1 00:00:14,006 --> 00:00:18,293 アメリカ海軍特殊部隊のダイバーたちは その任務に優れた能力を発揮します 2 00:00:18,994 --> 00:00:20,618 しかし 一つ問題があります 3 00:00:20,618 --> 00:00:23,407 ミッションを遂行する上で 能力に限界をきたす問題です 4 00:00:23,407 --> 00:00:26,118 我々はその問題解決に 集中して取り組んでいたのですが 5 00:00:26,118 --> 00:00:28,905 予期しなかった発見へとつながりました 6 00:00:28,905 --> 00:00:32,196 神経系疾患とがんに関する発見です 7 00:00:32,196 --> 00:00:35,579 問題は海軍特殊部隊が用いている 8 00:00:35,579 --> 00:00:37,340 酸素リブリーザー(再呼吸装置)を含む 特殊機器にありました 9 00:00:37,340 --> 00:00:39,952 酸素リブリーザー(再呼吸装置)を含む 特殊機器にありました 10 00:00:39,952 --> 00:00:43,219 リブリーザーを使用するメリットは 気泡を放出しないため非常に静かで 11 00:00:43,286 --> 00:00:44,953 リブリーザーを使用するメリットは 気泡を放出しないため非常に静かで 12 00:00:44,953 --> 00:00:47,747 特殊部隊が敵に察知されることを 防ぐことに役立ちます 13 00:00:47,950 --> 00:00:51,079 酸素リブリーザーのデメリットは 14 00:00:51,079 --> 00:00:53,702 高濃度の酸素と 15 00:00:53,702 --> 00:00:56,286 海底環境における高圧状態が 16 00:00:56,286 --> 00:00:59,120 けいれん発作を起こす可能性を 生み出すことです 17 00:00:59,120 --> 00:01:01,938 このようなけいれん発作はほとんど あるいは まったく警告なく起こり 18 00:01:01,938 --> 00:01:05,881 それを防ぐための効果的な予防策がありません 19 00:01:07,146 --> 00:01:10,441 それで 我々が疑問に思ったのは なぜけいれん発作が起きるのか 20 00:01:10,896 --> 00:01:14,120 そして どうしたら防止できるのかでした 21 00:01:14,120 --> 00:01:17,286 その疑問に答えるには 22 00:01:17,286 --> 00:01:19,452 海軍の研究所からの研究費が必要でした 23 00:01:19,452 --> 00:01:21,452 顕微鏡を開発し 24 00:01:21,452 --> 00:01:24,248 ハイパーバリック・チェンバーの中に 25 00:01:24,248 --> 00:01:26,305 高圧室ともいいますが その中に設置するためです 26 00:01:26,305 --> 00:01:29,840 この高圧室で海底環境と 27 00:01:29,840 --> 00:01:32,405 水中環境での圧力を再現することができました 28 00:01:32,405 --> 00:01:34,889 その技術を駆使し 29 00:01:34,889 --> 00:01:37,678 我々は脳内の神経細胞が 30 00:01:37,678 --> 00:01:40,437 高圧と高濃度の酸素にさらされると 31 00:01:40,437 --> 00:01:42,537 過剰に刺激されることを証明しました 32 00:01:42,537 --> 00:01:44,453 高濃度と高圧酸素による脳への過剰刺激は 33 00:01:44,453 --> 00:01:46,287 高濃度と高圧酸素による脳への過剰刺激は 34 00:01:46,287 --> 00:01:49,883 脳のエネルギー代謝を 減少させる原因となります 35 00:01:49,883 --> 00:01:51,738 それが起きたときに 36 00:01:51,738 --> 00:01:54,238 けいれん発作が起きる 潜在的原因となるのです 37 00:01:54,238 --> 00:01:58,035 そういった酸素発作はほとんど あるいは まったく警告なく発生し 38 00:01:58,035 --> 00:02:01,792 効果的な予防法はありません 39 00:02:02,744 --> 00:02:04,504 こういった薬剤抵抗性の発作は 40 00:02:04,504 --> 00:02:07,221 薬剤抵抗性の 41 00:02:07,221 --> 00:02:09,286 てんかん患者に似ており 42 00:02:09,286 --> 00:02:10,874 このような患者では 43 00:02:10,874 --> 00:02:14,339 特別な食事療法で 発作を予防することが可能です 44 00:02:14,339 --> 00:02:17,952 その食事療法を使った患者の1例が マイク・ダンサーです 45 00:02:17,952 --> 00:02:21,790 マイクはさまざまな発作抑制剤を使いましたが 46 00:02:21,790 --> 00:02:24,679 薬剤が重症の副作用を引き起こし 47 00:02:24,679 --> 00:02:28,239 発作を抑制できませんでした 48 00:02:28,239 --> 00:02:30,453 その重症の副作用が理由で 49 00:02:30,453 --> 00:02:33,880 発作抑制剤をやめた途端 50 00:02:33,880 --> 00:02:35,794 マイクの発作の頻度は高まりました 51 00:02:35,794 --> 00:02:37,954 マイクの発作の頻度は高まりました 52 00:02:37,954 --> 00:02:39,954 その頃 マイクは食事による 53 00:02:39,954 --> 00:02:41,904 発作を抑制する可能性のある 食事療法があることを知りました 54 00:02:41,904 --> 00:02:44,456 発作を抑制する可能性のある 食事療法があることを知りました 55 00:02:44,456 --> 00:02:46,925 それを実践してみると 発作の頻度が激減することがわかったのです 56 00:02:46,925 --> 00:02:49,789 それを実践してみると 発作の頻度が激減することがわかったのです 57 00:02:49,789 --> 00:02:52,914 マイクがその食事療法を取り入れてから 58 00:02:52,914 --> 00:02:54,679 5年が経ちましたが 59 00:02:54,679 --> 00:02:56,967 てんかん発作を薬剤なしに 60 00:02:56,967 --> 00:03:00,286 抑制できているということで 大変喜ばしいことです 61 00:03:00,286 --> 00:03:02,738 では ケトジェニックダイエットとは 何でしょうか? 62 00:03:02,738 --> 00:03:04,705 一般の食事に比べ 63 00:03:04,705 --> 00:03:07,837 ケトジェニックダイエットでは 非常に少ない炭水化物と 64 00:03:07,837 --> 00:03:09,912 非常に多くの脂質を摂取します 65 00:03:09,912 --> 00:03:12,566 この食事療法は何年も 活用されてきています 66 00:03:12,566 --> 00:03:14,628 体重調整をしたり 67 00:03:14,628 --> 00:03:16,484 減量ですね 68 00:03:16,484 --> 00:03:19,540 血糖値を制御 あるいは下げる目的のためにです 69 00:03:19,540 --> 00:03:20,879 しかし 最も重要なのは 70 00:03:20,879 --> 00:03:24,105 ケトジェニックダイエットは 薬剤が効果を示さないときにも 71 00:03:24,105 --> 00:03:26,580 けいれん発作を制御することが 証明されているということです 72 00:03:26,580 --> 00:03:30,620 ケトジェニックダイエットの 治癒効果の可能性について 73 00:03:30,620 --> 00:03:33,955 ケトジェニックダイエットの 治癒効果の可能性について 74 00:03:33,955 --> 00:03:35,837 チャーリー財団以上に公共教育に 努めてきた団体はありません 75 00:03:35,837 --> 00:03:39,288 ハリウッドプロデューサーの ジム・アブラハムスが創設した財団です 76 00:03:39,288 --> 00:03:42,290 ジムの息子 チャーリーは てんかん発作を患っていました 77 00:03:42,290 --> 00:03:43,890 非常に重症の発作が続き 78 00:03:43,905 --> 00:03:46,179 どんなに薬剤を増やしても 効果はありませんでした 79 00:03:46,179 --> 00:03:49,129 それでジムは代替療法に目を向け 80 00:03:49,129 --> 00:03:51,716 息子の発作をどうにかしたいと思ったのです 81 00:03:51,716 --> 00:03:54,224 いろいろ調べた結果 82 00:03:54,224 --> 00:03:56,388 ケトジェニックダイエットが 83 00:03:56,388 --> 00:03:59,078 ジョンズホプキンス病院で 活用されていることを知りました 84 00:03:59,078 --> 00:04:01,406 特に小児のてんかん発作に 使われていた治療法だったのです 85 00:04:01,406 --> 00:04:04,380 特に小児のてんかん発作に 使われていた治療法だったのです 86 00:04:04,380 --> 00:04:06,955 そこで ジムはチャーリーを ジョンズホプキンス病院に連れていき 87 00:04:06,955 --> 00:04:09,955 病院の栄養士と緊密に実践すると 88 00:04:09,955 --> 00:04:12,289 短期間のうちに 89 00:04:12,289 --> 00:04:15,178 チャーリーの発作は 制御可能になりました 90 00:04:15,178 --> 00:04:18,738 そして 実にチャーリーは 91 00:04:18,738 --> 00:04:20,705 ジョンスホプキンス病院で ケトジェニックダイエットを使って 92 00:04:20,705 --> 00:04:22,957 てんかんを完治することができました 93 00:04:22,957 --> 00:04:26,122 現在 チャーリーは実際には ケトジェニックダイエットはしていません 94 00:04:26,122 --> 00:04:29,253 それでも彼は発作を起こすことはないのです 95 00:04:29,253 --> 00:04:31,456 ケトジェニックダイエットは 96 00:04:31,456 --> 00:04:33,790 1型グルコース輸送体欠損症候群を含む さまざまな神経系疾患に効果があります 97 00:04:33,790 --> 00:04:38,905 1型グルコース輸送体欠損症候群を含む さまざまな神経系疾患に効果があります 98 00:04:38,905 --> 00:04:41,340 この疾患をかかえた子供たちは 99 00:04:41,340 --> 00:04:44,735 グルコースを脳細胞に 輸送することができません 100 00:04:44,735 --> 00:04:48,578 それによって脳はまさに飢餓状態になり 101 00:04:48,578 --> 00:04:52,878 発作を起こす原因となります 102 00:04:52,878 --> 00:04:55,405 皆さんもご存じのように 103 00:04:55,405 --> 00:04:58,957 脳はグルコースを主要燃料として使いますが 104 00:04:58,957 --> 00:05:02,905 ケトン体をエネルギーとして 使うことにも容易に慣れることができます 105 00:05:02,905 --> 00:05:06,455 脳は いわば ハイブリッドエンジンのようでしょう? 106 00:05:06,455 --> 00:05:09,456 グルコースを主要燃料として使いますが 107 00:05:09,456 --> 00:05:12,791 グルコースの量が限られている間は 108 00:05:12,791 --> 00:05:14,779 脳は簡単に 109 00:05:14,779 --> 00:05:18,013 他の燃料源を使うことに順応できるのです 110 00:05:19,045 --> 00:05:24,551 それで 我々はケトン体の 神経保護効果について研究するため 111 00:05:24,551 --> 00:05:28,293 海軍特別部隊ダイバーの酸素発作治療用に ケトン体サプリを作りました 112 00:05:28,293 --> 00:05:30,407 海軍特別部隊ダイバーの酸素発作治療用に ケトン体サプリを作りました 113 00:05:30,407 --> 00:05:32,580 ケトン体サプリのメリットは 114 00:05:32,580 --> 00:05:36,458 食事制限が不要なところにあります 115 00:05:36,458 --> 00:05:39,210 血中のケトンレベルを 高く維持するために 116 00:05:39,210 --> 00:05:41,458 食事制限が 必要でしたから 117 00:05:41,458 --> 00:05:44,605 ケトン体の治療への応用はたくさんあります 118 00:05:44,605 --> 00:05:47,456 体内の健康な細胞のほぼすべてが 119 00:05:47,456 --> 00:05:52,290 代替エネルギー源である燃料として ケトン体を使用できるからです 120 00:05:52,290 --> 00:05:56,879 驚くことに がん細胞は 121 00:05:56,879 --> 00:06:00,940 グルコースからケトン体へと 使う燃料を切り替える能力に欠けています 122 00:06:00,940 --> 00:06:04,791 ですから ある意味 がん細胞は壊れたハイブリッドエンジンなのです 123 00:06:04,791 --> 00:06:07,128 がん細胞は健康な細胞と比較すると 膨大な量のグルコースを使うのですが 124 00:06:07,128 --> 00:06:09,726 がん細胞は健康な細胞と比較すると 膨大な量のグルコースを使うのですが 125 00:06:09,726 --> 00:06:12,605 代替エネルギー源へと切り替える能力は 欠けているのです 126 00:06:12,605 --> 00:06:15,560 代替エネルギー源へと切り替える能力は 欠けているのです 127 00:06:15,560 --> 00:06:18,579 ということは 「糖依存症」は 128 00:06:18,579 --> 00:06:22,406 がん細胞にとっては 「アキレス腱」だといえるのです 129 00:06:22,406 --> 00:06:25,437 研究室でこの所見に発奮した私は 130 00:06:25,437 --> 00:06:27,880 一つ疑問をもちました 131 00:06:27,880 --> 00:06:32,437 がんの弱みに付け込むことができる栄養に 132 00:06:32,437 --> 00:06:36,628 なぜもっと着目しなかったのだろうと 133 00:06:36,628 --> 00:06:39,628 それで 糖依存症については 134 00:06:39,628 --> 00:06:45,005 80年以上前にオットー・ワールブルクが すでに着目していたことがわかったのです 135 00:06:45,005 --> 00:06:47,538 オットー・ワールブルクによる実験は 136 00:06:47,538 --> 00:06:50,405 ノーベル賞を受賞していますが 137 00:06:50,405 --> 00:06:56,791 がん細胞は代謝過程に障害があり 138 00:06:56,791 --> 00:06:59,178 その代謝障害が 139 00:06:59,178 --> 00:07:03,292 大量の糖取り込みの原因となっていることを その実験は証明しています 140 00:07:03,292 --> 00:07:06,700 近年ではボストン大学の トーマス・シーフリード博士が 141 00:07:06,700 --> 00:07:11,130 その道のまさにパイオニアで ワールブルクの仮説を実証し 142 00:07:11,130 --> 00:07:15,629 がんは代謝疾患の一つであることを 証明しています 143 00:07:15,629 --> 00:07:18,043 トムの実験では 144 00:07:18,043 --> 00:07:19,705 グルコース依存という特異的な代謝障害が がん細胞に認められ 145 00:07:19,705 --> 00:07:23,293 グルコース依存という特異的な代謝障害が がん細胞に認められ 146 00:07:23,293 --> 00:07:25,379 いろいろな毒性のない代替の治療法で 147 00:07:25,379 --> 00:07:30,178 それを標的にできると論証しています 148 00:07:30,178 --> 00:07:34,279 がん専門医が がん細胞のこの弱みを標的にするには 149 00:07:34,279 --> 00:07:36,467 それはグルコース過剰消費ということですが 150 00:07:36,467 --> 00:07:39,737 FGD-PETスキャンという機器を使います 151 00:07:39,737 --> 00:07:41,793 PETスキャンは 152 00:07:41,793 --> 00:07:45,604 がん細胞のグルコース過剰消費を 153 00:07:45,604 --> 00:07:49,606 その周りの健康な細胞との比較で とらえることができます 154 00:07:49,606 --> 00:07:54,293 これによってがん専門医が活用できる グルコース過剰消費の視覚化が可能になったのです 155 00:07:54,293 --> 00:07:56,178 これによってがん専門医が活用できる グルコース過剰消費の視覚化が可能になったのです 156 00:07:56,178 --> 00:07:58,212 しかし この情報は 157 00:07:58,212 --> 00:08:03,906 がん治療法選択に活用されてはいません 158 00:08:04,293 --> 00:08:07,204 グルコース過剰消費は 159 00:08:07,204 --> 00:08:10,794 低酸素環境における 160 00:08:10,794 --> 00:08:14,580 がん細胞の成長や増殖を可能にしています 161 00:08:14,580 --> 00:08:18,237 もう一つ興味あることを 研究室で観察しました 162 00:08:18,237 --> 00:08:20,735 高圧の酸素が がん細胞にダメージを与えるのです 163 00:08:20,735 --> 00:08:24,128 高圧の酸素が がん細胞にダメージを与えるのです 164 00:08:24,128 --> 00:08:25,891 がん細胞に高圧酸素を与えると 165 00:08:25,891 --> 00:08:29,735 がん細胞に高圧酸素を与えると 166 00:08:29,735 --> 00:08:34,128 活性酸素を過剰産生し 167 00:08:34,128 --> 00:08:36,960 細胞膜に損傷を与えるということを 我々は実証しました 168 00:08:36,960 --> 00:08:39,046 顕微鏡で高倍率に拡大すると 169 00:08:39,046 --> 00:08:41,629 細胞膜表面に起伏が観察され 170 00:08:41,629 --> 00:08:45,285 細胞膜に損傷があることを示しています 171 00:08:45,285 --> 00:08:46,877 さらに興味深いことに 172 00:08:46,897 --> 00:08:50,799 がん細胞に損傷を与えるのと 同圧の酸素は 173 00:08:50,909 --> 00:08:54,199 健康な脳細胞には無害だったのです 174 00:08:55,039 --> 00:08:57,435 それらの実験結果に奮起した我々は 175 00:08:57,435 --> 00:09:02,961 ケトジェニックダイエットと 高圧酸素の組み合わせを 176 00:09:02,961 --> 00:09:06,078 マウスの転移性がんモデルで 実験することにしました 177 00:09:08,161 --> 00:09:12,128 画像で光っている部分は 178 00:09:12,128 --> 00:09:15,296 転移性がん細胞の増殖と転移を示しています 179 00:09:15,296 --> 00:09:18,463 転移性がん細胞の増殖と転移を示しています 180 00:09:18,463 --> 00:09:21,736 この研究ではがん治療にとっての 181 00:09:21,736 --> 00:09:25,360 新しい 毒性のない 別の治療法の 有効性を実証しています 182 00:09:25,360 --> 00:09:28,240 新しい 毒性のない 別の治療法の 有効性を実証しています 183 00:09:28,240 --> 00:09:31,604 海軍特別部隊のプロジェクトとして 発足したものが 184 00:09:31,604 --> 00:09:35,269 ケトン体サプリをとりいれた 酸素発作への有効な予防法へとつながり 185 00:09:35,269 --> 00:09:37,340 ケトン体サプリをとりいれた 酸素発作への有効な予防法へとつながり 186 00:09:37,340 --> 00:09:39,887 ケトン体サプリをとりいれた 酸素発作への有効な予防法へとつながり 187 00:09:39,887 --> 00:09:41,703 最終的にはこの予期せぬ発見へと 我々を導いてくれました 188 00:09:41,703 --> 00:09:45,296 最終的にはこの予期せぬ発見へと 我々を導いてくれました 189 00:09:45,296 --> 00:09:47,296 ここで疑問となるのは 190 00:09:47,296 --> 00:09:51,338 毒性のない治療法で がんを治療することができるのか?です 191 00:09:51,338 --> 00:09:54,650 私自身は可能だと信じています 192 00:09:54,650 --> 00:09:56,736 それに多くのけいれん発作患者やがん患者の 皆さんにも励まされました 193 00:09:56,736 --> 00:10:00,129 それに多くのけいれん発作患者やがん患者の 皆さんにも励まされました 194 00:10:00,129 --> 00:10:03,538 彼らは自身の完治困難な病気に この代替的な治療法を活用しているのです 195 00:10:03,538 --> 00:10:07,045 彼らは自身の完治困難な病気に この代替的な治療法を活用しているのです 196 00:10:07,899 --> 00:10:12,890 多くの疾病に対する将来の治療と予防は 197 00:10:13,296 --> 00:10:16,938 ヒポクラテスによる古代の叡智を よりどころとすることになるかもしれません 198 00:10:16,938 --> 00:10:19,962 ヒポクラテスは「食物を汝の薬とせよ」と 言い残しているのですから 199 00:10:19,962 --> 00:10:21,838 ありがとうございました 200 00:10:21,838 --> 00:10:23,852 (拍手)