1
00:00:00,051 --> 00:00:03,014
私が今から説明するのは

2
00:00:03,014 --> 00:00:05,066
オハイオ州のクリーブランドにある

3
00:00:05,066 --> 00:00:08,058
NASAのグレン研究センターで
開発された

4
00:00:08,058 --> 00:00:10,060
究極のグリーン構想です

5
00:00:10,060 --> 00:00:12,490
では始める前に

6
00:00:12,490 --> 00:00:14,027
何がグリーンなのか
定義しましょう

7
00:00:14,027 --> 00:00:17,024
人に依ってはグリーンの
定義が違うからです

8
00:00:17,024 --> 00:00:19,017
グリーンとは環境的
かつ社会的な配慮の元に

9
00:00:19,017 --> 00:00:21,480
作られる生産物のことです

10
00:00:21,480 --> 00:00:24,668
グリーンと呼ばれているものは
山ほどありますが

11
00:00:24,668 --> 00:00:26,870
我々のはどういう意味でしょうか？

12
00:00:26,870 --> 00:00:29,923
３つの基準でグリーンを定義できます

13
00:00:29,923 --> 00:00:33,015
最初の基準：持続可能かどうか？

14
00:00:33,015 --> 00:00:36,539
つまり次世代利用の為

15
00:00:36,539 --> 00:00:39,034
保存しているかという事です

16
00:00:39,034 --> 00:00:43,007
代替手段か？
今日使っている物と違うか？

17
00:00:43,007 --> 00:00:45,812
または二酸化炭素排出量が

18
00:00:45,812 --> 00:00:48,396
従来のものより低いかという事です

19
00:00:48,396 --> 00:00:51,231
３つ目：再生可能か？

20
00:00:51,231 --> 00:00:54,987
それは太陽､風や水のように

21
00:00:54,987 --> 00:00:58,087
自然に補充される資源であるか？

22
00:00:58,909 --> 00:01:01,619
私のNASAでの仕事は次世代の

23
00:01:01,619 --> 00:01:04,815
航空用燃料を開発する事です

24
00:01:04,815 --> 00:01:07,644
究極のグリーンが なぜ航空用に？

25
00:01:07,644 --> 00:01:11,001
他のあらゆるものと比べても
航空機は燃料を

26
00:01:11,001 --> 00:01:16,017
最も使っているので
代替燃料を見つけ出す事は

27
00:01:16,017 --> 00:01:19,017
NASA公式の指針なのです

28
00:01:19,017 --> 00:01:21,685
NASAの目標は次世代の燃料—

29
00:01:21,685 --> 00:01:24,381
国産で安全で自然に優しいバイオ燃料を

30
00:01:24,381 --> 00:01:28,091
開発する事です

31
00:01:28,091 --> 00:01:30,959
今チャレンジしていることは

32
00:01:30,959 --> 00:01:33,849
先にあげた基準

33
00:01:33,849 --> 00:01:37,662
３つの条件全てを満たすのが
我々の究極のグリーンです

34
00:01:37,662 --> 00:01:40,052
なので＋がある
という事です

35
00:01:40,052 --> 00:01:45,049
グレン研究センター(GRC)の
ビッグ３は別の定義です

36
00:01:45,049 --> 00:01:51,000
世界の97％の水は塩水なので

37
00:01:51,000 --> 00:01:55,010
塩水を使うというのはどうでしょう？
三番目と組み合わせます

38
00:01:55,010 --> 00:01:58,042
耕地に適した土地は使いません

39
00:01:58,042 --> 00:02:00,222
耕地に適した土地は
既に利用されているので

40
00:02:00,222 --> 00:02:03,019
世界中で不足しているからです

41
00:02:03,019 --> 00:02:06,026
２番目：農作物と競合しない

42
00:02:06,026 --> 00:02:10,443
耕地は既に確立されていて
新しい物を加える必要はありません

43
00:02:10,443 --> 00:02:14,391
最後に最も貴重な地球上の資源

44
00:02:14,391 --> 00:02:19,051
真水は使いません

45
00:02:19,051 --> 00:02:22,022
世界の97.5%の水が塩水ならば

46
00:02:22,022 --> 00:02:24,519
2.5%は真水で

47
00:02:24,519 --> 00:02:27,060
人間が利用出来るのは
その0.5%以下です

48
00:02:27,060 --> 00:02:31,021
人口の60%は 地球の水の1%内で
生活しているからです

49
00:02:31,021 --> 00:02:36,013
私が挑戦しているのは
究極のグリーンであり

50
00:02:36,013 --> 00:02:38,261
さらにこのビッグ３条件を
満たすという事です

51
00:02:38,261 --> 00:02:42,007
グリーンラボへようこそ

52
00:02:42,007 --> 00:02:44,942
我々は次世代の航空用燃料を

53
00:02:44,942 --> 00:02:48,087
塩生植物を使い
研究に専念しています

54
00:02:48,087 --> 00:02:51,065
塩生植物は塩分に対して
耐性のある植物です

55
00:02:51,065 --> 00:02:55,093
多くの植物と違い
塩気のある土壌でも育ちます

56
00:02:55,093 --> 00:02:58,088
雑草を使う事もあれば

57
00:02:58,088 --> 00:03:01,019
藻を使って研究する事もあります

58
00:03:01,019 --> 00:03:03,010
この２年間に我々の研究所に

59
00:03:03,010 --> 00:03:06,020
3,600人が訪れました

60
00:03:06,020 --> 00:03:08,022
なぜ多くの人が訪問したのでしょうか？

61
00:03:08,022 --> 00:03:12,028
我々が特別な研究に
取り組んでいるからです

62
00:03:12,028 --> 00:03:14,597
下にはグリーンラボ

63
00:03:14,597 --> 00:03:17,049
右手の方には藻の写真が見えます

64
00:03:17,049 --> 00:03:20,002
もしあなたが次世代の
航空用燃料のビジネスに

65
00:03:20,002 --> 00:03:22,322
参加するのなら
藻は価値ある選択です

66
00:03:22,322 --> 00:03:24,001
現在資金提供も多く

67
00:03:24,001 --> 00:03:26,022
ラボには藻を使った
燃料プログラムがあり

68
00:03:26,022 --> 00:03:28,022
今 ２種類の藻を培養しています

69
00:03:28,022 --> 00:03:31,015
この写真の１つは
閉鎖型光バイオリアクターで

70
00:03:31,015 --> 00:03:35,036
もう一方に見えるのは
我々が育てている

71
00:03:35,036 --> 00:03:39,006
スセネデスムス・ジモルファス
という藻の一種です

72
00:03:39,006 --> 00:03:43,312
我々のNASAでの仕事は
実験的 計算的方法をとり

73
00:03:43,312 --> 00:03:48,007
閉鎖型光バイオリアクターで
よく混ぜる事です

74
00:03:48,007 --> 00:03:50,044
閉鎖型光バイオリアクターの問題は

75
00:03:50,044 --> 00:03:52,775
非常に高価で
自動化され自由が利かなく

76
00:03:52,775 --> 00:03:55,803
大規模培養が難しいのです

77
00:03:55,803 --> 00:03:57,428
では大規模培養には
何を使うのでしょうか？

78
00:03:57,428 --> 00:04:00,921
今 世界中で開放型ポンドシステムを使い
藻が培養されていますが

79
00:04:00,921 --> 00:04:04,442
それは ご覧頂いているような

80
00:04:04,442 --> 00:04:06,891
競技場トラックの様な形をした
水車がある楕円形のものです

81
00:04:06,891 --> 00:04:09,028
よく混ざりますが

82
00:04:09,028 --> 00:04:13,086
最後の４周目には 流れが悪くなります

83
00:04:13,086 --> 00:04:15,076
その解決法はあります

84
00:04:15,076 --> 00:04:18,040
ラボ内の開放型ポンドシステムでは

85
00:04:18,040 --> 00:04:21,055
自然に起きる「波」を使います

86
00:04:21,055 --> 00:04:24,747
開放型ポンドシステムでは
波のテクノロジーを使い

87
00:04:24,747 --> 00:04:29,431
95%が混ぜられ脂質の含有量は

88
00:04:29,431 --> 00:04:32,049
閉鎖型光バイオリアクターよりも
高くなります

89
00:04:32,049 --> 00:04:34,030
これはとても重要な事だと思います

90
00:04:34,030 --> 00:04:38,062
しかし藻には欠点があります
とても価格が高いのです

91
00:04:38,062 --> 00:04:43,165
安価に藻を生産できないのでしょうか？

92
00:04:43,165 --> 00:04:45,026
答えは イエスです

93
00:04:45,026 --> 00:04:48,049
塩生生物でやる事と同じ事をします

94
00:04:48,049 --> 00:04:52,004
気候適応です

95
00:04:52,004 --> 00:04:54,816
我々のラボには真水から塩水まで

96
00:04:54,816 --> 00:04:58,787
６つの主要な生態系があります

97
00:04:58,787 --> 00:05:02,546
可能性のある種を真水で始め

98
00:05:02,546 --> 00:05:05,274
少しずつ塩分を加えると

99
00:05:05,274 --> 00:05:07,406
次のタンクはブラジルと
同じ生態系になり

100
00:05:07,406 --> 00:05:10,502
サトウキビ畑のすぐ隣でも
この植物を育てられます

101
00:05:10,502 --> 00:05:14,745
その隣のタンクはアフリカ
その隣はアリゾナ

102
00:05:14,745 --> 00:05:17,056
その隣はフロリダ

103
00:05:17,056 --> 00:05:20,919
その隣はカリフォルニアか外洋と
似た環境になっています

104
00:05:20,919 --> 00:05:25,014
我々がしようとしている事は
世界中どこでも

105
00:05:25,014 --> 00:05:31,019
砂漠のような不毛の地にも
適応できる一種を探し出す事で

106
00:05:31,019 --> 00:05:33,057
今の所とてもうまく行っています

107
00:05:33,057 --> 00:05:35,701
しかし１つ問題があります

108
00:05:35,701 --> 00:05:41,428
農業には
５つの成功の条件があります

109
00:05:41,428 --> 00:05:45,043
種子､土壌､水､日光

110
00:05:45,043 --> 00:05:48,613
そして最後に肥料です

111
00:05:48,613 --> 00:05:52,168
よく化学肥料が使われますが

112
00:05:52,168 --> 00:05:54,868
我々は化学肥料を使いません

113
00:05:54,868 --> 00:06:00,023
こんなにたくさん植物があるなら
化学肥料を使っているはずだ

114
00:06:00,023 --> 00:06:04,228
と思われるかもしれませんが
塩水生態環境の分析結果では

115
00:06:04,228 --> 00:06:08,028
必要とされる物の80％は
これらのタンクの中にあります

116
00:06:08,028 --> 00:06:12,027
欠けている20%は
窒素とリンです

117
00:06:12,027 --> 00:06:14,083
これは自然界のもので解決します
魚です

118
00:06:14,083 --> 00:06:17,971
刺身にせず そのまま
タンクの中に入れます

119
00:06:17,971 --> 00:06:21,854
魚の糞を利用します

120
00:06:21,854 --> 00:06:26,019
淡水モーリーを使って
真水から海水にわたって

121
00:06:26,019 --> 00:06:29,041
気候適応の技術を
利用してきました

122
00:06:29,041 --> 00:06:36,037
淡水モーリーは安価で
子作りが大好き（笑）

123
00:06:36,037 --> 00:06:37,846
排泄するのが大好きです

124
00:06:37,846 --> 00:06:40,001
彼らが排泄するほど
多くの肥料が手に入り

125
00:06:40,001 --> 00:06:42,540
うまく行くのです
信じられないでしょうが

126
00:06:42,540 --> 00:06:47,805
土壌には普通のビーチの砂

127
00:06:47,805 --> 00:06:52,030
化石珊瑚を使っています

128
00:06:52,030 --> 00:06:56,001
“どうやって始めたんだ？”と
皆さんお訊ねになります

129
00:06:56,001 --> 00:07:01,006
室内バイオ燃料研究室と呼ばれる
種苗研究室で始めました

130
00:07:01,006 --> 00:07:05,401
26種の塩生植物があり

131
00:07:05,412 --> 00:07:08,684
５種が残りました
ここで何をしているかというと

132
00:07:08,684 --> 00:07:11,509
苗を酷な環境に入れています
死んでしまうのもいるので

133
00:07:11,509 --> 00:07:14,098
ここは「死のラボ」
と呼ばれるべきかもしれません

134
00:07:14,098 --> 00:07:16,418
次にグリーンラボに来ます

135
00:07:16,418 --> 00:07:18,176
下の隅に見えているのは

136
00:07:18,176 --> 00:07:20,364
排水処理植物実験です

137
00:07:20,364 --> 00:07:24,057
大型藻類を育てています
これは後で説明します

138
00:07:24,057 --> 00:07:28,043
最後に 私が確かにラボで
働いてるのが分かりますね

139
00:07:28,043 --> 00:07:31,775
ちゃんと仕事してる証拠も見せないとね
（笑）

140
00:07:31,775 --> 00:07:35,005
カブダチアッケシソウという種類です

141
00:07:35,005 --> 00:07:38,564
私の愛するすばらしい植物です

142
00:07:38,564 --> 00:07:42,030
どこに行こうと
全米で見かけるものです

143
00:07:42,030 --> 00:07:45,041
我々はこの植物が大好きです

144
00:07:45,041 --> 00:07:50,006
次はサリコルニア・ビゲロビ
世界でも稀に見る植物です

145
00:07:50,006 --> 00:07:52,052
最も脂質の高い植物です

146
00:07:52,052 --> 00:07:56,042
しかし欠点があります
背が低すぎるのです

147
00:07:56,042 --> 00:08:01,163
次にユウロペアです
最も大きく背の高い植物です

148
00:08:01,163 --> 00:08:03,081
ここで実現しようとしているのは

149
00:08:03,081 --> 00:08:07,462
自然淘汰で または生物学的適応させ
３条件を兼ね備えた

150
00:08:07,462 --> 00:08:11,578
背が高くて高脂質の植物を作る事です

151
00:08:11,578 --> 00:08:18,842
ハリケーンがデラウェア海岸を直撃した時
大豆畑が失われました

152
00:08:18,842 --> 00:08:21,706
そのときに新しいアイデアが生まれました

153
00:08:21,706 --> 00:08:27,017
デラウェアを回復する植物はないだろうか？
もちろん答えは イエス です

154
00:08:27,017 --> 00:08:30,991
コステレツキア・バージニカ
というアオイ科の一種は—

155
00:08:30,991 --> 00:08:34,009
早口言葉みたいですが—

156
00:08:34,009 --> 00:08:41,597
100%有用な植物で 種はバイオ燃料に
残りは家畜のえさになります

157
00:08:41,597 --> 00:08:45,036
もう10年になりますが
とてもうまく行っています

158
00:08:45,036 --> 00:08:48,363
では今から ジュズモをご覧ください

159
00:08:48,363 --> 00:08:51,585
過剰な栄養分を好む大型藻で

160
00:08:51,585 --> 00:08:54,007
水槽の濁った水の浄化に

161
00:08:54,007 --> 00:08:56,818
利用されているのを
ご存知の方もいるでしょう

162
00:08:56,818 --> 00:09:01,029
この種類は非常に重要です

163
00:09:01,029 --> 00:09:05,000
この植物の特性はプラスチックに似ていて

164
00:09:05,000 --> 00:09:10,378
これをバイオプラスチックに
変換しようとしています

165
00:09:10,378 --> 00:09:15,051
成功すればプラスチック製造業に
革命が起こります

166
00:09:15,051 --> 00:09:18,573
それで燃料プログラムに使う
種がありますが

167
00:09:18,573 --> 00:09:21,530
このバイオマスを
なんとかしなければなりません

168
00:09:21,530 --> 00:09:26,039
次世代の航空に
特化した航空用燃料を

169
00:09:26,039 --> 00:09:29,726
見つけ出すために

170
00:09:29,726 --> 00:09:33,636
ガスクロを使っての検出
脂質の最適化等を行っていきます

171
00:09:33,636 --> 00:09:38,056
今まで水と燃料についてお話してきましたが

172
00:09:38,056 --> 00:09:45,000
研究中 アッケシソウについて
興味深い事が発見されました

173
00:09:45,000 --> 00:09:48,686
アッケシソウは食用にもできます

174
00:09:48,686 --> 00:09:51,499
これは広める価値のあるアイデア
ですよね

175
00:09:51,499 --> 00:09:58,353
サハラ以南のアフリカ 
海に隣接した場所､塩水

176
00:09:58,353 --> 00:10:03,212
不毛の砂漠に植えて

177
00:10:03,212 --> 00:10:08,044
食料として また燃料として使えたら
どうでしょうか？

178
00:10:08,044 --> 00:10:11,845
しかも安価に作れるのです

179
00:10:11,845 --> 00:10:14,543
こちらのドイツの温室では

180
00:10:14,543 --> 00:10:17,007
このように健康食品として販売されています

181
00:10:17,007 --> 00:10:22,233
これは収穫物ですが中央にあるのは
塩漬けにされたエビ料理です

182
00:10:22,233 --> 00:10:26,846
これは冗談ですが
アッケシソウは海の豆､ シーアスパラガス

183
00:10:26,846 --> 00:10:30,319
ピックルウィードと呼ばれています

184
00:10:30,319 --> 00:10:33,730
つまり草の漬け物(pickle weed)を
漬け(pickle)ています

185
00:10:33,730 --> 00:10:35,852
ジョークのつもりでした（笑）

186
00:10:35,852 --> 00:10:39,225
下に見えるのはマスタードです

187
00:10:39,225 --> 00:10:41,612
マスタードと この塩生植物が合わされば

188
00:10:41,612 --> 00:10:44,760
とても素敵なスナックの出来上がりです

189
00:10:44,760 --> 00:10:47,022
ぜひクラッカーと一緒にどうぞ

190
00:10:47,022 --> 00:10:54,022
最後にアッケシソウのニンニク和え
私のお気に入りです

191
00:10:54,022 --> 00:10:58,997
これで水､燃料､食糧確保

192
00:10:58,997 --> 00:11:02,548
グリーンラボチーム無くして
実現できないことです

193
00:11:02,548 --> 00:11:07,529
マイアミ・ヒートのビッグスリーのように
NASA GRCにもビッグスリーがいます

194
00:11:07,529 --> 00:11:13,008
私とリーダーのヘンドリックス教授
それにシェイト博士の３人です

195
00:11:13,008 --> 00:11:17,537
グリーンラボの主力は学生達です

196
00:11:17,537 --> 00:11:21,452
２年以上で世界中から来た35人の学生が

197
00:11:21,452 --> 00:11:24,607
グリーンラボで働きました

198
00:11:24,607 --> 00:11:29,016
部門長によく言われます
“君たちはグリーン大学”だなってね

199
00:11:29,016 --> 00:11:31,551
私はこう答えています
“それで良いんです 次世代の

200
00:11:31,551 --> 00:11:36,575
究極のグリーン貢献者
育成が重要だからです”

201
00:11:36,575 --> 00:11:41,896
スピーチの初頭に述べた
我々が考えていることは

202
00:11:41,896 --> 00:11:48,023
世界の食料､燃料､水問題の
解決策でした

203
00:11:48,023 --> 00:11:51,017
その目的達成には
何かが欠けています

204
00:11:51,017 --> 00:11:55,808
我々は電気を使っていますが
それも解決策があります

205
00:11:55,808 --> 00:11:59,057
このようなクリーンエネルギーを
使っているのです

206
00:11:59,057 --> 00:12:03,478
２つの風力タービンが
ラボに接続されています

207
00:12:03,478 --> 00:12:07,005
これから４つか５つ加える事になっています

208
00:12:07,005 --> 00:12:10,615
とても興味深い物も使っています

209
00:12:10,615 --> 00:12:15,238
NASAグレン研究センターにある
太陽電池の設置場所です

210
00:12:15,238 --> 00:12:18,380
15年使われていませんでしたが

211
00:12:18,380 --> 00:12:21,143
電気工学エンジニアの同僚と私は

212
00:12:21,143 --> 00:12:23,286
まだこれは使えるとわかったので

213
00:12:23,286 --> 00:12:26,042
いま修理調節しています

214
00:12:26,042 --> 00:12:31,078
30日でグリーンラボに
接続できるようになるでしょう

215
00:12:31,078 --> 00:12:34,004
赤と黄色の囲みは何か説明しましょう

216
00:12:34,004 --> 00:12:37,271
多くの人はNASAの人間は
土曜日は休みだと思いがちですが

217
00:12:37,271 --> 00:12:40,189
これは土曜日に撮影した物です

218
00:12:40,189 --> 00:12:44,814
黄色いトラックしか見えませんが これは私のです
私は土曜日にも働いているんです（笑）

219
00:12:44,814 --> 00:12:46,647
これこそ私が働いている証拠です

220
00:12:46,647 --> 00:12:50,547
殆どの人のように
すべき仕事はしますから

221
00:12:50,547 --> 00:12:53,425
このような構想があります

222
00:12:53,425 --> 00:12:58,981
オハイオ州の
スマートグリッド構想のために

223
00:12:58,981 --> 00:13:03,044
マイクログリッドの試験台として
グリーンラボを使うのです

224
00:13:03,044 --> 00:13:08,951
我々にはそれを実現する能力があり
実践できると考えています

225
00:13:08,951 --> 00:13:14,044
グリーンラボには実現可能です

226
00:13:14,044 --> 00:13:19,067
今日は自立持続可能な再生可能エネルギーの
エコシステムを紹介しました

227
00:13:19,067 --> 00:13:25,014
私はこの構想が世界中に広まることを
本当に願っています

228
00:13:25,014 --> 00:13:34,064
食料､水､燃料 そしてエネルギーの
完全な解決策がここにあります

229
00:13:34,064 --> 00:13:40,189
究極のグリーンであり
持続可能で 代替手段で 再生可能

230
00:13:40,189 --> 00:13:44,027
GRCの３条件を満たします

231
00:13:44,027 --> 00:13:49,018
耕地を使わない
農作物と競合しない

232
00:13:49,018 --> 00:13:52,080
そして何より
真水を使いません

233
00:13:52,080 --> 00:13:57,054
多くの人にこう質問されます
“あなたはラボで何をしているの？”と

234
00:13:57,054 --> 00:14:02,807
その時私はこう答えます
“君に関係ない 何かしてるのさ”とね（笑）

235
00:14:02,807 --> 00:14:06,350
信じて頂けるかわかりませんが

236
00:14:06,350 --> 00:14:09,060
私の一番の目的は
このプロジェクトで

237
00:14:09,060 --> 00:14:14,011
世界を救う事です