最後のバナナ: 確率の思考実験 - レオナルド・バリチェロ
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0:06 - 0:11無人島に取り残された2人が
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0:11 - 0:14最後のバナナを巡って
サイコロを振ります -
0:14 - 0:16お互いに認めたルールは次の通り
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0:16 - 0:172つのサイコロを振って
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0:17 - 0:21一番大きな数が1、2、3か4ならば
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0:21 - 0:23プレーヤー1の勝ちで
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0:23 - 0:285か6ならば
プレーヤー2の勝ちです -
0:28 - 0:30これから2回 試してみましょう
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0:30 - 0:33この場合 プレーヤー1の勝ちで
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0:33 - 0:36こちらはプレーヤー2の勝ちです
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0:36 - 0:38あなたはどちらを選びますか?
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0:38 - 0:42一見 プレーヤー1が有利に見えます
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0:42 - 0:464つの数字のどれかが最大なら
勝ちですからね -
0:46 - 0:47しかし 実際は
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0:47 - 0:54プレーヤー2は勝率約56%なのです
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0:54 - 0:58サイコロを2回振ると
得られる組み合わせを -
0:58 - 1:00すべてリストにして
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1:00 - 1:03各プレーヤーの勝ち数を数えます
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1:03 - 1:05これは黄色いサイコロの目の可能性です
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1:05 - 1:08こちらは青いサイコロの可能性です
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1:08 - 1:13それぞれのマスが
2個のサイコロの目の組み合わせです -
1:13 - 1:154の次に5が出たら
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1:15 - 1:17プレイヤー2に勝ちの印をつけます
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1:17 - 1:223と1の場合はプレイヤー1が勝ちます
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1:22 - 1:2536通り 考えられる
組み合わせがあります -
1:25 - 1:28それぞれの目が出る確率はまったく同じです
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1:28 - 1:31数学ではこれを等確率であると言います
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1:31 - 1:35これでなぜ直感が誤っているのかが
わかります -
1:35 - 1:37プレーヤー1が勝つのは4つの数字で
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1:37 - 1:40プレーヤー2は2つしかありませんが
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1:40 - 1:44最大となる数字は 同じ確率にはなりません
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1:44 - 1:491が最大数になる確率は
36分の1しかありませんが -
1:49 - 1:53しかし 6の場合
36分の11の確率があります -
1:53 - 1:56ですから この組み合わせならば
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1:56 - 1:57プレーヤー1が勝ちます
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1:57 - 2:00でも この組み合わせならば
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2:00 - 2:01プレーヤー2が勝ちます
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2:01 - 2:0436通りのうち
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2:04 - 2:10プレーヤー1が勝つのは16通り
プレーヤー2が勝つのは20通りです -
2:10 - 2:12こういう風に考えることもできます
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2:12 - 2:14プレイヤー1が勝てるのは
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2:14 - 2:19どちらのサイコロも1、2、3か4の時です
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2:19 - 2:22一つでも 5か6があれば
プレーヤー2の勝ちです -
2:22 - 2:271、2、3か4の目が出るチャンスは
4/6です -
2:27 - 2:31それぞれのサイコロの目は
お互いに独立しています -
2:31 - 2:34独立した事象を
組み合わせたものの確率は -
2:34 - 2:36それぞれの確率を掛けることで計算できます
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2:36 - 2:41両方のサイコロで
1、2、3か4が出るチャンスは -
2:41 - 2:464/6×4/6で
つまり 16/36です -
2:46 - 2:48必ずどちらかが勝つので
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2:48 - 2:55プレイヤー2が勝つのは
36/36-16/36に等しく -
2:55 - 2:5720/36です
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2:57 - 3:01表を作成した時と同じ結果を得ました
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3:01 - 3:04しかし プレーヤー2が
必ず勝つわけではなく -
3:04 - 3:09サイコロを36回転がせばプレーヤー2が
20勝するわけではないのです -
3:09 - 3:13ですから このサイコロのような事象を
ランダムと呼びます -
3:13 - 3:16それぞれの結果の理論的な
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3:16 - 3:17確率を計算できたとしても
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3:17 - 3:22実験回数が少なければ
予想した通りの結果は得られません -
3:22 - 3:26しかし ランダムなイベントを
何度も何度も繰り返すと -
3:26 - 3:30プレイヤー2が勝つといった
特定の結果の頻度は -
3:30 - 3:33可能性をすべて書き出した時の
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3:33 - 3:36理論的な確率に近づき
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3:36 - 3:39各結果を得ることができます
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3:39 - 3:43ですから 無人島でサイコロを振り続ければ
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3:43 - 3:47プレイヤー2の勝率は56%になり
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3:47 - 3:50プレイヤー1の勝率は44%になるでしょう
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3:50 - 3:54しかし それまでにバナナは
どこかへ行ってしまうでしょうね
- Title:
- 最後のバナナ: 確率の思考実験 - レオナルド・バリチェロ
- Description:
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サイコロでこんなゲームをすると考えてみましょう: サイコロを振って一番大きな数が1、2、3、4ならプレーヤー1の勝ち、5か6ならプレーヤー2の勝ちです。 どちらが確率的に勝ち目がありそうでしょうか?レオナルド・バリチェロは、確率論が、このパズルの直感に反する答えを導き出すことを説明します。
レッスン: レオナルド・バリチェロ
アニメーション: Ace & Son Moving Picture Co, LLC.
レッスンの全編はこちら: http://ed.ted.com/lessons/the-last-banana-a-thought-experiment-in-probability-leonardo-barichello - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TED-Ed
- Duration:
- 04:10
Yuko Yoshida edited Japanese subtitles for The last banana: A thought experiment in probability - Leonardo Barichello | ||
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Yuko Yoshida approved Japanese subtitles for The last banana: A thought experiment in probability - Leonardo Barichello | ||
Tomoyuki Suzuki accepted Japanese subtitles for The last banana: A thought experiment in probability - Leonardo Barichello | ||
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Tomoyuki Suzuki edited Japanese subtitles for The last banana: A thought experiment in probability - Leonardo Barichello |