(母なる地球) この世には終わりが迫っていた しかし 終焉の時は遠のいた 風、水、火が穏やかに蘇り 人間達と私は和解し 健全な鼓動を取り戻し 優しい環境が還ってきた 人間は地球を保護し 私は報酬として恵みを与え 絵に描いた様な 青空が戻り 躍動する山々は 森林で覆われ もはや温暖化はない かつての汚れなき 素朴な姿を見せている 覚えているだろうか 私が人間達に与えたものを 住まい、大地、海、鳥 獣 そして全ての人間たち とりわけ 人間と自然の四元素が会合し 共鳴する場を与えた (ピアノの演奏) (バイオリンの演奏) (音楽) (アップテンポに) (バイオリンの演奏) (音楽) (バイオリンの演奏) (音楽) (音楽終了) (拍手) 私の美は汚され 水は濁り 野原は荒野と化し 内なる傷は もはや癒えることは無い そして記憶は薄れゆく 人間たちはかつて悩みながら考えた 地球の広がりは? どのように創られたのか? 私の本質は相反する様相にある 時に甘美な風が優しくささやくかと思えば 海が激しくうねることもある 覚えているだろうか 私が人間達に与えたものを 住まい、大地、海、鳥 獣 そして全ての人間たち とりわけ 人間と自然の四元素が会合し 共鳴する場を与えた 目に見えぬ旅人が 永遠に吹き抜けていく 生命を運び 移り行き 地球を覆う雲は 風を感じ取り耳をすませた それは力強く 大地を揺るがし 吹き付けている 人々は息をし 風は浄化される 優しく そして 動きをとめ ついには静寂となる 源は永劫にここにある 上昇しては下降する 「空気」 鼓動するような流れ 優雅に流れる 長閑なうねり 滑らかに流れていく清らかなもの 雨が降れば すばやく補ってくれる 川の流れは夢に満ちている 力みなぎる あまたの泉が地球を覆う 不要なものを浄化してくれる 飲み物、液体、生命そして力 「水」 この世が生まれたときから 人間には暖をとらせ 光を与え ゆらゆらと燃える残り火に 色どりを添える きらめき、力強く そして明るく耀く 空気の聖なる息子 怒りの父 踊りはエネルギーを与えられ 完全と美の間で 力がみなぎる 妨げるものもなく軽快に 速く 派手に動き 新たな工夫を閃かせてくれる 「火」 (チャンク・ワンスター・ダンス) (聖歌の詠唱) (ドラムの音) (ドラムと詠唱) (ドラムと詠唱) (ドラムと詠唱) (音楽終了) (拍手) (バイオリンの演奏) (音楽) (音楽終了) (拍手)