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Format: Layer, Start, End, Style, Name, MarginL, MarginR, MarginV, Effect, Text
Dialogue: 0,0:00:26.00,0:00:31.00,Default,,0000,0000,0000,,私は特定のアーティストに大いに興味がありました。確かに。
Dialogue: 0,0:00:31.00,0:00:38.00,Default,,0000,0000,0000,,大抵、彼らは私とは全く違う世紀に生きたアーティストです。
Dialogue: 0,0:00:42.00,0:00:44.00,Default,,0000,0000,0000,,ある日ピカソが言った言葉が好きです。彼はこう言いました。
Dialogue: 0,0:00:44.00,0:00:50.00,Default,,0000,0000,0000,,「ある若者たちは数世紀前に亡くなったアーティストたちより老けて見える」
Dialogue: 0,0:00:50.00,0:00:53.00,Default,,0000,0000,0000,,[笑い声] とても良い言葉です。
Dialogue: 0,0:00:53.00,0:00:57.00,Default,,0000,0000,0000,,こうしたアーティストの何人かは数世紀前に亡くなっています。彼らの作品は
Dialogue: 0,0:00:57.00,0:01:03.00,Default,,0000,0000,0000,,実にタイミング良く私たち自身の関心を直ちに呼び起こすようで、彼らを見つけます。
Dialogue: 0,0:01:03.00,0:01:09.00,Default,,0000,0000,0000,,彼らの作品を見つけ出すのです。私は長い旅路の果てにクロード・ロランの展示に出会いました。
Dialogue: 0,0:01:09.00,0:01:15.00,Default,,0000,0000,0000,,またはヤーコプ・ファン・ロイスダール、コンスタブル、数々の人々です。
Dialogue: 0,0:01:17.00,0:01:20.00,Default,,0000,0000,0000,,ターナーは、避けていたのですが、全く良いと思っていませんでした。
Dialogue: 0,0:01:20.00,0:01:26.00,Default,,0000,0000,0000,,それで、ある日ピッツバーグの工場から立ち昇る煙と蒸気を描こうとしていました。
Dialogue: 0,0:01:26.00,0:01:34.00,Default,,0000,0000,0000,,そして思いました、「何て事だ、ターナーってやつはこういう蒸気、蒸気の絶対的な使い手だったのか」
Dialogue: 0,0:01:36.00,0:01:40.00,Default,,0000,0000,0000,,コンスタブルが言うには、ターナーには美しい作品がありそれらはあたかも
Dialogue: 0,0:01:40.00,0:01:46.00,Default,,0000,0000,0000,,色を帯びた蒸気で作られていると。それは正しい。間違いないんです。
Dialogue: 0,0:01:57.00,0:02:00.00,Default,,0000,0000,0000,,私はロイスダール絵画の技法を知りません。
Dialogue: 0,0:02:00.00,0:02:03.00,Default,,0000,0000,0000,,とてもじゃないですがロイスダールの画法で描けません。
Dialogue: 0,0:02:05.00,0:02:07.00,Default,,0000,0000,0000,,グレージングも分かりません。全くグレージングを使わないんです。
Dialogue: 0,0:02:07.00,0:02:12.00,Default,,0000,0000,0000,,私は自分のことを直接画家と名乗っています。- カンバスに直接絵具のかたまりを塗りつけます。
Dialogue: 0,0:02:12.00,0:02:15.00,Default,,0000,0000,0000,,うまく行かなくても、それを取り除いて別のかたまりを試します。
Dialogue: 0,0:02:15.00,0:02:20.00,Default,,0000,0000,0000,,絵具は乾かさず層の上に別の絵具を置き、それを乾かしてから別の層をつくります。
Dialogue: 0,0:02:20.00,0:02:22.00,Default,,0000,0000,0000,,お分かりのように、私は先人たちの技法を使いません。
Dialogue: 0,0:02:22.00,0:02:26.00,Default,,0000,0000,0000,,なので、先人の画家たちに対して一切感傷的になりません。まったく考慮しないのです。
Dialogue: 0,0:02:26.00,0:02:31.00,Default,,0000,0000,0000,,技法が私とって役に立ち、魅力的であってもです。
Dialogue: 0,0:02:31.00,0:02:35.00,Default,,0000,0000,0000,,私には挑戦的に映るのです。果たして、それをうまく使いこなせるのでしょうか？
Dialogue: 0,0:02:38.00,0:02:43.00,Default,,0000,0000,0000,,それで、私は画家たちへ技術的には接近できません。
Dialogue: 0,0:02:43.00,0:02:47.00,Default,,0000,0000,0000,,けれど画家たちが成してきた様々な事を通して接近できるのです。