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競争市場の利益最大化

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    ♪ [BGM] ♪
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    [アレックス]  前回の動画では、
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    競争市場にある企業には、
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    価格を制御する力がないことを学びました。
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    競争企業は市場価格を受け入れなければなりません。
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    つまり、利潤の最大化には、
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    供給量が重大な要素となるのです。
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    今回は供給量をいかに決定するか、
    勉強していきましょう。
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    利潤とはなんでしょうか?
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    利潤とは、総収益から総費用を引いた値のことです。
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    総収益は、価格に販売した量を掛けた値です。
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    総費用には二つの分類があります。
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    一つ目は、固定費用です。
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    固定費用は、生産量に関わらず
    一定にかかる費用のことです。
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    例えば、あなたがこの油井の所有者だとしましょう。
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    この油井がある土地の所有者に、
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    あなたは地代を払わなければなりません。
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    この地代は、油の生産量に関わらず、
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    払わなければなりません。
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    毎月、地代を払う必要があるのです。
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    ひと月に1バレルの油を生産していようと、
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    10バレルだろうと、11バレルだろうと、
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    関係ありません。
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    毎月同額の地代を払わなければならないのです。
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    その月に全く油を生産していなくても、
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    油井が壊れて油の生産ができなくても、
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    地代を払わなくてはいけません。
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    地代は固定費用なのです。
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    地代が生産量に応じて変化することはありません。
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    ついでに、あなたが土地を所有していたとしても、
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    他の人に貸すことができるのに貸していなかったら、
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    それは機会費用と見なされます。
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    利潤を計算するときに、
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    機会費用のことも忘れないでください。
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    これが、経済学的な利潤計算と、
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    会計学上の利潤の定義との違いです。
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    経済学的な利潤の概念には機会費用も含まれます。
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    利潤の分類にはもう一つありました。
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    もう一つは変動費用と言います。
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    生産量に呼応して、変動する費用のことです。
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    例えば、油を汲み上げる際の電気代、
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    汲み上げる速度が早いほど、
    油を多く汲み上げますが、
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    電気代も増えていきます。
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    24時間ずっと汲み上げようとすると、
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    1日12時間だけ汲み上げる時よりも、
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    電気代は多くなります。
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    輸送費も変動費用です。汲み上げた油を集め、
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    輸送しなければなりません。
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    変動費用は生産量の変化と呼応し、
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    典型的には生産量が多いほど増加するものです。
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    これが変動費用です。
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    費用についてまとめましょう。
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    総費用は固定費用と変動費用の和です。
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    変動費用は生産量に応じて変化します。
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    では、利潤はどのようにして
    最大化できるのでしょうか。
  • 2:56 - 2:59
    この授業では微積分を用いませんが、
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    微積分を学んだことのある方に向けて、
  • 3:01 - 3:04
    少し余分な説明をしたいと思います。
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    このような問題を答えるに当たって、
    微積分がいかに使いやすいか、
  • 3:06 - 3:08
    お見せしましょう。
  • 3:08 - 3:12
    利潤は総収益から総費用を
    引いたものだと学びました。
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    これらはいずれも生産量を示す関数です。
  • 3:15 - 3:18
    微積分で関数を最大化するには、
    どうすればいいでしょうか。
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    微積分の授業を思い出してみてください。
  • 3:21 - 3:24
    関数の微分係数を求め、
  • 3:24 - 3:27
    イコール0とするのです。
  • 3:27 - 3:29
    これを応用してみましょう。
  • 3:29 - 3:31
    生産量に対する利潤の微分係数を求め、
  • 3:31 - 3:33
    イコール0とします。
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    生産量に対する利潤の微分係数は、
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    つまり、生産量に対する総収益の微分係数から
  • 3:38 - 3:43
    生産量に対する総費用の微分係数を
    引いたものと同じ、
  • 3:43 - 3:45
    ということです。
  • 3:45 - 3:46
    経済学の世界では、
  • 3:46 - 3:48
    この二つの微分係数に名前をつけています。
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    生産量に対する総収益の微分係数を
  • 3:51 - 3:54
    限界収益と呼びます。
  • 3:54 - 3:58
    生産量に対する総費用の微分係数を
  • 3:58 - 4:00
    限界費用と呼びます。
  • 4:00 - 4:03
    限界収益から限界費用を引いた値がゼロとなる時の
  • 4:03 - 4:07
    生産量を求めればいいのです。
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    言い換えると、限界収益と限界費用が同値となる時の
  • 4:10 - 4:12
    生産量を求めたいのです。
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    つまり、利潤を最大化する生産量とは、
  • 4:16 - 4:21
    限界収益と限界費用が
    イコールで結ばれる時の生産量なのです。
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    もう少し直感的に理解できる説明をしましょう。
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    微積分を知らない人はもちろんですが、
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    微積分を知っている人も聞いてください。
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    微積分では、微分係数を求めて、
  • 4:34 - 4:35
    イコール0とするのです。
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    もっと直感的に説明しましょう。
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    企業が生産量を増やす際、
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    収益も増えれば費用も増えます。
  • 4:45 - 4:49
    つまるところ、利潤の最大化とは、
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    この収益と費用の増加分を比較することであって、
  • 4:51 - 4:53
    その増加分にはそれぞれ名前がついています。
  • 4:53 - 4:57
    販売量が増えた際に増加した分の収益を
  • 4:57 - 5:00
    限界収益と呼びます。
  • 5:00 - 5:05
    生産量が増えた際に増加した分の費用を
  • 5:05 - 5:07
    限界費用と呼びます。
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    利潤が最大化するのは、
  • 5:11 - 5:12
    限界収益=限界費用となる時です。
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    これはなぜでしょうか。
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    ここで一つ、想定してみましょう。
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    限界収益が限界費用と異なっている場合です。
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    この場合に利潤を最大化できないことを
    お見せしましょう。
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    例えば、限界収益が限界費用よりも大きい場合、
  • 5:26 - 5:29
    利潤の最大化は達成できていません。
  • 5:29 - 5:31
    生産量を増やす必要があります。
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    なぜか。限界収益の定義を思い出してください。
  • 5:36 - 5:39
    生産量の増加に伴う収益の増加分のことですね。
  • 5:39 - 5:41
    限界費用とは、
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    生産量の増加に伴う費用の増加分を指します。
  • 5:43 - 5:46
    限界収益が限界費用よりも大きい場合、
  • 5:46 - 5:50
    生産量を増やすことによって、
  • 5:50 - 5:52
    費用の増加よりも収益の増加の方が
    大きくなるのです。
  • 5:52 - 5:55
    言い換えると、生産量を増やせば、
  • 5:55 - 5:56
    利潤を増やすことができるのです。
  • 5:56 - 5:59
    限界収益が限界費用よりも大きい場合、
  • 5:59 - 6:02
    生産量を増やすべきなのです。
  • 6:03 - 6:05
    ではその反対を考えましょう。
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    限界収益が限界費用よりも小さい場合、
  • 6:09 - 6:13
    つまり、限界費用が限界収益よりも大きい場合です。
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    この場合も利潤を最大化できていません。
  • 6:16 - 6:19
    生産量を増やすことで利潤が増えるからです。
  • 6:20 - 6:21
    どういうことでしょうか。
  • 6:21 - 6:24
    限界費用について考えてみましょう。
  • 6:24 - 6:30
    生産量を一定数減らした場合、
  • 6:30 - 6:34
    費用は限界費用分だけ減少しますが、
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    限界収益よりも限界費用が大きい以上、
  • 6:38 - 6:42
    生産量を減らした場合、
  • 6:42 - 6:46
    収益が減るよりも多く費用が減るのです。
  • 6:46 - 6:50
    収益の減少よりも費用の減少が多ければ、
  • 6:50 - 6:54
    利潤は増加します。
  • 6:54 - 6:58
    つまり、限界収益が限界費用よりも少ない場合、
  • 6:58 - 7:02
    利潤を最大化させるには、
  • 7:02 - 7:04
    生産量を減らせば良いのです。
  • 7:04 - 7:08
    限界収益が限界費用よりも多ければ、
  • 7:08 - 7:10
    利潤の最大化が達成できていません。
  • 7:10 - 7:13
    限界収益が限界費用よりも少なくても、
  • 7:13 - 7:15
    利潤の最大化は達成できていません。
  • 7:15 - 7:20
    利潤の最大化を達成できるのは、
  • 7:20 - 7:22
    限界収益と限界費用が同値であるときだけなのです。
  • 7:23 - 7:27
    今説明したことを図にまとめます。
    限界収益から始めましょう。
  • 7:27 - 7:29
    競争企業の場合は簡単ですね。
  • 7:29 - 7:32
    競争企業の市場全体における相対的存在は、
  • 7:32 - 7:36
    小さいことを思い出してください。
  • 7:36 - 7:40
    つまり生産量を二倍にしたところで、
  • 7:40 - 7:43
    市場価格が変わることはないのです。
  • 7:43 - 7:46
    その結果、競争企業では、
  • 7:46 - 7:49
    限界収益は市場価格と同値となっています。
  • 7:49 - 7:54
    例えば、ある企業の現在の生産量は2ですが、
  • 7:54 - 7:56
    生産量を1増やすことにしました。
  • 7:56 - 8:00
    増やした分の収益はどれくらいでしょうか?
  • 8:00 - 8:01
    これは価格と同じになります。
  • 8:01 - 8:03
    油であれば、1バレル分の油の価格と同じです。
  • 8:03 - 8:06
    油の生産量をさらに1バレル分増やす時、
  • 8:06 - 8:09
    その増加分の収益はどれくらいでしょうか?
  • 8:09 - 8:11
    1バレル分の油の価格と同じです。
  • 8:11 - 8:12
    では、5バレル目は?
  • 8:12 - 8:17
    価格は増加分の収益、
    つまり限界収益と同値なのです。
  • 8:18 - 8:21
    競争企業における限界収益は、
  • 8:21 - 8:23
    価格と同じで、かつ、一定です。
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    企業が生産量を増減させたところで、
    その企業が市場に占める存在が小さいため、
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    限界収益は変動しません。
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    では、限界費用はどうでしょうか。
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    限界費用曲線の典型的な形は、
  • 8:34 - 8:36
    このような上昇曲線です。
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    ストリッパー・ウェル(出の悪い油井)
    の例に戻りましょう。
  • 8:39 - 8:43
    油の生産量を増やすことはできますが、
  • 8:43 - 8:44
    生産量の増加には限界があります。
  • 8:44 - 8:46
    汲み上げ機をフル稼働しなければいけません。
  • 8:46 - 8:50
    生産量を増やす場合、色々な費用がかかってきます。
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    3、4バレルの油ならいいでしょう。
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    ただ、7、8、9バレルもの油を生産しようとなると、
  • 8:58 - 9:00
    いろんな機械を素早く稼働させないといけません。
  • 9:00 - 9:02
    電気代は沢山かかりますし、
  • 9:02 - 9:04
    機械の整備も無視できません。
  • 9:04 - 9:06
    他にも色々手間をかけなければいけません。
  • 9:06 - 9:10
    つまり、費用が増えてしまうのです。
  • 9:10 - 9:14
    一定の費用で、油を無尽蔵に生産できると思ったら、
  • 9:14 - 9:16
    大間違いなのです。
  • 9:16 - 9:20
    費用は増加します。
  • 9:20 - 9:23
    生産量を増やす場合、
  • 9:23 - 9:25
    限界費用は増加するのです。
  • 9:25 - 9:29
    このため、典型的な限界費用曲線は
    このような曲線を描くのです。
  • 9:29 - 9:33
    では、利潤が最大になるときは
    図のどこにあるのでしょうか。
  • 9:33 - 9:35
    利潤が最大化するのは、
  • 9:35 - 9:37
    限界収益と限界費用が同値の時です。
  • 9:37 - 9:39
    競争企業の場合であれば、
  • 9:39 - 9:41
    限界収益は価格と同値です。
  • 9:41 - 9:44
    つまり、利潤の最大化は、
  • 9:44 - 9:47
    価格と限界費用が同値の時、
    つまりこの交点で起きるのです。
  • 9:48 - 9:50
    もっと直感的な説明をしましょう。
  • 9:51 - 9:56
    交点より左側の部分をみてみましょう。
    こちらは、油を1バレル売る時の、
  • 9:56 - 9:58
    増加分の収益を示しています。
  • 9:58 - 10:01
    こちらは、増加分の費用です。
  • 10:01 - 10:05
    比べてみると、収益の方が費用より大きいので、
  • 10:05 - 10:06
    生産量を増やすべきだと言えます。
  • 10:06 - 10:09
    収益の方が費用より大きいので、
    生産量を増加するべきです。
  • 10:09 - 10:11
    まだ収益の方が費用より大きいです。
  • 10:11 - 10:14
    この交点に達するまで生産量を増やしていきます。
  • 10:14 - 10:16
    これ以上は増やす必要はありません。
  • 10:16 - 10:19
    交点の右側では、費用が収益よりも大きいです。
  • 10:19 - 10:23
    生産量を減らすことで、収益が減る以上に、
  • 10:23 - 10:25
    費用が減少するため、
  • 10:25 - 10:28
    生産量を減らすことが利潤の最大化に繋がるのです。
  • 10:28 - 10:31
    だからこそ、この交点、
  • 10:31 - 10:35
    限界収益と限界費用が同値な時に、
  • 10:35 - 10:38
    利潤が最大化されるのです。
  • 10:38 - 10:41
    前回の動画を思い出してください。
  • 10:41 - 10:44
    企業の行動原理を解明するのが授業の目的でしたね。
  • 10:44 - 10:49
    利潤の最大化が、企業の行動原理を
    いかにして説明するのか、みてみましょう。
  • 10:49 - 10:52
    油の市場価格が1バレルあたり$50だとしましょう。
  • 10:52 - 10:55
    利潤を最大化させるには、
  • 10:55 - 10:59
    企業は生産量を決定しなければなりません。
  • 10:59 - 11:02
    この場合、約8バレル生産すれば、
  • 11:02 - 11:04
    限界収益と限界費用が一致します。
  • 11:04 - 11:08
    競争企業では限界収益が価格と同じですね。
  • 11:08 - 11:11
    つまり、利潤を最大化するには、
  • 11:11 - 11:14
    企業は約8バレルの油を生産すればいいのです。
  • 11:14 - 11:17
    今度は、市場価格が$100になったとしましょう。
  • 11:17 - 11:24
    利潤を最大化するため、企業は生産量を増加させ、
  • 11:24 - 11:29
    限界収益と限界費用が同値の時の量に
    しなければなりません。
  • 11:29 - 11:32
    価格が限界費用と交わる点で
    なければならないのです。
  • 11:32 - 11:36
    油の価格は$100になりましたが、
    企業も成長し、
  • 11:36 - 11:40
    限界費用も線に沿って増加しています。
  • 11:40 - 11:44
    利潤を最大化できる地点はここです。
  • 11:44 - 11:47
    1バレルあたり$100の場合です。
  • 11:47 - 11:50
    価格が100の時、利潤を最大化できる生産量は、
  • 11:50 - 11:53
    10バレルに満たないくらいとなります。
  • 11:53 - 11:58
    市場価格が変動した時の企業の行動原理を、
  • 11:58 - 12:01
    利潤の最大化の考えを用いて
    説明することができました。
  • 12:01 - 12:05
    利潤を最大化するための
    生産量を求める方法を見てきました。
  • 12:05 - 12:07
    限界収益が限界費用と同値の時の、
  • 12:07 - 12:10
    生産量にすれば利潤が最大化されますね。
  • 12:10 - 12:12
    競争企業では、
  • 12:12 - 12:14
    価格は限界収益と同じですね。
  • 12:14 - 12:18
    次の質問は、利潤の大きさが
    どれくらいかということです。
  • 12:18 - 12:19
    ここには一つ落とし穴があります。
  • 12:19 - 12:23
    利潤を最大化していても、
    利潤がマイナスになることがあるのです。
  • 12:23 - 12:27
    どんなに頑張っても、損失しか見込めない
    という場合があるということです。
  • 12:27 - 12:31
    利潤を最大化するとき、
    その利潤が、あるいはその損失が、
  • 12:31 - 12:35
    どれくらいの値なのか、図に示していきます。
  • 12:36 - 12:37
    これを示していくにあたって、
  • 12:37 - 12:40
    新しい概念、新しい曲線を紹介しましょう。
  • 12:40 - 12:41
    平均費用(AC)です。
  • 12:41 - 12:45
    言ってしまえば、平均費用とは、
    生産量の単位ごとの費用のことです。
  • 12:45 - 12:47
    総費用を生産量Qで割った、
  • 12:47 - 12:49
    その値が平均費用です。
  • 12:49 - 12:53
    平均費用とは、総費用をQで割った値です。
  • 12:53 - 12:56
    図に平均費用の線を描くことで、
  • 12:56 - 12:58
    利潤が一目でわかるようになります。
  • 12:58 - 13:00
    次の動画では、平均費用と利潤を
  • 13:00 - 13:01
    扱っていきます。
  • 13:01 - 13:03
    次の動画で会いましょう。
  • 13:03 - 13:05
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Title:
競争市場の利益最大化
Description:

競争市場にある企業には価格を制御する力がありません。つまり、利潤の最大化は、生産量を決定することで求められます。そのためには、生産に関わる費用を考慮しなければなりません。費用にはどのようなものがあるのでしょうか?費用は利潤の最大化をいかにして左右するのでしょうか?経済学者のような物の見方をしたければ、機会費用のことも考えないといけません。
今回の動画では、利潤を定義し、総収益と総費用の計算方法を見ていきます。固定費用、変動費用、限界収益、限界費用にも触れていきます。
ミクロ経済学の動画一覧はこちら:: http://mruniversity.com/courses/principles-economics-microeconomics

動画に関する質問はこちら: http://mruniversity.com/courses/principles-economics-microeconomics/profit-maximization-marginal-cost-marginal-revenue#QandA

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Video Language:
English
Team:
Marginal Revolution University
Project:
Micro
Duration:
13:16

Japanese subtitles

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