エリン・サックス 精神疾患についての内側からのお話
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0:01 - 0:03私は女性で統合失調症を患っています
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0:03 - 0:05何百日もの間
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0:05 - 0:06精神病院で過ごしてきました
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0:06 - 0:08人生のほとんどを精神病棟に
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0:08 - 0:10隔離されそうになりながら
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0:10 - 0:12違う人生を歩みました
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0:12 - 0:15実際のところ 30年近くもの間
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0:15 - 0:17精神病院を何とか避けてきました
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0:17 - 0:19これは最も誇りに思っていることです
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0:19 - 0:21精神疾患との闘いをずっと
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0:21 - 0:23避けてきたのではありません
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0:23 - 0:25エール大学ロースクールを卒業して
初めて法律の仕事に就いてから -
0:25 - 0:28かかりつけの精神分析医だった
ホワイト先生は -
0:28 - 0:31数カ月後に診療を辞めると告げました
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0:31 - 0:32私がニューヘブンを去ろうとした
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0:32 - 0:34数年前のことでした
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0:34 - 0:37先生にはとても世話になっていました
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0:37 - 0:38彼が離れていくと思うだけで
大変打ちのめされました -
0:38 - 0:40彼が離れていくと思うだけで
大変打ちのめされました -
0:40 - 0:41親友のスティーブが
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0:41 - 0:43私に何か酷いことが起こったと感じ取って
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0:43 - 0:45ニューヘブンまで飛んできてくれました
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0:45 - 0:47自分の著作から引用します
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0:47 - 0:50「アパートの扉を開けました
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0:50 - 0:52スティーブは後にこう言うでしょう
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0:52 - 0:54私の精神疾患をずっと診てきたけど
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0:54 - 0:56この日の私は最悪な状態だった と
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0:56 - 0:591週間以上 ほとんど何も食べませんでした
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0:59 - 1:02私はやせ衰え
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1:02 - 1:03歩く足は棒のようでした
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1:03 - 1:06私の表情はまるで能面でした
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1:06 - 1:09アパートのカーテンを一日中閉じていたので
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1:09 - 1:10アパートのカーテンを一日中閉じていたので
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1:10 - 1:12アパートの中は真っ暗でした
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1:12 - 1:15悪臭が漂い 部屋は荒れ放題でした
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1:15 - 1:18スティーブは弁護士かつ心理学者で
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1:18 - 1:21重度の精神疾患の患者を多数診てきましたが
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1:21 - 1:24これほど重体な患者は見たことないと言うでしょう
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1:24 - 1:27私は『こんにちは』と言い ソファに戻りました
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1:27 - 1:29そのまま座ってしばらく黙っていました
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1:29 - 1:31『スティーブ 来てくれてありがとう
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1:31 - 1:35崩れつつある世界 言葉 声
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1:35 - 1:37時計を止めて 時間が 時間がきたから』
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1:37 - 1:39時計を止めて 時間が 時間がきたから』
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1:39 - 1:42『ホワイト先生が行ってしまうんだね』
スティーブは陰鬱に言いました -
1:42 - 1:45『私はお墓行きよ 深刻よ』 私は嘆きました
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1:45 - 1:47『重力が私を引き寄せている
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1:47 - 1:49怖いわ みんな逃げてと言って』」
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1:49 - 1:53若い頃から 私は3回ほど
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1:53 - 1:55精神病院に長期入院してきました
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1:55 - 1:58医師は私を統合失調症と診断し
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1:58 - 2:01予後は「深刻」だと宣告しました
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2:01 - 2:04要するに 介護施設に入れられ
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2:04 - 2:06単調な労働をする運命でした
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2:06 - 2:08幸運にも そうはなりませんでした
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2:08 - 2:10幸運にも そうはなりませんでした
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2:10 - 2:13私は南カリフォルニア大学ロースクールの
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2:13 - 2:15法学 心理学 精神医学教授です
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2:15 - 2:17良き友人たちに恵れました
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2:17 - 2:20最愛の夫であるウィルもここに来ています
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2:20 - 2:25(拍手) ありがとうございます
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2:27 - 2:30彼は紛れもなく 私の人生のスターです
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2:30 - 2:33これから 私が精神疾患になった経過と
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2:33 - 2:35その体験をお話しします
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2:35 - 2:38前置きしますが これは私の体験談です
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2:38 - 2:41みんな 精神疾患の症状は違います
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2:41 - 2:44まずは 統合失調症の定義から始めます
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2:44 - 2:46統合失調症は脳の病気です
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2:46 - 2:48それはれっきとした精神病で
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2:48 - 2:50つまり 現実感が喪失されます
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2:50 - 2:52妄想と幻覚が この病気の特徴です
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2:52 - 2:53妄想と幻覚が この病気の特徴です
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2:53 - 2:56妄想とは ありもしないことへの誤った固定観念で
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2:56 - 3:00幻覚とは ありもしない誤った知覚です
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3:00 - 3:02例えば 私が精神疾患のときは
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3:02 - 3:04頭の中で何十万人もの人たちを
殺害したという妄想を経験します -
3:04 - 3:06頭の中で何十万人もの人たちを
殺害したという妄想を経験します -
3:06 - 3:08頭の中で核爆発が起きると
考えることもあります -
3:08 - 3:10頭の中で核爆発が起きると
考えることもあります -
3:10 - 3:12幻覚もあります
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3:12 - 3:14振り返ると男がナイフを
振り上げていたこともあります -
3:14 - 3:16振り返ると男がナイフを
振り上げていたこともあります -
3:16 - 3:19目が覚めている間に悪夢を
見ると想像してください -
3:19 - 3:22しばしば発話と思考が
制御不能になり -
3:22 - 3:23支離滅裂になります
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3:23 - 3:26何とか連想して 似たような言葉を並べますが
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3:26 - 3:29何の意味も成さず 言葉がごちゃ混ぜになり
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3:29 - 3:31「ワードサラダ」と呼ばれる状態になります
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3:31 - 3:36統合失調症は普通考えるような
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3:36 - 3:39多重人格や人格分裂とは異なります
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3:39 - 3:43統合失調症は 心が分裂するのでなく
粉々になるのです -
3:43 - 3:45みなさん路上生活者を
見たことがあるでしょう -
3:45 - 3:47だらしなく げっそりとして
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3:47 - 3:50ビルの外に立っては 独り言をつぶやいたり
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3:50 - 3:52叫んでいます
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3:52 - 3:54このような人は おそらく何らかの統合失調症です
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3:54 - 3:57しかし 統合失調症は
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3:57 - 4:00様々な経済社会層に見られ
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4:00 - 4:02正規雇用者で責任ある立場の専門職が
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4:02 - 4:04この病気を患う事もあります
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4:04 - 4:06数年前 私は
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4:06 - 4:09自分の経験と遍歴を書き記すことにしました
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4:09 - 4:11今日は それに加えて私の内情を
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4:11 - 4:13みなさんにお話したいと思います
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4:13 - 4:16それは エール大学ロースクール1年生の
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4:16 - 4:191学期 7週間目のことでした
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4:19 - 4:21著作から引用します
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4:21 - 4:24「同級生のレベルとヴァルと私は 金曜の晩に
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4:24 - 4:27ロースクールの図書館で落ち合い
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4:27 - 4:30一緒に覚書の宿題をすることにしました
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4:30 - 4:31しかし 取り掛かってすぐ 私は
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4:31 - 4:33意味不明な話をし始めました
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4:33 - 4:36『覚書は神の言葉だ』 私は告げました
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4:36 - 4:39『そこにはポイントがある 頭上にある
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4:39 - 4:41パットが言ってたのよ 人殺しでもしたの?』
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4:41 - 4:43レベルとヴァルは 顔面に水を
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4:43 - 4:45浴びたような目付きで私を見ました
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4:45 - 4:46浴びたような目付きで私を見ました
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4:46 - 4:48『エリン 一体何を言っているの?』
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4:48 - 4:51『ええ 分かってるわ いつものこと 何が誰 誰が何
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4:51 - 4:53天国と地獄 ねえ 屋根の上に行きましょう
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4:53 - 4:55平らだし 安全だから』
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4:55 - 4:56レベルとヴァルは 私についてきて
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4:56 - 4:58私に何があったのかと聞きました
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4:58 - 5:00『これは本当の私よ』 私は頭上で
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5:00 - 5:01手を振りながら言いました
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5:01 - 5:04そして 金曜日の夜遅くに
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5:04 - 5:05エール大学ロースクールの屋根の上で
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5:05 - 5:07私は歌いだしました それも大声で
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5:07 - 5:10『フロリダにおいで いい天気よ ブッシュさん
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5:10 - 5:12ねえ 踊りましょうよ?』
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5:12 - 5:14『クスリやってハイになってるの?』 一人が言いました
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5:14 - 5:17『私がハイ? そんなことないわよ クスリもやってないし
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5:17 - 5:19フロリダにおいで いい天気よ ブッシュさん
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5:19 - 5:22そこにはレモンがあってさ それが悪魔になってさ
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5:22 - 5:25『怖い人ね』 一人が言いました
そしてレベルとヴァルは -
5:25 - 5:27図書館に戻って行きました
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5:27 - 5:29私は肩をすくめ 二人を追いました
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5:29 - 5:32中に入ると二人に尋ねました
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5:32 - 5:35宿題を見て私みたいに言葉が
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5:35 - 5:36次々飛び出す経験ってないって
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5:36 - 5:40『誰かが私の分身に入り込んだ気がするの』
と言いました -
5:40 - 5:42『関節を囲ってるんじゃないかな
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5:42 - 5:43関節ってのは信じないけど
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5:43 - 5:45体をつなげているからね』」
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5:45 - 5:47意味のない連想の一例です
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5:47 - 5:49「結局 私は寮に戻りました
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5:49 - 5:52しかし 私は落ち着けませんでした
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5:52 - 5:54頭の中は騒音だらけで
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5:54 - 5:57オレンジの木やら 終らない法律の覚書やら
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5:57 - 6:00自分がやった大量殺人でいっぱいでした
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6:00 - 6:03ベッドの上に座って 体を揺すりながら
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6:03 - 6:05恐怖と孤独にうめいていました」
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6:05 - 6:08このせいで 私は初めて米国で入院しました
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6:08 - 6:11既に英国で2度入院しています
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6:11 - 6:12著作の引用を続けます
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6:12 - 6:15「次の朝 教授の部屋に行って
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6:15 - 6:16覚書の宿題期限の延長をお願いしました
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6:16 - 6:18そして前夜のように訳もわからず まくしたてました
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6:18 - 6:20そして前夜のように訳もわからず まくしたてました
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6:20 - 6:21とうとう 私は緊急治療室に連れて行かれました
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6:21 - 6:25そこで 私が『先生』と呼ぶ人とその取り巻きどもが
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6:25 - 6:27私に襲いかかり
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6:27 - 6:29空中に高々と持ち上げ
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6:29 - 6:30金属ベッドに叩きつけました
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6:30 - 6:33目から星が飛ぶ程の暴力でした
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6:33 - 6:35そして太い革の紐で 手足を
金属ベッドに縛り付けました -
6:35 - 6:37そして太い革の紐で 手足を
金属ベッドに縛り付けました -
6:37 - 6:40聞いたこともない声が
自分の口から出ました -
6:40 - 6:42うめきと叫びが混ざりあい
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6:42 - 6:46人間とは思えぬ恐怖の声でした
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6:46 - 6:47そして 再び生の声が
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6:47 - 6:49腹の奥底から喉を這って出てきました」
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6:49 - 6:51腹の奥底から喉を這って出てきました」
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6:51 - 6:55この事件により 私は強制入院となりました
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6:55 - 6:59医師が 私の意思を無視して入院させた
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6:59 - 7:00理由の一つは「深刻な障害を負っている」でした
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7:00 - 7:01理由の一つは「深刻な障害を負っている」でした
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7:01 - 7:04その根拠は 私がエール大学ロースクールの
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7:04 - 7:06宿題ができなかったことです
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7:06 - 7:09それってエール大学の他の学生はどうなのよ
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7:09 - 7:11(笑)
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7:11 - 7:13その翌年 私は精神病院で
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7:13 - 7:165ヶ月を過ごすこととなりました
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7:16 - 7:19時に 20時間もの間 身体拘束され
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7:19 - 7:23手足を紐で縛られ
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7:23 - 7:25胸部にはきつく網が張られました
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7:25 - 7:27胸部にはきつく網が張られました
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7:27 - 7:29私は人を殴ったことなどありません
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7:29 - 7:32人を傷つけたことも脅したこともありません
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7:32 - 7:35身体拘束された経験がない方には
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7:35 - 7:37その恐怖感は分からないでしょう
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7:37 - 7:39恐怖以外の何物でもありません
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7:39 - 7:41アメリカでは 身体拘束で
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7:41 - 7:44毎週1~3人が 死亡すると言われます
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7:44 - 7:47縛り付けられたせいで 嘔吐し
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7:47 - 7:49窒息し 心不全に至ります
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7:49 - 7:51身体拘束は 人命を救うのか
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7:51 - 7:54犠牲を増やすだけなのか不明です
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7:54 - 7:57エール大学ロースクールの機関紙に
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7:57 - 7:59身体拘束の記事を寄稿しようとして
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7:59 - 8:01精神科医も勤める著名な
法律の教授に相談しました -
8:01 - 8:02精神科医も勤める著名な
法律の教授に相談しました -
8:02 - 8:04彼は身体拘束が屈辱的で
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8:04 - 8:06苦痛を伴い 恐ろしいことは認めました
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8:06 - 8:08苦痛を伴い 恐ろしいことは認めました
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8:08 - 8:10彼は それとない目で私を見て
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8:10 - 8:12「エリン 君は分かっていないけど
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8:12 - 8:14彼らは精神疾患なんだよ
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8:14 - 8:15君や私とは違うんだよ
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8:15 - 8:18彼らが感じる身体拘束は私たちとは違うのさ」
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8:18 - 8:21その瞬間 私たちも教授と変わらないと
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8:21 - 8:23言う勇気はありませんでした
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8:23 - 8:25何時間もベッドに縛り付けられ
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8:25 - 8:28苦しむことを好む人は誰もいません
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8:28 - 8:30実際 ごく最近まで
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8:30 - 8:32身体拘束が精神疾患者が安心させると
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8:32 - 8:35考える人たちがいるのは確かです
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8:35 - 8:37その意見に同意する精神疾患者に
会ったことは一度もありません -
8:37 - 8:39その意見に同意する精神疾患者に
会ったことは一度もありません -
8:39 - 8:41今の私は精神医学にとても好意的でも
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8:41 - 8:43暴力には大反対です
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8:43 - 8:46暴力に治療効果があるとは思いませんし
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8:46 - 8:49酷い病気を抱えた人に暴力を振るうなんて
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8:49 - 8:50酷いことです
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8:50 - 8:53結局 私は 南カリフォルニア大学ロースクールの
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8:53 - 8:55教員としてロサンゼルスに来ることになりました
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8:55 - 8:58何年もの間 あらゆる努力をして
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8:58 - 9:00服薬を拒み続けました
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9:00 - 9:02服薬なしで何とかやっていければ
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9:02 - 9:04本当は精神的に病いではなく
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9:04 - 9:07何かの酷い間違いだと証明できると思いました
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9:07 - 9:10私のモットーは 薬が減らせば欠陥も減る でした
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9:10 - 9:13ロサンゼルスでの私の精神分析医
カプラン先生は -
9:13 - 9:16普通の生活に戻れるよう服薬を強く勧めました
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9:16 - 9:19しかし 私は二度と服用しまいと決意していました
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9:19 - 9:21テキストから引用します
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9:21 - 9:24「服薬を減らし始めるとすぐに
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9:24 - 9:27影響を感じ始めました
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9:27 - 9:29オックスフォードへの出張から戻った後に
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9:29 - 9:33カプラン先生を訪れると部屋の角に向かい
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9:33 - 9:35しゃがみこみ 顔を覆い 震えだしました
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9:35 - 9:38ナイフを持った悪魔が取り囲んでいました
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9:38 - 9:40私を切り刻もうか 焼けた石炭を
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9:40 - 9:42飲み込ませようとしていました
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9:42 - 9:45カプラン先生は私をこう言うでしょう
『苦痛で悶え苦しんでいた』 と -
9:45 - 9:48そのような 急性で進行性の
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9:48 - 9:50精神疾患の状態でありながら
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9:50 - 9:52私は服薬を拒否しました
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9:52 - 9:55ミッションは未だ終わっていません
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9:55 - 9:58私はカプラン先生の後すぐに
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9:58 - 10:00統合失調症の専門家
マーダー先生に会いに行きました -
10:00 - 10:02彼は私の投薬の副作用を追跡調査していました
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10:02 - 10:05彼は私の精神疾患は軽度だと思っていました
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10:05 - 10:09以前 私は彼のオフィスのソファにうずくまって
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10:09 - 10:10つぶやきだしました
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10:10 - 10:13『頭が爆発 殺しに来る人たち
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10:13 - 10:15オフィスをめちゃくちゃに壊しても大丈夫ですか?』
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10:15 - 10:18『そう思うならば 出て行ってくれないかな』
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10:18 - 10:19マーダー先生は言いました
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10:19 - 10:22『大丈夫よ 小さいし 氷の上の炎だし 殺すなって言って
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10:22 - 10:23殺すなって言って 私何か悪いことでもした?
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10:23 - 10:26何万もの思考 そんなの禁止』
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10:26 - 10:28『エリン 君は自分自身や他人に
危害を与えると思うかい? -
10:28 - 10:29『エリン 君は自分自身や他人に
危害を与えると思うかい? -
10:29 - 10:32君は入院すべきだと思うよ
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10:32 - 10:33すぐに入院手続きできる
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10:33 - 10:35それも 密かにだ』
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10:35 - 10:36『ハ・ハ・ハ
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10:36 - 10:39あんた 私を入院させようとしているの?
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10:39 - 10:42病院は 酷く 狂っていて 悲しいところ
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10:42 - 10:45そんなの逃げ出さなきゃね
私は神よ もしくは神の生まれ変わりよ』」 -
10:45 - 10:47著作の
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10:47 - 10:49「私は神よ もしくは神の生まれ変わりよ」の箇所で
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10:49 - 10:50夫は欄外に注を書きました
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10:50 - 10:51「おまえは神を辞めたか クビになったのかい?」
(笑) -
10:51 - 10:54「おまえは神を辞めたか クビになったのかい?」
(笑) -
10:54 - 10:57「私は生命を与え それを取り去らう
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10:57 - 10:59許して 自分は何も知らないのだから」
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10:59 - 11:02結局 私は友人たちの前で屈し
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11:02 - 11:05みんな私に服薬を説得しました
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11:05 - 11:07もはや 現実を否定することはできず
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11:07 - 11:08変えることもできませんでした
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11:08 - 11:11私 エリン・サックス教授と
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11:11 - 11:14精神病院に何年も入院した狂気の女性を
分け隔てていた壁が粉々に崩れ落ちました -
11:14 - 11:16精神病院に何年も入院した狂気の女性を
分け隔てていた壁が粉々に崩れ落ちました -
11:16 - 11:19この病状の私が ここにいるのは不適当です
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11:19 - 11:22しかし 私は今ここにいます
3つ理由があります -
11:22 - 11:24第一に 私は優れた治療を受けてきました
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11:24 - 11:27精神分析療法を 週に4~5 日 何十年も継続して
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11:27 - 11:30優れた精神薬理を受けています
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11:30 - 11:34第二に 私は病気を理解してくれる
家族と友人に恵まれてきました -
11:34 - 11:35第二に 私は病気を理解してくれる
家族と友人に恵まれてきました -
11:35 - 11:38家族や友人が 私の人生に意味を与え
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11:38 - 11:40さらには 症状が表れた時には
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11:40 - 11:42どう生きるべきかを指南してくれました
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11:42 - 11:45第三に 私は南カリフォルニア大学ロースクールの
非常に協力的な職場で働いています -
11:45 - 11:47第三に 私は南カリフォルニア大学ロースクールの
非常に協力的な職場で働いています -
11:47 - 11:50ここは 私のニーズを許容してくれるだけでなく
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11:50 - 11:51それを喜んで受け入れてくれます
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11:51 - 11:54非常に知的に刺激的な場所であり
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11:54 - 11:57複雑な問題に没頭することは
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11:57 - 12:00精神疾患から自分を守る最強かつ
最も信頼できる方法でした -
12:00 - 12:02精神疾患から自分を守る最強かつ
最も信頼できる方法でした -
12:02 - 12:05それでも 優れた治療 素晴らしい家族
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12:05 - 12:07協力的な職場環境にも関わらず
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12:07 - 12:09私は 人生の比較的晩年まで
病気を公表しませんでした -
12:09 - 12:11私は 人生の比較的晩年まで
病気を公表しませんでした -
12:11 - 12:13精神疾患に対する偏見は極めて強く
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12:13 - 12:16知られる不安が大き過ぎました
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12:16 - 12:18どうか これだけは聞いて下さい
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12:18 - 12:22「統合失調症患者」はいません
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12:22 - 12:25統合失調症を持った人々なのです
そのような人は -
12:25 - 12:27皆さんの配偶者 子供
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12:27 - 12:29隣人 友人
同僚かもしれません -
12:29 - 12:31隣人 友人
同僚かもしれません -
12:31 - 12:34最後に 共有したいことがあります
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12:34 - 12:37それは 精神疾患の研究と治療に
もっと多くのリソースを投資する -
12:37 - 12:38必要があることです
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12:38 - 12:40精神疾患を理解すればするほど
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12:40 - 12:43より良い治療を提供でき
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12:43 - 12:45さらには より充実したケアを提供でき
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12:45 - 12:47暴力など不要になります
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12:47 - 12:49また 精神疾患を犯罪扱いしてはなりません
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12:49 - 12:54これは全国的な悲劇でありスキャンダルですが
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12:54 - 12:56ロサンゼルス刑務所は国内最大の
精神疾患患者の収容施設です -
12:56 - 13:00アメリカの刑務所と拘置所は
深刻な精神疾患患者でいっぱいです -
13:00 - 13:03彼らの多くは 適切な治療を受けられず
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13:03 - 13:05収監されるのです
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13:05 - 13:08私の行きつく先も刑務所や路上だったのでしょう
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13:08 - 13:11芸能界とメディアの方々は
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13:11 - 13:15これまで あらゆる偏見と戦い
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13:15 - 13:17目覚ましい仕事をしてきました
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13:17 - 13:20引き続き 映画や演劇やコラムで
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13:20 - 13:22重度の精神疾患に苦しむ患者を
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13:22 - 13:24描いてください
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13:24 - 13:26共感をもって描いてください
それも診断するのではなく -
13:26 - 13:28共感をもって描いてください
それも診断するのではなく -
13:28 - 13:32患者の経験の豊かさと
深さを描いてください -
13:32 - 13:34最近 友人から質問を受けました
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13:34 - 13:36即座に病気が治る薬があったとしたら
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13:36 - 13:38その薬を飲みますか?
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13:38 - 13:41詩人のライナー・マリア・リルケは
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13:41 - 13:42精神分析療法を勧められました
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13:42 - 13:44彼はこう言って断りました
「悪魔を引き離さないで 天使まで逃げ出すから」 -
13:44 - 13:46彼はこう言って断りました
「悪魔を引き離さないで 天使まで逃げ出すから」 -
13:46 - 13:48一方 私の場合は白昼の悪夢です
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13:48 - 13:51悪魔があまりに恐ろしいので
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13:51 - 13:53天使まで逃げてしまいました
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13:53 - 13:57だから薬を飲むかって?
ええ すぐにでも -
13:57 - 13:59とは言っても 精神疾患でない人生を送れずに
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13:59 - 14:02後悔していると見て欲しくないし
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14:02 - 14:04同情も求めていません
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14:04 - 14:07言いたいのは
精神疾患患者と健常者に共通する -
14:07 - 14:10人類愛こそ重要だということです
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14:10 - 14:12精神疾患を患う私たちが求めることは
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14:12 - 14:14みんなが求めることと同じです
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14:14 - 14:16それはフロイトの言う
「働くことと愛すること」です -
14:16 - 14:19ありがとうございました (拍手)
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14:19 - 14:20(拍手)
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14:20 - 14:25ご親切に拝聴頂き ありがとうございました (拍手)
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14:25 - 14:31ありがとうございました (拍手)
- Title:
- エリン・サックス 精神疾患についての内側からのお話
- Speaker:
- Elyn Saks
- Description:
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「オフィスをめちゃくちゃに壊してしまっても大丈夫ですか?」 エリン・サックスはこのような質問を医者に投げかけました。しかも冗談ではなく。サックスは、2007年に自分の統合失調症の経験を公に語りました。投薬とセラピーにより落ち着いてはいるものの、今もこの病気を抱えています。サックスはこの講演で、精神疾患の患者をはっきりと率直に、そして思いやりをもって見るように語りかけます。
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 14:52
Dimitra Papageorgiou approved Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan accepted Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside | ||
Akira Kan edited Japanese subtitles for A tale of mental illness -- from the inside |