WEBVTT 00:00:18.627 --> 00:00:20.727 親としての夢は 何でしょうか? 00:00:20.727 --> 00:00:26.107 親としての夢を 2語で表すように尋ねると 00:00:27.003 --> 00:00:30.833 おそらく殆どの人は 「健康な子供」と 答えるでしょう 00:00:31.499 --> 00:00:37.319 私達が携帯で 立派に育った 子供の写真を見せる時 00:00:38.044 --> 00:00:39.312 実のところ 00:00:39.312 --> 00:00:41.504 自分自身の事を 話しているのです 00:00:41.504 --> 00:00:43.434 その子を作ったのは 自分ですからね 00:00:43.434 --> 00:00:44.776 (笑) 00:00:44.776 --> 00:00:48.066 それは 自我の延長なのです 00:00:49.546 --> 00:00:53.042 私達の2番目の子供は 1984年に生まれました 00:00:53.532 --> 00:00:57.768 息子には 戦争で亡くなった 私の弟の名前をつけました 00:00:57.768 --> 00:01:03.128 私達よりも優れ 成功し より才能のある事を期待したのです 00:01:03.296 --> 00:01:04.696 誇りの源です 00:01:06.400 --> 00:01:08.818 息子が18か月の時 00:01:08.818 --> 00:01:10.990 妻のディディと私は 00:01:10.990 --> 00:01:15.500 心療内科医から 診断が下されました 00:01:16.000 --> 00:01:21.870 「息子さんは 自閉症と知的障害を 合わせもっています 00:01:22.903 --> 00:01:26.243 おそらく話す事は できないでしょう 00:01:26.243 --> 00:01:31.683 おそらく一生子供の精神年齢の ままでしょう」 と言われたのです 00:01:33.597 --> 00:01:35.796 ショックでした 00:01:35.796 --> 00:01:38.776 天地がひっくり返ったかのようでした 00:01:39.608 --> 00:01:43.698 親としての夢は 悪夢となってしまったのです 00:01:44.228 --> 00:01:50.248 息子に将来がないのに どうやって 私達は生きていけば いいのでしょう? 00:01:51.724 --> 00:01:55.754 息子は生涯で1言も言葉を 発した事は ありませんでした 00:01:56.471 --> 00:02:01.741 (ヘブライ語で)「アパ/パパ」 「エマ/ママ」とは言いませんでした 00:02:02.355 --> 00:02:04.315 目を合わせる事は しませんでした 00:02:05.413 --> 00:02:09.092 息子は 私の人生で 最高の先生でした 00:02:09.092 --> 00:02:10.187 彼に教わりました― 00:02:10.187 --> 00:02:13.797 (拍手) 00:02:17.734 --> 00:02:21.781 他の誰よりも 息子から教わったのは 00:02:21.781 --> 00:02:27.821 自分自身の事、私達の社会 息子のような子供達の事です 00:02:28.594 --> 00:02:33.324 このような子供達は 自分で 食べる事ができないし 00:02:33.324 --> 00:02:35.596 服を着る事もできないし 00:02:35.596 --> 00:02:40.376 「オムツを交換して」と 言う事さえできません 00:02:40.376 --> 00:02:45.647 このような子供達は終身刑を2度宣告されて 苦しめられるのです 00:02:45.647 --> 00:02:50.057 1度目は一生 心身の障害を負う事 00:02:50.682 --> 00:02:56.702 2度目はある日 障害者施設に送られる事で― 00:02:56.702 --> 00:03:00.458 それは一生刑務所に いるのと同じです 00:03:01.760 --> 00:03:03.811 息子が生まれた時 00:03:06.271 --> 00:03:07.813 その当時 00:03:07.813 --> 00:03:13.903 私は特殊部隊の指揮官で 33歳の中佐として 00:03:14.276 --> 00:03:16.616 スーダンで作戦を指揮していました 00:03:17.207 --> 00:03:24.057 エチオピアで生命の危険にさらされている ユダヤ人を 00:03:24.057 --> 00:03:27.083 世界唯一のユダヤ人の祖国 イスラエルへ救出する任務です 00:03:27.083 --> 00:03:30.328 これは 多くの戦闘の模様です 00:03:30.328 --> 00:03:36.298 レバノン、シリア、ヨルダン、エジプトと 中東地域全域に渡るものです 00:03:37.251 --> 00:03:39.021 こちらは 00:03:39.021 --> 00:03:41.854 1976年のエンテベに於ける 00:03:41.854 --> 00:03:45.114 非常に有名な 人質救出作戦です 00:03:45.114 --> 00:03:51.024 捕らえられ1週間もの間 人質となった 105人のイスラエル人の 00:03:51.393 --> 00:03:54.553 救出作戦を実行しました 00:03:54.553 --> 00:03:56.513 私はその地に最初に降り立ち 00:03:56.513 --> 00:03:59.623 (拍手) 00:04:02.408 --> 00:04:07.338 私はその地に最初に降り立ち 最後まで エンテベの飛行場に残りました 00:04:07.338 --> 00:04:13.846 こちらは 1973年の 第4次中東戦争の様子です 00:04:15.201 --> 00:04:19.380 この戦争では 多くの友人を亡くしました 00:04:20.415 --> 00:04:25.275 明日の朝まで生きられないと 思う瞬間がよくありました 00:04:25.810 --> 00:04:31.930 しかし とりわけ 戦争の終結時に 00:04:31.930 --> 00:04:35.508 母と電話で交わした会話を 思い出します 00:04:36.408 --> 00:04:39.836 私の弟はゴラン高原で戦いました 00:04:39.836 --> 00:04:43.048 私は南部で戦いました 訊くのが怖かったのですが 00:04:43.048 --> 00:04:46.992 思い切って 母に尋ねると 00:04:46.992 --> 00:04:51.792 「エランは亡くなったの エランはもういなくなったのよ」と言いました 00:04:51.792 --> 00:04:53.770 弟は殺されたのです 00:04:53.770 --> 00:04:55.269 私は家に一度戻り 00:04:55.269 --> 00:05:00.043 弟の最後の戦闘を確かめる為 ゴラン高原に行きました 00:05:00.043 --> 00:05:02.468 弟の乗っていた戦車の燃えかすを 見つけました 00:05:02.468 --> 00:05:07.103 驚いた事に 弟は シリアの戦車に被弾して 00:05:07.103 --> 00:05:13.443 車外に放り出され 血を流し続け 7日間も 助けを求めて叫んでいたと知りました 00:05:15.311 --> 00:05:18.070 ようやく救出されたとき 彼は 既に亡くなっていました 00:05:19.480 --> 00:05:23.635 私は激怒し 不満と怒りに満ちていました 00:05:23.635 --> 00:05:25.575 そして心に誓ったのです 00:05:25.575 --> 00:05:31.325 負傷した戦士を 決して置き去りにしないと― 00:05:31.325 --> 00:05:33.905 (拍手) 00:05:39.298 --> 00:05:41.678 11年後 00:05:42.008 --> 00:05:45.958 妻のディディと私は 負傷した弟の生まれ変わりのような 00:05:45.958 --> 00:05:50.015 子供を育てていました 00:05:50.893 --> 00:05:54.729 そしてその子は こう言っているかのようでした 00:05:54.729 --> 00:05:59.529 「大好きなお父さん お父さんは 特殊部隊の事は 何でも知っているね 00:05:59.644 --> 00:06:03.064 士気の高い兵士のことも いろいろ知っている 00:06:03.064 --> 00:06:07.704 でもお父さんは 僕のような子供達の事は全く知らない 00:06:08.433 --> 00:06:11.302 恥、汚名、固定観念の事もね 00:06:11.302 --> 00:06:14.316 こっちへ来て お父さん 手を貸して 00:06:14.316 --> 00:06:21.006 行こうよ 僕みたいな子供達が 送り込まれる場所を見に行こう」 00:06:22.116 --> 00:06:25.757 私達は障害者施設を 次々に訪ねました 00:06:25.757 --> 00:06:29.777 汚くて、臭くて、暗い場所を 目にしました 00:06:30.991 --> 00:06:35.611 息子のような子供達は 無視され 虐待され 攻撃されます 00:06:36.270 --> 00:06:38.001 私達は泣いて 家に帰りました 00:06:38.901 --> 00:06:42.941 それから私達は 「恥」について学び始めたのです 00:06:43.641 --> 00:06:46.531 例えば ゴルダ・メイアです 00:06:47.410 --> 00:06:52.021 70年代の第4次中東戦争で 最高司令官の職務に就き 00:06:52.021 --> 00:06:56.882 1972年のミュンヘンでの イスラエル人オリンピック選手11人の 00:06:56.882 --> 00:07:02.542 虐殺事件の際に 敵を追詰める為 私と仲間を送り込みました 00:07:02.542 --> 00:07:07.624 ゴルダ・メイアはメイラという 女の子の祖母でもありました 00:07:08.134 --> 00:07:11.037 ダウン症の孫娘です 00:07:11.504 --> 00:07:16.334 メイラはイスラエルの人達に ゴルダが亡くなった後 言いました 00:07:16.870 --> 00:07:20.230 「祖母は一度も私に会いに来てくれなかった 私は愛されていなかった 00:07:20.230 --> 00:07:23.995 彼女は 私の存在を 心底恥じていたのです」 00:07:23.995 --> 00:07:27.535 ゴルダは 私の母に伝えました イスラエルの首相に 00:07:27.535 --> 00:07:32.475 知的障害のある孫娘がいる事を 口外してはならないと― 00:07:33.055 --> 00:07:39.657 さらに 著名人や普通の人々が 自分の子供達を海外や 00:07:39.657 --> 00:07:45.727 イスラエルの障害者施設に隠している という話を 数多く耳にしました 00:07:49.174 --> 00:07:54.504 私の頭の中で 息子の声が 聞こえています 00:07:54.732 --> 00:07:57.632 「大好きなお父さん 目を覚まして! 00:07:58.227 --> 00:08:03.127 僕は社会の人質だ 自分の力では何もできない 00:08:03.370 --> 00:08:05.612 僕の為に戦ってくれるの? 00:08:05.612 --> 00:08:08.095 社会を変えてくれるの? 00:08:08.095 --> 00:08:10.585 僕に希望をくれるの?」 00:08:14.271 --> 00:08:16.543 私達は息子の為に 戦う決心をしました 00:08:16.543 --> 00:08:19.853 息子を愛し 決して恥だと思わないと 心に決めたのです 00:08:21.616 --> 00:08:26.308 息子や彼のような人の為に 私達はビレッジを設立しました 00:08:26.308 --> 00:08:30.048 素晴らしい場所、楽園です 00:08:30.852 --> 00:08:35.034 もうこれ以上沈黙の壁に 囲まれた障害者施設の中に 00:08:35.485 --> 00:08:37.615 隔離するべきではなく 00:08:37.615 --> 00:08:40.315 社会支援施設で受け入れるべきです 00:08:40.315 --> 00:08:43.779 (拍手) 00:08:48.457 --> 00:08:52.202 そこは楽園、ユートピア社会です 00:08:52.202 --> 00:08:56.372 キリスト教、イスラム教、ユダヤ教徒 皆が息子のような子供達を世話する為 00:08:56.372 --> 00:08:58.853 見事に協力し合って働いています 00:08:58.853 --> 00:09:00.341 (拍手) 00:09:01.881 --> 00:09:03.491 子供達を愛する為です 00:09:05.343 --> 00:09:07.243 このビレッジでは 00:09:07.243 --> 00:09:11.863 最高の住居環境、最高の教育 最高の医療 00:09:11.863 --> 00:09:15.272 最高の食事、最高の衣服 最高の社会生活 00:09:15.272 --> 00:09:19.627 カルチャー、音楽、庭園など 必要な物全てを提供します 00:09:19.627 --> 00:09:22.257 そしてこのビレッジでは 00:09:22.837 --> 00:09:28.180 新しい受け入れ方や 統合のモデルを構築しました 00:09:28.180 --> 00:09:31.405 どのように? それは4つの柱から成り立っています 00:09:31.405 --> 00:09:33.179 1つ目はリハビリテーション 00:09:33.179 --> 00:09:34.904 2つ目は教育 00:09:34.904 --> 00:09:36.804 3つ目は訪問者 00:09:36.804 --> 00:09:39.143 4つ目はボランティアです 00:09:39.988 --> 00:09:43.348 リハビリテーションのモデルは このビレッジの外から訪れる 00:09:43.648 --> 00:09:48.418 毎日約200人の外来患者が 00:09:48.563 --> 00:09:53.420 息子のような重度障害児と一緒の ケアを求めて通います 00:09:53.420 --> 00:09:58.660 それは比喩的にも物理的にも 一緒のケアなのです 00:09:58.660 --> 00:10:04.223 戦闘によって負傷した戦士や 00:10:05.161 --> 00:10:08.218 脳卒中の後遺症のある人 00:10:08.218 --> 00:10:12.578 交通事故に遭った国会議員や ベドウィンのダウン症の女の子 00:10:12.578 --> 00:10:17.658 息子のような子供達 ―全員が同じプールの中にいるのです 00:10:17.658 --> 00:10:21.666 私達は様々なセラピー治療を 提供しています 00:10:21.666 --> 00:10:26.535 水療法、理学療法 音楽療法、乗馬 00:10:26.535 --> 00:10:31.785 動物療法、職業療法など ありとあらゆる療法です 00:10:32.130 --> 00:10:34.140 ここには 全てがあります 00:10:34.140 --> 00:10:37.650 2つ目の教育についてです 00:10:37.650 --> 00:10:41.578 リハビリセンターの中央には 00:10:41.578 --> 00:10:47.958 1歳以上の健常児が通える 普通の幼稚園を設置しました 00:10:49.117 --> 00:10:54.364 1歳から子供達には 恵まれず 重度の障害がある 00:10:54.364 --> 00:10:58.094 不自由な人を 受け入る事を教えます 00:10:58.094 --> 00:11:02.410 1歳から子供達に 社会の責任を 00:11:02.410 --> 00:11:03.855 教えるのです 00:11:03.855 --> 00:11:06.405 (拍手) 00:11:12.547 --> 00:11:15.787 3つ目の訪問者について― 00:11:16.642 --> 00:11:23.357 毎日約100人が見学に訪れます 00:11:24.537 --> 00:11:26.823 彼らは感動し 興奮します 00:11:26.823 --> 00:11:29.397 アメリカやヨーロッパから 00:11:29.397 --> 00:11:33.904 ツアー客、ハイテク関連企業者 戦士、退役軍人、親達が訪問します 00:11:34.464 --> 00:11:36.625 訪れた人々は 口々にこう言います 00:11:36.625 --> 00:11:42.025 「私達は貴方の考えを後押しし 社会を変える為に協力します 00:11:42.649 --> 00:11:45.029 私達はメッセンジャーです」 00:11:46.586 --> 00:11:49.688 4つ目のボランティアについて― 00:11:50.798 --> 00:11:53.768 ここには400人以上の ボランティアがいます 00:11:55.088 --> 00:11:58.608 ドイツから来る人達もいて 00:11:59.388 --> 00:12:02.513 このベルリンから来た 若いキリスト教徒はこう言います 00:12:02.513 --> 00:12:08.663 「私達は第二次世界大戦での 600万人のユダヤ人大虐殺の 00:12:08.663 --> 00:12:10.773 償いに来ています 00:12:10.773 --> 00:12:15.251 第二次世界大戦の開戦時に ヒトラーが障害者を殺害した 00:12:15.251 --> 00:12:17.891 その償いに来ているのです」 00:12:18.861 --> 00:12:20.268 彼らはこう言います 00:12:20.268 --> 00:12:23.678 「差別をなくそう 人種的偏見をなくそう 00:12:23.678 --> 00:12:25.788 人間は皆 同じなのだ 00:12:25.788 --> 00:12:30.655 私達は人権によって平等であり 権力によって平等なのではない」 00:12:31.267 --> 00:12:36.867 彼らは約100人のイスラム教徒や 南部から来たベドウィン 00:12:36.867 --> 00:12:41.599 約600人のユダヤ人と共に 非常によく協働し 00:12:42.579 --> 00:12:47.230 重度障害児の世話をしています 00:12:48.070 --> 00:12:52.470 彼らはこう言います 「私達は与えるよりも 多くの物を貰っています 00:12:53.540 --> 00:12:56.014 世界を変える為に 協力するつもりです 00:12:56.014 --> 00:13:00.054 あなたの外交大使となって 力をお貸しします」と 00:13:03.165 --> 00:13:07.655 今夜 2月6日で 00:13:08.747 --> 00:13:15.247 愛する息子が亡くなってから 丁度10年になります 00:13:16.555 --> 00:13:19.144 彼はもう私達とは 一緒にいません 00:13:19.144 --> 00:13:22.868 彼の為に建てたビレッジで 1年間という 00:13:22.868 --> 00:13:26.362 素晴らしい時間を過ごしました 00:13:26.362 --> 00:13:31.079 息子の精神は ビレッジの あらゆる所に 広がりました 00:13:31.079 --> 00:13:34.875 その精神は 私の心の中にもあります 00:13:34.875 --> 00:13:37.395 それはこの世界の「良心」なのです 00:13:37.395 --> 00:13:40.875 (拍手) 00:13:49.066 --> 00:13:51.427 14年前 00:13:51.427 --> 00:13:56.127 私はこのビレッジを 建設する為に 大佐の職を辞しました 00:13:57.237 --> 00:14:01.185 息子のスポークスマンになる為 社会を変える為 00:14:01.185 --> 00:14:07.205 息子と彼の仲間たちの為に戦い続け 人生の終わりまで 戦い続ける為です 00:14:07.886 --> 00:14:11.526 (拍手) 00:14:14.291 --> 00:14:16.452 1年前 00:14:16.452 --> 00:14:19.716 私はイスラエル国民に与えられる 00:14:19.716 --> 00:14:23.246 最高の賞を授与されました 00:14:23.246 --> 00:14:25.884 永年の貢献に対する イスラエルの賞ですが 00:14:26.604 --> 00:14:27.794 この賞は― 00:14:27.794 --> 00:14:30.714 (拍手) 00:14:30.900 --> 00:14:34.702 この賞は 私にではなく 息子に与えられるべきでした 00:14:34.702 --> 00:14:36.880 私はメッセンジャーに 過ぎないのです 00:14:38.080 --> 00:14:39.983 息子が私を変えてくれました 00:14:39.983 --> 00:14:46.113 彼が私をより良い人間―より謙虚で 利己的でなく 傲慢ではない人間にしてくれました 00:14:46.113 --> 00:14:50.054 もし息子のような子供達の数が 00:14:50.054 --> 00:14:54.274 世界人口の1%だとしたら 00:14:54.274 --> 00:14:58.054 その1%が 残りの99%を 変えられるのです 00:14:58.547 --> 00:15:05.487 私が息子から教わったように この1%の人が先生や教育者になれるのです 00:15:06.271 --> 00:15:10.942 この1%の人が 残りの99%を 00:15:10.942 --> 00:15:14.992 より謙虚で、利己的でなく 傲慢でない人に 変えられるのです 00:15:16.102 --> 00:15:19.872 (拍手) 00:15:23.457 --> 00:15:29.637 社会的連鎖は常に 弱い繋がりによって測られます 00:15:29.637 --> 00:15:36.207 私達が繋がりを強めるほど より良く 強力な社会になるのです 00:15:37.771 --> 00:15:39.402 軍隊では 00:15:39.402 --> 00:15:44.212 勇敢さや勇気を称えて 人々や戦士を表彰します 00:15:44.693 --> 00:15:46.083 私達の社会では 00:15:46.083 --> 00:15:49.656 最高の勲章は障害者― 00:15:49.656 --> 00:15:52.865 つまり息子のような 1%の子供達によって 00:15:52.865 --> 00:15:58.166 与えられる「人間」という勲章だと 思います 00:15:58.166 --> 00:15:59.616 有難うございました 00:15:59.616 --> 00:16:03.396 (拍手)