クリス・ガーデス: 「未来のレーシングカー」
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0:01 - 0:02皆さんの中で
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0:02 - 0:04運転すべき状態ではないのに
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0:04 - 0:09ハンドルを握ったことが
ある方はいますか? -
0:09 - 0:11一日中 車に乗っていて
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0:11 - 0:13ただ家にたどり着きたい
こともありますね -
0:13 - 0:15疲れているけど
もう少しだから大丈夫だと思う -
0:15 - 0:16もしかしたら
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0:16 - 0:19他の人ほど飲んでいないから
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0:19 - 0:20大丈夫だと思うことも
あるでしょう -
0:20 - 0:25考え事をしながら
運転することもあるでしょう -
0:25 - 0:26心当たりはありませんか?
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0:26 - 0:29そんな時
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0:29 - 0:31ダッシュボードのボタンを押すだけで
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0:31 - 0:37安全に家にたどり着けたら
最高じゃありませんか? -
0:37 - 0:391939年の万博博覧会で
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0:39 - 0:42GMがフューチュラマを発表して以来
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0:42 - 0:45運転手が必要ない自律走行車が
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0:45 - 0:49実現されると言われてきました
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0:49 - 0:51良くある 遠い未来の
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0:51 - 0:55夢のような話だと思われてきました
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0:55 - 0:57しかし 2週間前 その夢が
現実に一歩近づきました -
0:57 - 1:01ネバダ州がGoogleの無人自動車に ー
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1:01 - 1:04初のナンバープレートを発行したのです
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1:04 - 1:07ネバダ州の公道では
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1:07 - 1:08その自律走行車のテストが可能です
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1:08 - 1:12カリフォルニア州も同じような
法律を検討しています -
1:12 - 1:14ラスベガス以外では通用しない ー
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1:14 - 1:17自律走行車にならないと
いいですけどね -
1:17 - 1:20(笑)
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1:20 - 1:23スタンフォード大学の
私の研究室でも -
1:23 - 1:27自律走行車の研究を行っていますが
他とは少し異なり ー -
1:27 - 1:31ロボット・レーシングカーの
開発を行っています -
1:31 - 1:35物理の限界まで
性能が発揮できる車です -
1:35 - 1:37物理の限界まで
性能が発揮できる車です -
1:37 - 1:40なぜ そんな研究をしているのか?
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1:40 - 1:42理由は2つ あります
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1:42 - 1:46人が自律走行車に
操縦を任せる前に -
1:46 - 1:49自律走行車が
最高の運転技術を持つ ー -
1:49 - 1:52人間に追いつく必要が
あると考えたのです -
1:52 - 1:56私を含む 国民の70%は
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1:56 - 1:58自分の運転は平均以上だ
と思っていますから ー -
1:58 - 2:01非常にレベルが高い基準です
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2:01 - 2:03もうひとつ理由があります
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2:03 - 2:07レーシング・ドライバーは ー
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2:07 - 2:08タイヤと路面の摩擦力を
巧みに利用して -
2:08 - 2:11車のスピード性能を
最大限に引き出します -
2:11 - 2:15そういった人間の能力を全て利用して
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2:15 - 2:16事故を防止したいのです
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2:16 - 2:18車が性能の限界に直面するのは
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2:18 - 2:20スピードを出しすぎた時だけ
とは限りません -
2:20 - 2:22例えば 凍結した路面などの ー
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2:22 - 2:24コンディションの変化があります
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2:24 - 2:27そういった状況でも
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2:27 - 2:31車の性能次第で
事故は避けられます -
2:31 - 2:33車の性能次第で
事故は避けられます -
2:33 - 2:38実は第3の理由もあります
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2:38 - 2:40私はレース好きなのです
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2:40 - 2:43レーシングカーを所有していた
こともあります -
2:43 - 2:45チーフ・エンジニアや
ドライビング・コーチもしました -
2:45 - 2:49今 皆さんが想像しているような
すごいレースじゃありませんけど -
2:49 - 2:52我々の研究室で開発した車には
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2:52 - 2:53ー 何台も開発しているのですが ー
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2:53 - 2:56世界初と我々が自負する
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2:56 - 2:58自律ドリフトカーがあります
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2:58 - 3:00ライバルが存在しない
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3:00 - 3:03カテゴリーですけどね
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3:03 - 3:04(笑)
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3:04 - 3:08このP1は 学生たちが
作った電気自動車です -
3:08 - 3:10前輪にステアバイワイヤ方式を採用した
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3:10 - 3:12後輪駆動車で
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3:12 - 3:14コーナーをドリフト走行します
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3:14 - 3:16ラリー車みたいに
ドリフトしながら走ります -
3:16 - 3:18急カーブでも失敗しません
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3:18 - 3:21滑りやすい路面でも
路面コンディションが変化しても ー -
3:21 - 3:23スピンしません
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3:23 - 3:25フォルクスワーゲン・オラクルとは
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3:25 - 3:28自律走行車のシェリーを共同開発しました
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3:28 - 3:32この車はボンネビル・ソルトフラット
で時速240㎞を達成し -
3:32 - 3:36サンダーヒル・レースウェイパークでは
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3:36 - 3:39太陽 風 雨に耐え
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3:39 - 3:44コロラドのパイクピーク・ヒルクライムでは
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3:44 - 3:45153コーナー 12.4マイルを走破しました
誰も運転していないのに -
3:45 - 3:49153コーナー 12.4マイルを走破しました
誰も運転していないのに -
3:49 - 3:50(笑)
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3:50 - 3:56(拍手)
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3:56 - 3:59お分かりとは 思いますが
すごく楽しい研究です -
3:59 - 4:00お分かりとは 思いますが
すごく楽しい研究です -
4:00 - 4:04また このような自律走行車の
開発過程で知ったことがあります -
4:04 - 4:07また このような自律走行車の
開発過程で知ったことがあります -
4:07 - 4:11レーシング・ドライバーの
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4:11 - 4:15運転技術のすごさです
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4:15 - 4:19自律走行車の性能と
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4:19 - 4:22人間の運転能力を比較しました
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4:22 - 4:28そして 人間の能力の高さに
驚嘆しました -
4:28 - 4:32コース図を持ってきて
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4:32 - 4:34車の数学モデルを持ってきて
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4:34 - 4:37作業を繰り返せば
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4:37 - 4:39最速の走行ラインが分かります
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4:39 - 4:41このデータを プロのドライバーの
走行データと比較すると -
4:41 - 4:43このデータを プロのドライバーの
走行データと比較すると -
4:43 - 4:47驚くほど似ているのです
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4:47 - 4:50もちろん わずかな違いはあります
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4:50 - 4:53しかし 人間のレーサーは
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4:53 - 4:56驚くほど速い走行ラインを
走っています -
4:56 - 4:58このコーナーでスピードを
最大限に出したら -
4:58 - 5:01このストレートのタイムが
少し落ちるなど -
5:01 - 5:03比較する必要もありません
-
5:03 - 5:05比較する必要もありません
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5:05 - 5:08そればかりか 彼らは
何周も続けて ー -
5:08 - 5:10同じことができる
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5:10 - 5:13コースに出て行くたびに ー
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5:13 - 5:17必ず車の性能を限界まで
引き出すことができる -
5:17 - 5:21見ていると本当に
感心します -
5:21 - 5:23新しい車に乗せても
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5:23 - 5:27数周走っただけで
最速走行ラインを見つけて -
5:27 - 5:30レースへ出かけて行きます
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5:30 - 5:32全く不思議です
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5:32 - 5:36彼らの脳内で何が起きて
いるのでしょう? -
5:36 - 5:41我々は研究者ですから
それを調べることにしました -
5:41 - 5:43車だけではなく
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5:43 - 5:45ドライバーにも
計測装置を付けました -
5:45 - 5:48運転中のドライバーの頭の中を
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5:48 - 5:50覗いて見るためです
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5:50 - 5:54これは レーヌ・ハーボット博士が
ジョン・モートンの頭に電極をつけている所です -
5:54 - 5:55これは レーヌ・ハーボット博士が
ジョン・モートンの頭に電極をつけている所です -
5:55 - 5:58彼はCanAmやIMSAに
出場していた元レーサーで -
5:58 - 6:00ルマンでもクラス優勝しました
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6:00 - 6:04素晴らしいドライバーです
学生や こんな実験にも耐えてくれました -
6:04 - 6:06素晴らしいドライバーです
学生や こんな実験にも耐えてくれました -
6:06 - 6:08彼の頭に電極を付けて
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6:08 - 6:10走行中の脳の ー
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6:10 - 6:13電気活動をモニターするのです
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6:13 - 6:16もちろん 電極をいくつか付けただけで
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6:16 - 6:20走行中の彼の思考が全て
分かるわけではありません -
6:20 - 6:23しかし神経科学者の研究によって
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6:23 - 6:27脳波には特定のパターンが
あることが分かっています -
6:27 - 6:29例えば 安静時の脳は
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6:29 - 6:31たくさんのアルファ波を発します
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6:31 - 6:35それに対して シータ波は
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6:35 - 6:38視覚処理や 思考などの
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6:38 - 6:41活発な認識活動を表します
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6:41 - 6:42これを測定することで
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6:42 - 6:44シータ波とアルファ波の
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6:44 - 6:47強さが比較できます
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6:47 - 6:49精神作業負荷が計測できるのです
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6:49 - 6:53コースのどの地点で ドライバーの
認識力がどれくらい -
6:53 - 6:54駆使されているかが分かります
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6:54 - 6:57実際にコースに出て
これを記録しようと -
6:57 - 7:00ラグナセカへ行きました
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7:00 - 7:02伝説のサーキットです
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7:02 - 7:05サリナスとモントレーの中間にあります
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7:05 - 7:07ここにはコルクスクリューという
名前のコーナーがあります -
7:07 - 7:10コルクスクリューはシケインで
それに続くー -
7:10 - 7:12高速右コーナーは3階分の
高低差がある下り坂です -
7:12 - 7:16ここの運転を説明して
もらったことがあります -
7:16 - 7:18遠くの茂みを目標にしていたのに
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7:18 - 7:21下り坂に突入すると それは
木のてっぺんだったそうです -
7:21 - 7:24幸いスタンフォード大学には
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7:24 - 7:26Revsプログラムがありますので
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7:26 - 7:27ジョンをそこへ連れて行き
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7:27 - 7:291960年型ポルシェ・カレラ・アバルトに
乗ってもらいました -
7:29 - 7:33普通の車じゃ
面白くありませんからね -
7:33 - 7:35これがコースを走るジョンです
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7:35 - 7:37上り坂を上がっています
あっ すごいですね -
7:37 - 7:39ご覧の通り
精神労働負荷は -
7:39 - 7:42赤い棒で表示されています
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7:42 - 7:44走りと一緒に変化しますからね
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7:44 - 7:47シフトダウンします
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7:47 - 7:48左へ曲がります
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7:48 - 7:52木を見ながら
下ります -
7:52 - 7:55難しい運転だということが
分かりますね -
7:55 - 7:58ご覧の通り
彼の精神労働負荷は ー -
7:58 - 8:00複雑な動きになると
跳ね上がります -
8:00 - 8:03複雑な動きになると
跳ね上がります -
8:03 - 8:06でも本当に面白いのは
彼の精神労働負荷が -
8:06 - 8:09全く変わらない場所なんです
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8:09 - 8:10これからお見せするのは
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8:10 - 8:11コースの反対側です
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8:11 - 8:14第3コーナーに
ジョンが突入します -
8:14 - 8:16車体後部は外側へ振られます
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8:16 - 8:18彼は軌道修正しなければなりません
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8:18 - 8:21その様子をご覧下さい
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8:21 - 8:23精神労働負荷とハンドルの
動きを見て下さい -
8:23 - 8:27車がスライドし
急なハンドル操作で修正しますが -
8:27 - 8:30精神労働負荷は全く変わりません
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8:30 - 8:33難しい運転ではない
ということです -
8:33 - 8:36反射的にやっているのです
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8:36 - 8:40これに関するデータ分析は
始めたばかりですが -
8:40 - 8:42レーシング・ドライバーは
こういった離れ業を -
8:42 - 8:44直感的に行っているようです
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8:44 - 8:46直感的に行っているようです
-
8:46 - 8:49習慣的に身につけている動きなので
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8:49 - 8:52精神労働負荷は ほとんどありません
-
8:52 - 8:54精神労働負荷は ほとんどありません
-
8:54 - 8:58素晴らしい動きです
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8:58 - 9:00状況に適した
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9:00 - 9:04実に素晴らしいハンドル操作です
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9:04 - 9:07これが 我々の自律走行車の研究に
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9:07 - 9:10アイデアとインスピレーションを
与えてくれました -
9:10 - 9:12我々は考えました
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9:12 - 9:14アルゴリズムから少し離れて
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9:14 - 9:17直感的な動きを導入できないか?
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9:17 - 9:19トップクラスのレーシング・ドライバーの
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9:19 - 9:21反射的な動きを研究し
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9:21 - 9:23我々の自律走行車や
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9:23 - 9:25一般車のシステムに
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9:25 - 9:27取り入れることはできないのか?
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9:27 - 9:29最高の運転技術を持つ人間に
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9:29 - 9:31自律走行車を近づけるには
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9:31 - 9:33まだ長い道のりが必要です
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9:33 - 9:36しかし 我々は深く
考えるようになりました -
9:36 - 9:39運転手の代わりになってくれる車
というだけで良いのだろうか? -
9:39 - 9:41運転手の代わりになってくれる車
というだけで良いのだろうか? -
9:41 - 9:45相棒であり コーチであり
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9:45 - 9:48状況判断できる車ならば
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9:48 - 9:53我々の可能性も広がるのではないか?
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9:53 - 9:55人間をただ技術に
置き換えるのではなく -
9:55 - 10:00技術が 我々の
反射神経や直感を -
10:00 - 10:03最大限に引き出して
くれるのではないか? -
10:03 - 10:05技術は発展していますが
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10:05 - 10:08ちょっと立ち止まって
考えてみて下さい -
10:08 - 10:12人間と機械の
理想的なバランスとは? -
10:12 - 10:13それを考えると同時に
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10:13 - 10:15人間の体や知能が持つ
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10:15 - 10:18驚くべき能力のことを
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10:18 - 10:21考えてみて下さい
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10:21 - 10:23ありがとうございました
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10:23 - 10:27(拍手)
- Title:
- クリス・ガーデス: 「未来のレーシングカー」
- Speaker:
- Chris Gerdes
- Description:
-
あなたより運転が上手い自律走行車が誕生する?事故を起こさずに時速240㎞で走るロボット・レーシングカーの研究開発を行うクリス・ガーデス。彼はプロ・レーサーの脳波の研究から、人間の直感的な動きに対する認識を新たにしたと言います。(撮影 TEDxスタンフォード)
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 10:47
Dimitra Papageorgiou approved Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Jun Kaneko accepted Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Jun Kaneko edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Jun Kaneko edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Mieko Akai edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Mieko Akai edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Mieko Akai edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver | ||
Mieko Akai edited Japanese subtitles for The future race car -- 150mph, and no driver |