砂糖が君とかくれんぼをしています ソーダ、アイス、キャンディ それと砂糖と書かれた 大きな白い袋にだけ 砂糖が入っていると君は思い 簡単に 見つけられると考えているかもしれません 人は添加された砂糖のおよそ半分を こういった飲み物や お菓子から摂取するので 砂糖は見つけやすいところに こういった飲み物や お菓子から摂取するので 砂糖は見つけやすいところに 隠れていると思いがちですが 実は証人保護プログラムを 受けた人のように 残りの半分が思いがけない所に 隠れています ケチャップやボローニャソーセージ パスタソース、豆乳、スポーツ飲料 フィシュ・スティック そして ピーナッツバターの 原料をチェックしてみましょう その製品のほとんどに 砂糖が潜んでいます 実は砂糖は添加物として 食料品店で売られている 60万以上のアイテムの 四分の三に使われています では砂糖はどこに 隠れているのでしょうか? 食品ラベルだけでは 見つけられないのでしょうか? そんなに容易ではありません 君の友達 ロバートは ボブ、ロビー、ロブ、ボビー ロベルトなんて呼ばれますよね 添加物としての砂糖には 多くの別名があります その数は5、6種類ではありません 56種類はあるかもしれません ブラウンライスシロップ、大麦モルト デメララ、フロリダクリスタル、ムスコバド もちろん ブドウ糖果糖液糖もそうですが これはHFCSとかコーンシュガーと 呼ばれることがあります この紛らわしいあだ名には さらに別のあだ名があります 濃縮ブドウまたは濃縮リンゴは 砂糖の55人兄弟と同様に 君の身体に同じ効果をもたらします 有機サトウキビジュースは 健康的に聞こえますが それを蒸発させると 砂糖ができます! 化学的にはみな同じです さらに紛らわしい事に 添加されたさまざまな種類の砂糖が 一つの製品に使用されると 長い成分リストに埋もれてしまい 砂糖の含有量が一見問題なく見えても その全てを足し合わせた時に 砂糖が主原料になりうるのです 現在 食品医薬品局(FDA)は 一日の適切な最大摂取量を示していません そのため ソーダ缶中の65グラムが 多いのかどうかはわかりません しかし世界保健機構(WHO)は 総カロリーの5パーセントつまり 一日25グラムに抑えるよう勧めています 65グラムは軽くこの2倍を超えます ところで砂糖って何でしょうか? グルコースと果糖(フルクトース)の 違いは何でしょうか? どちらも炭水化物で 炭素、水素、酸素から成る 化学式は同じ化学物質です しかし構造は非常に違い 体内で全く異なる働きをします 地球上のほとんどの生命体にとって グルコースは最良のエネルギー源です 体内全ての臓器で 代謝を行うことができます 一方 果糖は 主に肝臓で代謝されます 甘い 甘い果糖で 肝臓に負担がかかり過ぎた場合 過剰分は脂肪に変化します 実は生の果物は 果糖を含んでいますが 自然なものなので 過多にはなりません 果物の食物繊維が その吸収を遅らせるからです これが肝臓に仕事をするのに 十分な時間を与えます 砂糖がクッキーに噛みごたえを与え キャンディをカリカリとさせます パンの皮をきれいな小麦色にもします 保存料としても優秀です 腐ったり 蒸発したりしないので 砂糖を添加した食物は 保存しやすく 長距離輸送ができるので 安上がりです だから砂糖はいたる所に隠れているのです 実のところ砂糖を使っていない 食品をリストにする方が簡単です 例えば 野菜、タマゴ、肉 魚、果物、未加工のナッツ それにキッチンシンク ソーダ、 ジュース、スポーツ飲料でなく 単に水を選ぶ事は こっそり添加された砂糖を 避けるのにとても良い方法です 少なくとも 食品ラベルに注意を払いましょう そうすれば 砂糖摂取量を 健康的なレベルに保てます このかくれんぼでは いつも 砂糖を見つけられるわけでは ないのだから 君の勝ち!