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あなたも黒人青年達への暴力を止められる | ヴェルナ・マイヤーズ | TEDxBeaconStreet

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    私はこの夏長い旅に出ており
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    そこで素晴らしい経験をしました
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    イザベル・ウィルカーソンの名著
    『他の太陽のぬくもり』を聴いたのです
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    1915年から1970年の間に
    6百万人もの黒人たちが
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    南アメリカでの暴力から逃れようと
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    北アメリカに希望を求めてやってきた時代を記録した
    ドキュメンタリーです
  • 0:45 - 0:49
    それはアフリカン・アメリカンたちの
    逞しさと輝きに満ちていました
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    それはアフリカン・アメリカンたちの
    逞しさと輝きに満ちていました
  • 0:51 - 0:56
    そして同時に、痛ましさ、 卑屈な思い、屈辱の数々
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    それらを聞くのはとても辛いことでした
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    黒人男性への暴行、
    火による拷問、リンチは
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    特に聞くに耐えませんでした
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    私は思わず、「ああ もういいわ」
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    「ちょっと休憩が必要ね
    ラジオでも聞こう」
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    そしてラジオをつけたら
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    ミズーリ州のファーガソンで
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    マイケル・ブラウン
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    18歳の黒人の少年
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    丸腰の彼は白人警官に打たれて
    地面に倒れ
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    血を流し続けた
    ―4時間も
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    おばあさん 幼い子供 近所の人が
    怯えながら見守る中で
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    そして思ったのです
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    まただわ
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    黒人男性たちに対する
    暴力や残忍な行為は
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    ずっと続いてきたのだと
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    つまり同じことが起きているのです
    犠牲者の名前が違うだけ
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    それはアマドゥ・ディアロだったり
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    ショーン・ベル
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    時にはオスカー・グラント
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    そしてトレイヴォン・マーティン
    かもしれない
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    この暴力 そしてこの蛮行は
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    私たちの国の精神の一部です
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    私たちが重ねてきた歴史です
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    私たちはどうすべきなのでしょうか?
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    分かっていることは 私たちが
    ミズーリ州 ファーガソンでの事件について
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    正義が成されるよう求めなければならないこと
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    果たして―
  • 2:31 - 2:34
    大陪審の判決の後どうなるのか
    分かりませんが
  • 2:34 - 2:36
    しかるべき責任を取らなければ
    ならない人々がいて
  • 2:36 - 2:38
    しかるべき責任を取らなければ
    ならない人々がいて
  • 2:38 - 2:41
    警察も責任を問われる必要があり
  • 2:41 - 2:44
    警官達へのトレーニングが導入され
  • 2:44 - 2:47
    こうした事件のモニタリングに
    もっと注力されるべきだということ
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    そして新たな法律が必要だ
    ということは分かっています
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    でも 私が知りたいのは 私たちは
  • 2:52 - 2:55
    心の中の人種差別をこれから
    どうしていくの?ということです
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    黒人青年を見ると
    向かい側の通りへ避け
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    ドアの鍵を閉めきり
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    財布を握りしめる
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    いまだにそんな人々もいるのを
    知っていますか?
  • 3:08 - 3:10
    この点です
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    もちろん私たちは道で
    人を撃ち倒したりはしません
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    しかし数々の悲劇を引き起こすような
  • 3:19 - 3:22
    同じ類いのステレオタイプや偏見は
    確かに私たち自身の中に
  • 3:22 - 3:24
    あるのではないでしょうか
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    そのように教え込まれても来た
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    このような事件の数々を
    新たなファーガソンでの悲劇を
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    食い止めることができると信じています
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    自らの内省と 自らを変えたいと
    願う気持ちによって
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    そこで私からの提案です
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    今日皆さんに考えてほしいことは
    3つあります
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    ファーガソンの悲劇を繰り返さないために
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    そして黒人青年たちに対するイメージを
  • 3:58 - 4:01
    一新するためにね
  • 4:01 - 4:06
    これらのアイデアは
    彼らを守るだけではなく
  • 4:06 - 4:10
    彼らが豊かに生きるために
    世界を開いてあげることでもあります
  • 4:10 - 4:12
    どうでしょうか?
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    私たちの国が
    彼らを優しく包みこみ
  • 4:16 - 4:21
    未来の一部としてとらえ
    開かれた世界を与え
  • 4:21 - 4:24
    愛する人に対するような慈しみを捧げるのが
    想像できますか?
  • 4:25 - 4:27
    私たちの生活はどんなに
    素晴らしくなることでしょう?
  • 4:27 - 4:29
    私たちの国はどんなに素敵になる?
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    まず1つ目のアイデアは
  • 4:33 - 4:35
    否定からの脱却です
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    「いい人」になろうとしないで下さい
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    必要なのはリアルな人間そのものです
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    私は人間の多様性に関する
    たくさんの仕事をしてきました
  • 4:44 - 4:47
    ワークショップの前に人々は
    私に近づいてきます
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    「こんにちはミズ・ダイバーシティ
    お会いできて嬉しいです」
  • 4:51 - 4:53
    (笑)
  • 4:53 - 4:55
    「でも私たちは偏見なんてありません」
  • 4:56 - 4:58
    私はこう答えます「ええ!?本当に?
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    私はこの仕事を毎日しているけれど
    私自身の中にも偏見はよく見つかるわ」
  • 5:02 - 5:05
    つい最近飛行機に乗っていた時のことです
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    機内アナウンスで
    女性パイロットの声を聞いたのです
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    私はとても興奮して
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    「ああ女性なのね すごい」
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    「私たち成層圏にいるわ」
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    すべて順調でしたが突然揺れ始めました
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    私は思わず
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    「彼女運転できるといいんだけど」
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    (笑)
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    ええそうなんです
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    私は帰りの飛行機に乗るまで
    それが偏見だと気づきもしませんでした
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    そこにはいつもの通り
    男性のパイロットがいて
  • 5:33 - 5:35
    しばしばガタガタと揺れたけれど
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    パイロットの技術を
    疑問に思うことはなかった
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    パイロットには問題ありません
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    問題はこうです
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    もし誰かに面と向かって質問されたら私はこう言うでしょう
    「女性のパイロットは素晴らしい」
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    しかし事態が落ち着かず なにか厄介で
    危険になりそうなとき
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    それとは自分で気付かない偏見が
    顔を出すのです
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    空を高速で動く飛行機では
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    男性のパイロットがいい
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    これは私の中のデフォルトです
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    男性が基準値
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    あなたのスタンダードは誰ですか?
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    あなたは誰を頼り
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    誰を恐れますか?
  • 6:14 - 6:17
    内心では 誰と関わりたいと思っていて
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    誰を避けているのでしょう?
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    私が学んだことをお伝えしようと思います
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    自覚のない偏見を測定する
    潜在意識の連想テストを
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    オンラインで受けることができます
  • 6:30 - 6:33
    5百万人が実施した結果
  • 6:33 - 6:35
    私たちのスタンダードは白人ということが
    明らかになりました 私たちは白人が好きなのです
  • 6:35 - 6:38
    私たちのスタンダードは白人ということが
    明らかになりました 私たちは白人が好きなのです
  • 6:39 - 6:41
    私たちは白人を好む
    どういうことでしょうか?
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    黒人と白人の画像を見せられた時
  • 6:46 - 6:50
    人々は黒人の画像に
    かける時間よりも素早く
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    白人の画像からポジティブな
    言葉を連想することができます
  • 6:55 - 6:57
    白人の画像からポジティブな
    言葉を連想することができます
  • 6:57 - 7:00
    反対もまた然り
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    私たちは黒人の顔を見た時には
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    白人の顔の時よりも容易に
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    ネガティブな言葉と結びつけるのです
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    このテストを受けた70パーセントの白人が
    白人を好意的に捉え
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    50パーセントの黒人も白人に好意的でした
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    偏見がある時 私たちは無意識でした
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    脳が無意識に連想するというこの事実に対し 
    私たちはどうするべきでしょうか?
  • 7:35 - 7:40
    おそらく 皆さんが考えているのは
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    多分こんな風なことでしょう―
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    自分は肌の色への偏見なんて
    無い振りを続けるよ
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    またそうすればいい
  • 7:48 - 7:50
    あなたたちに薦めるか? ノーです
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    私たちは 偏見を無くそうと
    出来る限り取り組んできました
  • 7:53 - 7:55
    肌の色など見えないとでも言うかのように
  • 7:55 - 7:57
    問題は私たちに肌の色が見えたことでなく
    そのことについて私たちがどうしたかということです
  • 7:57 - 7:59
    問題は私たちに肌の色が見えたことでなく
    そのことについて私たちがどうしたかということです
  • 7:59 - 8:01
    肌の色を無視するなんて偽りの理想です
  • 8:03 - 8:06
    私たちが肌の色の違いが
    見えないかのように振舞っている間
  • 8:06 - 8:09
    私たちは 人種の違いが
    人々の可能性に影響を与え
  • 8:09 - 8:15
    豊かに生きる可能性を奪っていたり
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    時には早過ぎる死をもたらしていたりするという
    その様々なあり方に気づいていなかったのです
  • 8:20 - 8:25
    実際 科学者たちが言っているのは
    とんでもない
  • 8:25 - 8:28
    肌の色を無視するなんてとんでもない
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    彼らが推奨するのは―
  • 8:30 - 8:35
    素晴らしい 黒人達を凝視しよう
    ということです
  • 8:35 - 8:37
    (笑)
  • 8:37 - 8:41
    彼らの顔を正面からよく見て
    記憶するのです
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    なぜなら 素晴らしい人々であり
    黒人である人々を見つめることで
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    脳が勝手に行う連想を
    断つことができるからです
  • 8:50 - 8:54
    脳が勝手に行う連想を
    断つことができるからです
  • 8:55 - 9:00
    何故私はみなさんに後ろの素晴らしい
    黒人男性達をお見せしているのでしょう?
  • 9:02 - 9:04
    ようやく選り分けて
    ここまでの数になりました
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    さあ いいですか
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    これから皆さんの黒人を見た時の
    自動連想をリセットします
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    ご存知ですか
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    あの黒人青年達は
    素晴らしい人格を持った人間に成長し
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    私たちの生活を
    より良いものにしてくれました
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    さて
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    科学的な方法の一つでは
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    一時的にこの自動的な偏見に
    影響を与えられます
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    でもこうなんです
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    もしあなたにとって憎らしい白人を
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    有色人種―黒人で 素晴らしい人の隣に
  • 9:43 - 9:45
    立たせたら
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    それによっても 自動連想は止められます
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    (連続殺人鬼の) ジェフリー・ダーマーと
    (政治家の) コリン・パウエルを思い出して
  • 9:54 - 9:56
    ほら、効果があったでしょう?(笑)
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    こういうことなんです
    あなたの偏見に気づいてみて
  • 9:59 - 10:03
    どうかお願い 頑なにならず
    心を開いて 今まで抱いていた
  • 10:03 - 10:08
    古いステレオタイプが間違っていたと
    教えてくれるデータを探してみてください
  • 10:08 - 10:10
    それがまず1つ目です
    2つ目は―
  • 10:10 - 10:14
    黒人の若者たちから離れていくのでは無く
    彼らの方へ歩み寄って行って下さいということです
  • 10:14 - 10:17
    そんなに難しいことではありません
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    でもこれは あなたが気をつけて
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    意図的にやろうとする
    そんなことの一つです
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    私は数年前ウォールストリートに
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    人種の多様性についての取り組みを
    一緒に行っている
  • 10:31 - 10:34
    韓国人の素晴らしい同僚といました
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    私たちは夜遅く外を歩き
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    道に迷ってウロウロしていました
  • 10:39 - 10:43
    すると道の向こう側に黒人男性がいて
    私は「ああ 良かった黒人だわ」と
  • 10:43 - 10:46
    考えもせずに彼の方へ歩いて行きました
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    彼女の反応は「あら…話しかけるの?」
  • 10:49 - 10:52
    道の向こうの彼は 黒人で
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    黒人男性は大体
    道をよく知っているものだわ
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    なんでそう思うのかわからないけど―
    とにかくそう思っています
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    彼女は「あなたの反応、『ヤッタ!
    黒人男性だわ!』という感じだったけど」
  • 11:05 - 11:08
    「私は『しまった、黒人男性だわ!』
    という感じだったわ」
  • 11:08 - 11:11
    私たち2人は全く逆方向へ向かったのです
    道に迷って 同じ男性を見て
  • 11:11 - 11:15
    同じ時間 同じ道なのに
    全く違う反応をしたのです
  • 11:15 - 11:17
    そして彼女は「ああ、酷いことをしたわ
    私は多様性のコンサルタントなのに
  • 11:17 - 11:20
    黒人男性に偏見を持ってしまった
    私も有色人種なのに!」
  • 11:20 - 11:24
    私は「ちょっとお願いだから肩の力を抜いて」
    と言いました
  • 11:24 - 11:28
    ほら 私と「黒人男性」とは
    長い付き合いですもの
  • 11:28 - 11:30
    (笑)
  • 11:31 - 11:34
    私の父も黒人なんですから―
    分かる?
  • 11:34 - 11:37
    私には190cmの黒人の息子もいるし
    夫も黒人よ
  • 11:37 - 11:40
    私は黒人男性をよく分かっているから
  • 11:40 - 11:44
    黒人男性を見かけたら
    大体どんな人だか分かる
  • 11:44 - 11:47
    それで その彼も親切な人でした
  • 11:47 - 11:50
    彼は「お二人の行き先に案内しましょう」
    と言ってくれました
  • 11:51 - 11:54
    偏見とは 私たちが人々を
    知る前に創り上げてしまう物語です
  • 11:54 - 11:57
    偏見とは 私たちが人々を
    知る前に創り上げてしまう物語です
  • 11:57 - 11:59
    でも 彼らに気をつけて
    できるだけ避けるように
  • 11:59 - 12:03
    と言われて育った私たちは
    どうやって彼らを知ることが出来るでしょう?
  • 12:03 - 12:07
    だから 不安でも 彼らの方に
    歩いて行って下さい
  • 12:08 - 12:11
    もちろん 時と場合によりけり
    危険を冒してと言っているんじゃなく
  • 12:11 - 12:15
    友人知人関係を見つめ直してみて
  • 12:15 - 12:19
    社交の そして仕事上の付き合いの輪を
    広げてみて下さい
  • 12:20 - 12:22
    誰があなたの社交の輪にいて
  • 12:22 - 12:24
    誰がいませんか?
  • 12:24 - 12:27
    若い黒人の男性や女性との間に
  • 12:28 - 12:33
    いくつ純粋な友人関係を持っていますか?
  • 12:35 - 12:39
    あるいは あなたとは
    「大分感じが違う」友達は?
  • 12:39 - 12:42
    あるいは あなたとは
    「大分感じが違う」友達は?
  • 12:42 - 12:45
    少し周りを見渡してみたら
  • 12:45 - 12:48
    職場で クラスで 教会で―
  • 12:48 - 12:51
    黒人青年達はそこにいるのだから
    あなたはいい人だし
  • 12:51 - 12:53
    挨拶したりするでしょう
  • 12:53 - 12:56
    でも私が言っているのは もっと深く、近く、
    それ以上に歩み寄っていって
  • 12:56 - 12:59
    人物の全体像 全てを目にすることが
    出来るくらいの関係を築いて
  • 12:59 - 13:04
    ステレオタイプが無くなる位の関係を築いて
    ということなんです
  • 13:04 - 13:07
    ステレオタイプが無くなる位の関係を築いて
    ということなんです
  • 13:08 - 13:09
    共感してくれる人たちがいるのは
    知っているし
  • 13:09 - 13:13
    特に私の白人の友達たちは
    こう思っています
  • 13:13 - 13:15
    「私が不器用なの知らないでしょう
  • 13:15 - 13:18
    こんな難しいこと無理だわ!
  • 13:18 - 13:19
    絶対に失敗する!」
  • 13:19 - 13:23
    ええ そうかもね でもこれは
    完璧にしなきゃいけないことじゃなくて
  • 13:23 - 13:25
    人と繋がるということです
  • 13:25 - 13:30
    そして失敗を恐れていては
    成功は無いんです
  • 13:30 - 13:32
    つまり ただやるしかないの
  • 13:32 - 13:34
    黒人青年達に伝えたいのは
  • 13:34 - 13:39
    誰かが心を開いて正々堂々と歩み寄ってきたら
    その招きを受け入れて下さいということです
  • 13:39 - 13:42
    皆が皆あなたを懲らしめようと
    思っている訳ではないのだから
  • 13:42 - 13:45
    あなたの人間性を見ている人たちを
    見つけて下さい
  • 13:45 - 13:49
    自分とは違う人たちとの関係からは
  • 13:49 - 13:54
    共感と心遣いが生まれるのです
  • 13:54 - 13:56
    そしてとても力強く
    素晴らしい事が起こります
  • 13:56 - 13:59
    次第にあなたは気づき始めるのです
    彼らはあなたであり
  • 13:59 - 14:01
    彼らはあなたの一部で
  • 14:01 - 14:04
    彼らは家族の一員であるあなた自身だと
  • 14:05 - 14:08
    私たちは傍観者でいることを止めて
  • 14:08 - 14:12
    行動する人 影響を与える人に
    なっていくのです
  • 14:12 - 14:14
    そして私たちは仲間になっていきます
  • 14:15 - 14:19
    だから 安全圏から踏み出して もっと大きな
    明るいものに踏み込んでいってみてください
  • 14:20 - 14:25
    それがまたファーガソンのような事件が
    起こる悲劇を回避することになるのだから
  • 14:25 - 14:27
    そうして私たちは 誰もが 特に
  • 14:27 - 14:30
    黒人青年たちが 活きることの出来る
    コミュニティを創るのです
  • 14:30 - 14:33
    最後は少し難しくなります
  • 14:33 - 14:37
    そうとは分かっていますが
    それでも言いますね
  • 14:37 - 14:41
    何かを見かけた時
    それを口に出す勇気を持たなければなりません
  • 14:41 - 14:44
    愛する人々に対してもです
  • 14:45 - 14:48
    祝日がやって来ますね
    私たちは皆
  • 14:48 - 14:52
    夕食のテーブルについて
    楽しい団欒のひとときを過ごすでしょう
  • 14:52 - 14:54
    私たちの多くが 家で家族と祝日を過ごす中
  • 14:54 - 14:58
    あなたは 夕飯のテーブルでの会話に耳を傾け
  • 15:00 - 15:03
    「おばあちゃんは偏見の持ち主ね」
    なんて言い出すのです
  • 15:03 - 15:05
    「おばあちゃんは偏見の持ち主ね」
    なんて言い出すのです
  • 15:05 - 15:08
    (笑)
  • 15:08 - 15:11
    「伯父さんは人種差別主義者だ」
  • 15:11 - 15:15
    でもね 私たちはおばあさんも
    伯父さんも愛しているんです もちろん
  • 15:15 - 15:21
    確かにいい人たちだけど
    でも 間違ったことを言っているんです
  • 15:22 - 15:27
    それについて指摘するべきです
    なぜなら テーブルには
  • 15:29 - 15:32
    子供たちもついているのだから
  • 15:32 - 15:37
    こうした偏見が無くならず
    世代を超えて伝わるのは何故だろうって思いますか?
  • 15:37 - 15:40
    何故なら私たちが何も言わないからです
  • 15:41 - 15:46
    皆積極的にこう言わなければなりません
    「おばあちゃん もうそんな風にはいわないのよ」
  • 15:47 - 15:51
    「伯父さん あの人はそんな扱いは
    受けるべきじゃないんだよ
  • 15:52 - 15:55
    誰もそんな扱いは受けては
    いけないんだから」
  • 15:55 - 15:58
    私たちは子どもたちを
  • 15:58 - 16:03
    人種差別の醜さから
    守り隠してしまわないことが肝心です
  • 16:03 - 16:07
    黒人の両親達には
    そんな贅沢は無いのだから
  • 16:07 - 16:10
    若い息子たちがいる家庭では特にね
  • 16:11 - 16:15
    私たちは愛する子どもたち
    私たちの未来に
  • 16:15 - 16:22
    私たちには素晴らしい理想を持つ
    偉大なる国があり
  • 16:22 - 16:26
    その為に私たちは信じられない程の
    努力をしてやっと少し前進した
  • 16:26 - 16:28
    けれどもそれはまだ
    終わりではないと伝えるのです
  • 16:28 - 16:32
    私たちは皆まだ
  • 16:32 - 16:36
    人種間の優劣の感情を持ち
    それは未だに
  • 16:36 - 16:39
    常識観念や社会そして
  • 16:39 - 16:41
    幾世代にも渡り根を下ろし
  • 16:41 - 16:44
    絶望を生み 不公平を助長し
  • 16:44 - 16:51
    黒人青年達の価値を
    破壊的に損なっています
  • 16:52 - 16:54
    子どもたちには 私たちがまだ
  • 16:54 - 16:57
    黒人青年たちの肌の色を見る時
  • 16:57 - 17:00
    人格も同時に見ることが
    難しいのだと伝えるのです
  • 17:00 - 17:04
    でもあなたは彼らに
  • 17:05 - 17:09
    この社会を良く変えていく力になり
  • 17:09 - 17:15
    不正義に立ち向かい 何より
  • 17:16 - 17:25
    黒人青年達が肌の色よりどんな人間かで
    判断される社会にするよう教えてください
  • 17:26 - 17:30
    多くの素晴らしい黒人男性たち
  • 17:30 - 17:39
    最も素晴らしい政治家だったり
  • 17:39 - 17:42
    勇敢な兵士だったり
  • 17:43 - 17:45
    働き者の労働者達だったり―
  • 17:46 - 17:50
    この人達は力強い宣教師達です
  • 17:51 - 17:55
    彼らは才能ある科学者、芸術家、
    作家達だったり
  • 17:57 - 18:01
    ダイナミックなコメディアンだったり
  • 18:01 - 18:04
    愛情深いおじいさんだったり
  • 18:06 - 18:08
    心優しい息子だったり
  • 18:09 - 18:13
    彼らは力強い父親であったり
  • 18:14 - 18:18
    それぞれの夢を持った
    若者達だったりするのです
  • 18:19 - 18:20
    ありがとうございました
  • 18:20 - 18:23
    (拍手)
Title:
あなたも黒人青年達への暴力を止められる | ヴェルナ・マイヤーズ | TEDxBeaconStreet
Description:

私たちの持つ偏見は時に死すらもたらす危険なものになる可能性もあります―ミズーリ州ファーガソンでのマイケル・ブラウンやニューヨーク州スタテンアイランドのエリック・ガーナーの事件のように。
人種多様性提唱者のヴェルナ・マイヤーズは私たちが「余所者」に抱く無意識下の態度に注意深く目を向け、こう懇願します―「あなたの持つ偏見を知って下さい。そして逃げ腰になるのではなく、偏見の対象のグループや人種に歩み寄って行って下さい。」この重要なトークで、彼女は、コミカルに熱く、どうすれば良いのかを紹介します。

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Video Language:
English
Team:
closed TED
Project:
TEDxTalks
Duration:
18:46
  • これは既にレビューまで終わっているTED Talkと同じものです。レビューはTED版レビューをご担当頂いた高木さんにお願い致します。 塚本

Japanese subtitles

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