安定の拒否:クォーターライフ・クライシス|アダム・”スマイリー”・ポズウォルスキー|TEDxYouth@MileHigh
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0:09 - 0:12やるべきことは
全てしてきました -
0:12 - 0:15高校の成績は良く
特進クラスに入り -
0:15 - 0:18良い大学に行き
良い仕事に就き -
0:18 - 0:20キャリアの階段を
上ってきました -
0:20 - 0:22書面上は
全て持っていました -
0:22 - 0:2628歳にして
年収800万円を稼ぎ -
0:26 - 0:28連邦政府で働き
-
0:28 - 0:31健康保険も 福利厚生もあり
仕事も安定していました -
0:31 - 0:34政府で働く限り
クビの心配はありません -
0:34 - 0:36クビになるべき人でもね
-
0:36 - 0:37(笑)
-
0:37 - 0:40家族も友人も
感心していました -
0:40 - 0:43上司からも
仕事ぶりを褒められました -
0:43 - 0:46ハッピーアワーに飲みに行く時
-
0:46 - 0:49米国平和部隊の国際事業部で
特別補佐官をしていると話すと -
0:49 - 0:51皆 かっこいいと言って
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0:51 - 0:52僕の名刺を欲しがりました
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0:52 - 0:55ホワイトハウスで
会議をすることもありました -
0:56 - 0:58キャリアにおける
全てが完璧でした -
0:58 - 1:03ひとつ 些細で 少し大事なこと以外ね
僕は惨めだったんです -
1:04 - 1:06なぜ惨めって分かったかって?
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1:06 - 1:11毎朝 NPRのラジオに合わせ
6:30のアラームが鳴るたびに -
1:11 - 1:14背中を走る 刺すような痛みを感じました
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1:14 - 1:16痛みは常にありました
ベッドから起き上がる時も -
1:16 - 1:18歯を磨いている時も
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1:18 - 1:21シャツを着て
ネクタイをしめる時も -
1:21 - 1:25バスで通勤する時
職場の入り口でIDをかざす時 -
1:25 - 1:30エレベータに乗り 自分の席に向かう時
自席でメモを書いている時 -
1:30 - 1:34上司に会議に出るよう言われて
成功事例について話す時 -
1:34 - 1:38毎晩10時に 上司がブラックベリーに
メールしてくる時もです -
1:39 - 1:44ひどい痛みのせいで
脇腹に 帯状疱疹ができました -
1:44 - 1:48帯状疱疹とは 神経の病気で
70代の人がよくなります -
1:48 - 1:5020代では普通かかりません
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1:50 - 1:51(笑)
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1:51 - 1:53それは混乱という名の
苦しみでした -
1:53 - 1:56「成功」を目指し
キャリアの階段を上っても -
1:56 - 1:59どこにも辿り着いていない 苦しみでした
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1:59 - 2:01自分が望んでいなかった
場所にいました -
2:01 - 2:05クォーターライフ・クライシスに
陥っていたのです -
2:05 - 2:09Facebookをひたすら眺め
自分と友達のやっていることを比べて -
2:09 - 2:12FOMO(置いてけぼりの恐怖)に浸りました
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2:12 - 2:15ビジネススクールに通い始めた
友人を見て -
2:15 - 2:17僕もMBAを取ったほうがいいかな
と思ったり -
2:17 - 2:20チャーター・スクールで教壇に立つ
友人を見て -
2:20 - 2:23チャーター・スクールに
転職しようかなと思ったり -
2:23 - 2:25フードトラックを開業する友達を見て
-
2:25 - 2:27フードトラックでも始めようかなと
思ったりしました -
2:27 - 2:30運転も料理も
大の苦手なのに -
2:30 - 2:31(笑)
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2:31 - 2:34また 僕にはある親友がいました
-
2:34 - 2:36彼は名門のロースクールを卒業し
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2:36 - 2:39有数のファームで
企業法務の弁護士になり -
2:39 - 2:43優に一千万円以上稼いで
人生がまさに順風満帆で -
2:43 - 2:48彼女とペルーに
旅行に行ったかと思えば -
2:48 - 2:51夕日の沈むマチュピチュの前で
婚約していました -
2:51 - 2:54僕は思いました
「こいつの人生は完璧だな -
2:54 - 2:56仕事も結婚もできて
マチュピチュにいる -
2:56 - 2:59僕は 仕事も人生も嫌いだし
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2:59 - 3:01OkCupidでもデート相手が見つからない
-
3:01 - 3:02人生最悪だ!」(笑)
-
3:02 - 3:04負け犬でした
-
3:04 - 3:08それは 同じ境遇の若者に会って
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3:08 - 3:11クォーターライフ・クライシスから
抜け出せるまで続きました -
3:11 - 3:14だから 今日僕は
クォーターライフ・クライシスに悩んだり -
3:14 - 3:17それを避けて 有意義な仕事をしたい人に
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3:17 - 3:21きっと助けになる
僕の人生の教訓をお教えします -
3:21 - 3:23教訓の一つ目は
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3:23 - 3:25「信じる人を見つけろ」です
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3:25 - 3:28自分の夢の素晴らしさを信じている人に
囲まれてください -
3:28 - 3:32僕は当時ワシントンD.C.の家に帰ると
毎晩ルームメイトのダンに -
3:32 - 3:36「ダン 僕は仕事が嫌いだ
もうやりたくない -
3:36 - 3:39西海岸に引っ越して
サンフランシスコに住みたい -
3:39 - 3:42ずっとそうしたかったんだ
本を書いて -
3:42 - 3:46クリエイティブになって
社会起業家を支援して -
3:46 - 3:49夢追う若者をサポートしたい」と
愚痴をこぼしました -
3:49 - 3:54ダンは 僕をまじまじと見て
呆れた顔で ビールを煽り -
3:54 - 3:56「スマイリー 耐えろ」
と言うのでした -
3:56 - 3:57(笑)
-
3:57 - 4:00「仕事なんてみんな嫌いだ
それが人生なんだよ」と -
4:01 - 4:03僕はそれを聞いて
「そりゃないよ!」と思いました -
4:03 - 4:07当時僕は28歳で
若くないけど 年寄りでもありません -
4:07 - 4:10これから40年間も 憂鬱な人生を
送りたくありませんでした -
4:10 - 4:11でも世間では
-
4:11 - 4:14大半の人がダンと同じ考えなのです
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4:14 - 4:1770%のアメリカ人が
仕事にやりがいを感じていません -
4:17 - 4:1970%も!
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4:19 - 4:22そのうち5人に1人は
やる気がなさ過ぎて -
4:22 - 4:25自ら 同僚の足を
引っ張っているんです -
4:25 - 4:26給料を貰いながら
-
4:26 - 4:29まさに自分の会社を
めちゃくちゃにしているんです -
4:29 - 4:30(笑)
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4:30 - 4:31情けないことです
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4:31 - 4:35何が情けないかというと
何百万人が毎日 虚しく憂鬱なまま -
4:35 - 4:39自分自身や 家族、仲間
世の中に対して -
4:39 - 4:41自分を偽って
生きていることがです -
4:42 - 4:43僕が「信じる人」に 出会ったのは
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4:43 - 4:44社会変革や社会貢献ビジネスに
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4:44 - 4:48興味を持つ20代の若者が集う
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4:48 - 4:51リーダーシップ・プログラムでした
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4:51 - 4:55StartingBlocというプログラムで
そこで僕は「信じる人」たちに出会いました -
4:55 - 4:57デビーはそのうちの一人です
-
4:57 - 4:59GoldieBloxという
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4:59 - 5:03エンジニアリングを女の子に教える
おもちゃの会社を立ち上げました -
5:03 - 5:04テッドもその一人でした
-
5:04 - 5:07テッドはMoneyThinkという
都市の若者向けに -
5:07 - 5:11ファイナンスと起業家精神を教える
非営利団体を立ち上げました -
5:11 - 5:12トムにも出会いました
-
5:12 - 5:15トムは南フロリダで 父親と
Rising Tide Car Washという -
5:15 - 5:18自閉症の人を雇う
小さな事業を始めました -
5:18 - 5:22この人たちと出会ったとき
彼らは「ちょっと待って スマイリー -
5:22 - 5:24D.C.から出たいんだよね?
サンフランシスコに引っ越して -
5:24 - 5:27本を書いて 社会的起業家を
支援したいんだよね? -
5:27 - 5:29じゃあそうしなきゃ!
待ってる人がいるよ!」と言いました -
5:29 - 5:32「信じる人」を見つけると
とんでもないことが起こるんです -
5:32 - 5:34責任が発生するんです
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5:34 - 5:35普通 世間では
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5:35 - 5:38仕事を辞めたいと言うと
周囲の反応は -
5:38 - 5:40「お前それ半年前にも言ってたよ
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5:40 - 5:44結局 皆辞めるんだし
勝手にしろ どうせお前は辞められない」 -
5:44 - 5:46「本を書きたい」と言っても
-
5:46 - 5:48「皆 本書いてるよな
見せてくれたら信じるよ」となります -
5:48 - 5:50「信じる人」の反応は全く違います
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5:50 - 5:53「信じる人」に話すと
責任が発生するんです -
5:53 - 5:56僕が親友イヴァンに
StartingBlocで仕事を辞めると話した時 -
5:56 - 5:59彼が返した言葉は 一つだけ
「いつ?」です -
5:59 - 6:01「君の上司にはいつ話すの?」って
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6:01 - 6:04彼はプログラムの後
毎週欠かさず 僕に連絡してきました -
6:04 - 6:08「もう上司に話せた?」
「まだ上司に話せてないの?」 -
6:10 - 6:13ホワイトハウスで
上級官僚との会議中も -
6:13 - 6:15彼からずっと
メールや電話が来るので -
6:15 - 6:18「そんなに電話したら 僕逮捕されるよ!」
と思いました -
6:18 - 6:19でもね
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6:19 - 6:21僕が上司に仕事を辞めることを伝えて
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6:21 - 6:23本当に仕事を辞めて
-
6:23 - 6:26大陸を横断し
住みたかった街に移住して -
6:26 - 6:28本当に本を書いて
-
6:28 - 6:30社会起業家の支援を
始められた 唯一の理由 -
6:30 - 6:33今僕が ここに立っている
唯一の理由は -
6:33 - 6:35イヴァンみたいな人が
責任を課させてくれたからです -
6:35 - 6:38「信じる人」に出会うと
行動する責任が 生まれるからです -
6:39 - 6:40(拍手)
-
6:40 - 6:41ありがとう
-
6:41 - 6:42(拍手)
-
6:45 - 6:50デビ―やテッドやトムは
大金を稼ぐことには 無関心でした -
6:50 - 6:53出世することや
TechCrunchやFast Companyなどの -
6:53 - 6:56メディアに注目されることにも
無関心でした -
6:56 - 6:57彼らが関心を持ったのは
-
6:57 - 7:01より革新的で 温もりがある
持続的な世界の実現や -
7:01 - 7:04自分の恵まれた立場と
技術や知識を使って -
7:04 - 7:07自分より恵まれない人を
支援することでした -
7:07 - 7:11なぜなら僕らの世代にとって
成功のシンボルとは -
7:11 - 7:15出世することではなく
有意義な仕事をすること だからです -
7:15 - 7:18だから僕らは
「自己中心世代」ではありません -
7:18 - 7:21君らの大半と同じ
ミレニアル世代の 約50%は -
7:21 - 7:24価値観に合う仕事のためなら
給料が下がってもいいと考えます -
7:24 - 7:2790%のミレニアル世代は スキルを
社会の善のために使いたいと言います -
7:27 - 7:31かつてない失業率と
学生ローン債務の時代にあっても -
7:31 - 7:34僕らの世代は 目的をもって
働くことを求めています -
7:34 - 7:37では実際どうすれば
有意義な仕事が見つかるのでしょう? -
7:37 - 7:39そこで 二つ目の教訓
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7:39 - 7:41「自分を他人と比べるな」そして
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7:41 - 7:44「自分にとって大事なことを追求しろ」です
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7:44 - 7:46僕は 先ほど話した友人
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7:46 - 7:48企業法務の弁護士で
完璧な人生で -
7:48 - 7:50マチュピチュに行って
結婚した友人に聞きました -
7:50 - 7:53「お前は最高の仕事に就いて
高給取りで すごいよ -
7:53 - 7:54成功の秘訣を教えて?」
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7:54 - 7:56彼が何と言ったと思いますか?
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7:56 - 7:59彼は ロースクールの3年間を終えたあと
-
7:59 - 8:01学資ローンを何千万円も抱え
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8:01 - 8:04ローファームで
高給を稼ぎながらも -
8:04 - 8:06弁護士でいることに
虚しさを感じていたんです -
8:06 - 8:10そして彼はその後 30歳で
高校の社会科の先生を目指して -
8:10 - 8:13大学院へ入り直したんです
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8:13 - 8:13すごいでしょ?
-
8:13 - 8:15(拍手)
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8:15 - 8:17彼にはそれがよかったんです
そこから僕らが学べるものは何でしょう? -
8:17 - 8:19僕らの教訓は?
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8:19 - 8:23自分がしていることや すべきことなんて
誰も分かっていないんです -
8:23 - 8:25いつだって「隣の芝は青い」んです
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8:25 - 8:27だから人と比べるのはやめて
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8:27 - 8:29Facebookの友達全員と自分を
比べるのをやめて -
8:29 - 8:32自分自身が何をしたいか
探し始めましょう -
8:32 - 8:36無意味なキャリアの階段を上るのをやめて
自分に有意義な キャリアを築いてください -
8:36 - 8:38なぜここにいるんですか?
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8:38 - 8:41人のために 何をしたいんですか?
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8:41 - 8:45自分の 自分だけの 才能を発揮して
-
8:45 - 8:48自分の望む「quality of life(生活の質)」
を実現しつつ -
8:48 - 8:51世の中にどう
還元したいんですか? -
8:51 - 8:53「意義」の素晴らしいところは
何か分かりますか? -
8:53 - 8:55「目的に沿う」の素晴らしいところ
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8:55 - 8:57正解が一つでないことです
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8:57 - 9:00二人として同じ答えではありません
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9:00 - 9:01あなたの正解は
僕には分からないし -
9:01 - 9:04僕も自分の正解を
まだ模索中です -
9:04 - 9:08GoldieBloxを始めたデビ―は
スタンフォード大学工学部で -
9:08 - 9:12唯一の女子学生として差別された経験から
起業しました -
9:12 - 9:15テッドがMonetThinkを始めたのは
自分の育ったシカゴで -
9:15 - 9:18恵まれた自分には与えられる
多くのチャンスが -
9:18 - 9:20自分の仲間にはないと
気付いたからです -
9:20 - 9:23トムがRising Tide Car Washを起業したのは
-
9:23 - 9:27自閉症をもつ彼の兄弟にとって
仕事を見つけるのが いかに大変か -
9:27 - 9:29目の当たりにしたからです
-
9:29 - 9:31このように彼らと仕事には
個人的なつながりがあります -
9:31 - 9:35「意義」は個人的なものです
あなたにとって 何なのか? -
9:35 - 9:39親でも 上司でも
Facebookの友達でもなく -
9:39 - 9:42あなたにとって 何なのか?
なぜあなたはここにいるのか? -
9:44 - 9:46あなたはこれからどうしたいのか?
-
9:46 - 9:49三つ目の教訓は
「がむしゃらにやれ」です -
9:49 - 9:53意志と目的をもって
がむしゃらに -
9:53 - 9:56多くの人は僕らの世代を
怠け者と呼びます -
9:56 - 9:58「怠け者世代」だと
-
9:58 - 10:01僕には信じられません
怠け者?嘘でしょ? -
10:01 - 10:03大学を出てから
もう10年も働いているのに -
10:03 - 10:06まだ学資ローンの「サリー・メイ」に
100万円の返済が残っています -
10:06 - 10:09いつかTinderでサリー・メイを見つけたら
左にスワイプしてやります -
10:09 - 10:11(笑)
-
10:11 - 10:15デビ―やテッドやトムは
『週4時間だけ働く』人とは違います -
10:15 - 10:20彼らは 自分の大切にするもののため
週に40、50、60時間も働きます -
10:20 - 10:23あなたは 自分に愉しみを与えるものを
自動化したいと思うでしょうか? -
10:23 - 10:27世界や人に インパクトを与えるものを
自動化したいでしょうか? -
10:27 - 10:29彼らは自動化なんてせず
自ら努力していました -
10:29 - 10:32意義あるもののために
必死で働いていました -
10:32 - 10:34僕は本を書いていた時
仕事を4つ 掛け持ちしました -
10:34 - 10:36家賃と学資ローンを
支払うためです -
10:36 - 10:39多くの人は 僕の話を聞いて
-
10:39 - 10:41「よし 僕も明日仕事を辞めてやるぞ!」
と言い出しますが -
10:41 - 10:43僕が言いたいのは
仕事を辞めろということではありません -
10:43 - 10:46デビ―とGoldieBloxのことは
知っている人もいるかもしれませんが -
10:46 - 10:47あまり知られていない事実は
-
10:47 - 10:50彼女は起業したとき
フルタイムの会社員だったことです -
10:50 - 10:54サンフランシスコのジュエリーの会社で
マーケティング部長として -
10:54 - 10:58GoldieBloxのアイディアを思いついた後も
9か月間その会社で働いていました -
10:58 - 10:59なぜかって?
-
10:59 - 11:02まずが第一に 自ら起業する上で
資金が必要だったこと -
11:02 - 11:05これは現実的な理由ですね
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11:05 - 11:09第二に 給料をもらいつつビジネススクールに
行っているようなものだと思ったからです -
11:09 - 11:13MBAを取るのに膨大な学費を払うのでなく
給料をもらいながら -
11:13 - 11:17マーケティングや小売、販売など
貴重な知識を身につけられ -
11:17 - 11:20退職して 起業するとき
自分のビジネスにも -
11:20 - 11:22活かせるだろうと
考えたからでした -
11:22 - 11:24ですからあなたも
明日会社を辞めなくていいんです -
11:24 - 11:27もっと言えば
今 無職でも大丈夫です -
11:27 - 11:29友人のバーナットの話をしましょう
-
11:29 - 11:31この変わった友人とは
サンフランシスコで出会いました -
11:31 - 11:34自転車で帰宅途中に
知らない人が突然話しかけて来たんです -
11:34 - 11:36「やあ 気分はどう?」と
-
11:36 - 11:39「知るかよ ほっといてくれ」
と思いました -
11:39 - 11:41彼はそれでも自転車でついてきて
-
11:41 - 11:44「スペインから来たばかりで
職を探してる」と言いました -
11:44 - 11:46僕は「知らないよ ほっといてくれ」
と思いました -
11:46 - 11:52彼は「バルセロナから引っ越してきて
UX/UIデザイナーなんだけど -
11:52 - 11:53今週は6つ面接を受けたんだ
-
11:53 - 11:56でも仕事がなければ
スペインに帰らなきゃいけない -
11:56 - 11:58就労ビザがないと
アメリカにいられなくて -
11:58 - 12:00スペインは仕事がないから
ここにいたい」と言いました -
12:00 - 12:03僕は「僕の親友が
バルセロナに住んでたよ -
12:03 - 12:06良い街だよね
君のサイト見てみるよ」と言いました -
12:06 - 12:10「君は何の仕事してるの?」
「こういう本を書いてて…」 -
12:10 - 12:13「装丁デザイナーは決まってる?」
「いや、まだだけど」 -
12:13 - 12:15家に帰って僕は
彼のサイトを見て -
12:15 - 12:17「おお こいつすごく才能あるな
-
12:17 - 12:19クールだし 良いデザイナーだ」と思い
-
12:19 - 12:23「ねえ バーナット
僕の本のデザインしてよ」と言いました -
12:23 - 12:26Facebookにも
「バルセロナから来たバーナットっていう -
12:26 - 12:28変わったやつと知り合ったんだけど
デザイナー探してる人いないか? -
12:28 - 12:33スタートアップで働いてるひとも多いし
彼が何か手伝えるかも」とポストしました -
12:33 - 12:355分後 友達のイーが
コメントしてきました -
12:35 - 12:37「友達がパロアルトで
起業するんだけど -
12:37 - 12:41まだ3人で
色々模索中みたいなんだ -
12:41 - 12:43もしかしたらデザイナーが
必要かもしれない」 -
12:43 - 12:45バーナットは彼らと会って
意気投合し -
12:45 - 12:48そこのリード・デザイナーになり
チームは4人になりました -
12:48 - 12:52バーナットは喜んで 僕に言いました
「ありがとう 仕事が決まったよ!」 -
12:52 - 12:54「自分に感謝すべきだよ
君から聞いてきたんだから」 -
12:54 - 12:57それからしばらく過ぎて
彼は僕の本をデザインし -
12:57 - 13:00半年ほど経ったとき
バーナットから連絡が来ました -
13:00 - 13:04「スマイリー 夕飯奢るよ
どこでも行きたいところ」 -
13:04 - 13:07僕は「飯奢ってくれるなんて最高」
と思いました -
13:07 - 13:11夕飯の席で 僕は
「おいどうした 何があったんだ -
13:11 - 13:12なんで僕を奢るんだ
-
13:12 - 13:14僕も一応ライターで稼いでるし
貧乏だけど -
13:15 - 13:16割り勘でいいよ」
と言いました -
13:16 - 13:21彼は「君と会った後 働き始めた
会社あるだろ?」 -
13:21 - 13:22「うん」
-
13:22 - 13:25「あの会社 この間ヤフーに
90億円で買収されたんだ」って -
13:25 - 13:26(どよめき)
-
13:26 - 13:28すごいでしょ?
-
13:28 - 13:31その会社は4、5人で
バーナットは自社株も持っていて -
13:31 - 13:33初期メンバーの一人でもありました
-
13:33 - 13:36彼は僕に感謝していましたが
感謝すべきなのは自分です -
13:36 - 13:37なぜかって?
-
13:37 - 13:39彼は自ら 行動を起こしたからです
-
13:39 - 13:43彼は自転車に乗った知らない人に
外国の 住んでもいない街で -
13:43 - 13:45勇気をもって 話しかけたんです
-
13:45 - 13:47自分で求めたんです
-
13:47 - 13:50だから 未熟でも
努力を怠らないでください -
13:50 - 13:55リスクを取って レクチャーに申し込んで
ボランティアでも 海外渡航でも 海外勤務でも -
13:55 - 13:57クラウドファンディングでも
-
13:57 - 13:59(歓声)(拍手)
-
13:59 - 14:00ありがとう
-
14:00 - 14:01(拍手)
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14:04 - 14:08ブログでもサイトでも立ち上げて
行動を 起こしてください -
14:08 - 14:11目的を持って行動を起こせば
周りはあなたを応援してくれます -
14:11 - 14:15唯一の天職や目的を
見つけようということではありません -
14:15 - 14:17そんなこと出来ると
僕も思っていないから -
14:17 - 14:20僕自身 天職が8つはあると思うし
しかもまだ31歳 -
14:20 - 14:22まだ全然 若いですし
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14:22 - 14:26でも言いたいのは
今 信じる人を見つけたら -
14:26 - 14:29今 人と比べるのを止められたら
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14:29 - 14:33今 自分にとって意義あることのために
努力することができたら -
14:33 - 14:36人生を変えられるし
誰かの人生も変えられるし -
14:36 - 14:37世界を変えられると思うんです
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14:37 - 14:39(拍手)
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14:43 - 14:47デビ―やテッドやトムのような人は
僕の人生を変えてくれました -
14:47 - 14:50彼らがいたからこそ
僕が今ここに立っているのです -
14:50 - 14:52家でFacebookを見て
落ち込んでいない理由 -
14:52 - 14:55周りがやっていることを気にしたり
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14:55 - 14:59なりたくもないのに 弁護士をしていた
友達を羨んでいない理由です -
14:59 - 15:03だって意義あることを追求できたら
人に影響を与えることもできるから -
15:03 - 15:07将来の従業員が
自ら時間を投資し -
15:07 - 15:09女の子がエンジニアになるのを
支援したり -
15:09 - 15:12都市の若者に ファイナンスの知識や
起業家精神を教えたり -
15:12 - 15:14障碍者を雇用するのを後押しし
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15:14 - 15:18ここにいる一人一人や いない人さえ
自分の可能性を最大限生かすことを -
15:18 - 15:20確実にするからです
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15:20 - 15:22(拍手)
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15:24 - 15:27僕らのことを理想主義と
呼んでくれても構いません -
15:27 - 15:30少なくとも僕のことはね
何せ名前は「スマイリー」ですし -
15:30 - 15:31(笑)
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15:31 - 15:33でも僕らは「自己中心世代」じゃありません
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15:33 - 15:35「意義を求める世代」です
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15:35 - 15:38そして僕らが仕事をするのは
僕らがそれを すべきだからです -
15:38 - 15:39(拍手)
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15:41 - 15:45僕らの世代が直面する課題は
無視するには あまりに深刻です -
15:45 - 15:48週末やアフター5にしか
考えない課題としては -
15:48 - 15:51あまりに深刻すぎるんです
-
15:51 - 15:54ハイスクール・クライシスや
-
15:54 - 15:59クォーターライフ・クライシスや
他のクライシスに陥っている場合ではないんです -
15:59 - 16:01どこにも行かないキャリアの階段なんて
上っている場合ではない -
16:01 - 16:04挑戦すべき壁は
もっと ずっと 高いから -
16:04 - 16:05ありがとう
-
16:05 - 16:06(拍手)
- Title:
- 安定の拒否:クォーターライフ・クライシス|アダム・”スマイリー”・ポズウォルスキー|TEDxYouth@MileHigh
- Description:
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クォーターライフ(人生4分の1)・クライシスとは何で、どうすればそこから脱することができるでしょうか。アマゾンのベストセラー作品の著者であるアダム・”スマイリー”・ポズウォルスキーが語るこの面白おかしく興味深いトークは、彼自身が人生で学んだ、また彼と同様にクォーターライフ・クライシスに真正面から立ち向かい有意義な仕事を見つけた若者たちから学んだ、人生の大切な教訓を教えてくれます。
このビデオはTEDカンファレンスとは独立して運営されるTEDxイベントにおいて収録されたものです。 - Video Language:
- English
- Team:
- closed TED
- Project:
- TEDxTalks
- Duration:
- 16:14