超富豪の仲間たち、ご注意を ― 民衆に襲われる日がやってくる
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0:01 - 0:04皆さんは私をご存じないでしょうが
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0:04 - 0:07私は皆さんがあちこちで耳にする
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0:07 - 0:09上位0.01%の富裕層の一人で
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0:09 - 0:13つまり紛れもないプルートクラット
(超富豪 政治権力者)です -
0:13 - 0:16今日は私の仲間である
超富豪の人たちに向けて -
0:16 - 0:18お話ししたいと思っています
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0:18 - 0:21私たち超富豪が話し合うべき時が
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0:21 - 0:23来たように思うからです
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0:23 - 0:26多くの超富豪と同様 私も
資本家であることを -
0:26 - 0:28誇りに思い
悪びれてもいません -
0:28 - 0:32私は様々な業界で30を越える会社を
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0:32 - 0:35個人や共同で設立したり
資金提供したりしてきました -
0:35 - 0:39アマゾン社に非同族で出資したのは
私が初めてでした -
0:39 - 0:42私はアクアンティブという会社を
共同で立ち上げ -
0:42 - 0:45マイクロソフト社に64億ドルで
売却しました -
0:45 - 0:48友人と共に銀行を所有しています
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0:48 - 0:51これをお伝えしたのは ―(笑)
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0:51 - 0:52信じられないでしょう?
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0:52 - 0:55これをお伝えしたのは私の人生が
他の多くの超富豪と -
0:55 - 0:58同じだと言いたかったからです
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0:58 - 1:01私は資本主義やビジネスを
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1:01 - 1:03大きな視野で捉え
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1:03 - 1:07それによって鼻持ちならないほどの
利益を得て -
1:07 - 1:09皆さんには想像もつかないような
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1:09 - 1:11生活をしています
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1:11 - 1:14複数の住宅、ヨット、自家用機
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1:14 - 1:18その他もろもろ
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1:18 - 1:22でも正直に言います
私はズバ抜けて賢くはありません -
1:22 - 1:24最も勤勉な人物でもありません
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1:24 - 1:26学生時代は平凡でした
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1:26 - 1:27技術も全然ありません
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1:27 - 1:30プログラムも書けません
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1:30 - 1:33まさに私の成功は
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1:33 - 1:35出生、境遇、タイミングにおける
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1:35 - 1:40驚くほどの幸運の結果なのです
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1:40 - 1:45しかし私にはいくつか長所があります
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1:45 - 1:491つはリスクに耐える力が
非常に強いこと -
1:49 - 1:52もう1つは将来 起きることを言い当てる
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1:52 - 1:54直感や洞察力が優れていることです
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1:54 - 1:58この未来に対する直感が
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1:58 - 2:01優れた起業家精神にとって
最も重要だと思います -
2:01 - 2:04では今日 私が未来をどう見ているか
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2:04 - 2:06気になりますか?
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2:06 - 2:07鉄の熊手が見えます
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2:07 - 2:12怒りの群衆が手にしているような農具です
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2:12 - 2:17なぜなら私たち超富豪は
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2:17 - 2:21想像を絶するほどの強欲に
まみれて暮らし -
2:21 - 2:2499%の一般国民を
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2:24 - 2:27どんどん引き離しているからです
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2:27 - 2:291980年 アメリカ国民の上位1%は
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2:29 - 2:32国民所得の8%を占めていました
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2:32 - 2:34当時の下位50%が占めていたのは
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2:34 - 2:3718%です
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2:37 - 2:4030年経った現在 上位1%が占めるのは
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2:40 - 2:44国民所得の20%を越えており
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2:44 - 2:46下位50%が占めるのは
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2:46 - 2:4912-13%です
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2:49 - 2:51この傾向が続けば
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2:51 - 2:52今後30年のうちに
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2:52 - 2:55上位1%が占めるのは
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2:55 - 2:57国民所得の30%を越え
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2:57 - 2:59下位50%が占めるのは
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2:59 - 3:01たったの6%になります
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3:01 - 3:03お分かりでしょう
問題は -
3:03 - 3:05格差そのものではありません
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3:05 - 3:07高度に機能する
資本主義下の -
3:07 - 3:10民主主義において
ある程度の格差は必要です -
3:10 - 3:12問題は今日の格差が
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3:12 - 3:16史上最大であり
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3:16 - 3:19日々悪化しているということです
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3:19 - 3:22そして もしこのまま富や力や所得を
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3:22 - 3:23一握りの超富豪に
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3:23 - 3:26集中させていたら
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3:26 - 3:28私たちの社会は
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3:28 - 3:29資本主義下の民主主義から
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3:29 - 3:3318世紀のフランスのような
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3:33 - 3:35新封建主義へ変わってしまいます
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3:35 - 3:38それは革命前の
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3:38 - 3:40農具を持った民衆が
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3:40 - 3:42反乱した頃のフランスです
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3:42 - 3:45私には伝えたいことがあります
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3:45 - 3:46私と同じ超富豪や大金持ち
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3:46 - 3:48バブルの世界で
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3:48 - 3:50優雅に暮らす人々へのメッセージです
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3:50 - 3:51「目を覚ませ」
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3:51 - 3:55目を覚ましましょう
いずれ終わりが来ます -
3:55 - 3:57私たちがこの社会における
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3:57 - 4:01あからさまな経済格差に対して
何もせずにいたら -
4:01 - 4:04あの民衆が襲いに来ます
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4:04 - 4:08自由で開かれた社会で
今のような経済格差の拡大が -
4:08 - 4:11長く続くはずがないのです
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4:11 - 4:14過去にも 続いた例はありません
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4:14 - 4:16極めて不平等な社会には
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4:16 - 4:17警察国家や
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4:17 - 4:19暴動が付き物です
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4:19 - 4:21手立てを講じなければ
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4:21 - 4:23世直し一揆が私たちを襲いますよ
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4:23 - 4:27可能性の話ではありません
時間の問題です -
4:27 - 4:31その時が来たら
それは誰にとっても -
4:31 - 4:32酷いことになりますが
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4:32 - 4:37特に私たち超富豪にとっては最悪です
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4:37 - 4:41リベラル派の優等生みたいに
聞こえるでしょうが -
4:41 - 4:43違います
経済格差が悪だとかいう -
4:43 - 4:46倫理的な議論をしているのではありません
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4:46 - 4:50私が訴えたいのは
この経済格差の拡大は -
4:50 - 4:54馬鹿げていて
最終的には自滅につながるということです -
4:54 - 4:57格差拡大は私たちが
民衆に襲われる危険性を -
4:57 - 4:59高めるばかりでなく
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4:59 - 5:04ビジネスにも大打撃を与えます
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5:04 - 5:07私たち金持ちの手本は
ヘンリー・フォードでしょう -
5:07 - 5:11フォードは有名な
「日給5ドル」という― -
5:11 - 5:14当時の一般的な賃金の
倍増計画を導入しましたが -
5:14 - 5:16彼の功績は
工場の生産性を -
5:16 - 5:18向上させただけではなく
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5:18 - 5:22貧しく搾取されていた自動車工たちを
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5:22 - 5:24自分たちの作る商品を買うことができる
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5:24 - 5:28成長した中流階級に転換させたことです
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5:28 - 5:32フォードは直感していました
現代の私たちが認めるとおり -
5:32 - 5:36経済は生態系になぞらえて考えるのが
最適で -
5:36 - 5:38自然界の循環システムと
-
5:38 - 5:40自然界の循環システムと
-
5:40 - 5:42同様の特徴があり
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5:42 - 5:46経済にも企業と顧客の間に
循環システムがあるのです -
5:46 - 5:49賃上げによって需要が増し
-
5:49 - 5:51需要によって雇用が増え
-
5:51 - 5:53それによって賃金や
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5:53 - 5:56需要や利益が増えます
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5:56 - 6:01この景気の好循環こそが
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6:01 - 6:03今日の経済回復に
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6:03 - 6:08欠けているものです
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6:08 - 6:13だから私たちは
両政党で強い勢力を誇る― -
6:13 - 6:16トリクルダウン政策とは手を切って
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6:16 - 6:18私が「ミドル・アウト経済」と呼ぶ
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6:18 - 6:21やり方を採用する必要が
あるのです -
6:21 - 6:24ミドル・アウト経済では
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6:24 - 6:26経済というのは効率的で線形で
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6:26 - 6:30メカニズム的であるから
均衡や公正に進む傾向があるという -
6:30 - 6:34新古典派経済学の考えを却下し
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6:34 - 6:3721世紀型の考え方を採用します
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6:37 - 6:41経済は複雑、適応的、生態系的なので
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6:41 - 6:43均衡や公正とは逆方向に進み
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6:43 - 6:46不平等になる傾向があり
効率とは程遠いが -
6:46 - 6:48うまく管理されていれば
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6:48 - 6:51効果的であるという考え方です
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6:51 - 6:54この21世紀型の観点でとらえると
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6:54 - 6:57現存する資源の効率的な分配によって
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6:57 - 7:00資本主義が機能しているのでは
ないということが -
7:00 - 7:03はっきり見えてきます
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7:03 - 7:09資本主義は人類が抱える問題に対して
新たな解決策を生み出すことで -
7:09 - 7:10機能するのです
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7:10 - 7:12資本主義の特質は
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7:12 - 7:17解決策を見つけるべく
進化するシステムだという点です -
7:17 - 7:23他の人たちの問題を解決した人々に
報酬が与えられます -
7:23 - 7:26貧しい社会と豊かな社会の違いは
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7:26 - 7:28そこに住む人々のために
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7:28 - 7:31生産という形の解決策を
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7:31 - 7:33どれほど生み出したかという
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7:33 - 7:36度合いの問題であることは明らかです
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7:36 - 7:38私たちの社会が保有する
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7:38 - 7:40解決策の総和が すなわち
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7:40 - 7:42私たちの繁栄であり
このことが -
7:42 - 7:45グーグルやアマゾン
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7:45 - 7:47マイクロソフトやアップルなどの会社や
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7:47 - 7:50こうした会社を作った起業家たちが
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7:50 - 7:53我が国の繁栄に大きく貢献したと言える
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7:53 - 7:56理由になるのです
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7:56 - 7:59この21世紀型の観点でとらえると
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7:59 - 8:02私たちが問題を解決した率をもって
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8:02 - 8:04経済成長を理解するのが
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8:04 - 8:06最も適切だということも
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8:06 - 8:08はっきりしてきます
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8:08 - 8:12しかしその率は問題を解決した人の数―
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8:12 - 8:15問題を解決する能力のある多様な人々を
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8:15 - 8:18私たちが何人持っているかに
かかっています -
8:18 - 8:21つまり私たち市民のうち何人が
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8:21 - 8:23解決策を提供できる起業家として
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8:23 - 8:27また その解決策を購入する消費者として
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8:27 - 8:30積極的に参加できるかによるのです
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8:30 - 8:34しかしこの参加の最大化というのは
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8:34 - 8:36偶然 起きたりはしません
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8:36 - 8:38自然に起きる訳ではないのです
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8:38 - 8:42努力と投資が必要です
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8:42 - 8:44だからこそ大いに繁栄した
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8:44 - 8:47資本主義下の民主主義は
どれも皆 -
8:47 - 8:50中流階級と
彼らの生活を左右する -
8:50 - 8:52インフラに対し
大規模な投資を行うという -
8:52 - 8:55特徴があるのです
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8:55 - 8:57私たち超富豪は この
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8:57 - 9:00私たちがさらに富めば
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9:00 - 9:02他の人にも富が浸透するという
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9:02 - 9:05トリクルダウン経済から
脱却する必要があります -
9:05 - 9:09トリクルダウン理論は間違いです
そんなはずがないでしょう -
9:09 - 9:13私には平均賃金の
千倍の収入がありますが -
9:13 - 9:16千倍多く買い物したりはしません
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9:16 - 9:17そうでしょう?
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9:17 - 9:20私はこのズボンを2本買いました
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9:20 - 9:22パートナーのマイクいわく
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9:22 - 9:24「経営者ズボン」
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9:24 - 9:27私はこれを2千本買えますよ
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9:27 - 9:30でも買ってもしょうがないでしょう?
(笑) -
9:30 - 9:33私が床屋に行く回数も
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9:33 - 9:36外食する回数も そう多くはありません
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9:36 - 9:40超富豪がいくら富をかき集めたところで
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9:40 - 9:44国家規模の経済を動かすことは
絶対にできません -
9:44 - 9:50それが可能になるのは
中流階級の成長によってのみです -
9:50 - 9:51「手の打ちようがない」と
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9:51 - 9:56超富豪の友人たちは言うかもしれません
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9:56 - 9:59ヘンリー・フォードの頃とは
時代が違います -
9:59 - 10:01出来ないことはあるでしょう
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10:01 - 10:04でも出来ることもあるでしょう
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10:04 - 10:082013年6月19日
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10:08 - 10:11ブルームバーグに私の書いた記事が
掲載されました -
10:11 - 10:16『最低賃金15ドルという資本家の理論』
という題です -
10:16 - 10:19賢明なフォーブス誌の人々の中には
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10:19 - 10:21私の熱狂的なファンがいますが
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10:21 - 10:26彼らに「ニック・ハノーアーによる
とんでもない提案」と呼ばれました -
10:26 - 10:29しかし その記事が掲載されて
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10:29 - 10:32ほんの350日後
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10:32 - 10:35シアトル市長のエド・マレーが
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10:35 - 10:39シアトルの最低賃金を
時給15ドルに上げるという条例を -
10:39 - 10:40法律として成立させました
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10:40 - 10:42これは連邦内で一般的な
-
10:42 - 10:46時給7ドル25セントの
倍以上に当たります -
10:46 - 10:48何故そうなったのか
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10:48 - 10:50分別ある方なら疑問に思うでしょう
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10:50 - 10:52その理由は私たちが共同で
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10:52 - 10:53中流階級の人々に
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10:53 - 10:55彼らこそが資本主義経済の
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10:55 - 10:59成長と繁栄の源であると
再認識してもらったからです -
10:59 - 11:02労働者が持つお金が増えれば
企業は顧客が増え -
11:02 - 11:04雇用を増やす必要が出てくると
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11:04 - 11:06再認識してもらいました
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11:06 - 11:08企業が労働者に生活賃金を払えば
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11:08 - 11:11納税者は食糧配給券や
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11:11 - 11:13医療扶助、家賃補助などの
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11:13 - 11:15労働者が必要とする
-
11:15 - 11:18生活保護制度の財源を
負担することから -
11:18 - 11:19解放されるということを
-
11:19 - 11:22再認識してもらいました
-
11:22 - 11:25低賃金の労働者は
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11:25 - 11:27納税状況が極めて悪く
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11:27 - 11:29すべての企業が
-
11:29 - 11:31最低賃金を引き上げれば
-
11:31 - 11:33どの企業も潤い
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11:33 - 11:36競争も起きるということを
再認識してもらいました -
11:36 - 11:37さて ここで出る定番の反論は
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11:37 - 11:41最低賃金の引き上げによって
失業が増えるというものでしょう -
11:41 - 11:44政治家たちはトリクルダウン案を
-
11:44 - 11:47繰り返し唱えるとき
こう言いますね -
11:47 - 11:49「人件費が上がると
どうなります? -
11:49 - 11:52雇用が減るんですよ」
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11:52 - 11:54本当だと思いますか?
-
11:54 - 11:58矛盾する証拠がありますよ
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11:58 - 12:031980年以来
我が国のCEOの賃金は -
12:03 - 12:05平均賃金の30倍から
500倍に -
12:05 - 12:07上がりました
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12:07 - 12:10これが人件費増加の実体です
-
12:10 - 12:13さらに 私が知る限り
-
12:13 - 12:15CEOの職を外部委託したり
-
12:15 - 12:19自動化したり
中国に移したりしている企業は -
12:19 - 12:21一つもありません
-
12:21 - 12:23それどころか
かつてないほど -
12:23 - 12:27多くのCEOや経営幹部が
雇われているようです -
12:27 - 12:31テクノロジー系や
金融サービス系の -
12:31 - 12:33労働者もそうです
-
12:33 - 12:35彼らは平均賃金の何倍も稼ぎますが
-
12:35 - 12:37彼らの雇用は増加しています
-
12:37 - 12:42人件費の増加が
高給取りの増加であることは -
12:42 - 12:44明らかなのです
-
12:44 - 12:47ほとんどの人は
-
12:47 - 12:48最低賃金15ドルというのは
-
12:48 - 12:52常軌を逸した リスクの高い
経済的実験だと思うでしょう -
12:52 - 12:54私たちはそう思いません
-
12:54 - 12:57私たちはシアトルでの
-
12:57 - 12:58最低賃金15ドル法を
-
12:58 - 13:00論理的な経済政策を維持するための
-
13:00 - 13:03策だと考えています
-
13:03 - 13:04それによって
こちらの都市が -
13:04 - 13:07そちらの都市を
やっつけられるようになります -
13:07 - 13:09というのも
ご存知でしょう -
13:09 - 13:11ワシントン州はすでに
-
13:11 - 13:12最低賃金が国内で
-
13:12 - 13:14最も高い州です
-
13:14 - 13:16ここでの時給は9ドル32セントで
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13:16 - 13:18これは連邦最低賃金である
-
13:18 - 13:217ドル25セントより3割多いですが
-
13:21 - 13:24重要なのは
チップをもらう職種の連邦最低賃金である -
13:24 - 13:282ドル13セントの427%に当たる
金額であるという点です -
13:28 - 13:31トリクルダウン支持者の言うとおりなら
-
13:31 - 13:34ワシントン州は大量の失業者を
抱えていたでしょう -
13:34 - 13:36シアトルは沈没していたでしょう
-
13:36 - 13:40ところがシアトルは
-
13:40 - 13:43国内の大都市で
最も急成長しているのです -
13:43 - 13:48ワシントン州は
-
13:48 - 13:50他のどの主要な州よりも
高い成長率で -
13:50 - 13:52中小企業の雇用を増やしています
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13:52 - 13:56シアトルのレストラン業は
好景気に沸いています -
13:56 - 14:00その理由は資本主義の原則として
-
14:00 - 14:02労働者の持つお金が増えると
-
14:02 - 14:03ビジネスには客が増え
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14:03 - 14:06働き手が必要になるからです
-
14:06 - 14:09レストランが従業員に払う給料で
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14:09 - 14:12従業員が外食できるようになれば
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14:12 - 14:15それはレストラン業にとって
悪くない話です -
14:15 - 14:17良い話なんです
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14:17 - 14:21レストラン経営者の中には
そうは考えない人もいるようですがね -
14:21 - 14:23言うは易く行うは難しと
思われますか? -
14:23 - 14:24もちろんそうです
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14:24 - 14:26さまざまな力学が働いています
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14:26 - 14:29でも 低賃金労働者の
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14:29 - 14:31稼ぎが少し増えると失業が急増し
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14:31 - 14:33経済が崩壊すると考えるのは
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14:33 - 14:34もう止めませんか?
-
14:34 - 14:37そんな証拠はないのです
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14:37 - 14:38トリクルダウン経済論の
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14:38 - 14:40最もタチが悪い点は
金持ちが -
14:40 - 14:42もっと金持ちになれば
皆が幸せになるという -
14:42 - 14:44その主張ではありません
-
14:44 - 14:47貧乏人が金持ちになることは
-
14:47 - 14:49経済にとってマイナスだとして
-
14:49 - 14:51最低賃金の引き上げに
-
14:51 - 14:53反対する人々の主張です
-
14:53 - 14:55それはナンセンスです
-
14:55 - 14:59私や他の超富豪ら
金持ちが -
14:59 - 15:01我が国を作ったという
-
15:01 - 15:04レトリックは もう
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15:04 - 15:06止めにしませんか?
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15:06 - 15:08我々 超富豪は知っています
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15:08 - 15:10表立って認めはしませんが
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15:10 - 15:13私たちが
このアメリカ合衆国という国以外の -
15:13 - 15:15どこか別の場所で生まれていたら
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15:15 - 15:18舗装もされていない道端に裸足で立ち
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15:18 - 15:21果物を売る人たちと同じだっただろうと
-
15:21 - 15:23極貧の地域などに
優れた起業家がいても -
15:23 - 15:25どうにもならないのです
-
15:25 - 15:27その起業家の顧客に
-
15:27 - 15:31どれだけの購買力があるか
それに尽きるのです -
15:31 - 15:36ではここで私が「新資本主義」と呼ぶ
-
15:36 - 15:37経済の新たな形
-
15:37 - 15:40政治の新たな形をご紹介しましょう
-
15:40 - 15:43資本主義は
-
15:43 - 15:45他の仕組みを圧倒し
-
15:45 - 15:49起業家にしろ顧客にしろ
より多くの人を巻き込むことで -
15:49 - 15:52より良く機能するということを
-
15:52 - 15:54認めましょう
-
15:54 - 15:58是が非でも政府の規模を縮小しましょう
-
15:58 - 16:01ただし生活保護制度を
切り詰めるのではなく -
16:01 - 16:03労働者が十分な賃金を得た結果
-
16:03 - 16:06保護が必要なくなるように
するのです -
16:06 - 16:09中流階級にたっぷりと投資し
私たちの経済が -
16:09 - 16:12より公正で
より包括的になるようにしましょう -
16:12 - 16:16より公正ということは
真に競争力があるということで -
16:16 - 16:18真に競争力があるということは
-
16:18 - 16:21人類が抱える問題に対する解決策を
-
16:21 - 16:22作り出す能力が高く
-
16:22 - 16:28それが成長と繁栄を推進する
力になるのです -
16:28 - 16:31人類が社会における
繁栄をもたらすために -
16:31 - 16:33生み出したもののうち
-
16:33 - 16:35しっかり管理された資本主義ほど
優れた社会技術は -
16:35 - 16:37他にありません
-
16:37 - 16:40しかし資本主義は
複雑なシステムが増殖するという -
16:40 - 16:43その根本的な力学のため
-
16:43 - 16:47どうしても不平等や富の集中
破綻に -
16:47 - 16:51向かってしまう傾向があります
-
16:51 - 16:54民主主義の仕事は
-
16:54 - 16:58大衆の関わりを最大限に高めることです
-
16:58 - 17:01ごく一部の人だけに
お金を集中させるのではなく -
17:01 - 17:05繁栄をもたらすようにするのです
-
17:05 - 17:08政治が繁栄と成長をもたらすのは
-
17:08 - 17:11起業家とその顧客の双方が
-
17:11 - 17:14豊かになれるような条件を
-
17:14 - 17:16整えてこそです
-
17:16 - 17:19私のような資本家と
労働者の力関係を整えるのは -
17:19 - 17:22資本主義にとって悪い話ではありません
-
17:22 - 17:24不可欠なことです
-
17:24 - 17:27最低賃金を妥当な額にすることや
-
17:27 - 17:29医療費を手頃な額にすること
-
17:29 - 17:30有給病気休暇や
-
17:30 - 17:34中流階級が必要とする
教育や研究開発などの -
17:34 - 17:36重要なインフラをまかなうために
-
17:36 - 17:40必要とされる一歩進んだ税制
-
17:40 - 17:42これらはやり手の資本家なら
成長のために -
17:42 - 17:44進んで利用すべき
必須ツールです -
17:44 - 17:48なぜなら 私たちほど
その恩恵を受ける人は -
17:48 - 17:50いないですからね
-
17:50 - 17:52多くの経済学者の言葉を信じて
皆さんは -
17:52 - 17:55経済が客観的な科学だと
思い込んでいるでしょう -
17:55 - 17:58私はそうは思いません
私は経済学もまた -
17:58 - 18:00ツールの1つであり
-
18:00 - 18:02地位や権力に関する
-
18:02 - 18:06私たちの社会的 倫理的
選好と偏見を強化し -
18:06 - 18:10コード化するために
人間が利用するものだと思っています -
18:10 - 18:12だからこそ私のような超富豪は
-
18:12 - 18:16私たちの位置関係が
なぜ倫理的に正しく -
18:16 - 18:18皆のためになるかについて
-
18:18 - 18:22他の人々に納得してもらえるような物語を
-
18:22 - 18:26常に求めてきたわけです
-
18:26 - 18:30たとえば私たち雇用を創り出す側は
絶対に必要で -
18:30 - 18:33皆さんは そうではないとか
-
18:33 - 18:36私たち富裕層の減税は
成長につながるが -
18:36 - 18:38皆さんへの投資は
-
18:38 - 18:40債務を膨らませ
-
18:40 - 18:42我が国を破産させるとか
-
18:42 - 18:44私たちに関係することは
-
18:44 - 18:46皆さんには関係ないとか
-
18:46 - 18:49何千年もの間
こうした物語は -
18:49 - 18:50神権と呼ばれていました
-
18:50 - 18:55今日に至っては
トリクルダウン経済です -
18:55 - 18:59どれもこれも誰が見たって
明らかに -
18:59 - 19:00利己的ではありませんか
-
19:00 - 19:03私たち超富豪は理解する必要があります
-
19:03 - 19:05アメリカ合衆国が私たちを作ったのであり
-
19:05 - 19:07私たちが国を作ったのではありません
-
19:07 - 19:10中流階級の成長は
-
19:10 - 19:12資本主義経済における繁栄の源であり
-
19:12 - 19:15繁栄の結果ではありません
-
19:15 - 19:17そして私たちは決して忘れてはなりません
-
19:17 - 19:21私たちの中で最も有能な者でさえ
状況が最悪なら -
19:21 - 19:27未舗装の道端に裸足で立ち
果物を売ることになるのです -
19:27 - 19:29超富豪の仲間たちに告げます
-
19:29 - 19:32私たちが我が国のために再び尽力し
-
19:32 - 19:34より包括的で より効果的な
-
19:34 - 19:39新たな資本主義に取り組むべき
時が来たような気がします -
19:39 - 19:41新たな資本主義はアメリカの経済を
-
19:41 - 19:44世界一の活力と繁栄に満ちたものとして
-
19:44 - 19:47末永くあり続けることを保証するものです
-
19:47 - 19:49我々自身の将来
そして― -
19:49 - 19:52子々孫々の未来を守りましょう
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19:52 - 19:55あるいは何もせず
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19:55 - 19:57上流階級の優雅な暮らしや
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19:57 - 20:00教育の中に身を潜めて
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20:00 - 20:02自家用機やヨットで遊び―
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20:02 - 20:04楽しいですしね
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20:04 - 20:06民衆の反乱を待つかです
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20:06 - 20:08ありがとうございました
-
20:08 - 20:09(拍手)
- Title:
- 超富豪の仲間たち、ご注意を ― 民衆に襲われる日がやってくる
- Speaker:
- ニック・ハノーアー
- Description:
-
ニック・ハノーアーは金持ちであり、頑固な資本家でもあります。そして彼には超富豪の仲間たちに言いたいことがあります。「目を覚ませ!」格差の拡大により私たちの社会は革命前のフランスを髣髴とさせる状態に追いやられてしまいそうです。なぜ最低賃金の大幅な引き上げが中産階級の成長や経済的繁栄をもたらし、革命を阻止することができるのか。彼の主張を聞いてみましょう。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 20:26
Emi Kamiya edited Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Yuka R accepted Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
Yuka R edited Japanese subtitles for Beware, fellow plutocrats, the pitchforks are coming | ||
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