1 00:00:00,000 --> 00:00:03,276 たとえば,あなたが私であなたが数学のクラスにいて 因数分解を習う所だとしましょう. 2 00:00:03,276 --> 00:00:07,144 問題は,あなたの先生がいかに因数分解が役に 立つのかを納得させるのに忙しすぎることです. 3 00:00:07,144 --> 00:00:10,580 普通の人にとっては,因数分解を使うのは, 試験に通ることとか, 4 00:00:10,580 --> 00:00:12,026 SAT(アメリカの大学進学のための試験) で 高得点をとるとかで, 5 00:00:12,026 --> 00:00:14,376 不幸なことに,どうして因数分解が実は面白いのかを 6 00:00:14,376 --> 00:00:16,387 話す時間がないのです. 7 00:00:16,387 --> 00:00:19,362 そんな状況では,退屈するのは 完璧に理にかなっています. 8 00:00:19,362 --> 00:00:21,932 ですから理にかなった人が誰でもするように, あなたはいたずら書きをはじめます. 9 00:00:21,932 --> 00:00:24,507 たぶんあなたの先生の催眠性のある声が 子守唄を思い出させるのでしょう. 10 00:00:24,522 --> 00:00:27,007 しかしあなたは星を描いています. 11 00:00:27,007 --> 00:00:29,373 あなたは私なので,あなたはすぐに普通の5点の星に 飽きてしまいます. 12 00:00:29,373 --> 00:00:31,696 そして思います.どうして5なのか? 13 00:00:31,696 --> 00:00:33,478 そこで探求を始めます. 14 00:00:33,478 --> 00:00:35,846 5点の星が一番簡単だと思います. 15 00:00:35,846 --> 00:00:38,249 星を描くのに一番少ない数の線で描けるからです. 16 00:00:38,249 --> 00:00:41,000 もちろん4点でも星は描けますが,あなたの星の定義では 17 00:00:41,000 --> 00:00:42,578 これは本当の星ではないですね. 18 00:00:42,578 --> 00:00:44,966 そして6点の星があります.これはなじみがありますね. 19 00:00:44,981 --> 00:00:46,898 しかしこれは5点の星とはまったく違います. 20 00:00:46,898 --> 00:00:48,669 なぜならこれは2つの分割された線(一筆)が あるからです. 21 00:00:48,669 --> 00:00:50,944 そしてあなたは6点の星を作るのに2つの3角形を 一緒にすることと, 22 00:00:50,944 --> 00:00:52,973 2つの4角を使って8点星を作るのと 23 00:00:52,973 --> 00:00:55,380 どっちが好きか考えています. 24 00:00:55,380 --> 00:01:00,012 どんな"p"点の偶数の星も 2つの "p/2" 角形からできます. 25 00:01:00,014 --> 00:01:03,878 ここまできたら,因数分解について考えるのは もうやめたいと思ったことでしょう. 26 00:01:03,878 --> 00:01:06,505 もしかしたら,星を描くのは良い考えでは なかったかもしれません. 27 00:01:06,505 --> 00:01:09,341 しかしちょっと待った! 4 点は偶数です. 28 00:01:09,341 --> 00:01:11,276 しかしだからといって2つの2角形から 星ができるでしょうか. 29 00:01:11,276 --> 00:01:13,778 多分2つしか辺がない多角形は存在しないと 聞いているでしょう. 30 00:01:13,778 --> 00:01:16,881 しかし星を描くという目的ではそれは上手くいきます. 31 00:01:16,881 --> 00:01:19,203 確かに 4 点の星は星みたいには見えません. 32 00:01:19,203 --> 00:01:22,547 しかし6点の星はこれら3つから できることに気がつきます. 33 00:01:22,547 --> 00:01:25,380 それはアスタリスクです.それは正当な星です. 34 00:01:25,380 --> 00:01:28,478 実は,2 で割り切れる点でできている星は 35 00:01:28,478 --> 00:01:30,713 アスタリスクのスタイルで描くことができます. 36 00:01:30,713 --> 00:01:32,181 しかしそれは多分あなたが 望んでいるものではないでしょう. 37 00:01:32,181 --> 00:01:34,335 あなたが望むものはいらずら描きのゲームです. それはこうです: 38 00:01:34,335 --> 00:01:36,337 "p"つの点を等間隔で円の上に描きます. 39 00:01:36,337 --> 00:01:38,197 番号 "q" を選びます. 40 00:01:38,197 --> 00:01:41,075 1つの点から始めて,q 離れた点を結びます. 41 00:01:41,075 --> 00:01:42,676 繰り返し. 42 00:01:42,676 --> 00:01:44,578 もしあなたが全部の点を結ぶ前に最初に戻ったら, 43 00:01:44,578 --> 00:01:46,046 結ばれていない寂しい点に飛んで続けます. 44 00:01:46,046 --> 00:01:47,381 これがどうやって星を描くかです. 45 00:01:47,381 --> 00:01:49,835 それは成功のゲームです.以前はあなたが考えたのは, 46 00:01:49,835 --> 00:01:51,336 走りに行くとか,もし窓が開いているなら, 47 00:01:51,336 --> 00:01:53,383 窓から叫んだりというのも 考えにいれるものの1つでしょう. 48 00:01:53,383 --> 00:01:55,049 しかし単に楽しんだだけではなく, 49 00:01:55,049 --> 00:01:57,743 このゲームそのものについて 興味を感じはじめることでしょう. 50 00:01:57,743 --> 00:01:59,444 面白い点は,もっとたくさんの点があると, 51 00:01:59,444 --> 00:02:01,680 星を描く方法ももっといろいろあるということです. 52 00:02:01,680 --> 00:02:05,039 私は7点の星を描くのが好きです. というのもそれを描く2つの良い方法があるからです. 53 00:02:05,039 --> 00:02:06,536 しかしそれらはどちらもシンプルです. 54 00:02:06,536 --> 00:02:09,814 ところでここで言っておきますが,私は数学の クラスで,実際に窓から抜け出したことはありません. 55 00:02:09,814 --> 00:02:12,008 他の科目ではそうしなかったとは言えませんが. 56 00:02:12,008 --> 00:02:14,925 8 も興味あります.単に素敵に星を描く方法が いくつかあるというだけではなく, 57 00:02:14,925 --> 00:02:16,412 2つの完全な多角形,それぞれは鉛筆を 持ち上げることなしに描けるもの 58 00:02:16,412 --> 00:02:19,148 から成るからです. 59 00:02:19,148 --> 00:02:20,573 そして9があります. 60 00:02:20,573 --> 00:02:22,872 それはいくつかのすてきな方法とは別に, 3つの3角形から作ることもできるからです. 61 00:02:22,872 --> 00:02:25,434 そしてあなたは私なので,あなたはナードです. つまり自分一人で楽しむことが好きです. 62 00:02:25,434 --> 00:02:27,842 あなたはこういう星をスクエア星(2乗星)と 呼ぶことにします. 63 00:02:27,842 --> 00:02:29,844 なぜならそれは面白い名前だからです. 64 00:02:29,844 --> 00:02:31,445 そしてあなたは他のスクエア星も描くことにします. 65 00:02:31,445 --> 00:02:32,333 4 つの4角形, 66 00:02:32,333 --> 00:02:33,512 2 つの2角形, 67 00:02:33,512 --> 00:02:35,847 完全につぶれてしまっている1 つの 1角形. 68 00:02:35,847 --> 00:02:38,754 不幸なことに5つの5角形はすでに どうなっているのかわかりません. 69 00:02:38,754 --> 00:02:41,808 それ以上になるとスクエア星の構造を 楽しむことが難しくなります. 70 00:02:41,808 --> 00:02:44,176 なので飽きてしまって,10点を 円の上に描くことにします. 71 00:02:44,176 --> 00:02:47,379 これは面白いです.というのもこの数は 小さな星を組み合わせて描くことのできる 72 00:02:47,379 --> 00:02:48,991 最初の星だからです. 73 00:02:48,991 --> 00:02:50,924 それは,2つの見飽きた 5 点の星. 74 00:02:50,924 --> 00:02:54,261 もちろんアスタリスク星は数に入れません.そうだとすると 8 は 2 つの 4点星,または 4 つの 2 点星,または 2 つの 2 点星と 1つの4点星です. 75 00:02:54,261 --> 00:02:57,749 しかし10は興味深いです.なぜなら組合せも 一通りではないからです. 76 00:02:57,749 --> 00:03:01,511 なぜならそれは5で割り切れて,5点星自身が 2つの方法で描けるからです. 77 00:03:01,511 --> 00:03:05,749 そして11です.それは分割することができません. というのも11は素数だからです. 78 00:03:05,749 --> 00:03:09,177 そしてあなたは円を分割する方法を予測できないか と思うようになります. 79 00:03:09,177 --> 00:03:10,754 それはどこかに戻る前に 最初までいくかということです. 80 00:03:10,754 --> 00:03:14,208 しかしエキサイティングなモジュロ算術の世界を 探求する前に,あなたは 12 へと行きます. 81 00:03:14,208 --> 00:03:16,169 それは本当にクールな数です. 82 00:03:16,169 --> 00:03:17,562 なぜならそれはたくさんの因数があるからです. 83 00:03:17,562 --> 00:03:18,954 しかし何かが気になるようになります. 84 00:03:18,954 --> 00:03:23,198 5つの5点星からできている25点星は スクエア星だろうか? 85 00:03:23,198 --> 00:03:26,541 これまであなたは五角形だけ考えてきました.なぜならそれより小さな数ではこの質問はないからです. 86 00:03:26,541 --> 00:03:28,273 どうしてこれを考えつかなかったのでしょうか? 87 00:03:28,273 --> 00:03:29,942 多分,あなたの先生は何か素数について 面白いことを言ったのでしょう. 88 00:03:29,942 --> 00:03:31,831 そしてその瞬間集中しそこなったのでしょう. 89 00:03:31,831 --> 00:03:32,331 そして,おやおや. 90 00:03:32,831 --> 00:03:33,879 もっとよくないことになりました. 91 00:03:33,879 --> 00:03:36,619 6 スクエアは 36 点星でしょうが, 6 つの6角形からできています. 92 00:03:36,619 --> 00:03:39,545 しかしもし6点星を使うことにしたら,それは 93 00:03:39,545 --> 00:03:41,037 12 の3角形の組合せと同じになります. 94 00:03:41,037 --> 00:03:44,049 それはスクエア星の精神にそったものには見えません. 95 00:03:44,049 --> 00:03:46,176 あなたはスクエア星をより厳密に定義すべきでした. 96 00:03:46,176 --> 00:03:49,813 しかしあなたは7番目のスクエア星を作る3つの方法が あるという考えは好きになるでしょう. 97 00:03:49,813 --> 00:03:53,196 とにかく,どういう星がどんな番号から できるかという理論全体は 98 00:03:53,196 --> 00:03:54,035 とても面白いです. 99 00:03:54,035 --> 00:03:56,874 そして私はこれをあなたの数学のクラスで 探求することをおすすめします.