僕は昔からコンピュータや
テクノロジーに惹かれていて
iPhoneや iPadのための
アプリを作りました
今日はそのことを
お話しします
最初のアプリは「地球占い」という
変わった占いゲームです
運の善し悪しによって
違った色の地球が
表示されます
僕のお気に入りで
一番成功したアプリは
「バスティン・ジーバー」です (笑)
ジャスティン・ビーバーを使った
モグラたたきゲームです
このゲームを作ったのは
ジャスティン・ビーバーのことを
あんまり好きじゃない人が
学校にたくさんいたので
いいかもと思ったからです
それでプログラミングに
取りかかり
2010年のクリスマス前に
公開しました
「どうやって作ったの?」と
いろんな人から聞かれました
聞いた人の多くは
自分でもアプリを
作りたいと
思っていました
最近の子どもの多くは
ゲームで遊ぶだけでなく
自分でもゲームを
作りたいと思っています
でも それが難しいのは
どこへ行けばプログラムの
作り方が分かるのか
知らないからです
サッカーを学びたければ
サッカーチームに入ればいいし
バイオリンを学びたければ
レッスンを受ければいいですが
アプリの作り方を学びたい人は
どうすればいいのか?
親は サッカーやバイオリンなら
若い頃にしたことがあるかも
しれませんが
アプリを作ったことのある親なんて
あんまりいないでしょう (笑)
アプリの作り方は どこへ行けば
分かるのでしょう?
僕の場合は
こんな風にしました
まずいろんな
プログラミング言語で
プログラミングをして
基礎を覚えました
Pythonや Cや Java
なんかをやりました
それからAppleが
iPhoneを発売して
それには iPhoneソフトウェア
開発キットがありました
ソフトウェア開発キット
というのは
iPhoneアプリを作るための
ツール集です
これは僕にまったく新しい可能性を
開いてくれました
ソフトウェア開発キットで
いろいろ試した後
いくつか実験的に
アプリを作りました
その1つが「地球占い」で
App Storeに登録する
準備ができたので
App Storeにアプリを
登録するために必要な
99ドルを出してくれるよう
親を説得しました
賛成してもらえたので 自分のアプリを
App Storeに登録することができました
いろんな人が
励ましてくれました
両親 友達 先生
それにアップルストアの
人たちまで
すごく助けられました
スティーブ・ジョブズには
ものすごく刺激を受けました
学校でアプリクラブを作って
ある先生が顧問を
引き受けてくれました
うちの学校の生徒なら
誰でもクラブに来て
アプリのデザイン方法を
学ぶことができます
こうして僕は自分の経験を他の人に
伝えられるようになりました
iPadパイロット・
プログラムというのを
所々でやっているんですが
幸運にも 僕はこれに
参加できました
難しいのが何かというと
iPadはどのように使われるのか
どんなアプリをiPadに入れるべきか
ということです
それでどんな
アプリがほしいか
先生たちに意見を
聞きました
作ったアプリは
地元の人は無料で買え
他の地域の人が買った
収益は全て地元の教育基金に
入ることになっています
近頃は 技術に関しては
先生よりも生徒の方が
詳しいんです (笑)
なんというか・・・(笑)
気に入らないかも
しれませんけど・・・(笑)
でも これは先生にとって
良いリソースなんです
教育者は このリソースを認めて
有効に使うべきです
今後やりたいことを話して
終わりにしようと思います
まず もっといろんなアプリや
ゲームを作りたいです
今は ある会社といっしょに
アプリを作っています
アンドロイドのプログラミングも
やりたいと思っています
そしてアプリクラブを続けて
生徒が知識を
共有できる方法を
もっと見つけたいと思います
ありがとうございました (拍手)