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地球のエネルギーへのガイド －ジョシュア・M・スナイダーマン

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    エネルギーは私たちの周りに存在し
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    精密な自然の法則に従う 物理量です
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    私たちの宇宙のエネルギーは有限です
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    作られたり壊されたりすることはありません
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    しかし運動エネルギーや位置エネルギーなど
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    異なる性質をもち
    記憶に値する法則を備えた
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    様々な形態をとります
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    たとえば
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    LEDデスクランプの6Wの電球は
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    毎秒６ジュールの光エネルギーに変換します
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    一度 宇宙に話を戻して
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    我が地球とそのシステム そして
    エネルギーの流れを見てみましょう
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    地球の物理的なシステムには
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    大気圏、水圏
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    岩石圏、生物圏があります
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    エネルギーは各システムの間で往来し
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    このエネルギー変換の過程で
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    熱、光、音
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    振動 そして運動として
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    周りに失われてしまいます
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    我が地球のエネルギー源は
    内にも外にもあります
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    放射性同位体に由来する
    地熱エネルギーや
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    地球の自転の回転エネルギーは
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    内部にあるエネルギーです
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    これに対して太陽光は
    主要な外部のエネルギー源であり
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    天候や気候のようなシステムを動かしています
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    日光がいろいろな度合いで 地表と大気を温め
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    これが対流を引き起こし
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    風を生み出し 海流に影響するのです
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    温められた地表から放射された赤外線は
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    温室効果ガスによって閉じ込められ
    エネルギーの流れにさらに影響します
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    太陽は生命にとっても大きなエネルギー源です
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    植物、藻、シアノバクテリアは
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    二酸化炭素と水から
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    有機物を作るために日光を使い
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    生物圏の食物連鎖に力を与えます
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    我々はこれらの食物エネルギーを
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    燃焼や呼吸などの化学反応により解放します
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    食物連鎖の個々のレベルで
    一部のエネルギーは
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    新しく作られる化学構造に貯蔵されますが
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    大部分は周囲に失われます ―
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    食物の消化によって発生した
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    体温などの熱として放出されるのです
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    植物が一次消費者に食べられるとき
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    全体エネルギーの10％しか
    次のレベルに引き継がれません
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    エネルギーは食物連鎖では
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    生産者から 消費者や分解者へと
    一方向にしか流れませんので
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    食物連鎖の下層の生物を食べたほうが
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    一つ上の生物を食べるよりも効率的になります
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    つまり 動物がエネルギーを得るには
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    生産者を食べることが最も効率的なのです
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    しかし 主に日光からなされる生産者への
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    継続したエネルギー供給がなければ
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    ご理解の通り 地球上の生物は存在できません
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    私たち人間は食べること以外にも
    多くのエネルギーを使います
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    旅行し、建設し、いろいろなテクノロジーに
    エネルギーを使います
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    これらを行うために
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    私たちは化石燃料のような資源を使います
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    石炭、石油それに天然ガスなどです
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    これらは 遠い昔に
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    植物が日光から捕らえ
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    炭素の形で貯蔵したエネルギーを含んでいます
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    発電所で化石燃料を燃やすとき
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    この貯蓄されたエネルギーを解放し
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    電気を生み出しています
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    電気を生み出すために
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    化石燃料を燃やして得られた熱は
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    磁石を回転させるタービンに力を与え
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    次にワイヤーでできたコイル周りの
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    磁界の変化を生み出し
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    ワイヤー内の電子の流れが誘導されます
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    現代文明は これらの電子の流れを
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    生み続ける能力にかかっています
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    幸いなことに 私たちが電気を生み出す方法は
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    再生不能な化石燃料を
    燃やすだけではありません
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    電子は光の粒子との
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    直接的な相互作用により誘起されます
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    これが太陽電池の仕組みです
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    その他の再生可能エネルギー源
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    例えば 風力、水力
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    地熱、バイオ燃料なども
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    電気を作るのに使われます
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    世界的にエネルギーの需要は高まっています
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    しかし 地球のエネルギー資源は有限で
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    複雑なエネルギーインフラに
    アクセスする必要があります
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    人口が増え
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    工業化や開発が進むに従い
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    エネルギーに関する意思決定は
    ますます重要になってきます
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    エネルギーへのアクセスは
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    健康、教育、政治権力や
    社会経済的な地位にもかかわります
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    私たちがエネルギー効率を改善できれば
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    天然資源を責任を持って使い
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    皆の生活の質を高めることができます
Title:
地球のエネルギーへのガイド －ジョシュア・M・スナイダーマン
Description:

エネルギーは創造も破壊もできません－ しかし依然として世界の需要は増え続けています。ところで、エネルギーはどこから来てどこに行くのでしょうか？ジョシュア・M・スナイダーマンは、太陽から我々の食物連鎖、電気やその先に至るまでの、地球横断的なエネルギー循環のたくさんの形を説明します。
講師： ジョシュア・M・スナイダーマン
アニメーション： マーク・クリストフォルディス
* このビデオのレッスン: http://ed.ted.com/lessons/a-guide-to-the-energy-of-the-earth-joshua-m-sneideman
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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TED-Ed
Duration:
04:44

Japanese subtitles

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