太陽系外の惑星を求めて
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0:01 - 0:04今日は真面目な エイリアン(地球外生命体)
探索についてお話しします -
0:05 - 0:08輝くUFOでやってくる
緑色の宇宙人ではありません -
0:08 - 0:10そんなのが居たら良いのですが
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0:10 - 0:13私が探しているのは
遠くの星の周りを回る惑星です -
0:14 - 0:16夜空にある星は どれも恒星です
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0:16 - 0:17恒星である私達の太陽に
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0:17 - 0:20水星・金星・地球・火星などの
惑星があるのなら -
0:20 - 0:22他の恒星にも惑星があるはずで
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0:22 - 0:23実際あるんです
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0:23 - 0:25ここ20年の間に 天文学者は何千もの
太陽系外惑星(系外惑星)を見つけました -
0:25 - 0:28ここ20年の間に 天文学者は何千もの
太陽系外惑星(系外惑星)を見つけました -
0:29 - 0:31夜空は系外惑星で溢れているのです
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0:31 - 0:33統計的にいうと どの星にも
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0:33 - 0:35少なくとも1つは惑星があるはずです
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0:36 - 0:38この様に惑星を探したり
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0:38 - 0:41将来 地球のような惑星を探す過程で
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0:41 - 0:42人類が何世紀にも渡って
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0:42 - 0:45問いかけてきた
壮大で神秘的な疑問に -
0:45 - 0:48目を向けることができるでしょう
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0:48 - 0:49なぜ我々はここにいるのか?
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0:49 - 0:51なぜ この宇宙が存在するのか?
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0:51 - 0:54地球はどのように生まれ 進化し
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0:54 - 0:57生命はどのように誕生し
広まったのか? -
0:58 - 1:01また この様な事も繰り返し考えます
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1:01 - 1:02我々は「孤独」な存在なのか?
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1:03 - 1:04他に生命体はいるのだろうか?
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1:05 - 1:07彼らはどのような生き物なのか?
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1:08 - 1:11この様に 何千年もの間
問い続けてきました -
1:11 - 1:13少なくとも 古代ギリシャの哲学者の頃からです
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1:13 - 1:16でも 人類は この謎の解明に
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1:16 - 1:19迫っていると思うのです
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1:19 - 1:23人類史上初めて
答えに手が届くところまで来たのです -
1:23 - 1:26私は この宇宙に他の生命が
存在するかを考えるとき -
1:26 - 1:30太陽が数多くある星の一つに
すぎない事を思い出します -
1:31 - 1:33これはある銀河の写真です
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1:33 - 1:35私達の住む天の川も
この様な銀河です -
1:35 - 1:37銀河は重力で互いに結びついた
星の集まりです -
1:37 - 1:41太陽はこの中にある
数千億もの星の1つにすぎず -
1:41 - 1:46天の川銀河も 1000億余り存在する
銀河の1つにすぎないのです -
1:47 - 1:49そこら中にある小さな惑星の数は
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1:49 - 1:51計算してみればわかります
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1:51 - 1:55つまり宇宙には星も惑星も
山ほどあるのです -
1:55 - 1:58宇宙のどこかに他の
生命体があって当然ですよね -
1:59 - 2:03でも こう言うと
生物学者に怒られます -
2:03 - 2:06まだ地球外生物が存在する
証拠が全くないからです -
2:07 - 2:12私達の住む銀河を
外から見たイメージです -
2:12 - 2:14太陽の方に拡大していくと
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2:14 - 2:16真の星の分布が見られます
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2:16 - 2:19明るく示されているのが
系外惑星の存在が分かっている星です -
2:20 - 2:22これは氷山の一角にすぎません
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2:23 - 2:26さらに このアニメーションで
私達の住む太陽系に近づくと -
2:27 - 2:28惑星が見えます
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2:28 - 2:31宇宙船なども太陽の周りを回っています
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2:33 - 2:36北アメリカ大陸の西海岸から
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2:36 - 2:38夜空を眺めてみましょう
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2:39 - 2:41春の夜空はこのように見えます
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2:41 - 2:43星座も重ねて表示されています
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2:43 - 2:45ここでも 惑星を持つ恒星が沢山あります
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2:45 - 2:49この空に惑星に溢れる特別な一角があります
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2:49 - 2:53ケプラー宇宙望遠鏡は何年もの間
この領域を詳細に観測しています -
2:54 - 2:58注目されている系外惑星に
近づいて見てみましょう -
2:59 - 3:02この星はケプラー186fと呼ばれ
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3:03 - 3:055つの惑星が周回する惑星系にあります
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3:05 - 3:09実はこれらの惑星については
あまり情報がありません -
3:09 - 3:12大きさや軌道などがわかっている程度です
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3:12 - 3:16でも この中のケプラー186f は
特別です -
3:16 - 3:20恒星から適度な距離の領域にあるので
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3:20 - 3:23生命の存在に丁度良い温度かもしれません
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3:23 - 3:26これは この惑星のイメージ図です
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3:26 - 3:28近づいて見た惑星の様子です
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3:31 - 3:37天文学者には
ロマンチックなイメージがあります -
3:37 - 3:40人里はなれた山頂にある天文台で
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3:40 - 3:44大きな望遠鏡で
満天の星の輝く夜空を眺めていると -
3:44 - 3:47でも実際は皆さんと同じように
コンピュータの前に座って -
3:47 - 3:51データをメールや
データベースから収集してるんです -
3:51 - 3:54今日ここでは
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3:54 - 3:57地道なデータや データの分析や
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3:57 - 3:59複雑なコンピュータ・モデルの作成ではなく
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3:59 - 4:01他の角度から系外惑星探査について
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4:01 - 4:04お話したいと思います
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4:04 - 4:05これは旅行案内のポスター
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4:05 - 4:07「ケプラー186f:
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4:07 - 4:10""隣の芝生は赤い"" 惑星」
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4:10 - 4:14ケプラー186f は
赤い恒星を回っているので -
4:14 - 4:17もし この惑星に
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4:17 - 4:19光合成をする植物があれば
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4:19 - 4:21色素が違い赤く見えるかもしれません
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4:22 - 4:28「HD 40307g ― スーパー・アースで
強力な重力を体験しよう」 -
4:28 - 4:30この惑星は地球の何倍もの質量があり
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4:30 - 4:32地表での重力も強くなります
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4:32 - 4:35「ケプラー16bでリラックス
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4:35 - 4:37影にもお友達がいる惑星」
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4:37 - 4:39(笑)
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4:39 - 4:432つの恒星のまわりを回る惑星も
10個あまり 発見されていますが -
4:43 - 4:46その数は今後もっと増えるでしょう
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4:46 - 4:47そんな惑星に行けるとしたら
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4:47 - 4:491日に日の入りが2回
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4:49 - 4:51影も2つ見えるはずです
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4:51 - 4:54SFにも正しいものもあるんですね
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4:54 - 4:55「スターウォーズ」のタトゥイーンです
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4:56 - 4:58他にも興味深い惑星を
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4:58 - 5:00ご紹介しましょう
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5:00 - 5:01これはケプラー10bです
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5:01 - 5:03とても高温の惑星です
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5:04 - 5:07恒星との距離は
地球から太陽への距離の -
5:07 - 5:091/50 もありません
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5:09 - 5:10実際 高温すぎて
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5:10 - 5:13このような惑星には行けません
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5:13 - 5:15到達するかなり手前で溶けてしまいます
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5:15 - 5:17地表は岩が溶けるほど熱く
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5:17 - 5:19溶岩の湖があるはずです
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5:19 - 5:21GJ 1214(グリーゼ・ヤーライス1214)
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5:21 - 5:23この惑星は重量と大きさから
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5:23 - 5:25密度がかなり低いと分かっています
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5:25 - 5:26比較的暖かい惑星です
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5:26 - 5:29他に情報は殆どありませんが
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5:29 - 5:31水の惑星である可能性があります
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5:31 - 5:35木星のまわりを回る
凍った月を大きくしたような惑星で -
5:35 - 5:37質量の半分以上が水かもしれません
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5:37 - 5:40もし そうだとしたら
分厚い水蒸気で覆われ -
5:40 - 5:42その下には海
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5:42 - 5:44それも液体の水ではなく
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5:44 - 5:47超臨界流体という特殊な状態にある
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5:47 - 5:49気体とも液体ともいえない水の海です
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5:49 - 5:50その下にあるのは岩ではなく
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5:50 - 5:52ある種の高圧の氷
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5:52 - 5:53「IX相の氷」などが予測されます
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5:55 - 5:57この様に宇宙には
実に沢山の惑星があり -
5:57 - 6:00その多様性には驚かされますが
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6:00 - 6:05私達が探しているのは
「ゴールディロック惑星」です -
6:05 - 6:07大きすぎず 小さすぎず
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6:07 - 6:09暑すぎず 寒すぎず
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6:09 - 6:10生命の存在に丁度良い惑星です
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6:11 - 6:13でも そのためには
惑星の大気を -
6:13 - 6:14観測する必要があります
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6:14 - 6:17大気は熱を閉じ込める覆いとなり
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6:17 - 6:18温室効果を生むからです
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6:18 - 6:21この温室効果ガスを調べる手段が
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6:21 - 6:22必要になります
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6:23 - 6:25SFの中には間違いもあります
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6:26 - 6:27「スタートレック」では
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6:27 - 6:31エンタープライズ号が超スピードで
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6:31 - 6:33宇宙の彼方の他の惑星を訪れ
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6:33 - 6:37ミスター・スポックが大気を分析して
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6:37 - 6:39惑星に居住可能かとか
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6:39 - 6:40他の生命の存在を調べていました
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6:41 - 6:43でも 本当はワープスピードで飛ばなくても
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6:43 - 6:45他の惑星の大気を調べられるんです
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6:45 - 6:48新進のエンジニアが
ワープ装置を開発しようというのを -
6:48 - 6:50引き留めるわけではないんですが
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6:50 - 6:52でも惑星の大気は
ここ 地球の軌道から -
6:52 - 6:54観測することができるんです
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6:54 - 6:57これはハッブル宇宙望遠鏡の写真です
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6:57 - 7:00最後の有人ミッションを終えた
スペースシャトル -
7:00 - 7:02アトランティス号から撮影されました
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7:02 - 7:04実は この時装着された新しいカメラで
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7:04 - 7:06系外惑星の大気を調べています
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7:06 - 7:11これまでに 何十もの系外惑星の大気を観測し
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7:11 - 7:14うち6つは細かく調べることができました
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7:14 - 7:16でも これらは地球サイズの小さな惑星ではなく
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7:16 - 7:18もっと大きく 観測しやすい
高温の惑星です -
7:18 - 7:19まだ現在の時点では
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7:19 - 7:24小さな系外惑星を観測する
技術がありません -
7:24 - 7:25でも どのように
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7:25 - 7:29系外惑星の大気を調べるか
説明してみたいと思います -
7:30 - 7:32虹を思い浮かべてください
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7:33 - 7:35この虹を拡大して見てみると
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7:35 - 7:38所々に暗い線があるのがわかります
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7:39 - 7:41これは太陽です
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7:41 - 7:42太陽の白い光を分けてみましょう
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7:42 - 7:45虹のように水滴ではなく
分光器を使います -
7:45 - 7:47すると こんな暗い縦の線が現れます
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7:47 - 7:49狭い線もあれば 太い線もあり
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7:49 - 7:50端がぼけているものもあります
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7:50 - 7:54天文学者は この方法を使って
天体を観測してきたのです -
7:54 - 7:56百年以上もです
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7:56 - 7:58原子や分子それぞれに
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7:58 - 8:00独特の線のパターンがあり
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8:00 - 8:01指紋のようなものともいえます
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8:01 - 8:04これを見て系外惑星の大気を調べています
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8:04 - 8:06系外惑星の大気を研究し始めたのは
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8:06 - 8:0820年以上前のことですが
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8:08 - 8:09沢山の人に言われました
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8:09 - 8:11「そんなの無理だ
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8:11 - 8:13観測なんてできないのに
なんでそんな研究をするの?」 -
8:13 - 8:17でも現在は嬉しいことに 大気の研究が進んでおり
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8:17 - 8:19新しい専門分野とも言えると思います
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8:19 - 8:22では 惑星や地球のような惑星を
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8:22 - 8:24将来観測できるようになったとき
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8:24 - 8:26どのような気体に注目するのでしょう?
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8:26 - 8:29私達の住む地球には酸素があり
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8:29 - 8:31大気の20%を占めています
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8:31 - 8:33かなりの量の酸素です
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8:33 - 8:36でも 地球に植物や
光合成を行う生命がなかったら -
8:36 - 8:38大気中の酸素レベルは
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8:38 - 8:40ほぼゼロに等しいはずです
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8:40 - 8:42生命があるゆえ酸素があるのです
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8:42 - 8:46ですから 他の惑星でも大気を調べ
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8:46 - 8:48生命がなければ存在しないはずの
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8:48 - 8:51気体を探せば良いわけです
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8:51 - 8:53でも どの分子を探せばよいのでしょう?
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8:53 - 8:55先ほどお話したように
実に多様な系外惑星があります -
8:55 - 8:57地球のような惑星が見つかるころにも
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8:57 - 8:59多様性は変わらないでしょう
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8:59 - 9:01ですから この研究にも取り組んでいます
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9:01 - 9:03私にはアイデアがあるのです
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9:03 - 9:05アイデアと言えば
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9:05 - 9:08毎日のように 変わったメールを受け取ります
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9:08 - 9:11重力の仕組みや宇宙論などの
奇抜な突拍子もないアイデアを -
9:11 - 9:13送ってくる人がいるのです
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9:13 - 9:17何か変わった事を思いついても
私に送らないでくださいね -
9:17 - 9:18(笑)
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9:18 - 9:20私にも奇抜なアイデアがありました
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9:20 - 9:22MITの教授は こういう時
誰に相談すればよいのか? -
9:23 - 9:27ノーベル生理学・医学賞を受賞した方にメールをしました
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9:27 - 9:29「話を聞こう」と言ってくださったので
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9:29 - 9:31生物化学の仲間を二人連れて
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9:31 - 9:33この奇抜なアイデアについて
相談に行きました -
9:33 - 9:37これは 生命が全ての
小さな分子を作るという仮説です -
9:37 - 9:38いろいろな分子です
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9:38 - 9:41化学者でない私が思いつく
すべての分子です -
9:41 - 9:43いろいろ ありますよね
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9:43 - 9:45二酸化炭素 一酸化炭素
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9:45 - 9:47水素分子や窒素分子
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9:47 - 9:48メタンや塩化メチル
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9:48 - 9:49いろいろな気体です
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9:49 - 9:51他にも存在する理由はありますが
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9:51 - 9:53オゾンでさえ 生命の賜物です
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9:53 - 9:55これを相談したら
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9:55 - 9:57アイデアはすぐさま撃ち砕かれました
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9:57 - 9:59あり得ない例を指摘されたのです
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10:00 - 10:02最初から考え直しでしたが
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10:02 - 10:05他の分野で価値のありそうな事を
みつけられたと思います -
10:05 - 10:07系外惑星に話を戻すと
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10:07 - 10:10生命は実に様々なタイプの
ガスをつくるということです -
10:10 - 10:12本当にたくさんあるんです
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10:12 - 10:15そこで現在研究しているのは
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10:15 - 10:16どんなタイプの系外惑星だったら
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10:16 - 10:20どの気体が生命の存在を示すかという関係です
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10:22 - 10:24将来 系外惑星にあるガスを
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10:24 - 10:26見つけても
-
10:26 - 10:28何によってもたらされたのか
分かりません -
10:28 - 10:31知能のあるエイリアンか樹木か
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10:31 - 10:32沼かそれとも
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10:32 - 10:35シンプルな単細胞生物によるものなのか
分らないのです -
10:36 - 10:37コンピュータのモデルや
-
10:37 - 10:39生物化学の研究など
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10:39 - 10:40うまく進んでいます
-
10:40 - 10:43でも 大きな壁があります
それは「手段」です -
10:43 - 10:45どうやって惑星をみつけるかです
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10:45 - 10:47惑星を探すには様々な方法があって
-
10:47 - 10:49いくつか種類があります
-
10:49 - 10:53でも私が注目しているのは
-
10:53 - 10:54将来 地球型の惑星を
-
10:54 - 10:56多数 発見できる様にするものです
-
10:56 - 10:58生命のシグナルを掴むチャンスがあるのです
-
10:58 - 11:01最近まで2年間
リーダーとして -
11:01 - 11:03「スターシェード」プロジェクトの
-
11:03 - 11:06重要なステップを
推進してきました -
11:06 - 11:09スターシェードは特別な形状のスクリーンで
-
11:09 - 11:11これを宇宙に飛ばし
-
11:11 - 11:14星からの光を遮って
-
11:14 - 11:17望遠鏡で惑星が直接見えるようにするものです
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11:17 - 11:202人のチームメンバーと私です
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11:20 - 11:22スターシェイドの一片と写っています
-
11:22 - 11:23全体では大きな花のような形で
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11:23 - 11:26これは その花びらのプロトタイプです
-
11:27 - 11:31計画としては
スターシェードと望遠鏡を同時に打ち上げ -
11:31 - 11:34格納されている花びらを宇宙で開きます
-
11:35 - 11:37中央のトラスが開いて
-
11:37 - 11:40花びらを所定の位置にぴたりと止めます
-
11:40 - 11:42制作には精密さが肝心で
-
11:42 - 11:44花びらの製造はミクロン単位
-
11:44 - 11:47展開にもミリメータの単位の精度を要求されます
-
11:47 - 11:49また この装置は望遠鏡から
-
11:49 - 11:52何万キロという位置まで
移動しなくてはならないのです -
11:52 - 11:54直径は数十メートルもあります
-
11:55 - 12:00目的は非常に高い精度で
星の光を遮り -
12:00 - 12:02直接惑星を観察することを可能にすることです
-
12:03 - 12:06この形がとても大切なんです
-
12:06 - 12:08光の回折現象を防ぐためです
-
12:08 - 12:10これが実際に携わったプロジェクト
-
12:10 - 12:12本当に大変だったんです
-
12:12 - 12:15動画でないのもあります
-
12:15 - 12:17この写真は
-
12:17 - 12:222世代目のスターシェード展開の
テスト用スペースです -
12:22 - 12:24ここで使用している中央のトラスは
-
12:24 - 12:26ラジオ衛星の
大きな展開式アンテナのものを -
12:26 - 12:28流用しています
-
12:29 - 12:31このような労力を費やし
-
12:31 - 12:35宇宙に存在するかもしれない
ガスなんかを予測し -
12:35 - 12:38とても複雑な宇宙望遠鏡を作って
-
12:38 - 12:39宇宙に送り
-
12:39 - 12:40何が見つかるというのでしょう?
-
12:41 - 12:43上手くいけば
-
12:43 - 12:45地球に似た系外惑星の像を
見る事が出来るでしょう -
12:46 - 12:49この かすかな青い点が地球
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12:49 - 12:51これはボイジャー1号によって
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12:51 - 12:53約60億kmのかなたから撮影された
-
12:53 - 12:55地球の写真です
-
12:55 - 12:58赤い光は単にカメラ内で反射した光です
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12:59 - 13:02ここで凄いと思うのは
-
13:02 - 13:05もし知能の高いエイリアンが
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13:05 - 13:09近傍の星を回る惑星に住んでいて
-
13:09 - 13:11私達の計画しているような
-
13:11 - 13:13複雑な宇宙望遠鏡を作ったとしても
-
13:13 - 13:15こんな青白い点が見えるだけ
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13:15 - 13:17針の先ほどの光です
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13:17 - 13:21ですから 時々ふと立ち止まり
-
13:21 - 13:25自分の研究の難しさや
野望の大胆さを考えても -
13:25 - 13:27宇宙の広大さと比較べてしまうと
-
13:27 - 13:29お話しにもなりません
-
13:30 - 13:34でも 今後もずっと一生
-
13:34 - 13:36他の地球を探すつもりです
-
13:36 - 13:39そして絶対に
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13:39 - 13:41次世代の宇宙望遠鏡で
-
13:41 - 13:43その次の世代のもので
-
13:43 - 13:48他の地球を探し
明らかにすることができると思います -
13:48 - 13:51星の光を分けて
-
13:51 - 13:52大気がどのようなものか
-
13:52 - 13:56温室効果ガスも調べて
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13:56 - 13:57表面温度を推測したり
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13:57 - 13:59生命体が存在するか探ることもできます
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14:00 - 14:01でもまだあります
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14:01 - 14:05地球に似た他の惑星を探す過程で
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14:05 - 14:07近くの星やその周りを回る惑星の
-
14:07 - 14:10新しい地図を作成しているのです
-
14:10 - 14:14その中には人間が住める
惑星もあるかもしれません -
14:15 - 14:17私達の子孫が
-
14:17 - 14:19何百年も先に
-
14:19 - 14:22太陽系外の旅に出る日が
来ると思います -
14:23 - 14:26そんな彼らが私達のことを顧みて
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14:26 - 14:29地球似の惑星をみつけた
世代と思うかもしれません -
14:30 - 14:31ありがとうございました
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14:31 - 14:38(拍手)
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14:38 - 14:40(ジュン・コーエン) 質問をしてくださる
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14:40 - 14:41ロゼッタ・ミッションの責任者
フレッド・ジャンセンです -
14:42 - 14:44(フレッド) 話の半ばで
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14:44 - 14:48太陽系外にある地球のような惑星のスペクトルを
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14:48 - 14:50観察する技術はまだないと言われましたが
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14:50 - 14:52これが可能になるのは いつ頃で
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14:52 - 14:54必要なものは何でしょう?
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14:54 - 14:58私達が期待しているのは
次世代のハッブル望遠鏡ともいわれる -
14:59 - 15:01ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡です
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15:01 - 15:03これは2018年に打ち上げられます
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15:03 - 15:04これを使って
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15:04 - 15:07惑星が前を通過する際に生じる恒星の
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15:07 - 15:08光の微妙な変化を調べるつもりです
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15:08 - 15:11その小さな惑星に
生命が生息可能かどうかを示す― -
15:11 - 15:15ガスの有無を初めて調べることが
できると思います -
15:15 - 15:20(ジュン) サラ 私からも1つ
一般的な質問をさせてください -
15:20 - 15:23過去の研究に批判的な人もいたということが
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15:23 - 15:24印象に残りました
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15:24 - 15:26系外惑星の研究を始めた頃
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15:26 - 15:29科学のコミュニティで
その存在を強く疑う人もいましたが -
15:29 - 15:30科学のコミュニティで
その存在を強く疑う人もいましたが -
15:30 - 15:31考えが正しいと証明しましたね
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15:31 - 15:33どのように乗り越えたのですか?
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15:33 - 15:35(サラ) 科学者というものは
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15:35 - 15:37懐疑的であるべきだと思います
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15:37 - 15:40他の人の考えを聞き
それが納得できるものだと -
15:40 - 15:42判断するのが仕事だからです
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15:42 - 15:44でも科学者というものは
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15:44 - 15:47このセッションでもお分かりのように
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15:47 - 15:48冒険者のようでもあるのです
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15:48 - 15:50大変に興味深く
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15:50 - 15:52頑固でもあり
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15:52 - 15:54誰に何も言われても
前に突き進む意志を持っています -
15:54 - 15:56誰に何も言われても
前に突き進む意志を持っています -
15:56 - 15:58(ジュン) 素敵ですね
ありがとう サラ -
15:58 - 16:01(拍手)
- Title:
- 太陽系外の惑星を求めて
- Speaker:
- サラ・シーガー
- Description:
-
どの夜空に輝く星にも、少なくとも1つの惑星が回っています。この太陽系外の惑星について、どのような知識があり、さらに学ぶには何が必要なのでしょう?天文家のサラ・シーガーが、興味深い幾つかの系外惑星と、情報収集に使われる新しい技術を紹介します。この技術で生命体の住む系外惑星も見つけられるかもしれません。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 16:14
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for The search for planets beyond our solar system | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for The search for planets beyond our solar system | ||
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Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for The search for planets beyond our solar system | ||
Akiko Hicks commented on Japanese subtitles for The search for planets beyond our solar system |
Akiko Hicks
LCの方へ:字幕のタイミングを少し変更したので、パラグラフマークを英語の字幕から手作業でコピーしました。承認レビューよろしくお願いいたします。