親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi
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0:14 - 0:17これは私が30年前
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0:18 - 0:20まだ若かった頃の写真です
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0:20 - 0:22ちょうど 会場にいる2番目の娘と
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0:22 - 0:25同い年のときの写真です
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0:25 - 0:30それから大学を卒業し
小児科の道に入り -
0:30 - 0:33患者さんと対峙しながら
研究をして -
0:33 - 0:392人の子どもの母親として
育児を頑張ってきました -
0:40 - 0:45子どもの発達に関わる
仕事をしてきました -
0:47 - 0:52愛着は子どもの発達に
とっても大事なんです -
0:53 - 0:56愛着には3つの方法があります
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0:56 - 0:58目と目で見つめ合う
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0:59 - 1:01手と手で触れ合う
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1:02 - 1:04そして 微笑むことです
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1:06 - 1:09親から たっぷりの愛情を
子どもはもらうことで -
1:09 - 1:11安定した愛着が定着し
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1:12 - 1:16親が子どもにとって
安全基地になるんです -
1:17 - 1:21しかし この赤ちゃんをご覧ください
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1:22 - 1:25こういう風にお祖母ちゃんから
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1:26 - 1:29日常的に怒鳴られ
ガミガミ言われると -
1:29 - 1:35安定した愛着が作られずに
不安定な愛着 -
1:35 - 1:38発達が止まってしまい
視線も合わなくなります -
1:39 - 1:41その赤ちゃんが
お祖母ちゃんから引き離すことで -
1:42 - 1:45こんなにかわいい笑顔の
赤ちゃんに戻りました -
1:45 - 1:49発達も戻ったんですよ
びっくりポンですよね -
1:49 - 1:51(笑)
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1:53 - 1:56虐待やネグレクトのような
不適切な養育が -
1:57 - 2:00愛着障害を引き起こすことが
分かってきました -
2:02 - 2:05例えば 家庭で親が
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2:05 - 2:09いろんな
虐待に近い暴言を吐いたり -
2:09 - 2:14厳しい長期的な体罰を与えると
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2:14 - 2:17親が出かけようとしても
子どもは後追いもしません -
2:18 - 2:20悲しみもしません
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2:20 - 2:22そして戻ってきても
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2:23 - 2:26きょとんとして 喜びもしないんです
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2:26 - 2:31心の発達に問題を抱え
様々な症状を呈するんです -
2:33 - 2:35例えば 内向きに症状が出ますと
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2:35 - 2:38他人に対して無関心で 用心深い
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2:38 - 2:43イライラしやすくなって
いろんな人間関係に支障をきたします -
2:44 - 2:46また 外側に出てしまうと
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2:46 - 2:48多動 落ち着きがない
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2:48 - 2:53そして友達とのトラブルが多い
喧嘩が絶えないです -
2:53 - 2:55人見知りもなくなって
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2:55 - 3:00また他人との良い関係が
作れなくなるんです -
3:00 - 3:06愛着障害は 実は
社会的な養護と言われる— -
3:06 - 3:11養護施設や児童自立支援施設のような
ところに暮らしているお子さん -
3:11 - 3:16それから里親に養子として
引き取られたお子さんの -
3:16 - 3:2140パーセントにこういった障害が
出ることが分かってきたんです -
3:22 - 3:24大変なことなんですよ
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3:24 - 3:30そして 本人のみならず
家族にも苦しみを与えます -
3:31 - 3:33例えば 精神の病を発症するんです
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3:33 - 3:37うつ病 アルコールや薬物の依存症
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3:37 - 3:42PTSD 統合失調症
そして様々な人格障害 -
3:43 - 3:48こういった精神の病で
本人のみならず 家族まで苦しみます -
3:50 - 3:52そして 虐待の被害者は
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3:53 - 3:56その虐待を受けた子ども
本人だけではなくて -
3:56 - 4:02他人や 回り回って私達社会に
苦しみが返ってくるんです -
4:03 - 4:08例えば こういうお子さん達は
いじめの加害者になります -
4:08 - 4:13そうすると 皆さんのお子さんが
学校でいじめにあって -
4:13 - 4:15心の傷が残ったりします
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4:16 - 4:21それから こういう虐待の被害者は
生活に困窮します -
4:21 - 4:26社会的に適応できなかったり
そして 精神の病に陥って -
4:26 - 4:30生活保護費や医療費の負担が増え
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4:30 - 4:34結果的に経済の悪化を招くんです
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4:34 - 4:39児童虐待によって生じる
社会的な経費や損失は -
4:40 - 4:46なんと1年間だけで1兆6千億円も
多いことが分かっています -
4:46 - 4:52このほかに肺癌や心疾患のリスクが
生涯で3倍に増え -
4:52 - 4:5620年も寿命が縮まってしまうんです
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4:56 - 5:01もはや個人の問題だけではなく
社会全体の問題なんです -
5:04 - 5:07これまでの研究で
大量のストレスホルモンが -
5:07 - 5:10脳の発育を遅らせることが
分かってきました -
5:10 - 5:13小さい時期に虐待の
ストレスを受けると -
5:13 - 5:18それがずっと脳の
扁桃体という感情の中枢を -
5:18 - 5:20異常に興奮させます
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5:20 - 5:23それで副腎皮質に司令が行って
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5:23 - 5:27ストレスホルモンが
どんどん出てしまって -
5:27 - 5:30脳にダメージを与えるんです
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5:31 - 5:34実は 私は研修医になったときに
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5:35 - 5:38救急外来に運ばれてきた
3歳の男の子のことを -
5:38 - 5:41今でも忘れることができません
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5:41 - 5:47その子は実の両親から虐待を受けて
脳内出血で運ばれてきたんです -
5:47 - 5:52全身にはタバコの火を押し付けた
火傷の跡がありました -
5:53 - 5:563日間 何とかその子の
命を助けようと -
5:56 - 6:00集中治療室で
救命に頑張ったんですが -
6:00 - 6:02命は助かりませんでした
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6:03 - 6:08無償の愛を注ぐべき親が
なぜ子どもに虐待をしてしまうのか -
6:09 - 6:11にわかには理解できませんでした
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6:11 - 6:16私はこの問題をなんとかしようと
研究を始めたんです -
6:18 - 6:23アメリカのボストンへの留学で
分かったことがあります -
6:24 - 6:29例えば 長期的に激しい
体罰を受け続けると -
6:29 - 6:32頭の前の方 感情の中心である—
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6:32 - 6:35前頭葉が小さくなります
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6:35 - 6:37自分をコントロールできなくなり
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6:37 - 6:41凶暴になって
しかも集中力も落ちるんです -
6:41 - 6:47そして 暴言虐待を受け続けると
なんと 聴覚野が変形して -
6:47 - 6:52音や聞こえ 会話 コミュニケーションに
障害が起きてしまいます -
6:53 - 6:57そして 親のDVを目撃することで
視覚野が小さくなると -
6:57 - 7:03相手の表情が分からなくなり
対人関係に支障をきたします -
7:03 - 7:09こういう脳の変化は外部からの
ストレスを極力避けるために -
7:10 - 7:14情報量を減らすための
脳の防衛本能だと考えられています -
7:16 - 7:18私達の研究で
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7:18 - 7:22健康な子どもに比べて
愛着障害を持つお子さんは -
7:22 - 7:27お金というご褒美に
脳が反応しないことが分かってきました -
7:28 - 7:30これもびっくりポンです
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7:31 - 7:33褒める言葉が響かないのです
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7:33 - 7:36自己肯定感を上げることができませんよね
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7:39 - 7:42実は1歳頃に虐待を受けると
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7:43 - 7:47ご褒美への脳活動が
最も低下することが分かってきました -
7:47 - 7:51いかに早い時期の虐待防止が
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7:52 - 7:56切実に大事かということを
物語っています -
7:57 - 8:00虐待のストレスを
小さい時期に受けると -
8:01 - 8:04大人になって 親になって
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8:04 - 8:09我が子に虐待や
ネグレクトを繰り返すんです -
8:10 - 8:13虐待は連鎖するんです
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8:14 - 8:18私はこのような仕事をしていると
たくさんのお手紙[を頂きます] -
8:18 - 8:21その中には感謝のメッセージがあります
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8:22 - 8:25とっても嬉しいです
私の方が感謝です -
8:27 - 8:29一部をご紹介します
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8:29 - 8:33この方のご主人は小さい頃
虐待を受けて育ちました -
8:33 - 8:35「世の中このような人々が
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8:35 - 8:38たくさんいるんじゃないかなぁ
と思っています -
8:38 - 8:42先生 私も自分の気持ちに
整理がつきました -
8:42 - 8:4560歳を過ぎてやっと
安心して生活できます」 -
8:45 - 8:47こう書いてありました
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8:47 - 8:53また 自らも親から虐待を
受けて育った30代の女性 -
8:54 - 8:58「このように一般にも広めて頂き
子どものころ被害にあって -
8:58 - 9:02今も苦しんでいる者として嬉しいです」
と書いてありました -
9:02 - 9:04では皆さん ここで考えてください
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9:05 - 9:11どうやったら こういう人達を
増やさないことができるでしょうか? -
9:13 - 9:15いい日本語がありますね
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9:15 - 9:18「おせっかい」です
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9:19 - 9:21「おせっかい」は子どもを救うのです
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9:23 - 9:25「おせっかい」は「貝」ですよ
(笑) -
9:26 - 9:30これは東京都の児童虐待防止啓発の
キャラクターです -
9:30 - 9:35見てください こんなにおせっかいに
活動している人がたくさんいます -
9:35 - 9:37本当におせっかいなんだから!
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9:37 - 9:40でも これくらいが
ちょうどいいんですよ -
9:41 - 9:45大事なのは
こういう子育て困難や -
9:45 - 9:50そんな子ども達に無関心に
ならないことが一番です -
9:50 - 9:54皆さんができることから
アクションを起こして -
9:54 - 9:57養育者支援の主役になるのです
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9:58 - 10:04そうすることで この子ども達が
幸せになることができると思います -
10:04 - 10:10子どもは実の親だけでなく
社会が育てていくという視点で -
10:10 - 10:15愛情のある言葉かけを
近くの子ども達にしてあげる -
10:15 - 10:19それから 子育て困難な親に
寄り添ってあげる -
10:19 - 10:23そういった家庭の情報を
他機関に繋いでいく -
10:24 - 10:29そうすることで虐待の連鎖を
断ち切ることができるかもしれません -
10:31 - 10:34もちろん 1人のおせっかいではダメです
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10:34 - 10:37みんなで おせっかいを
しないといけません -
10:37 - 10:42現在 どうやったら養育者に
上手におせっかいを焼けるのかを -
10:43 - 10:45分野を超えた仲間と研究しています
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10:46 - 10:49学校 法律 施設
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10:49 - 10:53警察 研究 医療
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10:53 - 10:57そして地域社会と
子どもを守るという -
10:57 - 11:02とても大事な連携した研究に
取り組んでいます -
11:03 - 11:07虐待を防止する方法だけでなく
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11:07 - 11:10子育て困難な親に対する対策を
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11:10 - 11:14仲間とともに提言して
いきたいと考えています -
11:15 - 11:20「虐待をしなければ 子育て困難でもいい」
とは言えないからです -
11:22 - 11:27政府がお金を子ども達に
かける場合に -
11:27 - 11:30学童期やそれ以降に
お金をかけるよりも -
11:30 - 11:34もっと早い時期 乳児期に
お金をかける方が -
11:34 - 11:38より効果が高いということも
分かってきました -
11:38 - 11:45起こった犯罪に厳罰を与えるよりも
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11:46 - 11:48病気になった人を治療するよりも
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11:49 - 11:53もっと養育者支援に
お金をかけた方が -
11:53 - 11:55効果が高いんです
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11:55 - 11:58それだけ社会の苦しみが
減るのですよ -
12:00 - 12:03「あなたの笑顔に会えて良かった」
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12:03 - 12:06子ども達の笑顔を取り戻すために
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12:06 - 12:11そういった養育困難な親に対する
周囲の支援の必要性を -
12:11 - 12:13提言したいと思います
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12:15 - 12:18そのためにも 虐待に無関心にならず
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12:19 - 12:23皆さんができることから
アクションを起こして頂きたいです -
12:27 - 12:34親が子どもに虐待をする
社会のシステムを変えるのです -
12:37 - 12:41「命がけのゆりかご」という
報道をご紹介したいと思います -
12:41 - 12:46中国の四川省で8年前に
大地震が起きました -
12:47 - 12:52捜索隊が瓦礫の中から
必死になって探したときに -
12:54 - 12:58生まれたばかりの
赤ちゃんを抱くお母さんが -
12:58 - 13:01四つん這いになって
息絶えていたのです -
13:01 - 13:06その体の下で奇跡的に
赤ちゃんは生きていたんです -
13:06 - 13:11そして こういうメッセージが
携帯に残っていました -
13:12 - 13:19「もしあなたが生き延びてくれたら
私が愛していたことを忘れないで」と -
13:20 - 13:24このお母さんは幼子の
未来を守ったんです -
13:25 - 13:27これが親 本来の姿
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13:28 - 13:33自分の体を張ってでも
我が子の命を守ろうとする行動です -
13:34 - 13:41今日はこれまで分かってきた
虐待に関する脳科学研究をご紹介しました -
13:42 - 13:44児童虐待にどう対応するか
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13:45 - 13:49そういった子ども達の
ケアや支援をどう繋げていくか -
13:49 - 13:55そのために自分は何ができるかを
希望を持って考えてください -
13:58 - 14:02親が子どもを虐待する
社会のシステムを変える -
14:03 - 14:07それは 皆さん1人1人の
行動にかかっているんです -
14:07 - 14:09ご静聴ありがとうございました
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14:09 - 14:12(拍手)
- Title:
- 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi
- Description:
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被虐待児の心の傷の治療に取り組む小児科医の友田明美が、幼少期の経験と脳に及ぼす影響についての研究成果から、育児における愛着の大切さを語ります。
このビデオは、TEDカンファレンスの形式で地元コミュニティが独自に運営するTEDxイベントにおいて収録されたものです。詳しくは http://ted.com/tedx をご覧ください。
- Video Language:
- Japanese
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 14:25
Riaki Ponist approved Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Maki Sugimoto accepted Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Riaki Ponist rejected Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Riaki Ponist edited Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Maki Sugimoto accepted Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi | ||
Maki Sugimoto edited Japanese subtitles for 親子を繋ぐ愛着の脳科学 | 友田明美 | TEDxKumamotoshi |