ミツバチ失踪事件 - エマ・ブライス
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0:09 - 0:11今 進行中の環境上のミステリーがあります
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0:11 - 0:13それは些細に見えることで始まり
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0:13 - 0:18世界規模の災害に発展するものです
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0:18 - 0:21ある日 あなたは
朝食のトーストに塗るハチミツが -
0:21 - 0:22高価になっていることに気がつきます
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0:22 - 0:24あなたはジャムに替える代わりに
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0:24 - 0:27値段が上がった理由を調べてみます
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0:27 - 0:29その結果は驚くべきものでした
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0:29 - 0:31米国で飼育されているミツバチの数が
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0:31 - 0:35驚異的な割合で減少していたのです
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0:35 - 0:37その減少の程度は
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0:37 - 0:40病気、寄生虫、飢餓による通常の死亡では
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0:40 - 0:43説明不能なほどに見えました
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0:43 - 0:46典型的な事件の現場では
女王バチや少数の生き残りを除いて -
0:46 - 0:50ほとんどの成虫が巣からいなくなっています
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0:50 - 0:54手付かずの食物庫、孵化前の幼虫達は
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0:54 - 0:59成虫達が幼虫が孵るのを待たずに
逃げ出したことを暗示しています -
0:59 - 1:01しかし何より不気味なのは
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1:01 - 1:05事実を伝える 八チの死がいや死にかけた
ハチの姿を近くに見かけないことです -
1:05 - 1:07巣に帰る道を忘れてしまったのか
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1:07 - 1:11それとも ただ消えてしまったのか
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1:11 - 1:13この謎めいた失踪は
新しいことではありません -
1:13 - 1:16人類は何百年もハチミツを集めてきました
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1:16 - 1:19しかし 1600年代に欧州の移住者が
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1:19 - 1:21亜種である西洋ミツバチを持ち込んで初めて
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1:21 - 1:24ハチの飼育が始まりました
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1:24 - 1:2519世紀以降
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1:25 - 1:28養蜂家達は時折
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1:28 - 1:30消滅病 、春の減少病 または秋の破滅といった
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1:30 - 1:33不可解な名前を与えて
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1:33 - 1:36大量消滅を報告して来ました
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1:36 - 1:38しかし 2006年に このような消滅が
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1:38 - 1:40全米の半数以上の巣に
影響しているのが見つかると -
1:40 - 1:43この現象は新しい名前を与えられました
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1:43 - 1:45“蜂群崩壊症候群” (CCD)です
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1:45 - 1:47この謎の最も恐ろしいことは
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1:47 - 1:51紅茶に再び普通の砂糖を
使わなければいけないことではありません -
1:51 - 1:53我々はハチミツのためにもハチを飼いますが
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1:53 - 1:56ミツバチは穀物の受粉を
産業規模で行なっており -
1:56 - 2:01全米の3分の1の穀物は
このように生産されています -
2:01 - 2:04では この災厄の犯人は
どうやって見つけられるのでしょう? -
2:04 - 2:07ここに 3人の容疑者が居ます
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2:07 - 2:11容疑者A: 害虫や病気
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2:11 - 2:13最も悪名高いのはバロアダニ
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2:13 - 2:17極小の赤い害虫で 巣に侵入し
蜂を餌とするだけでなく -
2:17 - 2:20蜂の発育を阻害する病原体を媒介し
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2:20 - 2:22寿命を縮めてしまします
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2:22 - 2:25容疑者B: 遺伝子
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2:25 - 2:27女王蜂は健康な巣の中心です
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2:27 - 2:30しかし最近では
たった数匹の女王バチから生まれた -
2:30 - 2:34数百万もの女王バチが
商業用巣箱に配布されており -
2:34 - 2:36遺伝子の多様性が乏しくなり
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2:36 - 2:41病原体や害虫に対するハチの
防御力の低下を懸念させます -
2:41 - 2:43容疑者C: 化学薬品
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2:43 - 2:46商業用の巣箱と農作物の両方で
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2:46 - 2:48寄生虫駆除のために使われる殺虫剤が
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2:48 - 2:52ミツバチが消費する食べ物や水に
混入しているのかもしれません -
2:52 - 2:54研究者達はいくつかの殺虫剤が
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2:54 - 2:58ミツバチの帰巣性を損ねることも
確認しています -
2:58 - 3:00さて 我々はいくつものヒントを得ましたが
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3:00 - 3:02決定的な手がかりはありません
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3:02 - 3:05事実 科学者達は
この事件の捜査を続けていますが -
3:05 - 3:09いまだに蜂群崩壊症候群の原因について
意見の一致を見ていません -
3:09 - 3:13今の所 いくつかの要因が考えられています
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3:13 - 3:16ミツバチは絶滅の危機に
あるわけではありませんが -
3:16 - 3:20ハチの数の減少は受粉の減少と
食料生産コストの上昇を意味します -
3:20 - 3:24だから科学者達がミツバチ失踪事件を
解決することはとても重要なのです -
3:24 - 3:27ハチミツが減るのは残念で済むかもしれませんが
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3:27 - 3:30穀物不足は刺すような傷みを伴うからです
- Title:
- ミツバチ失踪事件 - エマ・ブライス
- Speaker:
- Emma Bryce
- Description:
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過去10年間、米国のミツバチの数は前例のない驚異的な速さで減少しています。
これはハチミツポットにとってもちろん悪いニュースですが、ミツバチは作物の受粉という重要な役割で我々の食料供給に寄与しています。エマ・ブライスは蔓延する蜂群崩壊症候群の考え得る原因を調査します。講師:エマ・ブライス
アニメーション:リリアン・チャン
*この講義のビデオ: http://ed.ted.com/lessons/the-case-of-the-vanishing-honeybees-emma-bryce - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 03:47
Yuko Yoshida approved Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees | ||
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees | ||
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Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees | ||
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Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees | ||
Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for The case of the vanishing honeybees |