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何でも抜群に上手くなるには? リーダーシップにも使えるコツ | ターシャ・ユーリック | TEDxMileHigh

  • 0:16 - 0:21
    「訳のわからないこと やっちゃったな」と
    一番最近 思ったのは いつですか
  • 0:21 - 0:23
    (笑)
  • 0:23 - 0:26
    まずは私の話をしましょうか
  • 0:26 - 0:29
    数年前 私はスペイン語を
    習うことにしました
  • 0:29 - 0:33
    メキシコ旅行の準備の一環でした
  • 0:33 - 0:37
    フランス語ができるので
    そう難しくはないだろうと思いました
  • 0:37 - 0:40
    そこで私は
    言語をマスターするために
  • 0:40 - 0:44
    誇り高き21世紀の人間なら
    誰もがやることをやりました
  • 0:44 - 0:47
    iPhoneに単語帳アプリを
    ダウンロードしたのです
  • 0:49 - 0:51
    さて それから数ヶ月後
  • 0:51 - 0:54
    女友達2人と私は
    カンクンに到着しました
  • 0:54 - 0:57
    空港を出てタクシーを拾い
  • 0:57 - 1:00
    運転手とちょっと会話してみようと
    思いました
  • 1:00 - 1:03
    私は自信満々で こう言いました
  • 1:03 - 1:09
    (スペイン語)"Estoy excitada ir
    al hotel porque soy casada."
  • 1:09 - 1:10
    (笑)
  • 1:10 - 1:13
    どういう展開になるか
    見えた人もいますね
  • 1:13 - 1:15
    運転手の表情で 自分の間違いが
  • 1:15 - 1:18
    すぐわかりました
    私が言いたかったのは
  • 1:18 - 1:21
    「疲れたからホテルへ向かうのが
    楽しみだわ」だったのですが
  • 1:21 - 1:23
    実際には こう言っていました
  • 1:23 - 1:28
    「新婚だからホテルへ向かうと思うと
    性的に興奮しちゃうわ」
  • 1:28 - 1:30
    (笑)
  • 1:30 - 1:35
    穴があったら入りたいほど
    恥ずかしかったのは言うまでもありません
  • 1:36 - 1:39
    皆さんは いかがですか?
  • 1:39 - 1:41
    事業の経営に苦戦している人
  • 1:41 - 1:45
    仕事に必要なスキルを身につけようと
    頑張っている人
  • 1:45 - 1:47
    ゴルフのハンデを減らそうと
    している人もいるでしょう
  • 1:47 - 1:51
    助言者を雇うか 授業を受けるか
    私の場合はスペイン語の個別指導ですが
  • 1:51 - 1:56
    やろうと思いつつ 結局できずじまい
    という人も?
  • 1:56 - 1:58
    思い当たる節がありますよね?
  • 1:58 - 2:01
    どうにかして習得したいと
    ずっと思っている物事です
  • 2:01 - 2:05
    私と同じタイプの活動的な性格なら
    やることリストに書いたはいいけど
  • 2:05 - 2:09
    ちっとも消えていかず
    悩まされていることでしょう
  • 2:09 - 2:12
    緊急の案件に襲われっぱなしで
    身動きが取れないんですよね
  • 2:12 - 2:15
    身に覚えがありませんか?
  • 2:15 - 2:19
    企業のリーダーであれ従業員であれ
    趣味の愛好家であれ
  • 2:19 - 2:22
    「草アイスホッケー」選手であれ
  • 2:22 - 2:24
    自分がしていることにおいて
    抜群に上手くなるために
  • 2:24 - 2:27
    どれほどの時間と労力を
    費やしていますか?
  • 2:28 - 2:30
    すごくいいことを教えましょう
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    あなた自身の成長に関わること
    なんですから
  • 2:32 - 2:36
    忙しさが一段落するまで待つとか
    誰か他の人が
  • 2:36 - 2:38
    肩代わりしてくれるのを待つとかは
    ダメです
  • 2:38 - 2:43
    あなたに本気で投資してくれる人は
    あなた以外 いないのです
  • 2:44 - 2:48
    私はリーダーたちの成長のお手伝いを
    生業としています
  • 2:48 - 2:51
    私の情熱の源は
    子ども時代に遡り
  • 2:51 - 2:55
    リーダーの力で人々の生活が
    変わる様子を見たのがきっかけです
  • 2:55 - 2:59
    両親が離婚し まもなく母は
    自分で事業を始めました
  • 2:59 - 3:01
    母の事業は
    私たち家族を養うだけでなく
  • 3:01 - 3:05
    母のもとで働く25人の従業員の家族を
    養いました
  • 3:05 - 3:10
    大人になり 組織心理学者となった
    現在の私は
  • 3:10 - 3:13
    人間の行動に関する
    科学的な原理を応用して
  • 3:13 - 3:16
    リーダーや会社が成功する
    手助けをしています
  • 3:16 - 3:21
    最近 あるクライアントが私の仕事を
    私よりずっと巧く説明してくれました
  • 3:21 - 3:23
    こう言われました
  • 3:23 - 3:29
    「リーダーシップはエベレスト登山
    そして あなたは私を導くシェルパよ」
  • 3:29 - 3:31
    (笑)
    なかなか良いでしょう
  • 3:31 - 3:35
    12年にわたり 重役向けのシェルパ
    別名コーチをしてきて
  • 3:35 - 3:37
    私は あるパターンを見つけました
  • 3:37 - 3:40
    飛躍的な改善のための3ステップです
  • 3:40 - 3:42
    企業でのリーダーシップに限らず
  • 3:43 - 3:46
    あなたが上手くなりたいことなら
    何にでも応用できます
  • 3:46 - 3:49
    今日はそれを皆さんに ご紹介します
  • 3:49 - 3:52
    でも その前に
    こう思っていらっしゃいませんか?
  • 3:52 - 3:54
    「本当に? 何にでも?」
  • 3:54 - 3:56
    一言でいえば「YES」です
  • 3:56 - 4:00
    ボディービルダーだろうと
    バーテンダーだろうと
  • 4:00 - 4:04
    外科医だろうと脚本家だろうと
    バイオリン奏者だろうとボランティアだろうと
  • 4:04 - 4:07
    何か上達したいことがあるのなら
  • 4:07 - 4:12
    この3ステップで
    最高に上手くなれるでしょう
  • 4:12 - 4:13
    では その3つの
  • 4:13 - 4:16
    本題に入りましょうか?
    いいでしょう
  • 4:16 - 4:20
    では行きます
    ステップ1「汝自身を知れ」
  • 4:20 - 4:22
    大事な点から言いましょう
  • 4:22 - 4:27
    自分のスキルや能力に対する本人の評価は
    ほとんどの場合 完全なる妄想です
  • 4:27 - 4:28
    (笑)
  • 4:28 - 4:31
    本当ですよ
    証明できます
  • 4:31 - 4:35
    J・クルーガーとD・ダニングという研究者が
    この現象を解き明かし
  • 4:35 - 4:39
    なんとも謙虚に
    「ダニング=クルーガー効果」と名付けました
  • 4:40 - 4:43
    科学よりNPRのラジオ番組の方が
    お好きな人は
  • 4:43 - 4:47
    「レイク・ウォビゴン効果」として
    ご存じかもしれません(笑)
  • 4:47 - 4:50
    [レイク・ウォビゴンへようこそ
    この町の女は全員強く
  • 4:50 - 4:53
    男は全員 格好よく
    子どもは全員 平均以上]
  • 4:53 - 4:56
    4つの関連する実験を通じて
    クルーガーとダニングは
  • 4:56 - 5:00
    ほとんどの人が自分の才能を
    過大評価していることを発見しました
  • 5:00 - 5:05
    何より恐ろしいと私が感じるのは
    最も能力の低い人々が
  • 5:05 - 5:09
    自分の能力のなさを
    最も認識していないという点です
  • 5:10 - 5:13
    とはいえ 私たちが
    悪い人間だということは稀で
  • 5:13 - 5:16
    愚かだということも
    通常はありません
  • 5:16 - 5:21
    ただ私たちの住む世界では
    真実が語られることが少ないのです
  • 5:21 - 5:23
    礼儀をわきまえるし 忙しいし
    遠慮もあります
  • 5:23 - 5:27
    そんな私たちにとって 正面攻撃となる
    典型的な一言がこれです
  • 5:27 - 5:30
    「ちょっと一言 いいかな?」
  • 5:31 - 5:33
    こう切り出されて
    逃げるわけにいかない場合
  • 5:33 - 5:36
    相手の意見を聞くにあたり
  • 5:36 - 5:38
    おそらく少し身構えるんじゃ
    ないでしょうか
  • 5:39 - 5:41
    ですから リーダーをコーチする私は
    業務として
  • 5:41 - 5:44
    他の人が遠慮して言えない真実を
    伝えるために
  • 5:44 - 5:47
    よく送り込まれるわけです
  • 5:47 - 5:51
    今日ご紹介するのは 私がコーチしている
    スティーブという名の重役のお話です
  • 5:53 - 5:58
    ただし3ステップは上達したいことなら
    何にでも使えるのをお忘れなく
  • 5:59 - 6:01
    では行きますよ
  • 6:02 - 6:07
    私と会った時 スティーブは
    自分には非の打ち所がないと思っていました
  • 6:09 - 6:10
    (笑)
  • 6:11 - 6:13
    しかし彼のチームと話してみると
  • 6:13 - 6:16
    そうではないことが
    すぐに分かりました
  • 6:16 - 6:19
    チームによると
    すごく頭は切れるのですが
  • 6:19 - 6:24
    スティーブには どこか・・・
    いわば「クセ」があるそうです
  • 6:24 - 6:27
    いえ 正直に言いましょう
    チームは彼を嫌な上司だと思っていました
  • 6:28 - 6:31
    大声で命令したり メンバーの能力を疑ったり
    怒鳴り散らしたり
  • 6:31 - 6:35
    そんなやり方をチームは大人げないと感じ
    怖がっていたのです
  • 6:35 - 6:37
    実話ですよ
  • 6:37 - 6:40
    部下の1人は それが理由で
  • 6:40 - 6:42
    血圧の薬を飲み始めたくらいです
  • 6:44 - 6:48
    幸運にも 彼にすべてを伝える
    嫌なヤツの役目を負ったのが私です
  • 6:48 - 6:53
    スティーブのいる宮殿のような役員室に
    私と一緒に入ったと想像してください
  • 6:53 - 6:57
    大きな木製の会議用テーブルを挟んで
    向かい合って座ります
  • 6:57 - 6:59
    私は彼の目をしっかり見据えて言いました
  • 6:59 - 7:05
    「スティーブ はっきり言って
    チームは あなたを嫌ってる」
  • 7:05 - 7:06
    (笑)
  • 7:07 - 7:09
    「驚いてるの?」
  • 7:10 - 7:14
    愕然とした表情を見れば
    ものすごく驚いていることが分かりました
  • 7:15 - 7:19
    「あいつらは一体どうして
    私のことをそんな風に言えるんだ?」
  • 7:19 - 7:21
    (声を荒げて)
    「私が怒鳴るなんて なぜ言える!」
  • 7:21 - 7:23
    (笑)
  • 7:24 - 7:27
    スティーブはそれから恐ろしく長い間
    窓の外を眺めていました
  • 7:28 - 7:31
    そして言いました
    「つまり私は この20年間ずっと
  • 7:31 - 7:36
    そんな振る舞いをしていたのに
    誰も教えてくれなかったと言うのか?」
  • 7:37 - 7:39
    良いことも伝えたいと思って
    私は言いました
  • 7:39 - 7:43
    「スティーブ 心配ないわ
    問題は解決できるものばかりよ
  • 7:43 - 7:47
    それに あなたは最も大切な一歩を
    もう踏み出したわ」
  • 7:47 - 7:49
    「私が? 本当に? 良かった!
  • 7:49 - 7:51
    でも 私が何をした?」
  • 7:52 - 7:55
    「現実を受け止めたじゃない」
  • 7:55 - 7:57
    [真実]
  • 7:57 - 7:59
    皆さんは いかがですか?
  • 7:59 - 8:03
    自分自身に改善の余地があるとして
    その自覚はありますか?
  • 8:03 - 8:05
    自分についての妄想は
    抜群に上手くなるまでの
  • 8:05 - 8:08
    過程で出くわす障害物です
  • 8:08 - 8:10
    どんなに つらくても
  • 8:10 - 8:14
    自分に関する真実を知る責任を
    負わなくてはなりません
  • 8:14 - 8:17
    どんな方法がいいでしょう?
    私からのアドバイスです
  • 8:17 - 8:21
    ステップ1は つまり
    自分の立ち位置を知ることです
  • 8:21 - 8:23
    まずは自分の成功を測る―
  • 8:23 - 8:27
    客観的な尺度があれば
    それに目を向けるべきです
  • 8:27 - 8:30
    外科医なら自分の手術による
    合併症の発生率に
  • 8:30 - 8:34
    庭師なら どの木が育って
    どの木が枯れたかに目を向けます
  • 8:35 - 8:39
    それから主観的な尺度に目を向けます
  • 8:39 - 8:42
    最も簡単な方法は 自分に真実を
    語ってくれる人を見つけることです
  • 8:42 - 8:46
    こう尋ねます「私の行動の中で
    成功につながっているものは?
  • 8:46 - 8:51
    邪魔をしているものは?
    改善するためにやり方を変えられるか?」
  • 8:51 - 8:55
    いいですか 何よりも大事なのは
    真実を探し求めることですよ
  • 8:55 - 8:59
    さて こうして意見をもらって
    現在位置がわかりましたね
  • 8:59 - 9:03
    ステップ2は
    「1つに絞って取り組むこと」です
  • 9:03 - 9:08
    私の経験では 意見をもらった人は
    居ても立ってもいられず
  • 9:08 - 9:12
    翌朝 目が覚めたら
    何もかも変えようとするものです
  • 9:12 - 9:14
    考えてみてください
    無謀だと思いませんか?
  • 9:14 - 9:17
    集中ダイエットをやって
    1週間で5キロ減を目指すようなものです
  • 9:18 - 9:22
    実際の話 あれこれ手を出して
    成果がゼロかそれに近いなら
  • 9:22 - 9:26
    1つのことで前に進む方が
    ずっとマシです
  • 9:26 - 9:28
    スティーブの話に戻りましょう
  • 9:28 - 9:32
    彼にとって取り組むべき選択肢が
    たくさんあるのは間違いありませんよね
  • 9:32 - 9:34
    でも その中に1つ
    彼にとって
  • 9:34 - 9:37
    最も努力のし甲斐がある
    選択肢があります
  • 9:37 - 9:39
    何だか分かりますか?
  • 9:39 - 9:42
    スティーブは怒りを制御することを
    覚えなければなりません
  • 9:42 - 9:45
    私たちは この点が改善されるまで
  • 9:45 - 9:47
    他のことには一切 取り組まないと
    決めました
  • 9:48 - 9:52
    そこから1ヶ月間
    スティーブはそれだけを頑張りました
  • 9:52 - 9:54
    口調を柔らかくすることを覚え
  • 9:54 - 9:57
    言いたいことを我慢し
  • 9:57 - 10:00
    非難ではなく質問をするように
    なりました
  • 10:00 - 10:04
    そして驚くなかれ ほんの1週間で
    怒りを制御できるようになってきました
  • 10:04 - 10:08
    それで私たちは傾聴のスキルへ
    続いてコーチングへと進みました
  • 10:08 - 10:12
    数ヶ月間 そうやって1つずつ
    前に進むことを続けました
  • 10:12 - 10:14
    スティーブにどんな気づきがあったと
    思いますか?
  • 10:14 - 10:18
    ごく短期間のうちに 彼は新たな次元の
    自信を感じるようになりました
  • 10:18 - 10:22
    妄想による空っぽの自信では
    ありません
  • 10:22 - 10:26
    的を射た行動をしているからこその
    本物の自信です
  • 10:26 - 10:30
    チームには どんな気づきが
    あったでしょう?
  • 10:30 - 10:33
    ごく短期間のうちに
    チームは ある素晴らしい人物の話を
  • 10:33 - 10:38
    するようになりました
    名付けて「新スティーブ」です
  • 10:38 - 10:39
    (笑)
  • 10:39 - 10:42
    最高でした 何より良かったのは
    元通りの行動が出た時です
  • 10:42 - 10:44
    改善中には付き物ですが
    以前の彼に戻ると
  • 10:44 - 10:49
    チームは愛情たっぷりに こう言うのです
    「新スティーブは何て言うかな?」
  • 10:49 - 10:51
    (笑)
  • 10:51 - 10:53
    素晴らしいことですよね?
  • 10:54 - 10:56
    さて 皆さんはどうやって
    1つに絞りますか?
  • 10:56 - 11:00
    私からのアドバイスです
    紙の真ん中に タテ線を1本引きます
  • 11:01 - 11:05
    左側に上手くなりたいスキルを
    並べます
  • 11:06 - 11:10
    右側にはスキルの1つ1つに対して
    10段階で評価します
  • 11:10 - 11:14
    ここで考えてほしいのは
    そのスキルが向上するだけで
  • 11:14 - 11:17
    自分の素晴らしさが何段階
    上がるかです
  • 11:17 - 11:21
    大きい数字が付いたものから
    順番に取り組みます
  • 11:22 - 11:25
    さて 自らを知り
    やることを1つに絞りました
  • 11:26 - 11:30
    そこで止まる人をしょっちゅう見ますが
    それは間違いですし
  • 11:30 - 11:31
    大変 危険でもあります
  • 11:31 - 11:35
    私はこれを「妄想の中での上達」と
    呼んでいます
  • 11:35 - 11:38
    ただ上達したいと望むだけで
    魔法がそれを叶えてくれて
  • 11:38 - 11:42
    何もしなくてもスルッと上手くなるだろう
    という不毛な願いです
  • 11:43 - 11:47
    私が単語帳アプリで学習を試みたのと
    似たようなものです
  • 11:47 - 11:50
    それが「グーじゃない」ということは
    わかりましたよね?
  • 11:53 - 11:58
    現在の自分と最高の自分が見えたら
    あとは日々の実践あるのみです
  • 11:58 - 12:03
    何百年にもわたり 能力の高さは
    先天的なものと考えられてきました
  • 12:03 - 12:06
    たとえば科学者たちは
    最速のマラソン選手は
  • 12:06 - 12:09
    もともと肺や筋肉が違うと
    考えていたのです
  • 12:09 - 12:14
    しかし最近の研究で こうした違いは
    先天的でないことがわかっています
  • 12:14 - 12:19
    飛び抜けて優れた人がいたら
    それは日々の実践の賜物なのです
  • 12:19 - 12:23
    最速のマラソン選手の身体が
    他と違うわけではありません
  • 12:23 - 12:28
    違いは彼らがマラソンに向けた訓練中
    どれだけトレーニングを積んだかです
  • 12:29 - 12:31
    ではスティーブの話に戻りましょうか
  • 12:32 - 12:36
    スティーブは習慣づけによって
    日々の実践を身につけました
  • 12:37 - 12:41
    毎日 通勤中に
    改善したいことについて考え
  • 12:41 - 12:44
    実践の計画を立てました
  • 12:44 - 12:47
    そして帰宅中には
    自分のやり方を振り返りました
  • 12:47 - 12:50
    翌日どうするかを考えることも
    ありました
  • 12:51 - 12:56
    スティーブがこれにかけた時間は
    おそらく合計で週30分以下でしょう
  • 12:56 - 12:58
    でも その成果は莫大でした
  • 12:58 - 13:03
    半年もしないうちに 彼のチームは
    新しい契約を取るようになりました
  • 13:03 - 13:06
    スティーブは以前よりハッピーで
    自信を深めていました
  • 13:06 - 13:10
    私を雇った 彼の上司は大喜びでした
  • 13:11 - 13:14
    さて いかがでしょう?
    生まれつき優れた人は いるでしょうか?
  • 13:15 - 13:16
    そういう場合もあります
  • 13:16 - 13:20
    でもスティーブの例のように
    努力を貫くことによって どんな人でも
  • 13:20 - 13:22
    向上できると私は信じています
  • 13:22 - 13:24
    彼の場合はリーダーとして向上しました
  • 13:25 - 13:31
    ところで私はいつも言っていますが
    リーダーの96%は向上できます
  • 13:32 - 13:36
    残りの4%は
    ソシオパス(社会病質者)と呼ばれ
  • 13:36 - 13:38
    (笑)
  • 13:38 - 13:43
    人間として基本的なレベルで
    他者とのつながりを持つ能力が欠けています
  • 13:43 - 13:49
    つまり ソシオパスでない限り
    リーダーとして向上できます
  • 13:49 - 13:50
    それは ともかく
  • 13:50 - 13:52
    実践の話に戻りましょう
  • 13:52 - 13:54
    ポイントは
    日々の実践を貫かなければ
  • 13:54 - 13:56
    向上は望めないということです
  • 13:57 - 14:00
    ですから毎朝 起きたら
    こう言ってください
  • 14:00 - 14:03
    「今日は この1つについて
    向上してみせるぞ!」
  • 14:03 - 14:09
    行き詰まりを感じる日もあれば
    上手く行って心が躍る日もあるでしょう
  • 14:09 - 14:13
    でも あなたは日々学び
    日ごとに向上していくのです
  • 14:14 - 14:20
    最後に皆さん 自分が目標を
    達成したところを想像してください
  • 14:20 - 14:24
    すっかり上達した自分の姿です
  • 14:24 - 14:29
    どんな感じ? どんな気持ちですか?
    生活はどう向上しますか?
  • 14:31 - 14:36
    スティーブは達成しました
    彼は超人で例外なのでしょうか?
  • 14:36 - 14:38
    とんでもない
  • 14:38 - 14:39
    スティーブは普通の人間です
  • 14:39 - 14:43
    ただ彼は自分の進歩に
    真剣に取り組みました
  • 14:44 - 14:49
    汝自身を知り 1つを選び
    日々実践する
  • 14:49 - 14:51
    たった それだけです
  • 14:51 - 14:56
    この枠組みを使って何千人もの
    リーダーを見てきた私が保証します
  • 14:56 - 14:59
    これは絶対に間違いなく
    効果があります
  • 15:00 - 15:05
    さあ 皆さん 決断の時
    その瞬間が来ましたよ
  • 15:06 - 15:11
    シェルパとして私は道を示します
    でも山を登るのは あなたです
  • 15:12 - 15:18
    思い出してください あなたに本気で
    投資してくれる人は あなただけです
  • 15:18 - 15:22
    やると決めて
    3つのステップに従ってください
  • 15:22 - 15:26
    日ごとにあなたは
    着々と上達していき
  • 15:26 - 15:28
    とめどなく向上していくのです
  • 15:29 - 15:31
    何をグズグズしているんですか?
  • 15:31 - 15:33
    (拍手)
  • 15:33 - 15:34
    ありがとうございました
  • 15:34 - 15:36
    (拍手)
Title:
何でも抜群に上手くなるには? リーダーシップにも使えるコツ | ターシャ・ユーリック | TEDxMileHigh
Description:

リーダーシップは学んで身につくものでしょうか、それとも生まれつきのものでしょうか? 卓越したリーダーを目指すために限らず、あなたが上手くなりたいことなら何でも、抜群に上達するための処方箋がここにあります。

このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
15:51

Japanese subtitles

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