は強まっています
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0:18 - 0:2110人に8人は 自分が育った家族以上に
今の家族の絆の方が強いと答えます -
0:21 - 0:2610人に8人は 自分が育った家族以上に
今の家族の絆の方が強いと答えます -
0:26 - 0:28ここで悪いニュースです
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0:28 - 0:30ほとんど誰もが家庭生活のカオスに
完全に参っています -
0:30 - 0:32ほとんど誰もが家庭生活のカオスに
完全に参っています -
0:32 - 0:34自分を含む 全ての親が
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0:34 - 0:37常に予防線を張っているような気分です
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0:37 - 0:40歯が生えたと思ったら
癇癪を起こすし -
0:40 - 0:42風呂に入れるのを卒業したら
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0:42 - 0:45次はネットストーカーやイジメの問題
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0:45 - 0:48更にみなさんへ最悪のニュース
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0:48 - 0:51子ども達は親達がお手上げだと
感づいています -
0:51 - 0:54FWI の エレン・ガリンスキーが
1000人の子ども達に聞きました -
0:54 - 0:56FWI の エレン・ガリンスキーが
1000人の子ども達に聞きました -
0:56 - 1:00「親にひとつお願いをするなら何?」って
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1:00 - 1:02「親ともっと沢山の時間を過ごしたい」
そう答えると思うでしょう -
1:02 - 1:05「親ともっと沢山の時間を過ごしたい」
そう答えると思うでしょう -
1:05 - 1:08でも違うんです
子どもの一番の願いとは? -
1:08 - 1:12「親の疲れやストレスが もっと減ってほしい」
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1:12 - 1:14さぁ この差をどう埋めましょうか
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1:14 - 1:17なんとかストレスを減らし
家族の距離感を無くし -
1:17 - 1:19なんとかストレスを減らし
家族の距離感を無くし -
1:19 - 1:24皆で子ども達を世界へ送り出す準備をする
確実な方法があるでしょうか -
1:24 - 1:27過去数年間 この答えを出そうとしてきました
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1:27 - 1:30あちこちを巡って 様々な家族に会い
学者たちと話し合い -
1:30 - 1:33和平交渉のエリートから
ウォーレン・バフェットの銀行家からグリーンベレーまで -
1:33 - 1:37和平交渉のエリートから
ウォーレン・バフェットの銀行家からグリーンベレーまで -
1:37 - 1:41「幸せな家族」が どう上手くやっているのか
私は模索しました -
1:41 - 1:46自分の家族を より幸せにするために
彼らから何を学べるだろうかと -
1:46 - 1:48ある家族の例を紹介します
何かヒントが得られると思います -
1:48 - 1:50ある家族の例を紹介します
何かヒントが得られると思います -
1:50 - 1:53日曜の午後7時
アイダホ州のヒドゥンスプリングス -
1:53 - 1:556人家族のスターさん一家の
週一回の 家族会議の様子です -
1:55 - 1:596人家族のスターさん一家の
週一回の 家族会議の様子です -
1:59 - 2:01スター家は一般的な家族で
アメリカの家族が持つ一般的な問題を抱えています -
2:01 - 2:04スター家は一般的な家族で
アメリカの家族が持つ一般的な問題を抱えています -
2:04 - 2:06デイビッドはソフトウェアエンジニアで
エレアノアが10~15歳の4人の子供の世話をします -
2:06 - 2:09デイビッドはソフトウェアエンジニアで
エレアノアが10~15歳の4人の子供の世話をします -
2:09 - 2:121人は町の反対側で算数の家庭教師
1人は近所でラクロス -
2:12 - 2:151人は町の反対側で算数の家庭教師
1人は近所でラクロス -
2:15 - 2:181人はアスペルガーで
もう1人はADHDです -
2:18 - 2:22エレアノアは言います
「うちは完全なカオスよ」 -
2:22 - 2:25スター家が次に取った行動は
驚くべきものでした -
2:25 - 2:28友人や親戚を頼る代わりに
デイビッドの職場に目を向けたのです -
2:28 - 2:30友人や親戚を頼る代わりに
デイビッドの職場に目を向けたのです -
2:30 - 2:33「アジャイル開発」という
斬新な手法に目をつけたのです -
2:33 - 2:36これは日本のメーカーから
シリコンバレーのベンチャー企業にまで広まったものです -
2:36 - 2:39これは日本のメーカーから
シリコンバレーのベンチャー企業にまで広まったものです -
2:39 - 2:42「アジャイル」では メンバーを小さなチームに分けて
短期間のタスクを進めます -
2:42 - 2:45「アジャイル」では メンバーを小さなチームに分けて
短期間のタスクを進めます -
2:45 - 2:48上層部から指示を発するのではなく
-
2:48 - 2:51その小チームが各々の判断で動く訳です
-
2:51 - 2:54常にフィードバックがあり
毎日情報のアップデートが行われます -
2:54 - 2:57毎週レビューを行うので
常に変化があるのです -
2:57 - 3:00デイビッドはこの仕組みを
家庭に取り入れたところ -
3:00 - 3:04特に家族会議によって
コミュニケーションが増え -
3:04 - 3:06ストレスが減り
皆が家族の一員としてより幸せになったのだとか -
3:06 - 3:09ストレスが減り
皆が家族の一員としてより幸せになったのだとか -
3:09 - 3:12私が妻とこのような
家族会議や他の手法を -
3:12 - 3:16当時5歳の双子の娘の生活に 取り入れたところ
-
3:16 - 3:20娘たちが生まれて初めてとも言える
大変化が起こったのです -
3:20 - 3:2220分もかからないミーティングで
効果が表れて来るんです -
3:22 - 3:2520分もかからないミーティングで
効果が表れて来るんです -
3:25 - 3:27ではこの「アジャイル」が
-
3:27 - 3:29企業とは全く異質の―
家庭などで どう役立つのでしょう? -
3:29 - 3:321983年 ニューイングランドの金融機関の
技術者だったジェフ・サザーランドは -
3:32 - 3:341983年 ニューイングランドの金融機関の
技術者だったジェフ・サザーランドは -
3:34 - 3:37ソフトウェアの設計について
大きな不満を抱いていました -
3:37 - 3:40会社のやり方は
ウォーターフォール形式 つまり― -
3:40 - 3:43滝のように 上層部で決めた方針が
順々に下りてきて -
3:43 - 3:45そして一番下がプログラマー
-
3:45 - 3:47彼らの意見を聞く人など誰もいない
-
3:47 - 3:5083%ものプロジェクトが
失敗に終わりました -
3:50 - 3:52完成時には
肥大しすぎていたり 時代遅れだったり -
3:52 - 3:55完成時には
肥大しすぎていたり 時代遅れだったり -
3:55 - 3:57サザーランドが目指した仕組みは
-
3:57 - 4:01アイディアが上から流れてくるのではなく
下からアイディアを上げていって -
4:01 - 4:04リアルタイムに変化させられるものでした
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4:04 - 4:07彼は30年分のハーバード・ビジネス・レビューを読み
1986年の ある論文に出くわします -
4:07 - 4:10彼は30年分のハーバード・ビジネス・レビューを読み
1986年の ある論文に出くわします -
4:10 - 4:13『The New New Product Development Game』
(新しい新商品開発手法) -
4:13 - 4:15「ビジネスのペースが速まっている」
と書かれています -
4:15 - 4:171986年当時ですよ
-
4:17 - 4:21「特に成功している企業はフレキシブルである」
と記した上で -
4:21 - 4:23トヨタとキヤノンの名前が挙げられ
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4:23 - 4:27柔軟かつ緊密な組織は
ラグビーのスクラムに例えられています -
4:27 - 4:30その論文に出くわした時 サザーランドは
「これだ!」と思ったそうです -
4:30 - 4:32その論文に出くわした時 サザーランドは
「これだ!」と思ったそうです -
4:32 - 4:35サザーランドの方式では
会社は2年もかかるような -
4:35 - 4:38大規模なプロジェクトは
行いません -
4:38 - 4:39より小さな単位で行います
-
4:39 - 4:41最長で2週間
-
4:41 - 4:43つまり
「その穴ぐらに閉じこもって -
4:43 - 4:46ケータイかSNSを作り上げてこい」
と言う代わりに -
4:46 - 4:49「何か部品を1個見つけて
-
4:49 - 4:51持ち帰ってきてくれ
それで話し合って 組み込もう」 -
4:51 - 4:55初期段階で
成功か失敗か 判断できます -
4:55 - 4:58最近では「アジャイル」は
多くの国で取り入れられ -
4:58 - 5:01マネージメント方法として浸透しています
-
5:01 - 5:04必然的に これらの手法を
家庭へ持ち込む人が現れます -
5:04 - 5:06必然的に これらの手法を
家庭へ持ち込む人が現れます -
5:06 - 5:08ブログもあれば
マニュアルも出版されています -
5:08 - 5:10サザーランド家でさえ
こんなことをしたとか -
5:10 - 5:12「アジャイル感謝祭」
-
5:12 - 5:14あるグループは料理を
-
5:14 - 5:18他のグループはテーブルを
または招待客の案内 -
5:18 - 5:21過去最高の
感謝祭になったんだとか -
5:21 - 5:24ここで家族の問題を
1つ例に取ります -
5:24 - 5:27慌ただしい朝
「アジャイル」がどう力を発揮するか -
5:27 - 5:29鍵となるのは「責任」です
-
5:29 - 5:31会社でチームは大型ディスプレイを使います
-
5:31 - 5:35誰もが見ることの出来る大きなボードです
-
5:35 - 5:37なのでスター家はこれを家に持ち込み
朝やる事のチェックリストを作りました -
5:37 - 5:38なのでスター家はこれを家に持ち込み
朝やる事のチェックリストを作りました -
5:38 - 5:42子ども達が家事を
各自こなせるように -
5:42 - 5:44ある朝 訪ねたところ
エレアノアが下りてきて -
5:44 - 5:47自分のコーヒーを注いで
リクライニングチェアに座りました -
5:47 - 5:48そこに座ったまま
-
5:48 - 5:51階段を下りてくる子ども達に
にこやかに 話しかけ -
5:51 - 5:53階段を下りてくる子ども達に
にこやかに 話しかけ -
5:53 - 5:56子ども達はチェックリストを見て
自分で朝ごはんを作り -
5:56 - 5:59リストを見て食洗機に食器を入れ
-
5:59 - 6:02またリストを見てペットのエサやりなど
それぞれの家事をこなし -
6:02 - 6:04もう一度リストを見て
自分の持ち物を確かめて -
6:04 - 6:07スクールバスのバス停へと向かいました
-
6:07 - 6:11それは今まで見たこともないような
驚くべき家族の力でした -
6:11 - 6:14これは うちでは絶対にムリだ
僕は強く主張しました -
6:14 - 6:16うちの子達は
全部見てやらなきゃいけない と -
6:16 - 6:17エレアノアが私を見て言いました
「私もそう思ったのよ -
6:17 - 6:19エレアノアが私を見て言いました
「私もそう思ったのよ -
6:19 - 6:21デイビッド 仕事を家庭に持ち込まないで って言ったの
-
6:21 - 6:23でも私が間違ってたわ」
-
6:23 - 6:25それでデイビットに聞いたんです
「なんで上手くいくんだい?」って -
6:25 - 6:28すると彼は
「このパワーを見くびっちゃいけないよ」 -
6:28 - 6:29とチェックマークを描き 言いました
-
6:29 - 6:31「職場でも大人はこれが大好きだけど―
-
6:31 - 6:34子どもたちにとっては至福なんだよ」 と
-
6:34 - 6:37この朝のチェックリストを
うちでも取り入れてみると -
6:37 - 6:41親の怒り声が半減したんです (笑)
-
6:41 - 6:44でも本当の変化は
家族会議をする時に訪れたんです -
6:44 - 6:47「アジャイル」のモデルに従って
3つ 問いかけます -
6:47 - 6:49今週 うちで上手くいったことは何?
-
6:49 - 6:53何が上手くいかなかった?
上手くいくために 来週みんなでどうする? -
6:53 - 6:55みんなが提案をします
そして その中から2つ選んで実行します -
6:55 - 6:57みんなが提案をします
そして その中から2つ選んで実行します -
6:57 - 7:01ある時 驚くような言葉が
突如 娘たちから出てきたのです -
7:01 - 7:04今週 うちで上手くいったことは何かな?
-
7:04 - 7:06「自転車に乗るのが怖くなくなった」
「ベッドメイキング」 -
7:06 - 7:09上手くいかなかったことは?
「算数の計算問題と… -
7:09 - 7:13お客さんが来た時の受け答えとか」
-
7:13 - 7:16殆どの親が自分の子どもは
魔の海域みたいなものだと思っています -
7:16 - 7:19思考は入っては行くけれど
二度と出てこない と -
7:19 - 7:20明かされているもの以外はね
-
7:20 - 7:24これは私たちに突如
思考の深部へのアクセスをくれたんです -
7:24 - 7:26最も驚いたのは
来週どう問題を解決するか に焦点を向けた時 -
7:26 - 7:28最も驚いたのは
来週どう問題を解決するか に焦点を向けた時 -
7:28 - 7:30「アジャイル」の鍵は
チームが自力でマネージメントすること -
7:30 - 7:32「アジャイル」の鍵は
チームが自力でマネージメントすること -
7:32 - 7:35ソフトウェアの開発同様
子どもにも効果的だと判明したんです -
7:35 - 7:37私の子ども達はこの作業が大好きなんです
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7:37 - 7:39だから色んなアイディアが出てきます
-
7:39 - 7:41「来週は5人のお客さんを出迎える」
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7:41 - 7:44「寝る前に10分読書をする」
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7:44 - 7:47「誰かをキックしたらデザート1か月抜き」
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7:47 - 7:49あ ちなみに私の娘達は
独裁者ばりに無茶を言うので -
7:49 - 7:52常に彼女らを引き戻し
落ち着かせる必要はあります -
7:52 - 7:54自然な事ですが 会議で立てた作戦と
実際の行動にはギャップがある -
7:54 - 7:57自然な事ですが 会議で立てた作戦と
実際の行動にはギャップがある -
7:57 - 7:59でも正直 それは問題ではないんです
-
7:59 - 8:02今巡らせている地下の電線が
-
8:02 - 8:05彼女らの人生を明るく照らすのは
何年も先だろう といった感じ -
8:05 - 8:073年経ち じき娘たちは8歳ですが
この家族会議は続けています -
8:07 - 8:103年経ち じき娘たちは8歳ですが
この家族会議は続けています -
8:10 - 8:15妻は母親として これを
最も価値ある時間だと言います -
8:15 - 8:17ここから何を学んだか
-
8:17 - 8:19「アジャイル」と言う言葉は
2001年に辞書に載りました -
8:19 - 8:22ジェフ・サザーランドとデザイナー達が
ユタ州で会合を開き -
8:22 - 8:26「アジャイルソフトウェア開発宣言」
を書いた年です -
8:26 - 8:29そろそろ「アジャイル家族宣言」が
出来ても良い頃では? -
8:29 - 8:33スター家や 他の様々な家庭から
アイディアを得て -
8:33 - 8:353項目 提案します
-
8:35 - 8:39項目1 「常に順応する」
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8:39 - 8:41私が親になった時に 気づいたんです
-
8:41 - 8:44いくつかルールを決めて それを守る と
-
8:44 - 8:48それは 親が 起こりうる問題が
いつも想定内であると期待する事 -
8:48 - 8:51無理です
それが「アジャイル」の素晴らしい点で -
8:51 - 8:53変化の上に成り立つので
どんな変化にも順応できます -
8:53 - 8:56変化の上に成り立つので
どんな変化にも順応できます -
8:56 - 8:57インターネットの世界ではこう言います:
-
8:57 - 9:00半年前と同じ事をしてたら
今やってることは間違いだと -
9:00 - 9:02半年前と同じ事をしてたら
今やってることは間違いだと -
9:02 - 9:05親はこのことから多くを学べます
-
9:05 - 9:08私にとって「常に順応する」とは
もっと深いことも意味します -
9:08 - 9:10私たちは 親を束縛している
堅い考え方を破りたい -
9:10 - 9:13家庭で唯一試せるのは
-
9:13 - 9:16自己啓発論者や家庭カウンセラーなどの
教えに限るといった考えです -
9:16 - 9:18自己啓発論者や家庭カウンセラーなどの
教えに限るといった考えです -
9:18 - 9:21正直 彼らのアイディアは古い
-
9:21 - 9:23世界にはチームを効果的に動かす
新しいアイディアがこんなにあるのに -
9:23 - 9:26世界にはチームを効果的に動かす
新しいアイディアがこんなにあるのに -
9:26 - 9:27いくつか例を挙げてみましょう
-
9:27 - 9:31家族の大問題のひとつ:
夕飯の時間 -
9:31 - 9:33皆 家族と夕飯を共にする事が
大切だと言う事は分かっています -
9:33 - 9:35皆 家族と夕飯を共にする事が
大切だと言う事は分かっています -
9:35 - 9:38しかし 我々のほとんどが
それを実践できていません -
9:38 - 9:40以前ニューオーリーンズのセレブシェフで
こう言った人がいました -
9:40 - 9:43「あぁ 問題ないよ 家族の時間をずらすから
-
9:43 - 9:45家にいないから夕食を作れない?
-
9:45 - 9:48じゃあ朝食を家族の時間にしたり
それか 夜食でもいい -
9:48 - 9:51その分日曜のご飯はもっと大切にする」
-
9:51 - 9:54事実 最新の研究結果で
彼の言った事が正しいと判明しました -
9:54 - 9:57家族の食事で 本当に意味のある時間は
10分程度だそうです -
9:57 - 9:59家族の食事で 本当に意味のある時間は
10分程度だそうです -
9:59 - 10:03残りの時間は「肘を下しなさい」
「ケチャップ取って」とかです -
10:03 - 10:05その10分を 1日のどこかに移せば
同様の効果を得られます -
10:05 - 10:08その10分を 1日のどこかに移せば
同様の効果を得られます -
10:08 - 10:11家族の時間を夕食からずらす
これが順応性です -
10:11 - 10:13環境心理学者が言いました
-
10:13 - 10:17「堅い椅子に座っていると
心も頑なになる -
10:17 - 10:18「堅い椅子に座っていると
心も頑なになる -
10:18 - 10:22クッションの利いた椅子に座れば
もっとオープンになる」 -
10:22 - 10:24また「子どもをしつける時 親は―
-
10:24 - 10:26背中がまっすぐで柔らかい椅子に座ると
会話が上手くいくはず」 -
10:26 - 10:28背中がまっすぐで柔らかい椅子に座ると
会話が上手くいくはず」 -
10:28 - 10:32妻と私が深刻な会話をする時
席を移動します -
10:32 - 10:35私が「権力者の位置」にいるから
-
10:35 - 10:38席を移動する
これも順応性です -
10:38 - 10:41要点は 新しいアイディアが
こんなに溢れていると言う事 -
10:41 - 10:44これを親たちに
教えてあげたいのです -
10:44 - 10:46これが項目の1番目
「常に順応する」 -
10:46 - 10:51フレキシブルに 心を開いて
ベストアイディアを取り入れましょう -
10:51 - 10:55項目2 「子どもに委ねる」
-
10:55 - 10:58親の本能として
あれこれ命令しがちです -
10:58 - 11:00簡単だし まあ たいてい正しいし
-
11:00 - 11:02滝のように上から下への構造は
家庭において もっともな理由があるから -
11:02 - 11:05滝のように上から下への構造は
家庭において もっともな理由があるから -
11:05 - 11:07しかし 1つ大きく学んだ事は
-
11:07 - 11:10この水の流れを
できるだけ逆にしようということです -
11:10 - 11:14子どもを 自らの成長に 参加させる事
-
11:14 - 11:16つい昨日の家族会議のことですが
-
11:16 - 11:19議題は「オーバーリアクションについて」
-
11:19 - 11:22「じゃあご褒美とお仕置きを考えて」
と言うと 娘の1人が -
11:22 - 11:27「1週間で5分間の
オーバーリアクションをしていい」 -
11:27 - 11:28なんかそれいいな と思って
-
11:28 - 11:30でも もう1人の娘が
仕組みを活用して言いました -
11:30 - 11:33「5分を1回だけなの?
それとも30秒を10回でもいいの?」 -
11:33 - 11:37「5分を1回だけなの?
それとも30秒を10回でもいいの?」 -
11:37 - 11:39それいいね!
好きなように分割していいよ -
11:39 - 11:41じゃあ次はお仕置きは?
-
11:41 - 11:46「15分のオーバーリアクションがリミットで
-
11:46 - 11:49それを越えたら
1分につき 腕立て伏せ1回」 -
11:49 - 11:53ほら成立してるでしょ
甘やかしでもないんです -
11:53 - 11:56多くの場合 何事に関しても
親が判断を下しがちですが -
11:56 - 11:58私達は彼女らに
自立の練習をさせてるんです -
11:58 - 12:01もちろんそれが最終目標です
-
12:01 - 12:03ここに来る直前に 娘の1人が
叫び始めました -
12:03 - 12:05ここに来る直前に 娘の1人が
叫び始めました -
12:05 - 12:07するともう一人が
「オーバーリアクション!オーバーリアクション!」 -
12:07 - 12:10それで数え始めたんです
そしたら10秒で止んだのです -
12:10 - 12:14表彰モノの「アジャイルミラクル」です!
-
12:14 - 12:16(笑) (拍手)
-
12:16 - 12:21更に これも研究に裏付けられています
-
12:21 - 12:24自分でゴールを決めて
週間予定を作り -
12:24 - 12:28自己評価を行う子ども達は
前頭皮質が育ち -
12:28 - 12:33自分の人生をコントロール出来るようになる
-
12:33 - 12:36要点は 子ども達に
彼らなりの成功を味わわせる事 -
12:36 - 12:39もちろん たまには失敗しながら
-
12:39 - 12:41ウォーレンバフェットの銀行家と話した時
-
12:41 - 12:43「お小遣いでの失敗」をさせていないことを
彼に叱られました -
12:43 - 12:46「お小遣いでの失敗」をさせていないことを
彼に叱られました -
12:46 - 12:47でも私は
「もしあの子達がつまづいたら?」 -
12:47 - 12:50「6ドルのお小遣いで 一度つまづいておいた方が
6万ドルの年俸や60万ドルの遺産で失敗するよりマシだ」 -
12:50 - 12:53「6ドルのお小遣いで 一度つまづいておいた方が
6万ドルの年俸や60万ドルの遺産で失敗するよりマシだ」 -
12:53 - 12:56「6ドルのお小遣いで 一度つまづいておいた方が
6万ドルの年俸や60万ドルの遺産で失敗するよりマシだ」 -
12:56 - 12:58これが「子どもに委ねる」と言う事
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12:58 - 13:03項目3 「自分の話をする」
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13:03 - 13:07順応性も大事ですが 基盤も大事です
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13:07 - 13:09『ビジョナリーカンパニー2』
(原題:Good To Great) の著者… -
13:09 - 13:12ジム・コリンズが言っていました
「成功する組織には 2つの共通点がある」 -
13:12 - 13:13ジム・コリンズが言っていました
「成功する組織には 2つの共通点がある」 -
13:13 - 13:16軸を維持すること
進歩を褒めること -
13:16 - 13:19「アジャイル」は進歩を促します
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13:19 - 13:22でも 軸を維持する大切さも
度々耳にします -
13:22 - 13:24どうやって?
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13:24 - 13:26コリンズは企業でやっている事を
教えてくれました -
13:26 - 13:29自分のミッションを明確にし
その価値を見出すと言う事 -
13:29 - 13:31自分のミッションを明確にし
その価値を見出すと言う事 -
13:31 - 13:35彼は家族のミッションを見出す方法を
教えてくれました -
13:35 - 13:37社員旅行の家族版をやってみたんです
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13:37 - 13:39パジャマパーティーです
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13:39 - 13:43ポップコーンを作って
焦がしたので もう1個作って -
13:43 - 13:44妻はフリップボードを用意
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13:44 - 13:47素晴らしい対話をしたのです
私たちに大切なことは何か -
13:47 - 13:49優先すべき価値は何か
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13:49 - 13:5010ヶ条が出来ました
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13:50 - 13:52「旅人であり 観光客ではない」 とか
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13:52 - 13:56「ジレンマは嫌で 解決策を望む」 とか
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13:56 - 13:59ある研究では 親達は
自分の失敗を悔やむ時間を減らし -
13:59 - 14:02ある研究では 親達は
自分の失敗を悔やむ時間を減らし -
14:02 - 14:05自分の正しい行いを重視して
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14:05 - 14:09うまくいかない時の心配を減らし
良い時間を作り出すべきだと言います -
14:09 - 14:12この家族のミッションを約束事として
きちんと文にする事で -
14:12 - 14:14何が正しい行いかを定められます
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14:14 - 14:16数週間後 学校からの電話で
娘の1人がケンカをしたと -
14:16 - 14:18数週間後 学校からの電話で
娘の1人がケンカをしたと -
14:18 - 14:21うちの子は意地悪なのかと
心配になりました -
14:21 - 14:22僕らはどうして良いか分からず
彼女を僕の書斎に呼びました -
14:22 - 14:23僕らはどうして良いか分からず
彼女を僕の書斎に呼びました -
14:23 - 14:25家族のミッションが壁に貼ってあり
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14:25 - 14:28妻が聞きました
「ここに当てはまるものはある?」 -
14:28 - 14:31娘はリストを眺めて言いました
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14:31 - 14:33「人と協調する?」
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14:33 - 14:36突然 会話の糸口が
見つかったんです -
14:36 - 14:38「自分の話をする」 他の例は
子ども達のルーツを話す事です -
14:38 - 14:41「自分の話をする」 他の例は
子ども達のルーツを話す事です -
14:41 - 14:44エモリー大学の研究者は子ども達に
簡単な「何を知ってる?」テストをします -
14:44 - 14:46エモリー大学の研究者は子ども達に
簡単な「何を知ってる?」テストをします -
14:46 - 14:48「おじいちゃんおばあちゃんが
どこで生まれたか 知ってる?」 -
14:48 - 14:50「両親が どの高校に行ったか 知ってる?」
-
14:50 - 14:52「家族の誰かが 病気とか辛い事に遭った時
どう乗り越えたか 知ってる?」 -
14:52 - 14:56「家族の誰かが 病気とか辛い事に遭った時
どう乗り越えたか 知ってる?」 -
14:56 - 15:00この「知ってる?」テストで高得点を得た子は
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15:00 - 15:04強い自尊心を持ち
自分は人生をコントロール出来ると確信します -
15:04 - 15:07この「知ってる?」テストは 心の健康と
幸福度を調べる 最良の診断法なんです -
15:07 - 15:10この「知ってる?」テストは 心の健康と
幸福度を調べる 最良の診断法なんです -
15:10 - 15:12この研究の著者が言いました
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15:12 - 15:16この物語の一部である と実感できる子は
より強い自信を持つ事ができると -
15:16 - 15:19この物語の一部である と実感できる子は
より強い自信を持つ事ができると -
15:19 - 15:22これが最後の項目 「自分の話をする」 です
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15:22 - 15:26家族の良い思い出話を
繰り返し語ってあげてください -
15:26 - 15:29そして どうやって辛い時期を
乗り越えたかを -
15:29 - 15:31この幸せな物語を贈ることで
子ども達は自らを幸せに導くための糧を得ます -
15:31 - 15:37この幸せな物語を贈ることで
子ども達は自らを幸せに導くための糧を得ます -
15:37 - 15:39『アンナ・カレーニナ』 を
初めて読んだのは 10代でしたが -
15:39 - 15:41有名な書き出しで始まります
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15:41 - 15:43「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが
不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」 -
15:43 - 15:47「幸せな家族はどれもみな同じようにみえるが
不幸な家族にはそれぞれの不幸の形がある」 -
15:47 - 15:51初めて読んだ時
「この文は馬鹿げてる -
15:51 - 15:54幸せな家族がどれも似ている訳がない」
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15:54 - 15:56このプロジェクトに関わってから
その考えが変わり始めました -
15:56 - 15:59このプロジェクトに関わってから
その考えが変わり始めました -
15:59 - 16:01近年の研究によって 初めて
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16:01 - 16:04成功している家庭が持つ要素が
明らかになってきました -
16:04 - 16:07成功している家庭が持つ要素が
明らかになってきました -
16:07 - 16:09今日ここで 3項目挙げました
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16:09 - 16:14「常に順応する」 「子どもに委ねる」 「自分の話をする」
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16:14 - 16:19こんなに時が経って トルストイは
やっぱり正しかった なんてありなのか -
16:19 - 16:22答えは「イエス」だと信じます
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16:22 - 16:25レフ・トルストイが5歳の時
兄のニコライがやってきて -
16:25 - 16:26レフ・トルストイが5歳の時
兄のニコライがやってきて -
16:26 - 16:29言いました
「全世界が幸せになる秘密を -
16:29 - 16:32小さい緑の棒に刻んで
敷地内の渓谷に隠した」と -
16:32 - 16:35小さい緑の棒に刻んで
敷地内の渓谷に隠した」と -
16:35 - 16:40もしその棒が見つかれば
全人類が幸せになれる -
16:40 - 16:45トルストイはその棒を
必死に探したけど 見つからなかった -
16:45 - 16:50事実彼は その棒があると信じた渓谷に
埋葬してもらったのです -
16:50 - 16:54彼は今もそこに眠っています
緑の草に覆われて -
16:54 - 16:57この物語は私の学んだことを
完璧に捉えています: -
16:57 - 16:59この物語は私の学んだことを
完璧に捉えています: -
16:59 - 17:02幸福とは見つけるものではなく
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17:02 - 17:05作り出すものだと言う事
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17:05 - 17:08良い組織を見たことがある人は皆
大体同じ結論に達します -
17:08 - 17:11良い組織を見たことがある人は皆
大体同じ結論に達します -
17:11 - 17:13偉大さは 状況や環境の問題ではなく
選択の問題なのだと -
17:13 - 17:16偉大さは 状況や環境の問題ではなく
選択の問題なのだと -
17:16 - 17:19壮大な企画や
滝のようなトップダウンも必要ないんです -
17:19 - 17:22ただ小さいステップで
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17:22 - 17:24小さい勝利を積み重ね
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17:24 - 17:27緑の棒を 求め続けることです
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17:27 - 17:30最後になりますが
これが今日のポイントになります -
17:30 - 17:34幸せな家庭への秘訣?
―やってみる事です -
17:34 - 17:38(拍手)
- Title:
- ブルース・ファイラー: 家族のためのアジャイルプログラミング
- Speaker:
- Bruce Feiler
- Description:
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ブルース・ファイラーは、革命的なアイディアを持っています:近代の家庭生活におけるストレスに対処するには「アジャイル(=機敏さ)」が大切だと。ソフトウェア開発における「アジャイルソフトウェアプロプラミング」に発想を得たファイラーは、フレキシビリティ(柔軟性)、アイディアのボトムアップ、絶え間ないフィードバック、責任感を持つことを、家庭で実践し、その体験をみなさんにご紹介します。見どころは、「子ども達が自分でお仕置きを決める」ところです。今までにない、斬新なアイディアをお楽しみください。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 18:00
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