サル語を話せますか? ワタボウシタマリンの言葉 ― アン・サヴェッジ
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0:08 - 0:11コロンビアの北にある熱帯雨林の
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0:11 - 0:14地面からずっと高いところに
家族と一緒に暮らしているのが -
0:14 - 0:16シャキーラです
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0:16 - 0:20会話が大好きなワタボウシタマリンです
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0:20 - 0:22さぁ「やぁ!」とご挨拶してみて
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0:22 - 0:24気づかないかもしれませんが
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0:24 - 0:26この重さ500グラムのサルは
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0:26 - 0:28とても高度な言語を話すのです
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0:28 - 0:3038もの異なる鳴き声は
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0:30 - 0:36様々な高音と口笛で
構成されています -
0:36 - 0:37たった今彼女が出した声は
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0:37 - 0:39「高音B」として知られ
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0:39 - 0:41しばしば人間に対して発せられます
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0:41 - 0:44シャキーラの言葉の複雑さを
理解するために -
0:44 - 0:47いくつか高音と口笛を学び
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0:47 - 0:49これらの組み合わせが
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0:49 - 0:52いかに文法的構造を持つ
文章になっているかを見ていきましょう -
0:52 - 0:55シャキーラが挨拶に用いた高音は
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0:55 - 0:57鳴き声の一種で
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0:57 - 1:00単周波数変調音と呼ばれます
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1:00 - 1:04この種類は短い鳴き声 つまり高音と
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1:04 - 1:11甲高い叫び声のような
長い鳴き声から成っています -
1:11 - 1:13研究者によると8種類の高音が
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1:13 - 1:16使われており その分類は
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1:16 - 1:22音が高くなることや長さ 最大周波数や
周波数の変調によってなされます -
1:22 - 1:26さらに 各高音には特有の意味があるのです
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1:26 - 1:30例えば シャキーラの「高音C」は
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1:30 - 1:32食べ物に近づいていくときに使われ
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1:32 - 1:37一方「高音D」は―
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1:37 - 1:39食べ物を手にしているときしか
使われません -
1:39 - 1:431回きりの口笛も
特有の意図をもって用いられ -
1:43 - 1:458種類の高音があるように
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1:45 - 1:48口笛も5種類あります
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1:48 - 1:49周波数の変調に基づき
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1:49 - 1:531回きりの口笛はさらに
4つに分類されます -
1:53 - 2:00「キーキー声」
「最初に変調する口笛」 -
2:00 - 2:06「終わりに変調する口笛」と
「平坦な口笛」です -
2:06 - 2:08特有の意図を表し得る
言語の価値があることは -
2:08 - 2:10「最初に変調する口笛」によって
よく示されています -
2:10 - 2:12「最初に変調する口笛」によって
よく示されています -
2:12 - 2:15これらの口笛はシャキーラと
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2:15 - 2:18他の家族の距離によって変わります
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2:18 - 2:21シャキーラが家族から
60センチ以上離れていたら -
2:21 - 2:26彼女は大きく
「最初に変調する口笛」を発します -
2:26 - 2:29家族からの距離が60センチ以下なら
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2:29 - 2:33小さく「最初に変調する口笛」を発します
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2:33 - 2:35高音と口笛をいくつか学んだので
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2:35 - 2:37シャキーラがこれらの鳴き声を使って
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2:37 - 2:411日をどう過ごしているかを
手短に見せてくれますよ -
2:41 - 2:441日の最初の食事のために
実のなる木に近づいていくときには -
2:44 - 2:47彼女はこう言います
「(サルの鳴き声)」 -
2:47 - 2:51これは落ち着いて何かを探しているときに
用いられる鳴き声です -
2:51 - 2:54しかし彼女は急に
タカの影をとらえました -
2:54 - 2:57警告の「高音E」の出番です
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2:57 - 3:00この鳴き声で家族に天敵の接近を伝え
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3:00 - 3:04シャキーラは安全な内側の枝へと
避難しました -
3:04 - 3:05危険は去ったようなので
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3:05 - 3:08シャキーラはお父さんに近づきました
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3:08 - 3:09ちょっと待って
これは誰だっけ? -
3:09 - 3:12弟のカルロスでした
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3:12 - 3:15ワタボウシタマリンは取っ組み合いで
遊んでいるときにも声を発します -
3:15 - 3:21おっと 弟はやり過ぎたようですね
シャキーラは叫んで -
3:21 - 3:23両親に助けを求めます
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3:23 - 3:26お父さんがごろごろ転がり回る
毛玉に向かっていくと -
3:26 - 3:28弟は止めました
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3:28 - 3:29シャキーラは身震いすると
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3:29 - 3:31頭の毛を元に戻そうと
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3:31 - 3:33毛繕いします
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3:33 - 3:37シャキーラは見慣れない
タマリンのグループを見つけ -
3:37 - 3:39彼らの普通の長い鳴き声を耳にします
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3:39 - 3:43彼女は家族の方を向いて言います
「(サルの鳴き声)」 -
3:43 - 3:47わかりましたか?
高音のあとに口笛が続きましたね -
3:47 - 3:50これは混合発声と呼ばれるもので
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3:50 - 3:54高音と口笛の両方を含む
フレーズを指します -
3:54 - 3:58これら2つの鳴き声が組み合わされると
メッセージとなります -
3:58 - 4:002つの要素が組み合わさって
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4:00 - 4:02「高音F」で家族に
他のグループの存在を -
4:02 - 4:06知らせたあとで
彼らまでの距離を -
4:06 - 4:08普通の長い鳴き声で伝えたのです
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4:08 - 4:11つまり シャキーラは文を発したのです
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4:11 - 4:14このシンプルな例は
ほんの氷山の一角です -
4:14 - 4:19震わせた声やキャッキャという音
複数の口笛や -
4:19 - 4:23他にもさえずりなど
たくさんの混合発声ができます -
4:23 - 4:26残念ながら 我々は彼女が発する言葉の
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4:26 - 4:28全てを聞き取ることは
できないかもしれません -
4:28 - 4:31ずっと高いところから聞こえる
高音のソナタに混じって -
4:31 - 4:35なたで木々が切り倒される音が
聞こえてきます -
4:35 - 4:38コロンビアにあるシャキーラの住みかは
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4:38 - 4:39少しずつ伐採されており
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4:39 - 4:41保護するよう努力しなければ
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4:41 - 4:43ワタボウシタマリンは
非常な危険にさらされ -
4:43 - 4:46私たちの生きている間に
絶滅してしまうかもしれません -
4:46 - 4:481匹のタマリンから別のタマリンへの
高音の鳴き声が -
4:48 - 4:51ただの音ではないことがわかったのですから
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4:51 - 4:54次はどんな発見が待ち受けているか
想像してみて下さい -
4:54 - 4:56シャキーラがもっと何かを
話してくれるかもしれません
- Title:
- サル語を話せますか? ワタボウシタマリンの言葉 ― アン・サヴェッジ
- Description:
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ワタボウシタマリンはとてもお話し好きなサルです ― この種は文法構造を伴う、38もの異なる鳴き声を使って、意思疎通をするのですから! アン・サヴェッジが、シャキーラという名前のタマリンが普段のある1日に、(自然にある音を用いて)家族に合図を送ったり、食べ物に話しかけたり、天敵が近づいてきたかもしれない危険を知らせたりする様子を通じて、彼らの鳴き声や口笛のことを教えてくれます。
講師:アン・サヴェッジ
アニメーション:アヴィ・オファー
*このビデオのレッスン:http://ed.ted.com/lessons/do-you-speak-monkey-the-language-of-cotton-top-tamarins-anne-savage - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 05:14
Yasushi Aoki edited Japanese subtitles for Do you speak monkey? The language of cotton-top tamarins - Anne Savage | ||
Moe Shoji approved Japanese subtitles for Do you speak monkey? The language of cotton-top tamarins - Anne Savage | ||
Moe Shoji edited Japanese subtitles for Do you speak monkey? The language of cotton-top tamarins - Anne Savage | ||
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Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for Do you speak monkey? The language of cotton-top tamarins - Anne Savage | ||
Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for Do you speak monkey? The language of cotton-top tamarins - Anne Savage | ||
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