テロという悪いブランド
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0:01 - 0:05テロリストとの対話が必要だということ
これは間違いのない事実です -
0:05 - 0:11私達が闘っているテロは かつてのテロとは違います
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0:11 - 0:15テロは昔から存在していますが
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0:15 - 0:1821世紀になり テロの形は変わってきています
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0:18 - 0:23テロとの闘いで重要なことは
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0:23 - 0:26テロをどのように感じるのか ということです
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0:26 - 0:29なぜなら感じ方によって 私達の反応は変わるからです
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0:29 - 0:34従来 テロは犯罪行為 あるいは戦争の一種だと
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0:34 - 0:38受け止められていました
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0:38 - 0:39この場合 テロに対してどのように対応しますか
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0:39 - 0:43当然「目には目を 歯には歯を」ということになります
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0:43 - 0:47より現代的な考え方をして
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0:47 - 0:51テロに走ったのには何か理由があったと見れば
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0:51 - 0:55正面対決以外の対応が
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0:55 - 0:59自ずから出てくるでしょう
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0:59 - 1:03私達が暮らす現代のグローバル化した世界に
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1:03 - 1:06テロリストは適応してきました
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1:06 - 1:10私達もこの事態に適応しなければなりません
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1:10 - 1:13テロに対抗した活動に関わる人は
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1:13 - 1:16まず Google でも何でも使って
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1:16 - 1:20現状を知るべきです
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1:20 - 1:25私が皆さんにしてほしいことは テロを
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1:25 - 1:28ある種のブランドとして見ることです
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1:28 - 1:30たとえばコカコーラのような
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1:30 - 1:36どちらも健康には悪いですよね(笑)
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1:36 - 1:40テロをブランドとして捉えると
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1:40 - 1:43それが欠陥だらけだということがすぐにわかります
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1:43 - 1:46まず 今申し上げたように 健康に悪いです
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1:46 - 1:48テロは 人々に害を与えますし
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1:48 - 1:52自殺の方法としても いい方法だとは言えません
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1:52 - 1:55テロはいつもうまくいくわけではありませんし
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1:55 - 2:00天国でいい思いができるわけでもありません
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2:00 - 2:03そんなことは きっとないと思います
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2:03 - 2:071980年代にあったように
ある特定のテロリスト集団を支持することで -
2:07 - 2:10資本主義を崩壊させるということも
できるわけがないです -
2:10 - 2:13こう考えると 私達は テロの大きな弱点に気付きます
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2:13 - 2:16そう このブランドには弱点があるのです
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2:16 - 2:17先ほど 健康に悪いと言いましたが
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2:17 - 2:21このブランドには消費者が必要なのです
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2:21 - 2:25ここでいう消費者とは テロリストの支援者です
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2:25 - 2:28彼らはブランドを支持し 活動を支援するのです
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2:28 - 2:31私達はそういった人たちに対して
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2:31 - 2:34アクションを起こすべきです
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2:34 - 2:36彼らに テロが悪いブランドだと知らせるのです
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2:36 - 2:41これには主に2つの方法があります
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2:41 - 2:44まず テロリストの市場を縮小させること つまり
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2:44 - 2:49私達のブランドでテロリストの市場を奪うのです
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2:49 - 2:51そして私達はよりよい製品だと証明するのです
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2:51 - 2:54ただ より優れた製品だと示そうとするなら
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2:54 - 2:59米軍がテロリスト収容基地でしたことは間違いでした
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2:59 - 3:03テロという製品に対するニーズを
減らして行こうという話をしているのに -
3:03 - 3:06その基地では
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3:06 - 3:10貧困や不正といった テロを助長するあらゆるものを
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3:10 - 3:12目にすることができました
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3:12 - 3:15もうひとつの方法は 製品を批判し
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3:15 - 3:17ブランドの欠陥を暴くことです
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3:17 - 3:21当然ですが 少年を殺すことは勇敢なことではないのです
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3:21 - 3:26このことに焦点を当てて このメッセージを広く伝える必要があります
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3:26 - 3:29製品の危険性を暴くのです
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3:29 - 3:32それはテロの生産者
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3:32 - 3:33つまりテロリストや
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3:33 - 3:36テロの商人 つまり
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3:36 - 3:41テロに資金を出して支援する人だけでなく
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3:41 - 3:43テロの消費者に向けたメッセージでもあるのです
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3:43 - 3:46その際 テロリストの母国へ飛び込む必要があるでしょう
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3:46 - 3:49彼らはそこで兵を集め 力を得るのです
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3:49 - 3:52つまり そこで消費者が生まれるのです
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3:52 - 3:56なので 彼らの国でメッセージを広める必要があります
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3:56 - 3:59ここで重要な事は テロリストやその支援者達と
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3:59 - 4:03交流をする必要があるということです
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4:03 - 4:06互いに関わり 分かり合い
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4:06 - 4:09対話を行うのです
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4:09 - 4:13もう少しこのブランドについての話を続けましょう
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4:13 - 4:16次はブランドのマーケティングについて考えます
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4:16 - 4:18どのような戦略がいいのでしょうか
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4:18 - 4:21市場を縮小させるというのは政府や社会のすることです
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4:21 - 4:24私達がすべきことは 私達が優れた製品であると
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4:24 - 4:28示すことであり
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4:28 - 4:30テロリストに伝えたことを実行することなのです
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4:30 - 4:33でも 例えばブランドを攻撃するときに
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4:33 - 4:37テロリストがコカコーラで
私達がペプシだとしましょう -
4:37 - 4:41ペプシがコカコーラのことを非難しても
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4:41 - 4:43誰も信じてくれませんよね
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4:43 - 4:45そこで 違うアプローチが必要です
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4:45 - 4:48私が考えついたアプローチの中でもっとも有効なものは
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4:48 - 4:50テロリストの被害者を出すことです
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4:50 - 4:53彼らはこう証言してくれるでしょう
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4:53 - 4:58「この製品は最悪だ このせいで怪我をした
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4:58 - 5:01やけどをした」 信憑性がありますよね
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5:01 - 5:04彼らの傷を見る すると彼らを信じることができる
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5:04 - 5:09ただ 被害者であろうが政府であろうが
NGO であろうが -
5:09 - 5:15あるいは先日の女王の北アイルランド訪問であろうが
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5:15 - 5:19様々なレベルでテロと関わって
対話をすることが必要であり -
5:19 - 5:23現実的には
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5:23 - 5:27大きなリスクを取ることも必要となるでしょう
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5:27 - 5:30これから私のスピーチの山場を迎えます
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5:30 - 5:34本当はいきなりの爆発で
テロを体験してもらいたかったんです -
5:34 - 5:37けれど…(笑)
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5:37 - 5:40健康上、安全上の理由でTED側から
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5:40 - 5:42カウントダウンをするよう言われました
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5:42 - 5:45今私はテロリストになった気分です
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5:45 - 5:50健康や安全に配慮したテロリストですが
(笑) -
5:50 - 5:54カウントダウンの後に
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5:54 - 5:57少し大きな音が出ます
この目的は「心臓発作でなく -
5:57 - 6:00身体的な傷害を与えること」だと考えてください
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6:00 - 6:05それでは 3 2 1 (爆発音)
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6:05 - 6:10すばらしい(笑)
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6:10 - 6:1815Jの席の女性は自爆テロ犯でした
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6:18 - 6:20私達はテロの被害を受けました
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6:20 - 6:25この部屋には625人がいますが
全員 今後の人生で癒せない傷を負いました -
6:25 - 6:29そちらの席には父と息子が座っていました
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6:29 - 6:32息子は死に 父は生き延びました
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6:32 - 6:38父は何年も自分を責め続けるでしょう
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6:38 - 6:42なぜ息子の席にいたのが自分ではなかったのだと
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6:42 - 6:44統計によれば 彼はアルコール漬けになり
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6:44 - 6:483年以内に自殺を図ります
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6:48 - 6:52そちらにいたのは若く 美しい女性でした
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6:52 - 6:55しかし彼女が負ったのは 自爆テロの被害の中で
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6:55 - 6:58考えうる限り最悪の
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6:58 - 7:01精神的 身体的な傷でした 人間榴弾という症状です
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7:01 - 7:04彼女は10年後 15年後でも
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7:04 - 7:07レストランやビーチに座っているときに
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7:07 - 7:09時々肌をこすります
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7:09 - 7:12すると肌の中から
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7:12 - 7:14爆弾の破片が出てくるのです
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7:14 - 7:20これは受け入れがたい症状でしょう
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7:20 - 7:22そちらの女性は爆発により
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7:22 - 7:26両足を失いました
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7:26 - 7:30彼女の傷害に対して政府が助成するお金は
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7:30 - 7:34ほんの僅かだということを
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7:34 - 7:37彼女はじきに知ります
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7:37 - 7:40彼女には優秀な娘がおり 名門大学へいく予定でした
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7:40 - 7:42しかしその夢は絶たれ 母親の世話をしなくては
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7:42 - 7:46ならなくなりました
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7:46 - 7:49ここにいるすべての人は
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7:49 - 7:51自爆テロの現場を目にし トラウマを抱えます
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7:51 - 7:54しかしそれ以上に辛い真実を 被害者は
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7:54 - 7:56目の当たりにするのです
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7:56 - 8:01私達の社会はしばらくは被害者に同情します しかし
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8:01 - 8:05しばらくするともう無関心になるのです
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8:05 - 8:08社会は被害者のケアをしてはくれません
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8:08 - 8:11ここで私が言おうとしていることは
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8:11 - 8:14テロの被害者こそが テロに対する
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8:14 - 8:17最大の武器だということです
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8:17 - 8:2121世紀になってから今日に至るまで
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8:21 - 8:24政府はテロとどう闘ってきたでしょうか
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8:24 - 8:26政府のしてきたことは侵略です
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8:26 - 8:29もし自爆テロの犯人がウェールズ人だったら
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8:29 - 8:32ウェールズはひどい目にあったことでしょう
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8:32 - 8:35危機に対する準備のための法律を
反射的に求めてしまうことは -
8:35 - 8:39私達の社会を不安定にしてしまう
-
8:39 - 8:42過ちなのです
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8:42 - 8:46それはエジンバラ中に そしてイギリス中に
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8:46 - 8:50ウェールズに対する偏見をばらまきかねませんでした
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8:50 - 8:56政府は過去の過ちから学習をして テロとの闘い方は変わりつつあります
-
8:56 - 8:58政府はテロとの正面対決をやめ
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8:58 - 9:02より現代的な見方で
テロの因果関係に -
9:02 - 9:04目を向けようとしています
-
9:04 - 9:07しかし 過去と同じ失敗をすることも
避けられません -
9:07 - 9:09それは人間の性です
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9:09 - 9:12恐怖や
相手に対抗すべきという圧力は -
9:12 - 9:15激しいものとなり
彼らはいずれまた 失敗を犯すでしょう -
9:15 - 9:18政府は完璧な存在ではないのです
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9:18 - 9:22アイルランドのあるテロリストがこの点をとてもわかりやすく
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9:22 - 9:25まとめて 述べています
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9:25 - 9:27「イギリス政府は常に幸運でいる必要がある
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9:27 - 9:31一方 テロリストは一度だけ幸運をつかめば成功する」
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9:31 - 9:34そこで 私達がすべきことは
「常に幸運である」ことなのです -
9:34 - 9:37そのために もっと将来のことを見越す必要があります
-
9:37 - 9:42このテロとの闘いにおいて
相手を傷つけるためではない武器を -
9:42 - 9:43蓄える必要があるのです
-
9:43 - 9:52しかしもちろんこれは
政府が上手くできることではありません -
9:52 - 9:56先ほどの爆発の前に ブランドの話をしました
-
9:56 - 10:00コカコーラとペプシの話などです
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10:00 - 10:04我々から見ればテロと民主主義というブランドの闘いです
-
10:04 - 10:06テロリスト側から見れば 自由への闘いであり
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10:06 - 10:13不正や大国の帝国主義に対抗する真実の闘いです
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10:13 - 10:17私達はこの闘いを真剣に考える必要があります
-
10:17 - 10:21テロリストは私達を単に傷つけたいわけではありません
-
10:21 - 10:23テロの真の目的は
民主主義の消費者を奪うことなのです -
10:23 - 10:28だからブランドを通じてテロを考えることに
意味があるのです -
10:28 - 10:32アルカイダを例に取ってみましょう アルカイダは
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10:32 - 10:37誰も知らないような店の
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10:37 - 10:39棚に置かれている商品のようなものです
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10:39 - 10:43そして9.11の悲劇が起こりました
アルカイダにとってマーケティングの好機です -
10:43 - 10:4821世紀に向けて商品をパッケージ化しました
彼らは目的を明確に打ち出しています -
10:48 - 10:52ブランドイメージに沿った活動を続け
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10:52 - 10:55魅力的なブランドとして貧困や不正にあふれる
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10:55 - 11:01世界に発信をしているのです
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11:01 - 11:05先ほども言ったように 彼らの市場を縮小させるべきです
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11:05 - 11:08しかしその時には
力ではなく知恵を用いなければなりません -
11:08 - 11:12テロをブランドとして捉えると 力に頼るのでは
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11:12 - 11:16テロに対抗することはできないことがわかります
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11:16 - 11:20ここからは 私がしてきたことから いくつかの例をあげて
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11:20 - 11:25簡単に紹介をさせていただきたいと思います
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11:25 - 11:29まずはじめに lawfare と呼ぶ法的取り組みです
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11:29 - 11:31他にいい名前がないか考えているところです
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11:31 - 11:35私達がテロに対する市民の活動に目を向け始めた時
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11:35 - 11:38誰もが私達のことを 変人 奇人だと
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11:38 - 11:42言いました
今はそんなことはありません 誰しもが目を向けています -
11:42 - 11:43爆破テロに対して 人々は声をあげています
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11:43 - 11:47こういった動きの始まりは
北アイルランドのオマーで起きた爆破テロです -
11:47 - 11:51市民の活動は1998年以来続いています
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11:51 - 11:54オマーでは 和平交渉中に武装組織が
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11:54 - 11:56爆破テロを行いました
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11:56 - 12:00しかし 和平というより大きな目標を達成するためなどの理由で
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12:00 - 12:04爆破テロの犯人は告訴されることが
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12:04 - 12:06ありませんでした
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12:06 - 12:08想像してみてください
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12:08 - 12:11あなたの地区で散歩をしていた時に
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12:11 - 12:16自分の子供や夫がテロに巻き込まれた
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12:16 - 12:18人々の気持ちを
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12:18 - 12:21彼らの中には「もうたくさんだ」という人もいます
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12:21 - 12:25しかし私達は市民活動を始め 10年がたってようやく
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12:25 - 12:27勝訴することができました
まだ上告がされるのですが -
12:27 - 12:29私達は勝つことができるだろうと
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12:29 - 12:31確信しています
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12:31 - 12:33なぜこの活動が成功したのでしょうか
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12:33 - 12:36正義が 喪失感を抱える人々に希望を与えたからだけでは
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12:36 - 12:37ありません
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12:37 - 12:42「真のIRA」などの武装集団は 自分たちが社会的な弱者であるという事実から
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12:42 - 12:44力を得ています
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12:44 - 12:49そこでテロの被害者こそが社会的弱者であると強調することで
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12:49 - 12:52状況は逆転します 武装集団は拠り所を失うのです
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12:52 - 12:56彼らは困惑し グループへの勧誘はうまくいかなくなります
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12:56 - 13:01実際 この活動のおかげで爆破テロは止みました
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13:01 - 13:04私達は あるいは被害者達は テログループに取り憑く
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13:04 - 13:08亡霊のような存在となったのです
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13:08 - 13:11続いての例は Almog というシステムの話です
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13:11 - 13:15これは 自爆テロ犯に
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13:15 - 13:18銀行が報酬を払うシステムだと
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13:18 - 13:22私達は考えています
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13:22 - 13:25市民が起こしたたったひとつの行動で
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13:25 - 13:28銀行は Almog を止めました
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13:28 - 13:30世界中の政府は様々な政治的要因から
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13:30 - 13:33この問題に対処することが出来ませんでした
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13:33 - 13:35多くの衝突する利害関係があったからです
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13:35 - 13:38しかし市民活動がこのシステムの抜け穴をシャットダウンすることに成功しました
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13:38 - 13:41次はマクドナルドと呼ばれる例です
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13:41 - 13:45リビアのカダフィにより支援されたアイルランドの
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13:45 - 13:52武装集団による爆破テロの被害者が訴訟を起こし
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13:52 - 13:56この行動がリビアの再建に大きな意味を持ちました
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13:56 - 13:59新しくなったリビア政権は被害者達を思いやり
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13:59 - 14:03そこではまったく新しい形の対話が生まれました
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14:03 - 14:07しかし問題は これらの活動をしていく中でより多くの
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14:07 - 14:10支援が必要となることです
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14:10 - 14:15支援とは市民の関心 市民の行動のことです
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14:15 - 14:17ソマリアの海賊との闘いがいい例です
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14:17 - 14:19海賊との戦いは
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14:19 - 14:22テロとの闘いと同じように考えることは出来ません
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14:22 - 14:25そこで私達がしたことは海賊を漁師にすることです
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14:25 - 14:27海賊は元は漁師だったのですが
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14:27 - 14:30人々が彼らの魚を奪い 海に有毒物質を廃棄していたのです
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14:30 - 14:33そこでまずはじめに 沿岸警備隊を漁に同行させ
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14:33 - 14:36漁業の安全性と雇用を確保しました
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14:36 - 14:39皆さんに自信を持ってお伝え出来ますが
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14:39 - 14:42この過程で アル・シャバブのようなイスラム勢力が
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14:42 - 14:46つけ入るすきとなる貧困や不正は無くなるでしょう
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14:46 - 14:50このプロジェクトの費用はミサイル1基よりも安く
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14:50 - 14:53どんな兵士の命よりも安いでしょう
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14:53 - 14:55さらに重要なことに
戦いの舞台は彼らの祖国となり -
14:55 - 14:58こちらには向かってきません
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14:58 - 14:59因果をきちんと見たからこそです
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14:59 - 15:03最後に 対話についてお話ししたいと思います
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15:03 - 15:05対話のもたらす便益は明らかです
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15:05 - 15:10両者を啓蒙し よりよい理解を可能にし
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15:10 - 15:12強さと弱さを自覚させ
-
15:12 - 15:15これまで登壇された方々のように
-
15:15 - 15:18弱さを共有することは信頼を育み
-
15:18 - 15:21そのプロセスの中で 両者がひとつになれるのです
-
15:21 - 15:26しかしこれは簡単なことではありません
テロの被害者は -
15:26 - 15:29対話を持ちたいとは思いません
-
15:29 - 15:31実際に行うのは困難です
-
15:31 - 15:34さらに両者にとって 政治的に
-
15:34 - 15:37リスクが大きいです
-
15:37 - 15:39ある対話では 相手の気に喰わないことを
言うたびに -
15:39 - 15:41石を投げられ
-
15:41 - 15:43彼らの気に入るようなことを言うと
-
15:43 - 15:48空に向かって発砲することもありました
どちらも好ましくないですね(笑) -
15:48 - 15:51ですが なにをするにしても なにを話すにしても
-
15:51 - 15:53私達は問題の核心に近づくことができます
-
15:53 - 15:57この言葉を最後にお伝えします
もし理性に従えば -
15:57 - 16:02テロを軍事的に捉えるのではなく
-
16:02 - 16:05純粋にテロを知りたいと
-
16:05 - 16:08誰もが思うでしょう
-
16:08 - 16:11私達はより
-
16:11 - 16:14現代的な対応をしていくべきなのです
-
16:14 - 16:16テロに寛容になれと言っているわけではありません
-
16:16 - 16:20テロリストとは違う 現代の方法で彼らと闘うのです
-
16:20 - 16:23イノベーションを育む必要もあります
-
16:23 - 16:27政府は受動的です
イノベーションはそんなところからは生まれません -
16:27 - 16:29民間セクターが大きな役割を果たすのです
-
16:29 - 16:32私達が今すぐにできることは
-
16:32 - 16:35世界中のテロの被害者を
どう支えることができるのか見て回り -
16:35 - 16:37行動を起こすことです
-
16:37 - 16:40ここで皆さんに大きな問いを残していきたいと思います
-
16:40 - 16:43これはテロに対する認識を変えるかもしれません
この質問から -
16:43 - 16:45どんなアイデアや行動が生まれるか 楽しみです
-
16:45 - 16:49「テロリストは自分たちの主張を伝えるために
-
16:49 - 16:53私達を吹き飛ばす必要があったのだろうか?」
-
16:53 - 16:57不快な質問ですが
私達はこれを問い続けなければなりません -
16:57 - 17:00私達は 世界のどこかで起こっている不正や苦しみを
-
17:00 - 17:03無視してきたのではないだろうか?
-
17:03 - 17:06テロリストは私達に 貧困や不正に
-
17:06 - 17:08立ち向かって欲しいだけなのではないだろうか?
-
17:08 - 17:11爆破テロは私達に対する緊急信号なのではないだろうか?
-
17:11 - 17:14爆破テロが起こったのは
-
17:14 - 17:18私達がそれらの問題を解決するための対話を
-
17:18 - 17:22怠ってきたからなのかもしれません
-
17:22 - 17:25はっきりとわかることは
-
17:25 - 17:27その場しのぎの対応を続けることをやめて
-
17:27 - 17:31より先を見越すことです
最後にこのアイデアを -
17:31 - 17:34皆さんにお伝えします
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17:34 - 17:37これはとても示唆に富んだ問いで
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17:37 - 17:42答えるためには悪に同情する心を持たなくてはなりません
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17:42 - 17:44多くの思想家 作家がこの問いについて考えてきました
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17:44 - 17:49「社会が変化のために危機を必要としているとしたら?
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17:49 - 17:53社会が変化のため よりよい社会のために
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17:53 - 17:55テロを必要としているとしたら?」
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17:55 - 18:00これはブルガーコフの命題です
写真にある -
18:00 - 18:03キリストと悪魔がゲッセマネで手を取り
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18:03 - 18:05月夜を歩いていくのです
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18:05 - 18:08これが示唆するところは
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18:08 - 18:11人間は ダーウィンの言う「進化」の中で
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18:11 - 18:13生き延びていくために
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18:13 - 18:17悪魔と手を結ぶことも必要であるということです
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18:17 - 18:21共産主義はローリング・ストーンズによって崩壊したと
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18:21 - 18:25多くの人が言います
面白い主張ですね -
18:25 - 18:28彼らの曲がこの場にぴったりでしょう
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18:28 - 18:31ありがとうございました
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18:31 - 18:40(『悪魔を憐れむ歌』 ローリング・ストーンズ)(拍手)
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18:40 - 18:42ブルーノ・ジウサーニ:ありがとう(拍手)
- Title:
- テロという悪いブランド
- Speaker:
- ジェイソン・マッキュー
- Description:
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この心を捉えるスピーチでは、テロと戦うために、テロという「ブランド」に対する「消費者」の信頼感を弱めてリクルートを妨害しよう、と弁護士ジェイソン・マッキューが論じます。この考え方に基づいて彼ら活動家たちがもたらした変化の実例を紹介します。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 19:02
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Terrorism is a failed brand | ||
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for Terrorism is a failed brand | ||
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Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for Terrorism is a failed brand | ||
Jeff Yamamoto accepted Japanese subtitles for Terrorism is a failed brand |