コミュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon
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0:17 - 0:20みなさんこんにちは!
(拍手) -
0:20 - 0:24ようこそ!
(拍手) -
0:24 - 0:26本当に素晴らしいですね
みなさん笑顔が素敵で -
0:26 - 0:29さっき 後ろ聞こえてましたからね(笑)
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0:29 - 0:31ちょっと恥ずかしい気持ちで話しますけど
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0:31 - 0:34今日ですね 私が今までTEDxを運営してきて
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0:34 - 0:38学んできたことを共有したいと思います
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0:38 - 0:39まず質問があります
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0:39 - 0:43みなさんの中で コミュニティ運営
したことある方っていますか? -
0:43 - 0:46コミュニティ運営ってちょっと
仰々しいかも知れないんですけど -
0:46 - 0:48友達とか知人で
-
0:48 - 0:51何か一緒に新しいことを
やり始めようと話したり -
0:51 - 0:55実際行動を始めたことがある方
どれぐらいいます? -
0:55 - 0:56あ 結構いますね
-
0:56 - 1:00じゃあちょっと今日の話しなくていいかも
しれないですね もしかしたら(笑) -
1:00 - 1:04そうですね 例えばこう
色んな人たちが集まっていく中で -
1:04 - 1:07色んな人たちを集めたいんだけど
人が集まらないとか -
1:07 - 1:10なんかお願いしたいんだけど
行動してくれないとか -
1:10 - 1:13色んな悩みありませんでした?
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1:13 - 1:15実は僕もそうでした
-
1:15 - 1:182009年まで僕は
プログラマーをしていました -
1:18 - 1:20今はコミュニティを運営する
-
1:20 - 1:24コミュニティデザイン マネージメント
という仕事をしています -
1:24 - 1:27当然ギークな僕が
コミュニティをまとめてゆく -
1:27 - 1:29色んな人たちと話していくっていうことは
-
1:29 - 1:32非常に大変で色んな失敗もありました
-
1:32 - 1:34そこから学んできたことを
今日共有したいなと -
1:34 - 1:37そんな風に思っています
-
1:37 - 1:40コミュニティって
一体なんなんでしょうか? -
1:40 - 1:42みなさん わかります?
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1:42 - 1:46人のつながりなんですよね
簡単にいうと -
1:46 - 1:48色んなつながりがあると思います
-
1:48 - 1:53まずは生まれて家 血筋で
決定づけられる関係性 -
1:53 - 1:56いわゆる血縁と呼ばれるものですね
-
1:56 - 2:01あと 生まれた土地 育った場所で
決定づけられる関係性 -
2:01 - 2:05地縁ですね 土地の「地」と書いて
「縁」と書いて「地縁」です -
2:05 - 2:08三つ目がですね
「社縁」と呼ばれる -
2:08 - 2:12就職した企業によって
決定づけられる関係性 -
2:12 - 2:18言葉を変えると雇用関係で結ばれる
コミュニティといっていいかもしれません -
2:18 - 2:23今日僕がお話したいコミュニティは
-
2:23 - 2:27その話をする前にちょっと一つ
やりたいことがあります -
2:27 - 2:32ちょっと 皆さん立って
いただいていいですか? -
2:32 - 2:35では お話したことのない隣の人と
ちょっとペア組んでください -
2:35 - 2:37ちょっと時間がないのでパッと
-
2:37 - 2:39よろしいですか?(笑)
-
2:39 - 2:40その人たちと
-
2:40 - 2:44自分の好きなこと もの 何でもいいです
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2:44 - 2:463つ挙げてみてください
-
2:46 - 2:48いきますよ はい はじめてください
(話し声) -
2:49 - 2:52(話し声)(笑い声)
-
3:12 - 3:15(話し声)(笑い声)
-
3:15 - 3:18よろしいですか?大丈夫ですか?
-
3:18 - 3:24じゃあ皆さん座っていただいて
いいですか? -
3:24 - 3:32この中で同じようなこと 共通の好きなこと
関心事があったっていうペア いますか? -
3:32 - 3:35お?お?いますね
-
3:35 - 3:39今日お話する対象は コミュニティは
そういうものです -
3:39 - 3:43「知識」の「知」と書いて「縁」と書いて
「知縁」と呼びます -
3:43 - 3:47これは 知的好奇心で集まる
もしくは関心事で集まる -
3:47 - 3:50共感で集まるコミュニティのことを指します
-
3:50 - 3:52このコミュニティっていうのは
-
3:52 - 3:55みんなで知恵を出し合って
目的に向かって -
3:55 - 3:58何かを行動していったり
することもあります -
3:58 - 4:01あとはですね ボランティアで
活動するのが多いんですね -
4:01 - 4:05大きな 社縁とか地縁とか血縁と違うのは
-
4:05 - 4:07全くもって強制力がない
-
4:07 - 4:10そんなコミュニティを
どうマネージメントしていくのか -
4:10 - 4:13僕は色んな失敗を通じて
学んできたつもりです -
4:13 - 4:16では その5つの学びを
共有していきたいなと思います -
4:16 - 4:20まず1つ目は
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4:20 - 4:22ごめんなさいね
-
4:22 - 4:25「楽しいが行動原理」です
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4:25 - 4:29僕は2009年にTEDxTokyoという
活動を始めたんですけども -
4:29 - 4:33それまでコミュニティで活動したことは
一切ありませんでした -
4:33 - 4:36どんなものか全く想像できなかったんです
-
4:36 - 4:39あるとき 打ち合わせに行ったんですね
-
4:39 - 4:41もう僕のイメージと全く違ったんです
-
4:41 - 4:43最初僕のイメージしたものは
-
4:43 - 4:46もうなんかみんな堅いスーツ着て
こう座って喧々諤々になって -
4:46 - 4:48真面目な話ばっかりずっとしてるのかと
思ってたら全然違ってて -
4:48 - 4:53それは大きなライブ会場の2階に
隠れ家みたいなカフェがあるんですけど -
4:53 - 4:57そこに集まって
アメリカ人 フランス人 インド人 -
4:57 - 5:00デザイナー プログラマー
もう色んなコンサルタント マーケッター -
5:00 - 5:03色んな人たちが集まって
色んな話をしているんですよ -
5:03 - 5:05本題は全然行かないんですよね
-
5:05 - 5:07もう1時間のミーティングで40分くらい
どうしようもない話をしてるんですけど -
5:07 - 5:09(笑)
それがすごい面白い -
5:09 - 5:11例えば恋愛話もしたりするんですね
-
5:11 - 5:14「あの人好きになったんですよ」
「あ もういいよ その話は」みたいな(笑) -
5:14 - 5:17あと海外の今戦争が起きてる事情とか
色んな話をするんですよね -
5:17 - 5:20もう本当 知的な交流が
すごく行われてるんですね -
5:20 - 5:22僕はすごく興奮したんです
-
5:22 - 5:24「This is so cool!」って
その時感じたんですね -
5:24 - 5:27こんな世界があったなんて
僕は全然知らなかったんです -
5:27 - 5:29TEDxの活動を通じて
-
5:29 - 5:32他のコミュニティにも
遊びに行くようになったんですよ -
5:32 - 5:36そこで もちろんこう
TEDxのように面白いコミュニティもあれば -
5:36 - 5:39まったく こう
暗いコミュニティもあったんですね -
5:39 - 5:42その暗いコミュニティ
幾つかこう見てゆくと -
5:42 - 5:45共通点が見えたんですよね
-
5:45 - 5:47まぁ 人が集まっていないんですけど
-
5:47 - 5:51みなさんね 顔を見ると分かるんですよ
-
5:51 - 5:53すごくつまらなさそうなんですね
-
5:53 - 5:57まぁ 座ってて 僕が最初にイメージ
してたものと一緒ですね -
5:57 - 6:01いわゆる企業のあの
蛍光灯さんさんとした中で -
6:01 - 6:05座って なんか 結論の出ない会議を
延々としているような感じ? -
6:05 - 6:07(笑)あんなのが行われてるわけですよ
-
6:07 - 6:10メンバー そのオーガナイザーと
話したら その人すごく悩んでて -
6:10 - 6:12「僕のビジョンと
このコミュニティのビジョンとを -
6:12 - 6:15活動をすごく共感してくれるんだ」と
-
6:15 - 6:16「でもなかなか人が集まらない」
-
6:16 - 6:18そのとき 僕は気付いたんですね
-
6:18 - 6:21こういうコミュニティの場合には
楽しさってのはすごく重要 -
6:21 - 6:26知的な好奇心をくすぐる何かっていうのを
そこで意図的にデザインしていかないと -
6:26 - 6:28人ってどんどん離れていってしまうんですね
-
6:28 - 6:32非常に こう 離れやすいコミュニティに
なってくると注意が必要 -
6:32 - 6:36なので最初から 例えば新しい人を
定期的に入れるとか -
6:36 - 6:39例えばテーマでも
みんなが興味あるものを入れたりとか -
6:39 - 6:41そういったことを意図的に
デザインすることが -
6:41 - 6:45求められてくるなと僕は思いました
-
6:45 - 6:46で 2つ目はですね
-
6:46 - 6:49「アンコントロールのデザイン」です
-
6:49 - 6:52先ほど言った通り
様々な人たちが来るんですね -
6:52 - 6:55なのでライフスタイルも違えば
-
6:55 - 6:58仕事の忙しさもまったく違うんですよ
-
6:58 - 7:01中には 休みの日が
全然違うと言う人もいたりするので -
7:01 - 7:04一堂に会することがなかなか難しい
-
7:04 - 7:06その中ですね
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7:06 - 7:07ある仲間が
-
7:07 - 7:11当時その大きな企業で経営企画室を
やっていた仲間がいたんですけども -
7:11 - 7:13彼は会場チームということを
やっていたんですね -
7:13 - 7:16彼はまあ 普段から
忙しかったんですけれども -
7:16 - 7:19なかなか会場が決まらなくて
-
7:19 - 7:22もうイベントも近づいてきて
みんなだんだん焦ってきてる -
7:22 - 7:25で 緊急会議をしようっていうことで
-
7:25 - 7:29関係者集めて15人ぐらい集まって
打ち合わせすることになったんですよ -
7:29 - 7:32その1時間前にですね
彼から電話がかかってきたんですね -
7:32 - 7:37「どうやら中期経営計画が最初から
練り直さなければいけない」っていうので -
7:37 - 7:38「今から行けなくなってしまった」っていう
-
7:38 - 7:42「おーい ここみんな集めたのお前のためだ」
という感じ(笑) -
7:42 - 7:45とにかく集まれない そのときこう ちょっと
僕はどうしようかな?と思ったんですね -
7:45 - 7:48まぁ 正直にみんなに話してみようと
思ったんですよ -
7:48 - 7:49で みんなに話したんですね
-
7:49 - 7:53みんなも忙しい中こうなんとか
タイミングを合わせてきてくれたので -
7:53 - 7:55もしかしたら怒るかもしれないなと
思ったんですけれど -
7:55 - 7:57全然そんなことなかったんですね
-
7:57 - 8:01「あいいよ いいよ じゃあ
今話せること決めていこうよ」 -
8:01 - 8:03そこでこうみんなでいろいろな
ブレストして行きながら -
8:03 - 8:06結果的に登壇者も
そこで決まったりしたんですよ -
8:06 - 8:08僕がそこで感じたのは
-
8:08 - 8:10あらかじめ決めて
何かをしようと思っても -
8:10 - 8:12なかなかこう人が集まらないわけですよ
-
8:12 - 8:15こういうコミュニティって
みんな違うから ライフスタイルが -
8:15 - 8:17なのでそこでできることを
そのメンバーで出し合って -
8:17 - 8:20考えてゆくっていうことは
非常に重要だなと -
8:20 - 8:22いくらどんなにがんばって考えても
-
8:22 - 8:24他の人のスケジュールとか生き方とかは
-
8:24 - 8:25コントロールできないんです
-
8:25 - 8:29なので その状況変化に対応するように
-
8:29 - 8:32自分たちもその場その場で
対応していくというのが -
8:32 - 8:35非常に求められてくるな
と思いました -
8:35 - 8:393つ目 「関り合いのマッチング」です
-
8:39 - 8:43僕は2011年にTEDxKidsっていう
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8:43 - 8:45TEDxのフォーマットでも
子供向けにやるものを -
8:45 - 8:47やり始めたんですけども
-
8:47 - 8:49そこでもいろいろなボランティアを募集して
-
8:49 - 8:51一緒に活動していました
-
8:51 - 8:56ある時友人の紹介で
ある女性がやってきたんですね -
8:56 - 8:59その女性はいつも通り
みんなで和気あいあいと -
8:59 - 9:00話しているんですけど
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9:00 - 9:02たまにこう なんかこう
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9:02 - 9:05机の上にのってずっと
見つめているんですよね みんなのことを -
9:05 - 9:07「何してんだろう?」と思ってね
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9:07 - 9:09で 話しかけにいくんですよ
-
9:09 - 9:11そしたら
「どんなことをしたらいいいんだろうな? -
9:11 - 9:12って私悩んでいるんです」
-
9:12 - 9:14って言ったんですね
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9:14 - 9:15じゃどんなことしたらいいんだろう?って
-
9:15 - 9:17私なりにいろいろ考えて
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9:17 - 9:21そこで「こういう仕事があるよ
こういう作業があるよ」 -
9:21 - 9:23って言おうと思ったんですね
-
9:23 - 9:25でも僕はそこでぐっと堪えたんですよ
-
9:25 - 9:27実はそのTEDxKidsを始める前に
-
9:27 - 9:31僕っていろんな人に作業をお願い
しちゃってたことがよくあったんですね -
9:31 - 9:33で 作業をお願いしちゃうと
-
9:33 - 9:36それは自分の仕事を
その人に分け与えているだけで -
9:36 - 9:38その人の仕事じゃないんですよ
-
9:38 - 9:40分け与えられた仕事っていうのは
-
9:40 - 9:45つまりこう 自分で積極的にやりたいと
思っているような仕事ではないので -
9:45 - 9:47それがたくさん来ちゃうと
みんなやめてっちゃうんですよね -
9:47 - 9:49僕もそんな失敗あったので
-
9:49 - 9:51そこをぐっとこらえたんです
-
9:51 - 9:54彼女も同じようなことを
3週間ぐらいずっとやってたんですよね -
9:54 - 9:58とあるときに
もう一回話したんですね -
9:58 - 10:01僕はお願いすることは
いつもしないんですけど -
10:01 - 10:03「こういう仕事があるよ 」
「こういう仕事があるよ」 -
10:03 - 10:07「こういう仕事があるよ」って
投げかけるようにしてるんです -
10:07 - 10:09そうするときに 彼女が
-
10:09 - 10:13「私 会社でいつも部屋にこもって
-
10:13 - 10:17ずっと同じような人たちと
同じようなことばかり話してるんです」と -
10:17 - 10:22「大学生の時はNPOで色んな人たちと
会って未来ついて語り合ってたんです」と -
10:22 - 10:26それと「人と一杯コミュニケーションが
とりたいんです」って言ったんですね -
10:26 - 10:28参加者チーム
っていうのがありますね -
10:28 - 10:30さきほどパティシパントチームって
言ったと思うんですけど -
10:30 - 10:31まさにそれなんですけども
-
10:31 - 10:33参加者の人たちと
-
10:33 - 10:37対話を通じてその人たちの体験をデザイン
していくということがあります -
10:37 - 10:38それを 話したんですね
-
10:38 - 10:42彼女がもう喜んで来るかなと
思ったんですけど来なくてね -
10:42 - 10:44「また考えます」って
―残念 -
10:44 - 10:46一週間後 メールで 一文で
-
10:46 - 10:48「私やります」って書いてあったんですね
-
10:48 - 10:50そのあとの彼女の動きは物凄かったです
-
10:50 - 10:53そのあと自分で何が必要か
タスクを全部洗い出して -
10:53 - 10:57参加者の人たちと
メールも頻繁にやりとりして -
10:57 - 11:02当時僕 TEDxKidsを始めたのが
初めてだったので -
11:02 - 11:03すごく忙しくて
-
11:03 - 11:06あんまり色んなことに
目が向かなかったんですけども -
11:06 - 11:07彼女がいたお陰で
-
11:07 - 11:09その辺は全部任せることができたんです
-
11:09 - 11:12もし僕があそこで堪えずに
お願いしていたら -
11:12 - 11:14きっとこうはならなかったと
思うんですよね -
11:14 - 11:19そうやって人が色を塗れる
スペースを用意してあげて -
11:19 - 11:24そこで自ら色を[塗ることを]
後押ししてあげることが -
11:24 - 11:27非常に大事だなあと
僕はそこで感じました -
11:29 - 11:33「リーダーシップは地位ではなく行動」です
-
11:33 - 11:36先ほどから何度もお話しているように
-
11:36 - 11:38色んな人たちがくるんですね
-
11:38 - 11:40その人たちの中では本当にやる気があって
-
11:40 - 11:42「私がリーダーやりたいです!」
「僕がリーダーやりたいです!」 -
11:42 - 11:44という人もでてきます
-
11:44 - 11:46ただ その中の
-
11:46 - 11:48僕の経験上なんですが
-
11:48 - 11:53半分ぐらいは リーダーになっただけで
その後何もしなくなったんですよね -
11:53 - 11:55フェイスブックのタイトルをみると
なんかディレクターになってるけど -
11:55 - 11:59あんた何かしてるっけ?みたいな
―よくあるんです -
11:59 - 12:02そこからですね
僕はそういう相談が来る時 -
12:02 - 12:04こう言うようになったんですね
-
12:04 - 12:10「みんなの前で活動して
自分のこと証明して下さい」と -
12:10 - 12:14「そうすればみんなが認めて結果的に
あなたがリーダーになります」と -
12:14 - 12:16そういう風に言って
ちゃんと行動した人たちは -
12:16 - 12:18本当にうまいチームを
作り上げていくんですよね -
12:18 - 12:20なのでポジションを与えるんじゃなくて
-
12:20 - 12:25その人の行動を喚起させるということが
非常に重要だなと思いました -
12:25 - 12:29例えばみんなどっかのコミュニティに
所属していて なんか活動していて -
12:30 - 12:32全く知らない人がリーダーですと言われても
-
12:32 - 12:34なんだかよくわからないじゃないですか
-
12:34 - 12:36その人が一生懸命活動して
-
12:36 - 12:39誰よりもそのことに対して
真剣に行動していれば -
12:39 - 12:42みんな人って認めてくると思うんですよね
-
12:42 - 12:44僕 それが非常に重要だなと
-
12:44 - 12:48経験から感じました
-
12:48 - 12:505つ目がですね
-
12:50 - 12:51「休憩のデザイン」です
-
12:51 - 12:52本当に永くやっているとですね
-
12:52 - 12:56メンバーのライフステージって
変わって行くんですよ -
12:56 - 12:58結婚したり 子供が生まれたり
-
12:58 - 13:02もしくは転職したり
新しいプロジェクトを立ち上げたり -
13:02 - 13:04いろいろ忙しい
-
13:04 - 13:05その忙しさが変わってくるんですね
-
13:05 - 13:07で 前のように活動が
できなくなってくるんです -
13:07 - 13:12でも ずっと一緒にやってると仲間意識
みたいなのが芽生えてきちゃって -
13:12 - 13:15なかなか言い出しづらかったり
するんですよね -
13:15 - 13:16こうなんかしがらみみたいに囚われて
-
13:16 - 13:19「なんか本当は忙しいんだけど
まあでも誘われたから行かなきゃ」 -
13:19 - 13:23みたいな感じで行くと だんだんその人の
アウトプットの質も悪くなってくるし -
13:23 - 13:26なかなかこう 周りにも
変な影響が出てきてしまうので -
13:26 - 13:30私は毎年 「次の年 何しますか?」
っていうときに -
13:30 - 13:32必ず相談するようにしているんですね
-
13:32 - 13:36もし 今 こういう何かが
始まっているんであれば -
13:36 - 13:39もしかしたら一回休憩した方が
いいかもしれません -
13:39 - 13:41という風に相談するようにしています
-
13:41 - 13:46それで 僕はコミュニティの構成を
何層かに分けているんですね -
13:46 - 13:48コアチームというのは
いわゆる企画をするチームです -
13:48 - 13:51ここには本当にコミットできる人
-
13:51 - 13:53僕はアクティビティ率と
呼んでるんですけど -
13:53 - 13:56それが
80%か90%くらい高い人たちしか -
13:56 - 13:58入らないようにしています
-
13:58 - 14:01それは 入る前にみなさんに言っています
-
14:01 - 14:04で 少しでもそういう風に
活動ができなくなったら -
14:04 - 14:07次の比較的ゆるいといいますか
-
14:07 - 14:09そこまでコミットしなくてもいい
-
14:09 - 14:10コミュニティに入って
もらうようにしています -
14:10 - 14:15そうすることによって
その人も自分の心地いい関係性を保ちながら -
14:15 - 14:19例えば何かソーシャルメディアをシェアして
欲しいときにシェアしてくれたりとか -
14:19 - 14:20もしくは忙しさが
-
14:20 - 14:23その仕事がだんだん終わってきて
-
14:23 - 14:27次の年はまた活動したいっていう人も
出てきたりするんですね -
14:27 - 14:32その人たちにとって
居心地のいいコミット感をできる層を -
14:32 - 14:38ちゃんと作っていってあげるっていうことが
非常に重要だなと思いました -
14:38 - 14:40最後にですね
-
14:40 - 14:42色んな人たちに
-
14:42 - 14:45「青木さん コミュニティ運営
しているときに どういうところを -
14:45 - 14:48最も大切にしていますか?」
って言われるんですね -
14:48 - 14:50僕はいつもこう答えています
-
14:50 - 14:52「コミュニティの温度です」
-
14:52 - 14:55どれだけその暖かさが
みんなに伝わってくるか -
14:55 - 14:58これを僕はよく
焚き火に喩えるんですけど -
14:58 - 15:01この中で焚き火をやったことある方
います?いますよね -
15:01 - 15:03火つけたことある方?
-
15:03 - 15:05もしくはBBQの炭をやったことのある方?
-
15:05 - 15:08なんか結構火をつけるの
大変じゃないですか 最初? -
15:08 - 15:11ティッシュとか小枝みたいなのを並べて
-
15:11 - 15:14少し太めの枯れた木を置いて
-
15:14 - 15:17火をつけて なかなか火がつかなければ
-
15:17 - 15:19もう一回何個かやってみるって
形だと思うんですけど -
15:19 - 15:20一回火がついてしまうと
-
15:20 - 15:24あとは太い木でもなんでも投入したら
どんどん燃えてゆくじゃないですか? -
15:24 - 15:27僕はコミュニティ運営っていうのは
それと一緒だなと思っているんですよ -
15:27 - 15:30最初にこのやる気とかの火をつけるのは
なかなか大変なんですけど -
15:30 - 15:33一度こうみんなが火点いちゃうと
もう何にもしなくていい -
15:33 - 15:35むしろ何にもしないほうがいい
-
15:35 - 15:39たまにこう いろんな風が吹いて
火が消えそうになるときは -
15:39 - 15:41まぁちょっとこう
風あてを用意したりとか -
15:41 - 15:43もっと燃える木を
入れてみたりしながら -
15:43 - 15:48温度を調整していくということが
非常に大切だなと思ってます -
15:48 - 15:52一般的にみなさん
コミュニティっていうのは -
15:52 - 15:54ずっと続かなければいけない
ものだと思っている方が -
15:54 - 15:56もしかしたら多いかもしれません
-
15:56 - 16:01でも 目的を達成したら そこで終わって
しまっても良いもんなんですね 実は -
16:01 - 16:04例えば BBQの炭を燃やしていて
-
16:04 - 16:07料理ができたらやめますよね?
-
16:07 - 16:09燃やしててずっと番をしていたらご飯が
食べられないじゃないですか?(笑) -
16:09 - 16:11そこで重要なのは
-
16:11 - 16:14みなさん 一緒に
ご飯を食べることなんですよ -
16:14 - 16:16なので それは目的を達成したら
-
16:16 - 16:17そこで終わると
-
16:17 - 16:20そこで無理に続けると自分自身が
苦しくなるしメンバーも苦しくなるんです -
16:20 - 16:23それが非常に重要な視点かなと
-
16:23 - 16:26僕は思ってます
-
16:26 - 16:31そしてですね 世の中はいろんな課題に
溢れていると思うんです -
16:31 - 16:33ビジネスでは解決できない
ようなものもあるし -
16:33 - 16:35ビジネスとして捉えられる
ことができずに -
16:35 - 16:39なかなか企業が参加できない活動 出来事って
あると思うんですけども -
16:39 - 16:42色んな人たちが自分たちの知恵を
出し合いながら -
16:42 - 16:46楽しみながら参加できる場が
たくさんできていけば -
16:46 - 16:49もしかしたらお金なんか
必要ないんですよね -
16:49 - 16:51そういった場が
たくさん増えていくと -
16:51 - 16:54色んな課題が解決できて
くると思いませんか? -
16:54 - 16:55僕はできてくると思うんですよね
-
16:55 - 16:57そういった世界が もしかしたら
-
16:57 - 17:01子供に自慢できる
素敵な世界になるんじゃないかなと -
17:01 - 17:03僕は思っているんですよね
-
17:03 - 17:05本日は ありがとうございました
- Title:
- コミュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon
- Description:
-
このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。
TEDxなどのコミュニティ運営を続けてきた青木竜太が、コミュニティ運営の経験や失敗談を通して、コミュニティ運営にとって重要な5つの点を、熱く語っています。
- Video Language:
- Japanese
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 17:13
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani approved Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Natsuhiko Mizutani edited Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon | ||
Hiroko Kawano accepted Japanese subtitles for コニュニティ運営のための5つの教訓 | 青木竜太 | TEDxKobeSalon |