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あなたの悪戦苦闘を信じなさい | ゼイン・アッシャー | TEDxEuston

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    こんにちは
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    私はゼイン・アッシャーです
    CNNインターナショナルのアンカーです
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    夢の仕事をすることができて
    特別に誇りに思っています
  • 0:23 - 0:27
    毎朝起きて 仕事へ行くことに
    とてもわくわくしています
  • 0:27 - 0:29
    ずっと こうだったわけではないので
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    私のバックグラウンドを少し
    お話しして
  • 0:32 - 0:35
    何か意欲を覚え
    着想を得てくれる人がいればと思います
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    私は現在
    CNNインターナショナルのアンカーですが
  • 0:38 - 0:41
    4年あまり前は
  • 0:41 - 0:43
    受付係でした
  • 0:43 - 0:46
    私が皆さんにお伝えしたいのは
  • 0:46 - 0:48
    成功は一直線ではないということです
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    いつもでこぼこ道でした
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    わたしが長い間歩んで来て
  • 0:53 - 0:56
    一生懸命働くことは
    成功する鍵だと信じていました
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    以前は「何をいまさら?一生懸命働けば
  • 0:58 - 1:00
    成功するものよ」と思っていました
  • 1:00 - 1:03
    それだけでは語り切れないのに気付きました
  • 1:03 - 1:05
    一生懸命働く人はたくさんいますが
  • 1:05 - 1:08
    必ずしも選んだ道で成功しません
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    たくさんの人が
    並み外れた才能を持っています
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    有力者を知っていて
    教育があっても
  • 1:14 - 1:16
    成功するとは限りません
  • 1:16 - 1:19
    ハードワークが成功を決めるのでなければ
  • 1:19 - 1:21
    何が大切なのでしょう
  • 1:21 - 1:23
    その問いに答えるために
  • 1:23 - 1:26
    私の人生とバックグラウンドについて
    お話ししたいと思います
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    私はロンドンに生まれ育ちました
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    私も家族もナイジェリア出身です
  • 1:32 - 1:34
    私の人生で最悪の
    たぶんもっともつらかった日は
  • 1:34 - 1:37
    1988年9月3日でしょう
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    そのとき私は5歳でした
  • 1:39 - 1:42
    母と私はロンドンの自宅で
    台所にいました
  • 1:42 - 1:45
    ちょうどナイジェリアでの結婚式から
    帰ってきたところでした
  • 1:45 - 1:48
    兄と父はまだナイジェリアにいました
  • 1:48 - 1:50
    結婚式の2、3日後で 父と兄は
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    旅行に出かけていました
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    1988年9月3日に帰るはずでした
  • 1:55 - 1:58
    私たちは空港に出迎えることになっており
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    待ちに待ちました
  • 1:59 - 2:01
    飛行機に乗り損ねたのかしらと思い
  • 2:01 - 2:04
    待ち続けましたが
    一向に連絡がありません
  • 2:04 - 2:05
    そして その日の後ほど
  • 2:05 - 2:09
    母はナイジェリアの友人から電話を受けました
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    その電話の内容というのは
  • 2:12 - 2:16
    「旦那さんと息子さんは
    車の事故に巻き込まれて
  • 2:16 - 2:19
    どちらかわかりませんが
    ひとりは亡くなりました」
  • 2:19 - 2:22
    つまりナイジェリアで車の事故があったのです
  • 2:22 - 2:24
    車には5人の乗客がいました
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    後部座席の1人以外は
    みんな即死でした
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    後部座席には
    父と兄が座っていたのでした
  • 2:30 - 2:32
    亡くなったのは父と分かりました
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    その時母は身ごもっていました
  • 2:34 - 2:36
    もちろん母はショックで打ちのめされました
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    本当に 父と母はお互いを愛していたんです
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    こうして私は母子家庭で育つことになりました
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    しばらくの間 母は私をナイジェリアの
    祖母のもとへあずけました
  • 2:45 - 2:48
    私が戻ってきたとき
    母は決心していました
  • 2:48 - 2:52
    人生で成功したいなら
    いろんな生き方をしている人たちと
  • 2:52 - 2:53
    ともに生きて関われなければと
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    母は意図的に
    私を色々な学校へ入れました
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    ナイジェリアの学校へ行きました
  • 2:58 - 3:01
    ロンドン南部で貧しい人の住む地区の
    公立学校に行きました
  • 3:01 - 3:04
    私立の学校にも行きました
    そして全寮制の寄宿学校に行きました
  • 3:04 - 3:06
    これらは目的があってしたことです
  • 3:06 - 3:10
    母はこう感じていました
    思った通りの人生にするには
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    誰とも関われることが必要だと
  • 3:12 - 3:16
    16歳になって―
    厳格なナイジェリアの母親です―
  • 3:16 - 3:21
    母は私をオックスフォード大学へ
    行かせたいと思いました
  • 3:21 - 3:24
    母はじっくりと考えました
    「さあ どうすれば確実に
  • 3:24 - 3:27
    子供をオックスフォードに
    行かせられるだろうか? 何ができるか」
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    数日考えて 母は提案しました
  • 3:31 - 3:35
    それから18ヶ月間
    どのテレビ番組を見るのも禁止です
  • 3:35 - 3:36
    それから18ヶ月間
    どのテレビ番組を見るのも禁止です
  • 3:36 - 3:37
    (笑)
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    BBCとCNNインターナショナルだけは
    許可されました
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    ほかの番組は特別な許可が必要です
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    テレビ禁止から電話禁止
    ネット禁止 音楽禁止です
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    勉強以外は
    文字通りなにもできません
  • 3:52 - 3:55
    母は言いました
    「この家にいる限り
  • 3:55 - 3:58
    テレビをもう一度見るためには
  • 3:58 - 4:00
    オックスフォード合格しかない」
  • 4:00 - 4:01
    (笑)
  • 4:01 - 4:03
    今では笑い話です
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    でも母の計画通りになりました
  • 4:06 - 4:10
    一生懸命勉強して
    オールAで オックスフォードへ行きました
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    ですから総じて
    子供時代が安楽だったとは言えません
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    私は母子家庭に育ち
    家族は貧しかったし
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    何度も転校したので
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    友達を作るのが困難でした
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    快適ではなかった子供時代でしたが
    いつでも楽しんでいました
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    本当の人生のための準備でしたから
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    オックスフォードの後
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    ニューヨークのコロンビア大学院に行きました
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    その時までハードワークが
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    成功の鍵だと本当に信じていました
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    でも今はその他にも
    大事なことがあると気付きました
  • 4:38 - 4:41
    そのことを皆さんにご紹介したいと思います
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    まず最初に私が大事だと思うのは
    自分の悪戦苦闘を信じることです
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    「逆境は人を賢くする」とよく耳にします
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    人生を歩んでいく中で
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    たとえどんな困難でも
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    いずれはより大きな素晴らしいことに
    至ると信じましょう
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    4年あまり前と言いましたが
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    受付係として働いていました
  • 5:01 - 5:04
    カリフォルニアの制作会社でした
  • 5:04 - 5:07
    私は受付係で この会社で
    本当に出世したいと思いました
  • 5:07 - 5:08
    私は受付係で この会社で
    本当に出世したいと思いました
  • 5:08 - 5:11
    どんなに働いても 昇進できませんでした
  • 5:11 - 5:15
    何度も遅くまで残業しましたし
    週末にも働きました
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    上司が気づいて
    昇進させてくれるよう期待しましたが
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    実現しませんでした
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    実際 私が希望するポジションのために
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    会社は外部からの採用を
    考え初めていました
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    経験のある方には
    その気持ちが分かると思います
  • 5:28 - 5:32
    というのも私は受付係で
  • 5:32 - 5:36
    私がやりたい仕事のための面接に来た
    お客さんをお迎えするのです
  • 5:36 - 5:38
    (笑)
    そう 複雑な気持ちです
  • 5:38 - 5:42
    そういうことがあって
    自信が持てませんでした
  • 5:42 - 5:44
    自己分析をして
    自分自身に問いかけました
  • 5:44 - 5:46
    「人生において
    何が本当にやりたいのだろうか?
  • 5:46 - 5:49
    明らかに望んだ事をしていません
    本当は何がしたいのか?」
  • 5:49 - 5:52
    私はいつも放送ジャーナリズムに
    情熱を持っていました
  • 5:52 - 5:55
    それで ニューヨークのテレビ局へ
    電話をしました
  • 5:55 - 5:56
    ローカルニュースのテレビ局です
  • 5:56 - 6:01
    「そちらの会社で採用されるには
    何が必要ですか?」と聞きました
  • 6:01 - 6:04
    でも 残念なことに
    私には何も経験がありません
  • 6:04 - 6:07
    彼らが必要としていたのは
    2、3年の経験があるレポーターでした
  • 6:07 - 6:09
    私が唯一できることは
  • 6:09 - 6:12
    電話を受けることと
    ファックスを送ることぐらいでした
  • 6:12 - 6:13
    知っていた事と言えばそれだけでした
  • 6:13 - 6:15
    それで 彼らは「ノー」を繰り返しました
  • 6:15 - 6:18
    更に私にはイギリス訛りがありました
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    アメリカでは
    ローカルニュースビジネスに入りたければ
  • 6:21 - 6:24
    外国訛りがあるととても難しくなります
  • 6:24 - 6:26
    全国ニュースではずっとやさしいですが
  • 6:26 - 6:29
    ローカルニュースでは
    確かにずっと難しくなります
  • 6:30 - 6:31
    それで「ノー」と言いました
  • 6:31 - 6:34
    そこで 「ノー」と言われないようにしようと
    決心しました
  • 6:34 - 6:37
    勤めに病気休暇願いを出し
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    同居のルームメイトに
    数百ドルを支払って
  • 6:43 - 6:48
    ロサンジェルス付近で私の動画を撮る
    手伝いをしてもらいました
  • 6:48 - 6:52
    すっかりレポーター気分で
    レポーターのように振舞いました
  • 6:52 - 6:54
    レポーターのことを何から何まで学び
  • 6:54 - 6:57
    いくつかのバージョンを作りました
  • 6:57 - 7:00
    何人ものレポーターから学んだものを
    映像にしてみたのです
  • 7:00 - 7:02
    何人ものレポーターから学んだものを
    映像にしてみたのです
  • 7:02 - 7:06
    これをニュース局に持ち込み
    チャンスを与えてくれるよう期待しました
  • 7:06 - 7:08
    残念ながら 多くのニュース局には
  • 7:08 - 7:11
    何千もの履歴書
    何千ものテープが送られて来ます
  • 7:11 - 7:14
    返事が来るまで
    何ヶ月もかかりました
  • 7:14 - 7:17
    時を同じくして 景気が悪くなり
    私は職を失いました
  • 7:17 - 7:20
    お金もなく職もない状態でした
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    とにかくニューヨークへ行こうと決めました
  • 7:23 - 7:27
    とある放送局から
    返事がもらえることを期待していました
  • 7:27 - 7:30
    メールをして しつこく連絡した末に
    ついに連絡が来ました
  • 7:30 - 7:32
    メールをして しつこく連絡した末に
    ついに連絡が来ました
  • 7:32 - 7:33
    彼らはインタビューに私を呼び出し
  • 7:33 - 7:36
    私に経験がないにもかかわらず
  • 7:36 - 7:40
    何ができるかのテープを
    自分で撮ったことに大いに感心して
  • 7:40 - 7:43
    その場で雇われました
  • 7:43 - 7:44
    (拍手)
    ありがとう
  • 7:44 - 7:48
    これが「自分の悪戦苦闘を信じなさい」
    ということです
  • 7:48 - 7:52
    私が信じている2つ目は
    ちょっと変わったことなのですが
  • 7:52 - 7:55
    正直のところ
    競争を信じていないことです
  • 7:55 - 7:58
    企業社会で語られるのは
    人生で頭角を表すには
  • 7:58 - 8:02
    競争的になれ
    成功しようとする意志が必要なのだ
  • 8:02 - 8:04
    互いに競争しろ ということです
  • 8:04 - 8:07
    でも私は希望するものに対して
    競争するなんて信じられません
  • 8:07 - 8:10
    希望するものは
    創造するものだと信じています
  • 8:10 - 8:14
    エイブラハム・リンカーンは
    「未来を予測する最良の方法は
  • 8:14 - 8:15
    創造することだ」と言いました
  • 8:15 - 8:17
    成功したいならば
  • 8:17 - 8:20
    何であれ他人から
    奪い取るのではありません
  • 8:20 - 8:23
    もちろん 同僚を見て
    インスピレーションを得ることは
  • 8:23 - 8:27
    有利な点があります
  • 8:27 - 8:29
    でも 思うに他人と競争し
  • 8:29 - 8:31
    出し抜こうとし
  • 8:31 - 8:34
    自分を何度も他人と比べるのは
  • 8:34 - 8:36
    実際には恐れや不安を抱くことになり
  • 8:36 - 8:38
    自分を消極的にしてしまいます
  • 8:38 - 8:43
    それでCNNの別の地位 つまり
    アンカーの職への
  • 8:43 - 8:45
    インタビューを受けたときに
  • 8:45 - 8:50
    同じ仕事を目指して「競って」いた
    女性が身近にいて
  • 8:50 - 8:53
    彼女がヘマをするよう期待するのではなく
  • 8:53 - 8:56
    彼女と何時間も座って
    彼女を手伝い
  • 8:56 - 8:58
    彼女がうまくできるように
    教えてあげました
  • 8:58 - 9:01
    彼女は私と同じ位
    採用のチャンスがあった訳です
  • 9:01 - 9:04
    撮影審査を私が先に受けたので
  • 9:04 - 9:08
    聞かれたことをすべて話し
    彼女がどう準備すべきか教えました
  • 9:08 - 9:11
    私は競争を信じません
    希望することを創造することを信じます
  • 9:11 - 9:15
    すでに作られたもののために
    競争するなんて信じられません
  • 9:15 - 9:18
    3つ目に私が本当に信じていることは
    「与えること」です
  • 9:18 - 9:22
    私にとって 人生においてはっきりしたことは
  • 9:22 - 9:26
    与えれば与えるほど
    もっと受け取るということです
  • 9:26 - 9:29
    キャット・コールと言う女性に
    このことを教えられました
  • 9:29 - 9:31
    彼女はCNNで取材のため
    インタビューした方です
  • 9:31 - 9:34
    彼女は企業のCEOです
  • 9:34 - 9:37
    フーターズのウェイトレスから
    仕事を始めました
  • 9:37 - 9:38
    みなさんご存知か―
  • 9:38 - 9:42
    (笑)
    みんな笑ってるけどフーターズって知ってますか
  • 9:42 - 9:44
    イギリスにあるかどうか知りませんが
  • 9:44 - 9:46
    フーターズはアメリカのレストランチェーンで
  • 9:46 - 9:48
    ウェイトレスが肌もあらわなのです
  • 9:48 - 9:50
    そこから彼女は働き始めました
  • 9:50 - 9:52
    私は彼女の変遷について
    不思議に思いました
  • 9:52 - 9:56
    そんな環境から -
    彼女はとくに貧しく育っていて
  • 9:56 - 9:59
    彼女の母親は食料のために
    毎週10ドルを節約していました -
  • 9:59 - 10:01
    現在はCEOになっている
  • 10:01 - 10:05
    特に私が知りたいのは
    彼女の経済感覚でした
  • 10:05 - 10:08
    彼女は高所得になっても
    実際にお金を持つという感覚が
  • 10:08 - 10:10
    分からないと言っていました
  • 10:10 - 10:13
    というのは今でも
    彼女はお金のほとんどをあげてしまいます
  • 10:13 - 10:17
    与えるほど もっと受け取るということが
    彼女には明白だからです
  • 10:17 - 10:19
    このことは私にとってかつてない衝撃でした
  • 10:19 - 10:21
    なぜってCNNでたくさんのCEOや
  • 10:21 - 10:24
    テクノロジーのスタートアップ創始者を
    インタビューしたからです
  • 10:24 - 10:28
    超億万長者とまでいかなくても
    億万長者の方々です
  • 10:28 - 10:29
    たいていは こう言います
  • 10:29 - 10:32
    「成功したければ 人脈が必要
    ブランド
  • 10:32 - 10:34
    そして競争相手を良く知ること」
  • 10:34 - 10:36
    彼女からも実践的なアドバイスがありました
  • 10:36 - 10:38
    彼女からの
    他とは全く違った教訓は
  • 10:38 - 10:40
    「もっと与えれば もっと受け取る」
    です
  • 10:40 - 10:43
    私は 実際に試しましたので
    お伝えできます
  • 10:43 - 10:47
    受け取ることだけのために与えるとしたら
    かならずしもよいとは思いませんが
  • 10:47 - 10:52
    彼女の言うとおり
    与えれば もっと受け取るのです
  • 10:52 - 10:53
    最後に言いたいのは
  • 10:53 - 10:56
    幾分か ハードワークに関連しています
  • 10:56 - 10:59
    これ最初に聞いたときは
    あまりにも言い古されたことだと思いました
  • 10:59 - 11:01
    成長するとともに
    何度聞いたか分かりません
  • 11:01 - 11:05
    「機会と準備が出会ったときに成功する」です
  • 11:05 - 11:08
    何度も何度も聞いた決まり文句で
  • 11:08 - 11:10
    一度も本当に気に留めたことはありません
  • 11:10 - 11:14
    今ようやくそれが本当だと分かりました
    例をご紹介します
  • 11:14 - 11:17
    ニューヨークのローカルニュース局に来て
  • 11:17 - 11:20
    国際ニュースを担当できるよう
    ステップアップしたいと強く願っていました
  • 11:20 - 11:23
    10代の頃からずっと
    CNNで働きたかったのです
  • 11:23 - 11:27
    いろいろなレポーターから
    成功までの経過を学ぶと
  • 11:27 - 11:30
    専門性を持つことが
    極めて重要だとわかりました
  • 11:30 - 11:31
    専門性のようなもの
  • 11:31 - 11:36
    他人よりもうまくやれるものです
  • 11:36 - 11:39
    スポーツレポーターになることでも
  • 11:39 - 11:42
    政治レポーターでも
    ビジネスレポーターでもかまいません
  • 11:42 - 11:45
    私の場合はビジネスニュースに
    情熱を持っていました
  • 11:45 - 11:47
    なので ローカルニュース局にいたときに
  • 11:47 - 11:51
    ビジネスニュースについて
    自学することを決めました
  • 11:51 - 11:54
    好機が向こうからやってきたから
    ではありません
  • 11:54 - 11:57
    準備しているインタビューが
    あった訳でもありません
  • 11:57 - 12:00
    いつか機会が来ると信じていました
  • 12:00 - 12:02
    準備万端である必要があったのです
  • 12:02 - 12:04
    私は毎週末には 図書館へ行きました
  • 12:04 - 12:06
    ある週末には 株式を勉強しました
  • 12:06 - 12:09
    次の週末は債権を勉強しました
    翌週はデリバティブ取引です
  • 12:09 - 12:12
    その翌週は
    合併と買収について自習しました
  • 12:12 - 12:16
    ニューヨーク マジソン街
    33番通りの図書館員は
  • 12:16 - 12:18
    私のことをよく知るようになりました
  • 12:18 - 12:21
    大抵私が最終退出者だったからです
  • 12:21 - 12:23
    2、3年間そんなことをして
  • 12:23 - 12:27
    全くの偶然で CNNの重役に会いました
  • 12:27 - 12:30
    働いている部署を聞くと
  • 12:30 - 12:34
    ビジネスニュース部の責任者で
    レポーターを探していると言いました
  • 12:34 - 12:37
    彼に会って 2週間後に
  • 12:37 - 12:43
    撮影審査と金融ニュースのテストがありました
  • 12:43 - 12:45
    彼はたった2週間の準備期間しか与えられず
  • 12:45 - 12:47
    申し訳ないと感じていました
  • 12:47 - 12:53
    でも私の心の中では
    何年も準備したことを知っていました
  • 12:53 - 12:57
    これは兄から学んだことでもあるのです
  • 12:57 - 12:59
    皆さんの中には兄について
    私に質問された方もいます
  • 12:59 - 13:01
    兄は俳優です
  • 13:01 - 13:04
    去年の今頃の映画の主役でした
  • 13:04 - 13:06
    タイトルは『それでも夜は明ける』です
  • 13:06 - 13:08
    オスカーでベスト男優賞に
    ノミネートされました
  • 13:08 - 13:10
    私は兄からこのレッスンを学びました
  • 13:10 - 13:12
    彼は準備の達人です
  • 13:12 - 13:16
    兄は13歳のときに 部屋に閉じこもって
  • 13:16 - 13:18
    シェイクスピアを壁に書きました
  • 13:18 - 13:22
    兄は勉強して様々な演劇を暗唱していました
  • 13:22 - 13:26
    『尺には尺を』から『十二夜』や
    『リチャードIII世』まで
  • 13:26 - 13:29
    オーディションが近づいたからではありません
  • 13:29 - 13:33
    もしかすると 数年のうちに
    オーディションがあるかもしれない
  • 13:33 - 13:34
    その時には準備万端で望みたかったのです
  • 13:34 - 13:37
    何回やらねばならないかは
    問題ではありません
  • 13:37 - 13:42
    何度でもやって うまくできるまで
  • 13:42 - 13:46
    たいていの人は面接で呼ばれるまで
  • 13:46 - 13:48
    準備は始めません
  • 13:48 - 13:51
    もしくはオーディションで呼ばれるまで
  • 13:51 - 13:53
    リハーサルをしません
  • 13:53 - 13:57
    呼び出される前に十分に準備しろと
    兄は私に教えてくれました
  • 13:57 - 14:02
    まとめますと
    自分で悪戦苦闘をすることは本当に必要です
  • 14:02 - 14:05
    つらいことであっても
  • 14:05 - 14:08
    最後には自分のためになるのです
  • 14:08 - 14:13
    また 競争には目向きもしません
  • 14:13 - 14:18
    私は与えることを信じ
  • 14:18 - 14:20
    いつかあなたに
    チャンスがやって来ることを信じています
  • 14:20 - 14:22
    そのときには
    準備できているように
  • 14:22 - 14:23
    ありがとう
  • 14:23 - 14:25
    (拍手)
Title:
あなたの悪戦苦闘を信じなさい | ゼイン・アッシャー | TEDxEuston
Description:

ゼイン・アッシャーはロンドンで生まれ育ち、オックスフォード大学で学位を取りました。アッシャーはCNNの全国ビジネスと個人資産のレポーターを務め、金融と経済の最新ニュースを多様なプラットフォーム上で伝えています。この感動的なトークでは、あなたが人生に多くの物を与えればそれだけ受け取るものがあり、彼女は何故それを信じているのかを語ります。なぜ彼女は他人と競争するよりも、自分の欲するものを創造することが大切と考えるのでしょうか。

このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
14:39

Japanese subtitles

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