WEBVTT 00:00:00.380 --> 00:00:02.910 たし算の問題をさらに続けてみましょう. 00:00:02.910 --> 00:00:12.420 9,367 たす 2,459 はいくつでしょうか 00:00:12.420 --> 00:00:14.381 この問題も前のいくつかのビデオと 00:00:14.381 --> 00:00:15.730 まったく同じ方法で解くことができます. 00:00:15.730 --> 00:00:17.620 1の位からはじめて, 00:00:17.620 --> 00:00:19.340 (1の列と言ってもいいですが,) 00:00:19.340 --> 00:00:22.590 7個の1と9個の1をたします. 00:00:22.590 --> 00:00:25.326 つまり7たす9を計算します. 00:00:25.326 --> 00:00:29.080 もうこれは16だと知っていて欲しいですね. 00:00:29.080 --> 00:00:32.259 1の位には6を書いて, 00:00:32.259 --> 00:00:35.654 1を繰り上げます. 00:00:35.654 --> 00:00:41.340 この1はここにある1と同じです. 00:00:41.340 --> 00:00:44.120 これはちょっと見たところ謎や魔法のように思うかもしれませんが. 00:00:44.120 --> 00:00:45.460 こうする理由というのは, 00:00:45.460 --> 00:00:46.805 ここが10の位だからです. 00:00:46.805 --> 00:00:50.870 16と書く時には,6個の1と1個の10があると書きます. 00:00:50.870 --> 00:00:52.350 これをお金で考えてみましょう. 00:00:52.350 --> 00:00:56.360 5ドル札のない世界では,16ドルを手に入れる一番良い方法は何でしょうか? 00:00:56.360 --> 00:00:58.575 つまり1ドル札,10ドル札, 00:00:58.575 --> 00:01:00.070 100ドル札しかない場合, 00:01:00.070 --> 00:01:02.440 10の倍数のお金しかない場合です. 00:01:02.440 --> 00:01:03.950 その場合には5ドル札がないので, 00:01:03.950 --> 00:01:06.670 16ドルを持つには, 00:01:06.670 --> 00:01:11.930 1枚の10ドル札, 00:01:11.930 --> 00:01:17.149 6枚の1ドル札を持つのが良い方法でしょう. 00:01:17.149 --> 00:01:20.204 これは2枚の1ドル札です. 00:01:20.204 --> 00:01:22.460 さらに2枚の1ドル札があります. 00:01:22.460 --> 00:01:27.546 そしてさらに2枚の1ドル札があります. 00:01:27.546 --> 00:01:30.919 こういうふうに私が書いている理由は, 00:01:30.919 --> 00:01:33.570 あるいはこのように1ドル札を置いている理由というのは, 00:01:33.570 --> 00:01:34.890 この場所の意味を示したいからです. 00:01:34.890 --> 00:01:41.890 私がこの場所を10の位と言う時, 00:01:41.890 --> 00:01:46.193 私は10ドル札が何枚あるのか,と聞いていることと同じです. 00:01:46.199 --> 00:01:47.463 16ドル持つ時に, 00:01:47.463 --> 00:01:50.940 1番少ない数のお札を持つことを考えています. 00:01:50.940 --> 00:01:52.351 5のつくお金がない場合に. 00:01:52.351 --> 00:01:55.850 1ドル,10ドル,100ドル,1000ドルしかない場合です. 00:01:55.850 --> 00:01:58.630 ここは1の位です. 00:01:58.630 --> 00:02:01.190 このように私が書く場合, 00:02:01.190 --> 00:02:05.050 私は1枚の10ドル札と6枚の1ドル札を持っています. 00:02:05.050 --> 00:02:07.470 これが 16 という数字の意味です. 00:02:07.470 --> 00:02:10.876 7たす9は16に等しい 00:02:10.876 --> 00:02:15.780 これは私が6枚の1ドル札と1枚の10ドル札を持っているという意味です. 00:02:15.780 --> 00:02:17.760 この1枚の10ドル札は 00:02:17.760 --> 00:02:19.250 10の位にたします. 00:02:19.250 --> 00:02:21.770 10の位は,基本的に 00:02:21.770 --> 00:02:23.560 いくつの10があるのかを示しています. 00:02:23.560 --> 00:02:25.159 このように書くこともできます 00:02:25.159 --> 00:02:26.957 または,10の位と書くこともできます. 00:02:26.957 --> 00:02:31.850 67というのは,6枚の10ドル札と, 00:02:31.850 --> 00:02:33.470 7枚の1ドル札があるという意味です. 00:02:33.470 --> 00:02:36.400 6枚の10ドル札と5枚の10ドル札. 00:02:36.400 --> 00:02:38.690 全てこれは10の位で起こっています. 00:02:38.690 --> 00:02:41.170 1たす6たす5は, 00:02:41.170 --> 00:02:43.160 新しい色を使ってみます. 00:02:43.160 --> 00:02:47.800 1たす6たす5は,1たす6は7で, 00:02:47.808 --> 00:02:50.015 7たす5は12に等しいです. 00:02:50.015 --> 00:02:53.163 そこでこの2を10の位に書きます. 00:02:53.163 --> 00:02:56.900 これが12枚の10ドル札だったことを思い出して下さい. 00:02:56.900 --> 00:02:58.722 今,10の位にいることも注意して下さい. 00:02:58.722 --> 00:03:02.250 2を10の位に,そしてこの1を,繰り上げて, 00:03:02.250 --> 00:03:05.240 100の位に書きます. 00:03:05.240 --> 00:03:09.950 なぜなら,12枚の10ドル札を持っていれば,それは120ドルだからです. 00:03:09.950 --> 00:03:12.070 1枚の100ドル札があります. 00:03:12.070 --> 00:03:14.010 2枚の10ドル札があります. 00:03:14.010 --> 00:03:16.189 お金でたとえるのはこの位にしておきましょう. 00:03:16.189 --> 00:03:19.162 それぞれの数が場所によって違う意味であることを確認したかったのです. 00:03:19.162 --> 00:03:20.690 でも,もうどうなっているのかおわかりでしょう. 00:03:20.690 --> 00:03:22.800 いつも右端からはじめて,2つの数をたします. 00:03:22.800 --> 00:03:24.290 もしそれが2桁の答えになったら, 00:03:24.290 --> 00:03:27.980 左の数で繰り上げをします. 00:03:27.980 --> 00:03:29.490 これを繰返していけばいいのです. 00:03:29.490 --> 00:03:30.720 続けてみます. 00:03:30.720 --> 00:03:32.580 1たす3は4です. 00:03:32.580 --> 00:03:35.270 他の色で書いておきます. 00:03:35.270 --> 00:03:40.349 1たす3たす4 00:03:40.349 --> 00:03:41.386 1たす3は4に等しい. 00:03:41.386 --> 00:03:43.117 それに4をたせば,8に等しい. 00:03:43.117 --> 00:03:45.680 ですから,1たす3たす4は8に等しいです. 00:03:45.680 --> 00:03:46.630 ここでは繰り上げはありません. 00:03:46.630 --> 00:03:48.290 結果は1桁の数です. 00:03:48.290 --> 00:03:53.652 最後に9たす2を計算します. 00:03:53.652 --> 00:03:57.561 それは11に等しいです.そこで1を下に書きます. 00:03:57.561 --> 00:03:59.300 この1を書きますが,左にはなにもありません. 00:03:59.300 --> 00:04:03.363 この1は繰り上げです. 00:04:03.363 --> 00:04:05.944 あわせて11ですね. 00:04:05.944 --> 00:04:07.265 しかし繰り上げをしてもそこには何もないので, 00:04:07.265 --> 00:04:09.080 そのまま下に書けばよいです. 00:04:09.080 --> 00:04:16.829 つまり 9,367 たす 2,459 は 11,826に等しいです. 00:04:16.829 --> 00:04:18.529 ここにカンマを書いたのは, 00:04:18.529 --> 00:04:19.834 読みやすくするためです.(元のビデオが英語なので英語式に三桁づつです.) 00:04:19.834 --> 00:04:21.160 もっと他の問題もやってみましょう. 00:04:21.160 --> 00:04:24.110 何かとても難しそうなやつに挑戦してみましょう. 00:04:24.110 --> 00:04:25.770 100万とかを計算してみましょう. 00:04:25.770 --> 00:04:29.435 この方法でやれば,どんなたし算問題でも解けることを見せたいのです. 00:04:29.435 --> 00:04:37.860 2,349,015 00:04:37.860 --> 00:04:39.180 0をここに書きます. 00:04:39.180 --> 00:04:40.970 100の位にはなにもないという意味ですね. 00:04:40.970 --> 00:04:42.725 これにたすのは, 00:04:42.725 --> 00:04:44.926 飽きないように色を変えましょう. 00:04:44.926 --> 00:04:50.327 7個の100万, 00:04:50.327 --> 00:04:56.172 0を書いて,1万5,999. 00:04:56.172 --> 00:04:57.364 この2つの数を計算してみましょう. 00:04:57.364 --> 00:04:58.970 難しいように見えます. 00:04:58.970 --> 00:05:01.431 しかしそれぞれの位に集中して計算するだけです. 00:05:01.431 --> 00:05:03.677 そんなに難しくないことがわかると思います. 00:05:03.677 --> 00:05:07.712 いつもと同じ,1の位からはじめます.5たす9は 00:05:07.712 --> 00:05:09.970 14に等しいです. 00:05:09.970 --> 00:05:13.210 4を下に書いて1を繰り上げます. 00:05:13.210 --> 00:05:14.490 この1は10の位の1です. 00:05:14.490 --> 00:05:16.880 1たす1は2に等しい. 00:05:16.880 --> 00:05:19.260 2たす9は,...色を変えますね. 00:05:19.260 --> 00:05:20.740 1たす1は2に等しく, 00:05:20.740 --> 00:05:23.130 2たす9は11に等しい. 00:05:23.130 --> 00:05:25.050 1を繰り上げます. 00:05:25.050 --> 00:05:26.530 いま私達は100の位にいます. 00:05:26.530 --> 00:05:28.970 1たす0は1に等しい. 00:05:28.970 --> 00:05:31.070 それに9を加えて10です. 00:05:31.070 --> 00:05:34.935 10の0をここに書いて1を繰り上げます. 00:05:34.935 --> 00:05:37.630 色をまた変えます. 00:05:37.630 --> 00:05:39.740 1たす9は10に等しく, 00:05:39.740 --> 00:05:43.360 10たす5は15に等しい. 00:05:43.360 --> 00:05:45.580 1万の位にきました. 00:05:45.580 --> 00:05:47.730 1たす4は5. 00:05:47.730 --> 00:05:51.110 5たす1は6に等しい. 00:05:51.110 --> 00:05:52.900 ここでは繰り上げはありません. 00:05:52.900 --> 00:05:55.030 10万の位にきました. 00:05:55.030 --> 00:05:57.011 3 ですが,ここには繰り上げはありません. 00:05:57.011 --> 00:05:58.759 3つの10万があるだけです. 00:05:58.759 --> 00:06:02.960 たす0個の10万,というのは結局30万ですね. 00:06:02.960 --> 00:06:05.130 最後は100万の位です. 00:06:05.130 --> 00:06:09.550 2百万たす7百万は9百万に等しいです. 00:06:09.550 --> 00:06:10.360 こんな感じです. 00:06:10.360 --> 00:06:12.170 これはとても大きな数です. 00:06:12.170 --> 00:06:17.960 2,349,015 たす 7,015,999 00:06:17.960 --> 00:06:20.286 どの位にいるかを注意して,結果が2桁になったら 00:06:20.286 --> 00:06:22.143 2桁目の繰り上げをする. 00:06:22.143 --> 00:06:24.507 結果が1桁ならば繰り上げはありません. 00:06:24.507 --> 00:06:25.210 そうするだけで, 00:06:25.210 --> 00:06:31.570 この答えが9,365,014だとわかったわけです. 00:06:31.570 --> 00:06:33.400 どんなたし算問題でももう解けるということが実感できるのではないでしょうか. 00:06:33.400 --> 00:06:34.408 もう1つだけやってみますね. 00:06:34.408 --> 00:06:36.572 この繰り上げというのが, 00:06:36.572 --> 00:06:41.107 本当に理解できたか確認しておきたいのです. 00:06:41.107 --> 00:06:58.490 1599万9001 たす 688万8999. 00:06:58.490 --> 00:07:00.850 どうなるのかやってみましょう. 00:07:00.850 --> 00:07:03.140 ちょっと見ると難しそうに見えます. 00:07:03.140 --> 00:07:06.330 でも,繰り返しになりますが,それぞれの位に集中して計算すれば, 00:07:06.330 --> 00:07:09.350 正しい答えにたどりつけるはずです. 00:07:09.350 --> 00:07:12.210 1たす9は10に等しい. 00:07:12.210 --> 00:07:14.410 0を書いて1を繰り上げます. 00:07:14.410 --> 00:07:17.420 1たす0たす9は10に等しい. 00:07:17.420 --> 00:07:20.180 0を書いて1を繰り上げます. 00:07:20.180 --> 00:07:22.360 1たす0たす9は10に等しい. 00:07:22.360 --> 00:07:24.170 さっきと同じで10ですね. 00:07:24.170 --> 00:07:26.980 0を書いて1を繰り上げ. 00:07:26.980 --> 00:07:30.790 さて,1たす9は10で,それに8を加えると, 00:07:30.790 --> 00:07:32.810 18に等しくなります. 00:07:32.810 --> 00:07:35.460 8を書いて1を繰り上げます. 00:07:35.460 --> 00:07:37.940 1たす9は10に等しく, 00:07:37.940 --> 00:07:40.410 それに8を足せば18です. 00:07:40.410 --> 00:07:42.270 8を書いて1を繰り上げます. 00:07:42.270 --> 00:07:43.890 1たす9は10. 00:07:43.890 --> 00:07:45.080 たす8は18に等しい. 00:07:45.080 --> 00:07:47.980 8を書いて1を繰り上げます. 00:07:47.980 --> 00:07:50.260 100万の位にきました. 00:07:50.260 --> 00:07:53.700 100万たす500万は600万です. 00:07:53.700 --> 00:07:56.310 それに600万を足せば,1200万です. 00:07:56.310 --> 00:07:59.573 200万をここに書いて1を繰り上げます. 00:07:59.573 --> 00:08:03.730 なぜなら,1200万は200万たす1000万だからです. 00:08:03.730 --> 00:08:05.420 1000万たす1000万, 00:08:05.420 --> 00:08:08.460 これは1個の1000万にもう1個の1000万をたしています. 00:08:08.460 --> 00:08:10.880 それは1たす1で,2に等しいです. 00:08:10.880 --> 00:08:12.070 できました. 00:08:12.070 --> 00:08:23.450 15,999,001 たす 6,888,999 は 22,888,000 に等しい. 00:08:23.450 --> 00:08:24.703 ここでやったのは, 00:08:24.703 --> 00:08:28.110 7桁とか8桁の足し算ですが, 00:08:28.110 --> 00:08:31.065 もちろん100桁でもできます. 00:08:31.065 --> 00:08:32.539 まったく同じことです. 00:08:32.539 --> 00:08:35.131 いつも右端からはじめて, 00:08:35.131 --> 00:08:36.879 1桁づつ計算していく. 00:08:36.879 --> 00:08:38.489 もし答えが2桁になったら, 00:08:38.489 --> 00:08:41.802 繰り上げをしていく. 00:08:41.802 --> 00:08:43.360 10の位を繰り上げていきます. 00:08:43.360 --> 00:08:45.720 それを順々に左へ左へと繰り返していく. 00:08:45.720 --> 00:08:46.798 間違えさえしなければ, 00:08:46.798 --> 00:08:48.920 正しい答えが得られるはずです.