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パニックの境界:リスクを取ると学べること | ヴィクター・サード | TEDxUnisinos

  • 0:07 - 0:10
    誰もがこの3つのゾーンを
    持っていると思います
  • 0:10 - 0:17
    快適、学習、パニックの3つのゾーンです
  • 0:17 - 0:23
    最も重要な出来事や最高の学びは
  • 0:23 - 0:29
    快適ゾーンから学習ゾーンに
    リスクを取って移動した時
  • 0:29 - 0:33
    あるいはパニックゾーンに移動しそうな
    リスクを取った時に訪れます
  • 0:34 - 0:39
    私がこのステージにいるのは
    大学院に行かなかったからです
  • 0:39 - 0:41
    その代わりに5年ほど前
  • 0:41 - 0:44
    中学や高校の生徒と働いてから
  • 0:44 - 0:50
    利益と目的を求めるビジネスが
    交わる領域に興味を持っていた時
  • 0:50 - 0:55
    普通に大学院に行き
    経営学修士を取る予定でしたが
  • 0:55 - 0:59
    学費が高く私のスタイルに合いませんでした
  • 0:59 - 1:03
    そこで自分の教育を自分でデザインして
  • 1:03 - 1:08
    12のプロジェクトを12か月
    世界中で行うことにしました
  • 1:08 - 1:11
    このためにデザイン・ビジネス・社会変革を
    目指す企業と話し合い
  • 1:11 - 1:13
    1か月で出来る
  • 1:13 - 1:16
    プロジェクトを探しました
  • 1:16 - 1:18
    プロジェクトを探しました
  • 1:18 - 1:21
    友達や家族が一月10ドルで購読できる
    ニューズレターで
  • 1:21 - 1:24
    学んだことを共有して
    1年の資金にしました
  • 1:24 - 1:28
    学んだことを共有して
    1年の資金にしました
  • 1:28 - 1:32
    このアイディアを実現する旅の途中で
  • 1:32 - 1:35
    多くの驚くべき人たちに会いました
  • 1:35 - 1:38
    今までとは違うやり方で学ぶアイディアや
  • 1:38 - 1:42
    変化を起こし
  • 1:42 - 1:44
    自分が変わるための
    アイディアを持つ人たちです
  • 1:44 - 1:49
    そこで彼らが学び 成長し
    コミュニティーに変化を起こすために
  • 1:49 - 1:52
    自ら取っている変化やリスクのことを
  • 1:52 - 1:54
    送ってくれるように頼みました
  • 1:54 - 1:57
    もしその年の最後に十分な数の話が集まったら
  • 1:57 - 2:00
    話をまとめて本にすると約束しました
  • 2:00 - 2:02
    そしてその年の最後に実際に
  • 2:02 - 2:05
    『うるう年(跳躍の年)プロジェクト』
    という本を出しました
  • 2:05 - 2:07
    これがある意味 私の学位論文でした
  • 2:07 - 2:11
    その年を終わらせるために卒業式の
    場所も必要だったので
  • 2:11 - 2:14
    シカゴで開催された
    TEDカンファレンスを利用しました
  • 2:14 - 2:17
    卒業式の服装で参加し
    これが卒業式になりました
  • 2:17 - 2:21
    すべてが終わった2013年に
    学校を開設しました
  • 2:21 - 2:25
    自分の教育を自分が選んだ学習分野での
    経験からデザインできる
  • 2:25 - 2:28
    学校です
  • 2:28 - 2:30
    私たちはこれを
    “Experience Institute”と呼びました
  • 2:30 - 2:33
    オプラさんにも会いに行きました(笑)
  • 2:33 - 2:35
    これはよくある状況です
  • 2:35 - 2:38
    私よりはるかに成功していてパワフルで
  • 2:38 - 2:41
    おそらく私が何を話しているか
    本当は気にしていない人に
  • 2:41 - 2:44
    自分の大胆なアイディアを
    説明している状況です
  • 2:44 - 2:47
    これはその年のいい写真の1つです
  • 2:47 - 2:48
    (笑)
  • 2:49 - 2:54
    私にとって大きな変革の年でした
  • 2:54 - 2:58
    興味のあった業界や気になっていたこと
  • 2:58 - 3:00
    そして私自身について学びました
  • 3:00 - 3:02
    “Experience Institute”は
    私のライフワークになりました
  • 3:02 - 3:05
    経験と指導を通じて
    幅広い世代の人たちを招いて
  • 3:05 - 3:08
    自分の教育をデザインさせる学校です
  • 3:09 - 3:13
    この写真の人びとはみんな素敵で
  • 3:13 - 3:15
    エネルギーと興奮が感じられます
  • 3:15 - 3:18
    この写真は物語の一部だけを
    伝えているように思います
  • 3:19 - 3:22
    このような写真は別の写真とつながります
  • 3:23 - 3:25
    これはオレンジ郡で
  • 3:25 - 3:28
    泊まる場所が決まらず探していて
  • 3:28 - 3:31
    友達の友達のガレージのカウチにたどり着き
  • 3:31 - 3:33
    そこでしばらく寝泊まりしたときの写真です
  • 3:33 - 3:37
    写真でわからないのは
    カウチにいたアリの数です
  • 3:37 - 3:38
    (笑)
  • 3:38 - 3:42
    あるいは毎日朝の6:30に始まる
    目覚まし代わりの
  • 3:42 - 3:45
    バイクのエンジンの音です
  • 3:45 - 3:49
    その年の生活費を捻出し
    身軽でいるために
  • 3:49 - 3:51
    持ち物を捨てたり売ったりして
    減らしました
  • 3:51 - 3:55
    旅行中の荷物はほんの数個でした
  • 3:55 - 3:58
    その年の最後が近づいたとき
  • 3:58 - 4:03
    本を書きTEDの講演の準備をし
  • 4:03 - 4:07
    学校を始めることは
    本当に大変なことだと気づきました
  • 4:08 - 4:10
    うるう年(跳躍の年)からずっと
  • 4:10 - 4:17
    快適ゾーンから学習ゾーンに移るときに
    必要なリスクと
  • 4:17 - 4:23
    個人の人生とキャリアに与える
    変化のインパクトの関係を探求しています
  • 4:23 - 4:29
    想定していなかったのは
    パニックが学習に果たす役割です
  • 4:29 - 4:32
    実際の恐れと
  • 4:32 - 4:36
    実際には存在しない
    自分が肥大化させた恐れに
  • 4:36 - 4:39
    直面する領域です
  • 4:39 - 4:44
    学習の一部として必要なものですが
    滅多に語られることがありません
  • 4:45 - 4:48
    今一度ゾーンを見直してみましょう
  • 4:48 - 4:51
    レフ・ヴィゴツキーという
    有名な心理学者がいます
  • 4:51 - 4:56
    「発達の最近接領域」を提唱した学者です
  • 4:56 - 5:01
    快適ゾーンは 必ずしも
    あなたが何を持っているかに関係がありません
  • 5:01 - 5:04
    挑まれていない状態という
    あなたの能力に関するものです
  • 5:04 - 5:05
    何を知っているか分かっていて
  • 5:05 - 5:08
    知っていることの真ん中にいて
  • 5:08 - 5:12
    ただそれだけをするので
    チャレンジの部分はほとんどありません
  • 5:12 - 5:14
    学習ゾーンにはチャレンジがあります
  • 5:14 - 5:18
    チャレンジを成し遂げるために必要な全てを
    持っている訳ではありません
  • 5:18 - 5:20
    その一部は持っているかもしれませんが
  • 5:20 - 5:24
    必要なもの全てを集めるために
    他の人たちの助けが必要です
  • 5:24 - 5:26
    助けが得られれば成功できます
  • 5:26 - 5:31
    助けが得られない場合には
    ただちにパニックゾーンに入ります
  • 5:31 - 5:37
    孤独や圧倒される感じや
    恐れを感じるゾーンです
  • 5:37 - 5:38
    このゾーンでは確信が持てません
  • 5:38 - 5:41
    学ぶこともうまく立ち回ることも
    難しくなります
  • 5:41 - 5:43
    頭を抱える瞬間で
  • 5:43 - 5:46
    パニックゾーンから戻る唯一の方法は
  • 5:46 - 5:49
    助けを得て学習ゾーンに導いてもらうことです
  • 5:49 - 5:54
    しかし私たちは通常全てを投げ出し
    快適ゾーンまで戻りたいと思います
  • 5:54 - 6:00
    学習は最も大きな変化が起きる瞬間です
  • 6:00 - 6:05
    信じられないような
    手助けをしてくれる人に出会った瞬間や
  • 6:05 - 6:08
    チャレンジを成し遂げた瞬間とかです
  • 6:08 - 6:12
    最も役に立つレッスンを学んだのはいつか
    あなたに聞けば
  • 6:12 - 6:13
    チャレンジやそれを乗り越えることを
  • 6:13 - 6:16
    手助けしてくれた人の話をするでしょう
  • 6:16 - 6:19
    快適なのが悪いわけではありません
  • 6:19 - 6:24
    学習の目標は
    快適ゾーンを広げることです
  • 6:24 - 6:29
    人生から何を投げ与えられても
    自信を持って快適に過ごし
  • 6:29 - 6:33
    パニックゾーンに入らないゾーンです
  • 6:33 - 6:35
    それが学習ゾーンのゴールで
  • 6:35 - 6:37
    人生が何を投げつけてきても
    自信を持てる人となる
  • 6:37 - 6:41
    方法を探しているのなら
  • 6:41 - 6:44
    どうすれば
    快適ゾーンを広げることができるのでしょうか
  • 6:45 - 6:47
    どうすればパニックゾーンを
    押し戻すことができるでしょうか
  • 6:48 - 6:54
    最大のパラドックスは
    快適ゾーンを広げる唯一の方法は
  • 6:54 - 6:56
    そこから離れることです
  • 6:57 - 6:58
    快適ゾーンから学習ゾーンに跳ぶ方法と
  • 6:58 - 7:03
    そのような跳躍がいつ必要かを
  • 7:03 - 7:06
    見極めることが必要です
  • 7:06 - 7:10
    どうすればこのようなスペースを
    教育システムや職場に作れるでしょうか
  • 7:10 - 7:14
    3つの直感があります
  • 7:14 - 7:19
    最初は発見です
    発見は単に質問をするということです
  • 7:19 - 7:22
    日々の生活で疑問に思ったこと
  • 7:22 - 7:24
    どうすれば何かをより良くできるか
  • 7:24 - 7:27
    希望につながることをどうすれば増やせるか
  • 7:27 - 7:30
    何かをより良くしたい瞬間
  • 7:30 - 7:33
    何かを作りたいあるいは何かを変えたい
  • 7:33 - 7:37
    こういった質問が
    次にするべきことを探す中で
  • 7:37 - 7:42
    あなたを快適ゾーンの端に押し出します
  • 7:42 - 7:45
    こういった質問や希望が現れてくると
  • 7:45 - 7:48
    次に探究が始まります
  • 7:48 - 7:53
    できることは何か?どうやって学ぶか?
    そしてプロジェクトが形作られます
  • 7:53 - 7:56
    ある人たちにとっては
    学校が取るべきリスクです
  • 7:56 - 7:57
    彼らはその枠組みに移動します
  • 7:57 - 8:01
    他の人たちにとっての質問は
    何かを作るべきか?
  • 8:01 - 8:04
    旅行すべきか?
    研究プロジェクトを始めるべきか?
  • 8:04 - 8:08
    あるいはその道の専門家と働くべきか?
    といったものです
  • 8:09 - 8:12
    プロジェクトが具体的になるほど
  • 8:12 - 8:15
    より多くの要素や日程や成果が現れ
  • 8:15 - 8:17
    あなたのしていることが
    他の人からも見えるようになり
  • 8:17 - 8:20
    彼らに声を掛けることができるようになります
    これが2番目の
  • 8:20 - 8:22
    人々との協力が必要ということに
    つながります
  • 8:22 - 8:26
    人々を学習ゾーンに招待することが必要です
  • 8:26 - 8:27
    これは一人のプロジェクトではありません
  • 8:27 - 8:30
    どうしたらいいか
    分からなくなる時は必ずあり
  • 8:30 - 8:33
    他の人の助けが必要となります
  • 8:33 - 8:37
    「跳躍の年」の間
  • 8:37 - 8:40
    一緒に働き学び創造する会社が
    必要だっただけではなく
  • 8:40 - 8:42
    一緒に働き学び創造する会社が
    必要だっただけではなく
  • 8:42 - 8:44
    壁にぶつかった時や意欲が下がったときに
  • 8:44 - 8:48
    サポートしてくれるコミュニティーが
    必要でした
  • 8:48 - 8:51
    家族や母そしてメンターや友達が
    コミュニティーのメンバでした
  • 8:51 - 8:54
    家族や母そしてメンターや友達が
    コミュニティーのメンバでした
  • 8:54 - 8:59
    この写真では私がパニックゾーンにいることが
    ポイントではありません
  • 8:59 - 9:02
    その時この写真を撮った誰かがいた
    ということがポイントです
  • 9:02 - 9:05
    彼らは私と同じ部屋にいたのです
  • 9:05 - 9:08
    彼らが私をパニックゾーンから
    学習ゾーンに連れ戻し
  • 9:08 - 9:09
    その年を無事終わらせるのを
  • 9:09 - 9:12
    手伝ってくれました
  • 9:13 - 9:17
    コミュニティーには
  • 9:17 - 9:20
    精神的なサポート以上のものがあると思います
  • 9:20 - 9:22
    私たちの観客となり
  • 9:22 - 9:28
    私たちが学んだことを
    評価したり祝福してくれます
  • 9:28 - 9:33
    これが3番目のこと
    学んだり実践しているプロジェクトを
  • 9:33 - 9:35
    どのようにして共有するか
    につながります
  • 9:35 - 9:37
    「跳躍の年」のケースでは
  • 9:37 - 9:41
    毎週のブログ投稿と毎月のニュースレターと
  • 9:41 - 9:45
    その年の終わりには
    本の執筆と発表準備が行ったことでした
  • 9:45 - 9:50
    でも立派な本やステージが
    どうしても必要という訳ではありません
  • 9:50 - 9:52
    普通のチェックポイントがあればいいのです
  • 9:52 - 9:56
    あなたが何に取り組んでいるかを
    見ることができ
  • 9:56 - 10:00
    フィードバックや
    プロジェクトを成し遂げた時に祝福してくれる
  • 10:01 - 10:05
    探究 招待と共有
  • 10:06 - 10:08
    大学院にはいきませんでしたが
  • 10:08 - 10:13
    人生の中で自分が最も変化した章の一つを
    デザインしました
  • 10:13 - 10:16
    快適ゾーンが拡大しましたが
    それ以上に重要なのは
  • 10:16 - 10:17
    快適ゾーンから学習への切り替えや
  • 10:17 - 10:21
    パニックゾーンでの
    対応の仕方を学んだことだと思います
  • 10:21 - 10:25
    パニックゾーンでの
    対応の仕方を学んだことだと思います
  • 10:26 - 10:31
    2016年は
    もう1つ意味で うるう年(leap year)です
  • 10:31 - 10:35
    ポルトガル語ではano bissextoで
  • 10:35 - 10:40
    一年に1日多い年に
    その名前がついています
  • 10:40 - 10:41
    私には興味があります
  • 10:41 - 10:46
    もし2016年に
    人々が自分のプロジェクトを作ると決め
  • 10:46 - 10:52
    快適ゾーンと学習ゾーンの間を移動して
    飛躍(leap)をデザインしたらどうでしょう
  • 10:52 - 10:54
    もしそうなって
  • 10:54 - 10:57
    高校生でも大学生でも社会人でも
  • 10:57 - 11:02
    跳躍を選ぶことで
    学習に何が起きるでしょうか
  • 11:02 - 11:04
    教育の場で
    ちょっとした跳躍をすることで
  • 11:04 - 11:07
    教育を作ったりデザインできると気づいたら
  • 11:07 - 11:11
    何が起きるでしょうか
  • 11:12 - 11:16
    あなたはどんな跳躍を選びますか
  • 11:17 - 11:19
    (拍手)
Title:
パニックの境界:リスクを取ると学べること | ヴィクター・サード | TEDxUnisinos
Description:

学ぶため、成長するため、あるいはあなたの世界に何か変化を起こすためにどのようなリスクを取ろうと思いますか?2012年、ヴィクターはMBAの代わりのコースを自分で考え出し 12か月で12のプロジェクトを行う旅に出ました。彼や友達が「うるう年(跳躍の年)プロジェクト」と名付けた、他に例を見ない試みでした。ここでの発見が、高等教育の新しいかたちを探究する"Experience Institute"という新しい取り組みとなりました。それ以上に重要なことは、この試みが快適、学習、パニックといった状況が私たちの生活に果たす役割を認識することに役立ったということです。

このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
11:22

Japanese subtitles

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