マット・ミルズ 「画像認識技術を利用したAR(拡張現実)の世界」
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0:01 - 0:04もしもスマートフォンが
我々の目のように -
0:04 - 0:06ものを見ることができたなら
素晴らしいと思いませんか? -
0:06 - 0:08歩いている時に
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0:08 - 0:10スマートフォンを向ければ
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0:10 - 0:12その画像や物体を
人の脳のように認識し -
0:12 - 0:15そして無限と言っていいような知識・経験
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0:15 - 0:18そしてアイデアのストックから
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0:18 - 0:20情報を引き出すことが出来たなら—
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0:20 - 0:22かつてなら そんなの
SFの世界ですが -
0:22 - 0:24今やそれが
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0:24 - 0:26現実に可能となったんです
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0:26 - 0:28実際にご覧いただくのが一番でしょう
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0:28 - 0:30こちらのタマラがスマートフォンを
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0:30 - 0:32手にしています
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0:32 - 0:34では始めましょう
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0:34 - 0:35ここに一枚の絵を用意しました
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0:35 - 0:38偉大な詩人ロバート・バーンズの
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0:38 - 0:39ごく普通の肖像画です
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0:39 - 0:42上のスクリーンにスマートフォンの
画面を映します -
0:42 - 0:44我々の技術を通して
スマートフォンの画面上で -
0:44 - 0:46彼女が見ている映像をご覧下さい
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0:46 - 0:48スマートフォンを肖像画に向けると
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0:48 - 0:50不思議なことが起こります
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0:50 - 0:55(笑い)(バグパイプの演奏)
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0:55 - 0:57(笑い)(バグパイプの演奏)
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0:57 - 1:04(バグパイプの演奏)
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1:04 - 1:06(バーンズの詩の朗読)
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1:06 - 1:07この技術のすごいところなんですが
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1:07 - 1:09何かトリックを使った
わけではありません -
1:09 - 1:12この絵自体には何も
仕掛けをしていません -
1:12 - 1:15この技術がすごいのは
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1:15 - 1:17まるで人間の脳が ものを見て
理解するように スマートフォンが -
1:17 - 1:20ものを見て理解することを
可能にするのです -
1:20 - 1:22それだけではなく
私が絵を動かしても -
1:22 - 1:28その動きを追って途切れなく
コンテンツを重ね合わせます -
1:28 - 1:30繰り返しますが
この技術のすごいところは -
1:30 - 1:32スマートフォンをここまで
進化させるという点です -
1:32 - 1:35これを可能にする全ての仕掛けは
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1:35 - 1:37スマートフォン本体にあります
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1:37 - 1:39この技術はあらゆるものに応用できます
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1:39 - 1:43例えば今ご覧いただいたような
美術館の芸術品 -
1:43 - 1:46あるいは広告や印刷された
記事などにも使えます -
1:46 - 1:49新聞の情報は 印刷された
その時から古くなります -
1:49 - 1:51これは今朝の新聞ですが
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1:51 - 1:54ウィンブルドンの記事が載っていますね
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1:54 - 1:57この新聞の第一面に
スマートフォンのカメラを向けると -
1:57 - 1:59その場で続報が得られます
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1:59 - 2:02(音声:....柔軟に対応しなければいけません)
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2:02 - 2:04(音声:そしてほんの一瞬の間に)
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2:04 - 2:07(音声:方向を変える必要もあります)
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2:07 - 2:10(音声:彼女はそれらを全てやって勝利しました)
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2:10 - 2:13このデジタル・コンテンツと
実在物との紐付けを -
2:13 - 2:15我々は「オーラ」と呼んでいますが
この「オーラ」という言葉は -
2:15 - 2:18このプレゼンの中で
何度となく出てきます -
2:18 - 2:21現実世界でただ単に速くそして便利に
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2:21 - 2:24情報を得られるというだけでなく
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2:24 - 2:26この方法を使うことで
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2:26 - 2:29これまで不可能だったやり方で
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2:29 - 2:31情報を提示することが可能になるのです
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2:31 - 2:34ここにワイヤレスルーターを用意しました
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2:34 - 2:37皆さんに解っていただくために
アメリカ人の同僚が -
2:37 - 2:39これは「ラウター」と呼べと言うので・・・
(笑い) -
2:39 - 2:42ともかく これがその装置です
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2:42 - 2:45この技術があれば
私はわざわざインターネットで -
2:45 - 2:48説明書を探さなくても
ただカメラを向ければ -
2:48 - 2:52装置を認識して・・・
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2:52 - 2:56(音声:まずグレーのADSLケーブルを接続して下さい)
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2:56 - 3:01(音声:そして電源に繋ぎ 最後に 黄色の
イーサネット・ケーブルを接続して下さい) -
3:01 - 3:04(音声:セットアップ完了です)
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3:04 - 3:07(笑い)
素晴らしい ありがとう -
3:07 - 3:10(拍手)
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3:10 - 3:13こうしたことを可能にする
驚くべき技術は -
3:13 - 3:15ここイギリスで
我々の会社で働く -
3:15 - 3:17ケンブリッジの科学者が
作ったのですが -
3:17 - 3:19彼らの写真を持ってきました
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3:19 - 3:21皆をこのステージに
連れてはこれなかったので -
3:21 - 3:24彼らの「オーラ」を持ってきましたよ
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3:28 - 3:30あまり元気そうではありませんが・・
(笑い) -
3:30 - 3:34これでも4回撮り直したそうです
(笑い) -
3:34 - 3:38さて ケンブリッジの次は
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3:38 - 3:40技術的な素晴らしさについて
お話しましょう -
3:40 - 3:42この技術をスマートフォンに
実装できるようになってから -
3:42 - 3:4612ヶ月も経っていないわけですが
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3:46 - 3:48スマートフォンの処理速度は
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3:48 - 3:51本当に目を見張る速さで進歩しています
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3:51 - 3:53そのおかげで
映画のような立体映像を撮影し -
3:53 - 3:56私たちの周りの世界に
重ねる合わせられるようになりました -
3:56 - 3:58それではご覧にいれましょう
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3:58 - 4:02タマラ やってくれるかい?
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4:04 - 4:07(音楽)
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4:07 - 4:12(恐竜の咆哮)(笑い)
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4:12 - 4:14逃げましょうか
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4:14 - 4:18(音楽)(恐竜の咆哮)
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4:18 - 4:23(拍手)
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4:23 - 4:25お楽しみの次は
感動的な側面もお見せしましょう -
4:25 - 4:28というのもこの技術は効果的に
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4:28 - 4:30他の誰かが見た世界を
見ることを可能にします -
4:30 - 4:33本人にとっても ある瞬間を
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4:33 - 4:36この世界に実在するモノに
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4:36 - 4:38紐付けすることが できるようになります
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4:38 - 4:41そして何よりこのツール自体は無料です
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4:41 - 4:44使いたい人には誰にでも使っていただけます
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4:44 - 4:47学校の先生達も実際に授業で使っています
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4:47 - 4:50教科書に何かをタグ付けしたり
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4:50 - 4:52教室の中のものにタグ付けしたり
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4:52 - 4:54とあるイギリスの学校の例を紹介しましょう
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4:54 - 4:57ビデオから切り取った写真があります
ちょっと見てみましょう -
4:58 - 5:06(教師:さぁ何が起こるかな?)
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5:06 - 5:10(子供:テレビだ)
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5:10 - 5:11(子供:わぁ!すごい!)
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5:11 - 5:14(教師:ちょっと動かしてみよう
何が起こるかな?) -
5:14 - 5:17(教師:一度画面から外して また戻してごらん)
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5:17 - 5:21(子供:ワオ!これスゴい!)
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5:21 - 5:23(教師:戻ってきたかな?)
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5:23 - 5:28(子供:すごいよ!一体どうやってるの?)
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5:28 - 5:31(子供:魔法みたいだ!)
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5:31 - 5:34(笑い)魔法じゃないんです
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5:34 - 5:36誰にでもできますよ
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5:36 - 5:38どれくらい簡単か
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5:38 - 5:39実際にやってご覧にいれましょう
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5:39 - 5:42これは「ウェーブ」と呼ぶそうですが
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5:42 - 5:43それではこちら側から始めましょう
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5:43 - 5:453つ数えて
こちらから反対側へ行きます -
5:45 - 5:46タマラ 録画してください
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5:46 - 5:48皆さん準備はいいですか?
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5:48 - 5:511・2・3・スタート!
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5:51 - 5:54(聴衆:歓声)
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5:54 - 5:58皆さんは中々ノリがいいですね
(笑い) -
5:58 - 5:59ではアプリに戻りましょう
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5:59 - 6:01タマラが今撮影したビデオを
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6:01 - 6:05私の持っている名札にタグ付けします
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6:05 - 6:11私が今日のことをずっと
覚えていられるように -
6:11 - 6:14さて・・・こうしたことは
多くの人がすでにやっています -
6:14 - 6:16教育的な側面について少しお話ししました
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6:16 - 6:18また思い出を共有したりするために
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6:18 - 6:21家族に送る絵はがきやクリスマスカードに
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6:21 - 6:25「オーラ」でメッセージを付ける人もいます
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6:25 - 6:27他にも例えば
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6:27 - 6:29古い車のエンジンの写真に
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6:29 - 6:31様々なエンジンの部品をタグ付けして
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6:31 - 6:34故障してしまった時に調べるための
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6:34 - 6:36解説書代わりに使う人もいます
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6:36 - 6:39私たちにとってインターネットは
とても身近なものです -
6:39 - 6:42これまでの20年間で私たちの生き方や
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6:42 - 6:44働き方 ものの見方に
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6:44 - 6:47大きな変化をもたらしました
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6:47 - 6:49この技術はインターネットの次の
パラダイムシフトになるでしょう -
6:49 - 6:53というのも私たちが共有し発見し
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6:53 - 6:56楽しんでいるコンテンツを文字通り
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6:56 - 6:58私たちが生きている世界の
一部にできるからです -
6:58 - 7:00このアプリケーションは完全に無料です
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7:00 - 7:03WiFiや3Gの良好な接続さえあれば
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7:03 - 7:04このような処理は短時間で行えます
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7:04 - 7:06先程の映像を保存して
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7:06 - 7:08撮った写真を変換するために
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7:08 - 7:10ちょっとした処理を行っています
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7:10 - 7:12デジタルフィンガープリントの
ようなものに加工します -
7:12 - 7:14さらにすごいことに
プロフェッショナル版は -
7:14 - 7:17このデモで新聞を使って行ったようなことが
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7:17 - 7:19なんら遜色なくできます
色々な内容やリンクを -
7:19 - 7:21付け足すことが可能です
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7:21 - 7:24さて
できたかな? -
7:24 - 7:25(タマラ:できました)
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7:25 - 7:27準備ができたようです
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7:27 - 7:30カメラを名札に当てて・・・
皆さんの登場です -
7:30 - 7:36(音声:1・2・3・スタート!)
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7:36 - 7:38素晴らしい
オーラズマでした ありがとう -
7:38 - 7:44(拍手)
- Title:
- マット・ミルズ 「画像認識技術を利用したAR(拡張現実)の世界」
- Speaker:
- Matt Mills
- Description:
-
マット・ミルズとタマラ・ルーカーツが新しいAR(拡張現実)ツール「オーラズマ」のデモを行います。「オーラズマ」を使えばスマートフォンを通して見る世界に生命を吹き込むことができます。従来のAR技術の枠を越えて、彼らの「オーラ」は肖像画に喋らせたり、新聞紙上でライブ中継を見たりすることができます。——Translated into Japanese by DSK INOUE / Reviewed by Yasushi Aoki
- Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDTalks
- Duration:
- 08:04
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