WEBVTT 00:00:01.115 --> 00:00:06.520 チップと詩人と ある青年の話をしましょう 00:00:06.520 --> 00:00:08.485 ちょうど20年程前 — 00:00:08.485 --> 00:00:11.989 1994年6月にインテルが ある発表をしました 00:00:11.989 --> 00:00:14.002 Pentiumチップのコアに 00:00:14.002 --> 00:00:16.819 欠陥があったのです 00:00:16.819 --> 00:00:19.200 SRTアルゴリズムのコード内の ― 00:00:19.200 --> 00:00:21.451 浮動小数点除算の反復に必要な 00:00:21.451 --> 00:00:23.285 途中の商を計算する部分・・・ 00:00:23.285 --> 00:00:26.384 私にはよくわかりませんが Wikipediaには そう書いてあります 00:00:26.384 --> 00:00:29.263 その部分に欠陥とエラーがあって― 00:00:29.263 --> 00:00:31.479 計算結果に 00:00:31.479 --> 00:00:34.487 一定の割合で誤りが生じます 00:00:34.487 --> 00:00:37.080 その可能性は 00:00:37.080 --> 00:00:40.617 3,600億回に1回だそうです 00:00:40.617 --> 00:00:42.611 インテルによれば ― 00:00:42.611 --> 00:00:47.117 普通のスプレッドシートで誤りが 起こるのは2万7千年に1度です 00:00:47.117 --> 00:00:48.411 インテルは この欠陥を 00:00:48.411 --> 00:00:51.637 重要視しませんでしたが コミュニティーは激怒しました 00:00:51.637 --> 00:00:53.987 技術者達は 手を打つべきだと 考えたのです 00:00:53.987 --> 00:00:55.068 技術者達は 手を打つべきだと 考えたのです 00:00:55.068 --> 00:00:57.069 彼らは黙ってチップの交換を 待ってはいませんでした 00:00:57.069 --> 00:00:59.017 彼らは黙ってチップの交換を 待ってはいませんでした 00:00:59.017 --> 00:01:01.063 世界中で革命を起こしたのです 00:01:01.063 --> 00:01:04.093 人々は交換を要求して行進し — 00:01:04.093 --> 00:01:06.202 まあ これほどではなかったですが 00:01:06.202 --> 00:01:08.943 彼らは欠陥の修正を求めて 00:01:08.943 --> 00:01:11.935 立ち上がったのです 00:01:11.935 --> 00:01:17.787 インテルは何百万個もの チップを交換するために 00:01:17.787 --> 00:01:20.029 4億7,500万ドルを 準備しました 00:01:20.029 --> 00:01:21.120 4億7,500万ドルを 準備しました 00:01:21.120 --> 00:01:23.332 つまり 何億ドルもの金が 00:01:23.332 --> 00:01:25.516 3,600億回に1回 ― 00:01:25.516 --> 00:01:29.607 起こるかどうかという問題に 00:01:29.607 --> 00:01:31.694 使われたのです 00:01:31.694 --> 00:01:34.297 2つ目は 詩人 00:01:34.297 --> 00:01:36.577 マルティン・ニーメラーです 00:01:36.577 --> 00:01:38.110 彼の詩はご存知でしょう 00:01:38.110 --> 00:01:39.886 ナチスの絶頂期に 00:01:39.886 --> 00:01:42.158 彼は ある詩をよく口にしました 00:01:42.158 --> 00:01:43.893 「彼らが共産主義者を攻撃した時 — 00:01:43.893 --> 00:01:45.424 私は声を上げなかった 00:01:45.424 --> 00:01:47.674 自分が共産主義者ではなかったから 00:01:47.674 --> 00:01:48.728 次は社会主義者 — 00:01:48.728 --> 00:01:50.690 次は労働組合 — 00:01:50.690 --> 00:01:51.936 次はユダヤ人が攻撃された 00:01:51.936 --> 00:01:54.838 そして とうとう私の番が来た 00:01:54.838 --> 00:01:59.509 でも私のために 声をあげる人は残っていなかった」 00:01:59.509 --> 00:02:02.638 ニーメラーは この詩で 本質を捉えています 00:02:02.638 --> 00:02:05.970 知性の核となる本質の理解です 00:02:05.970 --> 00:02:08.684 「手がかり」と 呼んでもいいでしょう 00:02:08.684 --> 00:02:11.245 これはテストのようなものです 00:02:11.245 --> 00:02:13.037 隠れた危機を察知して 00:02:13.037 --> 00:02:15.541 対処できるか? 00:02:15.541 --> 00:02:19.031 自分や仲間を救えるか? 00:02:19.031 --> 00:02:20.770 アリは上手く対処します 00:02:20.770 --> 00:02:22.853 ウシはそれほどでもありません 00:02:22.853 --> 00:02:25.283 皆さんはパターンを 見いだせるでしょうか? 00:02:25.283 --> 00:02:27.630 パターンを見つけ 理解して 00:02:27.630 --> 00:02:31.682 行動を起こせるでしょうか 00:02:31.682 --> 00:02:33.609 3つ目は 青年です 00:02:33.609 --> 00:02:35.910 友人のアーロン・シュワルツです 00:02:35.910 --> 00:02:37.341 彼はティムの友達です 00:02:37.341 --> 00:02:39.373 皆さんの中にも友人がたくさんいます 00:02:39.373 --> 00:02:40.798 7年前に 00:02:40.798 --> 00:02:43.784 アーロンが私のところに来て たずねました 00:02:43.784 --> 00:02:46.367 私は初めての TEDトーク直前でした 00:02:46.367 --> 00:02:48.790 自信満々で彼に話したのは 00:02:48.790 --> 00:02:51.297 『法が創造性を圧迫する』という トークのことです 00:02:51.297 --> 00:02:52.906 アーロンは私を見て 00:02:52.906 --> 00:02:54.857 少しイライラしながら言いました 00:02:54.857 --> 00:02:58.950 「いったいどうやって その問題を 00:02:58.950 --> 00:03:00.990 解決するんだい? 00:03:00.990 --> 00:03:02.792 著作権政策や ネット政策や 00:03:02.792 --> 00:03:05.982 そういう問題に どう取り組むって言うんだい? 00:03:05.982 --> 00:03:09.215 政府の仕組みが 00:03:09.215 --> 00:03:12.060 根本的に腐敗しているというのに」 00:03:12.060 --> 00:03:14.665 これには少しうんざりしました 00:03:14.665 --> 00:03:16.650 お祝いムードに 水を差されたからです 00:03:16.650 --> 00:03:17.817 だから私は言いました 00:03:17.817 --> 00:03:20.911 「アーロン それは 私の専門分野じゃない」 00:03:20.911 --> 00:03:23.467 彼は言いました 「それは学者としてだろ?」 00:03:23.467 --> 00:03:26.061 「ああ 学者としての 専門分野ではない」 00:03:26.061 --> 00:03:29.392 「じゃあ市民としてはどうだ? 00:03:29.392 --> 00:03:32.819 1人の市民としては?」 00:03:32.819 --> 00:03:34.415 これがアーロンのやり方でした 00:03:34.415 --> 00:03:39.476 彼は何も説かず たずねました 00:03:39.476 --> 00:03:41.226 でも彼の問いは 00:03:41.226 --> 00:03:43.914 4才になる自分の子の ハグと同じくらい雄弁でした 00:03:43.914 --> 00:03:45.330 彼は私に言ったものです 00:03:45.330 --> 00:03:47.262 「手がかりを 見つけ出すべきだよ 00:03:47.262 --> 00:03:48.938 「手がかりを 見つけ出すべきだよ 00:03:48.938 --> 00:03:52.000 だって この民主主義の オペレーティングシステムは 00:03:52.000 --> 00:03:53.507 コアに欠陥があるんだ 00:03:53.507 --> 00:03:57.805 でも 僕らの民主主義では 3,600億回 決断を下したら 00:03:57.805 --> 00:03:59.597 間違うのは1回だけじゃない 00:03:59.597 --> 00:04:01.418 毎回 毎回 — 00:04:01.418 --> 00:04:03.814 あらゆる重要な問題で誤るんだ 00:04:03.814 --> 00:04:08.347 この政治社会の愚かさに 終止符を打つべきなんだ 00:04:08.347 --> 00:04:09.990 僕らは“アリの編隊的態度”を 身につけなくちゃ 00:04:09.990 --> 00:04:12.762 僕らは“アリの編隊的態度”を 身につけなくちゃ 00:04:12.762 --> 00:04:14.532 — この言葉はネットで見ました 00:04:14.532 --> 00:04:16.603 アリは見分ける力を持っている 00:04:16.603 --> 00:04:19.242 その力を使えば 欠陥を見つけ出し 00:04:19.242 --> 00:04:25.055 同胞を そして 民衆を救うことができるんだ」 00:04:25.055 --> 00:04:26.533 アーロンを知る人なら 00:04:26.533 --> 00:04:30.171 彼が1年ほど前に 00:04:30.171 --> 00:04:32.503 亡くなったこともご存知でしょう 00:04:32.503 --> 00:04:34.039 彼が亡くなったのは 00:04:34.039 --> 00:04:35.919 私がTEDに出る6週間ほど前でした 00:04:35.919 --> 00:04:37.814 依頼してくれたクリスには 本当に感謝しました 00:04:37.814 --> 00:04:39.245 依頼してくれたクリスには 本当に感謝しました 00:04:39.245 --> 00:04:41.445 確かに素晴しい機会でしたが 00:04:41.445 --> 00:04:43.729 話す機会を得たから 感謝したわけではありません 00:04:43.729 --> 00:04:47.162 極度の憂うつから 抜け出せたからです 00:04:47.162 --> 00:04:51.671 言葉で表せない程の 悲しみでした 00:04:51.671 --> 00:04:52.951 だからこそ集中することが — 00:04:52.951 --> 00:04:57.266 聴衆に向けて何を話すかに 集中する必要があったのです 00:04:57.266 --> 00:04:59.468 それに救われたのです 00:04:59.468 --> 00:05:01.417 でも このコミュニティーの 00:05:01.417 --> 00:05:05.892 興奮や熱狂 そしてパワーを感じてからは 00:05:05.892 --> 00:05:08.443 汚職の問題を 00:05:08.443 --> 00:05:10.960 より不毛でなく 00:05:10.960 --> 00:05:14.749 アカデミックでもない形で 扱いたいと強く願うようになりました 00:05:14.749 --> 00:05:16.605 それで私達は 政治運動のターゲットとして 00:05:16.605 --> 00:05:19.273 ニューハンプシャー州に 注目し始めました 00:05:19.273 --> 00:05:21.810 ニューハンプシャー州予備選挙は 極めて重要だからです 00:05:21.810 --> 00:05:23.600 ニューハンプシャー州予備選挙は 極めて重要だからです 00:05:23.600 --> 00:05:26.201 ニューハンプシャー反乱軍を組織して 00:05:26.201 --> 00:05:28.519 どうやって この汚職の問題を 00:05:28.519 --> 00:05:31.769 2016年の大統領選の 争点にするかを検討し始めました 00:05:31.769 --> 00:05:35.210 一方で私の心を捉えた 人物がいました 00:05:35.210 --> 00:05:40.547 ドリス・ハドック またの名を グラニーDという女性です 00:05:40.547 --> 00:05:43.909 15年前の 1999年1月1日に 00:05:43.909 --> 00:05:48.738 当時 88歳のグラニーDは ― 00:05:48.738 --> 00:05:52.008 ロサンゼルスから 主都ワシントンに向けて 00:05:52.008 --> 00:05:54.970 歩き出しました 00:05:54.970 --> 00:05:57.698 胸には こんなメッセージを 掲げていました 00:05:57.698 --> 00:06:00.282 「財政改革キャンペーン」 00:06:00.282 --> 00:06:03.010 それから18か月経って 00:06:03.010 --> 00:06:04.820 90歳になった彼女は 00:06:04.820 --> 00:06:07.346 数百人を引き連れて ワシントンに着きました 00:06:07.346 --> 00:06:09.664 中には議員も大勢いました 00:06:09.664 --> 00:06:12.572 彼らは彼女と歩くために 1.5キロほど郊外へ 00:06:12.572 --> 00:06:14.460 車で行っただけですが 00:06:14.460 --> 00:06:16.602 (笑) 00:06:16.602 --> 00:06:19.892 ただ私には13か月もかけて 国内を横断する ― 00:06:19.892 --> 00:06:21.534 時間がありません 00:06:21.534 --> 00:06:24.176 3人の子どもは 歩くのが大嫌いですし 00:06:24.176 --> 00:06:25.578 なぜか分かりませんが 私の妻は ― 00:06:25.578 --> 00:06:27.476 なぜか分かりませんが 私の妻は ― 00:06:27.476 --> 00:06:28.645 子ども以上に嫌がるので そんなに歩くのは無理でした 00:06:28.645 --> 00:06:29.950 子ども以上に嫌がるので そんなに歩くのは無理でした 00:06:29.950 --> 00:06:31.110 でも私はこう考えました 00:06:31.110 --> 00:06:33.658 グラニーDの方法を 利用できないだろうか? 00:06:33.658 --> 00:06:35.790 5,000キロは無理でも 300キロなら? 00:06:35.790 --> 00:06:39.710 1月にニューハンプシャー州を 00:06:39.710 --> 00:06:43.314 縦断するのはどうだろう? 00:06:43.314 --> 00:06:45.540 そこで私たちは 00:06:45.540 --> 00:06:48.426 アーロンの命日の1月11日に歩き始め 00:06:48.426 --> 00:06:52.169 グラニーDの誕生日にあたる 00:06:52.169 --> 00:06:56.515 1月24日にゴールしました 00:06:56.515 --> 00:07:01.095 延べ200人が参加して ニューハンプシャーの 00:07:01.095 --> 00:07:04.869 最北端から最南端まで 汚職について語りながら 00:07:04.869 --> 00:07:07.265 歩いたのです 00:07:07.265 --> 00:07:08.865 私には予想外で 00:07:08.865 --> 00:07:11.426 とても驚いたのですが 00:07:11.426 --> 00:07:14.021 この問題を語り合った人々は 00:07:14.021 --> 00:07:19.496 1人残らず 怒りをあらわにしていました 00:07:19.496 --> 00:07:24.602 アンケートによると アメリカ人の96%が 00:07:24.602 --> 00:07:26.441 政治における金の影響力を 弱めるべきだと考えています 00:07:26.441 --> 00:07:28.687 政治における金の影響力を 弱めるべきだと考えています 00:07:28.687 --> 00:07:30.703 一方 政治家や評論家は ― 00:07:30.703 --> 00:07:32.523 汚職問題に有効な対策はなく 国民も無関心だと主張し 00:07:32.523 --> 00:07:33.859 汚職問題に有効な対策はなく 国民も無関心だと主張し 00:07:33.859 --> 00:07:36.155 その根拠として 00:07:36.155 --> 00:07:38.009 国民の91%が 00:07:38.009 --> 00:07:42.531 「この問題に有効な対策はない」と 答えていることをあげます 00:07:42.531 --> 00:07:45.353 この96%と91%という 数字の間にあるのは 00:07:45.353 --> 00:07:47.830 私たちのあきらめの態度です 00:07:47.830 --> 00:07:49.913 96%の人が スーパーマンのように 空を飛ぶことを望んでいるのに 00:07:49.913 --> 00:07:51.775 96%の人が スーパーマンのように 空を飛ぶことを望んでいるのに 00:07:51.775 --> 00:07:54.939 91%が そんなことは 無理だと信じているせいで 00:07:54.939 --> 00:07:57.605 高層ビルから飛ぶ衝動に駆られても 実際には しません 00:07:57.605 --> 00:07:58.915 高層ビルから飛ぶ衝動に駆られても 実際には しません 00:07:58.915 --> 00:08:00.921 自分の限界を受け入れているからです 00:08:00.921 --> 00:08:03.680 この改革にも同じ事が言えます 00:08:03.680 --> 00:08:07.973 でも人々に希望を与えれば 00:08:07.973 --> 00:08:14.690 絶対に不可能だという 思い込みは消えていきます 00:08:14.690 --> 00:08:18.305 ハーヴェイ・ミルクは言いました 希望を与えることは 00:08:18.305 --> 00:08:21.020 チャンスを与えること つまり変化を実現する方法を — 00:08:21.020 --> 00:08:23.109 考えられるようにすることです 00:08:23.109 --> 00:08:25.960 希望・・・ 00:08:25.960 --> 00:08:29.530 アーロンの友人である私たちが 彼から奪ったのは 00:08:29.530 --> 00:08:32.527 まさにこの希望でした 00:08:32.527 --> 00:08:38.126 私たちのせいで 彼は希望を失ったのです 00:08:38.126 --> 00:08:42.078 私はアーロンを 息子のように思っていました 00:08:46.233 --> 00:08:50.202 でも彼を失望させてしまった 00:08:50.202 --> 00:08:53.790 私は自分の国を愛しています 00:08:53.790 --> 00:08:56.144 そして 私は諦めるつもりはありません 00:08:56.144 --> 00:08:57.316 そして 私は諦めるつもりはありません 00:08:57.316 --> 00:09:01.009 そんな希望こそ どんなに困難に思えたとしても 00:09:01.009 --> 00:09:02.475 抱き続け 00:09:02.475 --> 00:09:07.175 勝ち取るべきものなのです 00:09:07.175 --> 00:09:08.469 では次に何をすべきか? 00:09:08.469 --> 00:09:11.630 最初の行進は200人でした 00:09:11.630 --> 00:09:15.032 来年は1,000人規模で 実施する予定です 00:09:15.032 --> 00:09:16.671 1月に色々なルートを 行進して 00:09:16.671 --> 00:09:19.181 1月に色々なルートを 行進して 00:09:19.181 --> 00:09:23.009 主張を広めるために 州都コンコードで集会をします 00:09:23.009 --> 00:09:25.569 さらに2016年 大統領予備選の直前に 00:09:25.569 --> 00:09:28.530 1万人が州を縦断し 00:09:28.530 --> 00:09:31.594 コンコードに集結して 主張を広めます 00:09:31.594 --> 00:09:34.365 行進をしていると 全国から問い合わせがきました 00:09:34.365 --> 00:09:36.223 「我が州でも行進が できないだろうか?」 00:09:36.223 --> 00:09:37.340 「我が州でも行進が できないだろうか?」 00:09:37.340 --> 00:09:39.719 そこで始めた運動が 00:09:39.719 --> 00:09:41.710 「グラニーDウォーカーズ」です 00:09:41.710 --> 00:09:43.837 全国の賛同者が 改革を求めて 00:09:43.837 --> 00:09:46.939 行進することになるでしょう 00:09:46.939 --> 00:09:49.219 さらに この行進には 00:09:49.219 --> 00:09:52.011 Thunderclapの創立者の1人 デビッド・カッシーノも 00:09:52.011 --> 00:09:53.630 参加してくれました 00:09:53.630 --> 00:09:55.488 彼は援助を申し出てくれて 00:09:55.488 --> 00:09:57.817 本日 公開するプラットフォームを 開発してくれました 00:09:57.817 --> 00:09:59.739 本日 公開するプラットフォームを 開発してくれました 00:09:59.739 --> 00:10:02.205 これは改革に賛同する ― 00:10:02.205 --> 00:10:04.883 有権者を集める仕組みです 00:10:04.883 --> 00:10:06.029 皆さんが ニューハンプシャー州に いようがいまいが ― 00:10:06.029 --> 00:10:08.681 皆さんが ニューハンプシャー州に いようがいまいが ― 00:10:08.681 --> 00:10:10.591 登録すると この問題に取り組む 候補者の所在が分かり 00:10:10.591 --> 00:10:13.579 登録すると この問題に取り組む 候補者の所在が分かり 00:10:13.579 --> 00:10:15.219 誰に投票するかを決められます 00:10:15.219 --> 00:10:18.137 その結果 改革が 00:10:18.137 --> 00:10:22.605 現実のものになるのです 00:10:22.605 --> 00:10:26.677 そして最後に 最も厄介な課題があります 00:10:26.677 --> 00:10:28.500 現代はスーパーPACの時代です 00:10:28.500 --> 00:10:30.609 昨日 メリアム=ウェブスター社は 00:10:30.609 --> 00:10:34.859 辞書にスーパーPACを のせることを発表しました 00:10:34.859 --> 00:10:38.499 正式に辞書に掲載されたのです 00:10:38.499 --> 00:10:43.894 そこで私達は5月1日 つまりメーデーの日に 00:10:43.894 --> 00:10:46.681 ある実験を予定しています 00:10:46.681 --> 00:10:48.498 私たちはあらゆるスーパーPACを 止めるためのスーパーPACを ― 00:10:48.498 --> 00:10:50.796 私たちはあらゆるスーパーPACを 止めるためのスーパーPACを ― 00:10:50.796 --> 00:10:54.060 立ち上げる予定です 00:10:54.060 --> 00:10:55.860 基本的な仕組みはこうです 00:10:55.860 --> 00:10:57.632 去年1年間 — 00:10:57.632 --> 00:11:01.352 アナリストや政治の専門家と一緒に 00:11:01.352 --> 00:11:04.684 ある費用の計算をしてきました 00:11:04.684 --> 00:11:07.106 抜本的な改革を実現するために 必要な票を議会で得るには 00:11:07.106 --> 00:11:08.926 抜本的な改革を実現するために 必要な票を議会で得るには 00:11:08.926 --> 00:11:11.728 いくらかかるだろうか? 5億ドル?10億ドル? 00:11:11.728 --> 00:11:13.568 何ドルになるだろうか? 00:11:13.568 --> 00:11:16.333 ただ それが何ドルになろうと 00:11:16.333 --> 00:11:18.438 クラウド・ファンディングを始めます 00:11:18.438 --> 00:11:20.369 Kickstarterは 政治運動には使えませんが 00:11:20.369 --> 00:11:23.140 最初は草の根運動を通して 00:11:23.140 --> 00:11:25.496 資金調達を始め 00:11:25.496 --> 00:11:28.476 少額の寄付を募って 00:11:28.476 --> 00:11:31.438 最終的には 壮大な目標の 達成を目指します 00:11:31.438 --> 00:11:33.438 いったんゴールを達成したら 00:11:33.438 --> 00:11:37.577 今度は多額の寄付を募って 00:11:37.577 --> 00:11:40.959 この問題で勝利するために 00:11:40.959 --> 00:11:44.482 必要なスーパーPACを 運営することを目指します 00:11:44.482 --> 00:11:45.824 必要なスーパーPACを 運営することを目指します 00:11:45.824 --> 00:11:48.718 政治における 金の影響力を変えるのです 00:11:48.718 --> 00:11:52.489 11月8日に — 00:11:52.489 --> 00:11:54.817 この日は アーロンが生きていれば 00:11:54.817 --> 00:11:58.508 30歳になる日だと 昨日 気づいたのですが 00:11:58.508 --> 00:12:01.200 11月8日には 00:12:01.200 --> 00:12:04.739 抜本的な改革という 発想に賛同する — 00:12:04.739 --> 00:12:06.826 218人の下院議員と 60人の上院議員の 00:12:06.826 --> 00:12:08.847 218人の下院議員と 60人の上院議員の 00:12:08.847 --> 00:12:11.140 当選を祝うことになるでしょう 00:12:11.140 --> 00:12:13.006 当選を祝うことになるでしょう 00:12:13.006 --> 00:12:16.768 昨日 私たちは いくつかの願いを聞きました 00:12:16.768 --> 00:12:18.856 一方 私の願いはこうです 00:12:18.856 --> 00:12:22.100 5月1日に — 00:12:22.100 --> 00:12:25.483 1人の青年の理想が 00:12:25.483 --> 00:12:29.964 「国民は1つ」という 重要な理念を背景にして 00:12:29.964 --> 00:12:32.425 国を1つにまとめることです 00:12:32.425 --> 00:12:35.902 私たちに約束された政府とは 00:12:35.902 --> 00:12:38.031 国民だけに従う政府です 00:12:38.031 --> 00:12:42.752 そして国民には 00:12:42.752 --> 00:12:45.601 マディソンが言うように 00:12:45.601 --> 00:12:49.178 金持ちだけでなく 貧しい人達も含まれます 00:12:49.178 --> 00:12:51.324 5月1日です 00:12:51.324 --> 00:12:55.503 皆さんもこの運動に 参加してください 00:12:55.503 --> 00:12:57.511 それは皆さんが 政治家だからでも 00:12:57.511 --> 00:12:59.127 専門家だからでもなく 00:12:59.127 --> 00:13:02.419 ましてや専門分野だからでもありません 00:13:02.419 --> 00:13:04.099 皆さんが 市民だからです 00:13:04.099 --> 00:13:07.770 皆さんが 市民だからです 00:13:07.770 --> 00:13:10.807 アーロンは私に そう問いかけました 00:13:10.807 --> 00:13:13.662 次は私が皆さんに 問いかける番です 00:13:13.662 --> 00:13:15.340 ありがとうございました 00:13:15.340 --> 00:13:23.385 (拍手)