思わず息を呑む生後21日間のミツバチの姿
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0:01 - 0:07(音楽)
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0:14 - 0:19これはカリフォルニア州バークレーにある
我が家の裏庭にいるミツバチです -
0:19 - 0:21去年までは飼ったことは
ありませんでしたが -
0:21 - 0:25ナショナル・ジオグラフィックにミツバチに
関する記事に添える写真の発注を受け -
0:25 - 0:28説得力のある写真を撮るために
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0:28 - 0:30ミツバチを飼う事にしたのです
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0:30 - 0:32ご存知かもしれませんが
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0:32 - 0:35ミツバチは農産物の
3分の1を受粉しています -
0:35 - 0:38最近そのミツバチに
大変なことが起きています -
0:38 - 0:42写真家としてこの問題の実情を
調べてみることを決意しました -
0:42 - 0:45去年発見した事を皆様に
お見せしたいと思っています -
0:46 - 0:48このふさふさとした小さな生き物は
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0:48 - 0:52卵母細胞から出ようとしている
生まれたばかりのミツバチです -
0:52 - 0:55ミツバチは今いくつかの問題に直面しています
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0:55 - 1:00それは殺虫剤、病気
そして生息地の喪失などです -
1:00 - 1:04その中でも唯一最大の脅威となるものは
アジアから来る寄生ダニ -
1:04 - 1:06ミツバチヘギイタダニです
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1:06 - 1:09針の先程の大きさのダニが
若いミツバチの身体を這い -
1:09 - 1:12血を吸います
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1:12 - 1:14こうしてミツバチの巣を破壊していきます
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1:14 - 1:17ミツバチの免疫組織がうまく機能しなくなり
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1:17 - 1:20ストレスや病気に対する
抵抗力が衰えるからです -
1:22 - 1:25ミツバチは卵母細胞内で生育中は
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1:25 - 1:27とてもデリケートです
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1:27 - 1:30私はその過程がどんなものか知りたかったので
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1:30 - 1:32カリフォルニア大学デービス校の
蜂研究グループと組み -
1:32 - 1:35カメラの前でミツバチを
飼う方法を考え出しました -
1:36 - 1:39生後21日間のミツバチの
生態記録をご覧下さい -
1:39 - 1:4260秒に凝縮されています
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1:44 - 1:49これは卵から幼虫が孵化しているところです
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1:49 - 1:53巣房内では孵化したばかりの幼虫が
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1:53 - 1:57育成バチが出す とろりとした液の中を
泳ぎながら その液を食べて育ちます -
2:00 - 2:04頭と足はゆっくりと形をなして行き
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2:04 - 2:08さなぎへと脱皮します
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2:10 - 2:12これがその蛹(よう)化の様子です
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2:12 - 2:15巣房内を走り回っているダニが見えますね
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2:15 - 2:20体の組織が再編成され
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2:20 - 2:24目に色素がゆっくりと現れて来ています
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2:27 - 2:33最後のステップで蛹の殻が縮んで行き
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2:33 - 2:35ミツバチの体には剛毛が生えてきます
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2:35 - 2:39(音楽)
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2:49 - 2:52(拍手)
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2:55 - 2:58このビデオの途中で
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2:58 - 3:00ダニがミツバチの幼虫の上を
走り回っているのが見えましたね -
3:00 - 3:04養蜂家達はダニを駆除する為に
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3:04 - 3:07蜂の巣に薬品を使うのですが
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3:07 - 3:10長い目で見ると薬品は悪いので
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3:10 - 3:13科学者がそれに代わる
ダニを駆除できるものを -
3:13 - 3:15研究しています
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3:16 - 3:19これがその1つです
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3:19 - 3:23バトンルージュのUSDA蜂研究室での
ミツバチ育生実験プログラムです -
3:23 - 3:27この女王蜂と働きバチは
そのプログラムからのものです -
3:28 - 3:31研究者たちは
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3:31 - 3:35ダニに抵抗力のあるミツバチを発見し
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3:35 - 3:39そんなミツバチの
育生に取りかかりました -
3:41 - 3:43こうやって蜂の品種改良を行っています
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3:43 - 3:46未交尾女王蜂に麻酔をかけ
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3:46 - 3:51この精密機器を使って人工的に受精させます
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3:51 - 3:53このプロセスで研究者は
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3:53 - 3:58意図的にミツバチを選別し交配できますが
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3:58 - 4:02これには代償が伴います
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4:02 - 4:05それはダニに抵抗力のある
ミツバチは育てられても -
4:05 - 4:08その過程で 蜜を貯蔵しなくなったり
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4:08 - 4:12それまでの穏やかな性格を
失ってしまうのです -
4:12 - 4:14それで科学者は その問題解決の為
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4:14 - 4:18養蜂業者と恊働で研究しています
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4:18 - 4:23これはブレット・アディが
7万2千の巣房の1つを開けている所です -
4:23 - 4:28彼は兄弟と世界最大の養蜂業を営んでいて
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4:28 - 4:33USDAはダニに抵抗力のあるミツバチを
彼らの養蜂経営に導入しています -
4:33 - 4:35ゆくゆくは
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4:35 - 4:39こうしてダニに強いミツバチを
選択交配できるだけでなく -
4:39 - 4:44我々に役に立つミツバチの特質をも
維持できる事を狙っています -
4:44 - 4:46これでは まるで
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4:46 - 4:49ミツバチをうまく操り
利用しているだけに聞こえますが -
4:49 - 4:53人類は数千年も渡り
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4:53 - 4:58この様に この大自然の生物を箱に入れ
実用的に養蜂してきた -
4:58 - 5:00というのが現実で
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5:00 - 5:04こうして昔から蜂蜜を収穫して来たのです
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5:04 - 5:07しかし時が経つにつれ
この自然の受粉媒介者が -
5:07 - 5:08姿を消し始め
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5:08 - 5:11この自然の受粉者が
供給してくれる今の量では -
5:11 - 5:15業界の多くは もはや
需要について行けなくなっています -
5:15 - 5:21我々が育成しているミツバチは
食糧システムに不可欠なのです -
5:21 - 5:23ミツバチを救うという事は
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5:23 - 5:25私に言わせれば
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5:25 - 5:29我々のミツバチとの関係を救う
という事だと思います -
5:29 - 5:34新しい解決法を考え出すには
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5:34 - 5:39ミツバチの基礎生物学と
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5:39 - 5:45我々が見過ごしがちな ストレスから来る
ミツバチへの影響を理解しなければなりません -
5:46 - 5:49言い換えると我々はミツバチを
もっと身近に知る必要があるのです -
5:49 - 5:51ありがとうございました
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5:51 - 5:53(拍手)
- Title:
- 思わず息を呑む生後21日間のミツバチの姿
- Speaker:
- アナンド・ヴァルマー
- Description:
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ミツバチが姿を消している事は誰もが知っていますが、ミツバチの巣がそれ程までに脆弱化して来ている原因は何でしょうか?写真家のアナンド・ヴァルマーは、自分の裏庭でミツバチの生態を撮影しました。このナショナル・ジオグラフィックの企画を通して、ミツバチの棲家の叙情的な一コマを垣間見れると共に、生後21日間のミツバチの命が寄生ダニに脅かされている様子を目の当たりにする事が出来ます.
Magik*Magik Orchestraの演奏をバックグラウンドに、ヴァルマーは、ミツバチと私達が直面している問題とその解決法を語ります。
(このトークは、ゲスト・キュレーターにPop-Up Magazineを迎えたTED2015のセッションの一部です。Pop-Up MagazineのURLはpopupmagazine.com、Twitterアカウントは@popupmagです。) - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 06:06
Mari Arimitsu approved Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life | ||
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Claire Ghyselen accepted Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life | ||
Mari Arimitsu rejected Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life | ||
Mari Arimitsu edited Japanese subtitles for The first 21 days of a bee's life |