WEBVTT 00:00:00.772 --> 00:00:02.312 私は料理人で 00:00:02.336 --> 00:00:03.677 栄養政策担当者ですが 00:00:04.779 --> 00:00:08.071 家族全員が 教員の家庭で育ちました 00:00:08.096 --> 00:00:11.391 姉はシカゴで 特別支援学校の教員をしています 00:00:11.415 --> 00:00:15.662 父は25年間5年生を受け持った後 退職をしたばかりです 00:00:16.177 --> 00:00:18.322 叔母と叔父は教授でした 00:00:18.346 --> 00:00:19.998 従妹は皆教員です 00:00:20.022 --> 00:00:23.604 基本的に私以外 家族の全員が教員なのです 00:00:24.778 --> 00:00:26.516 家族には こう教わりました 00:00:26.526 --> 00:00:32.311 正しい答えを得る唯一の方法は 正しい質問をする事だと 00:00:33.051 --> 00:00:36.224 では 子ども達の学習成果を 改善するための 00:00:36.248 --> 00:00:38.967 正しい質問とは何でしょうか? 00:00:40.806 --> 00:00:43.628 大切な質問が数多くあることは もちろんですが 00:00:43.652 --> 00:00:46.124 こんな問いから始めては いかがでしょうか 00:00:47.046 --> 00:00:49.024 子どもの心と体の成長には どんな関係があるのでしょうか? 00:00:49.024 --> 00:00:52.497 子どもの心と体の成長には どんな関係があるのでしょうか? 00:00:52.497 --> 00:00:54.039 子どもの心と体の成長には どんな関係があるのでしょうか? 00:00:54.870 --> 00:00:57.628 もし子ども達の食事が 砂糖まみれで栄養価に乏しければ 00:00:57.632 --> 00:01:01.701 彼らに何を 学ばせられるでしょうか? 00:01:02.567 --> 00:01:05.441 子どもの体が まさに飢餓状態にあるとしたら 00:01:05.825 --> 00:01:09.297 一体何が学べるでしょうか? 00:01:10.157 --> 00:01:13.964 私達は学校に注ぎ込んでいる 資源について 00:01:13.988 --> 00:01:16.140 立ち止まり自問すべきです 00:01:16.164 --> 00:01:19.270 子ども達を成功させるお膳立てが 本当にできているのだろうか? NOTE Paragraph 00:01:20.119 --> 00:01:21.824 さて数年前 00:01:21.848 --> 00:01:26.252 私は ある料理対決番組で 審査員を務めました 00:01:26.598 --> 00:01:29.578 4人の料理人が 当日に出される課題食材を使って 00:01:29.602 --> 00:01:32.266 料理の味を競い合うのです 00:01:32.948 --> 00:01:36.738 ただし この回だけは 非常に特別でした 00:01:37.402 --> 00:01:40.974 4人の料理人が脚光を浴びようと 躍起になっているのではなく— 00:01:40.998 --> 00:01:42.975 私には別世界の話ですけどね— 00:01:42.989 --> 00:01:43.990 (笑) 00:01:44.014 --> 00:01:46.673 その4人は 学校給食を作る料理人でした 00:01:46.697 --> 00:01:49.846 かつて皆さんは「給食のおばさん」と 呼んでいたかもしれませんが 00:01:49.870 --> 00:01:52.834 「スクールシェフ」と 呼ぶべき人達です 00:01:53.303 --> 00:01:56.283 この女性達は— 全く頭が下がる思いですが— 00:01:56.307 --> 00:02:00.970 日々何千人もの子ども達の 朝食、昼食を作り 00:02:01.000 --> 00:02:04.032 昼食1食当たり 僅か2ドル68セント 00:02:04.056 --> 00:02:07.264 その内 食材費は わずか1ドル前後です 00:02:08.226 --> 00:02:10.083 さて番組の この回では 00:02:10.130 --> 00:02:12.733 メインコースの課題食材は キヌアでした 00:02:13.400 --> 00:02:15.061 さて殆どの皆さんが 00:02:15.085 --> 00:02:17.281 給食を久しく 食べていないと思います 00:02:17.305 --> 00:02:19.917 給食の栄養に関しては 随分向上して来ましたが 00:02:19.941 --> 00:02:23.075 キヌアは 殆どの学食で まだ定番ではありません NOTE Paragraph 00:02:23.099 --> 00:02:24.942 (笑) NOTE Paragraph 00:02:24.966 --> 00:02:26.492 だからこれは難しかったのです 00:02:26.957 --> 00:02:30.174 しかし私が忘れられないのは シェリル・バーバラという 00:02:30.198 --> 00:02:31.855 女性が作った料理です 00:02:31.879 --> 00:02:33.613 シェリルはコネチカット州の高校で 00:02:33.637 --> 00:02:35.745 栄養指導をしていました 00:02:35.775 --> 00:02:38.182 彼女が作ったのは それは美味しいパスタでした 00:02:38.206 --> 00:02:39.432 見事な出来でした 00:02:39.456 --> 00:02:42.099 イタリアンソーセージ、ケール パルメザンチーズ入りの 00:02:42.123 --> 00:02:43.895 パッパルデッレでした 00:02:43.919 --> 00:02:47.178 れっきとしたレストランの食事 さながらの味でしたが 00:02:47.202 --> 00:02:50.962 ただし 肝心のキヌアは 殆んど火を通さずに 00:02:50.986 --> 00:02:52.284 料理に加えていました 00:02:52.553 --> 00:02:54.273 おかしなことをしたものです 00:02:54.297 --> 00:02:56.770 それはもう凄い歯ごたえでした 00:02:56.794 --> 00:02:59.436 (笑) 00:02:59.460 --> 00:03:04.378 そこで私はテレビの審査員がよくやる 口ぶりで 何故そうしたのかを 00:03:04.402 --> 00:03:06.240 訊いてみました NOTE Paragraph 00:03:06.794 --> 00:03:10.113 シェリルは答えました 「最初キヌアが何か分らなかったのです」 00:03:10.137 --> 00:03:11.197 (笑) 00:03:11.221 --> 00:03:15.237 「でも今日は月曜で 00:03:15.261 --> 00:03:18.618 私の勤務する学校では 00:03:18.642 --> 00:03:20.674 いつもパスタを作っているんです」 NOTE Paragraph 00:03:21.116 --> 00:03:23.758 シェリルの説明によると 子ども達の多くは 00:03:24.574 --> 00:03:26.812 週末食事をしないのだそうです 00:03:28.728 --> 00:03:30.438 土曜日も食事なし 00:03:32.343 --> 00:03:33.993 日曜日も食事なし 00:03:35.047 --> 00:03:38.513 だから子ども達が喜んで 食べてくれるだろうと 00:03:38.537 --> 00:03:43.335 確信の持てるパスタを作ったのでした 00:03:44.760 --> 00:03:47.454 彼女が作りたかったのは 子ども達に満腹感を与える物 00:03:48.882 --> 00:03:51.238 子ども達の腹を満たす物でした 00:03:52.972 --> 00:03:56.907 月曜日が来るまでに 00:03:57.967 --> 00:04:00.568 子ども達の空腹の苦しみは 頂点に達し 00:04:00.592 --> 00:04:03.405 勉強について考えることすら できなかったのです 00:04:04.356 --> 00:04:08.047 頭に浮かぶのはただ1つ 食べ物のこと 00:04:10.714 --> 00:04:11.894 それだけなのです 00:04:12.296 --> 00:04:15.543 残念なことに 統計からも 同じ事が分かります NOTE Paragraph 00:04:16.071 --> 00:04:18.802 これを子どもの状況に あてはめてみましょう NOTE Paragraph 00:04:20.632 --> 00:04:22.599 1日の内で最も大切な食事― 00:04:22.613 --> 00:04:24.207 朝食に焦点を当ててみます 00:04:24.231 --> 00:04:25.542 例えばアリソン 00:04:25.566 --> 00:04:27.070 年齢は12歳で 00:04:27.094 --> 00:04:28.750 とても優秀です 00:04:28.774 --> 00:04:31.207 大きくなったら物理学者に なりたいと思っています 00:04:31.561 --> 00:04:35.570 生徒全員が 栄養価の高い給食を食べられる学校へ 00:04:35.594 --> 00:04:36.840 この子が行ったとしたら 00:04:36.864 --> 00:04:38.414 こんな事が起きます 00:04:38.946 --> 00:04:42.211 栄養の豊富な食事 果物とミルク付きで 00:04:42.235 --> 00:04:45.401 糖分や塩分控えめの食事を 口にする機会が 00:04:45.425 --> 00:04:47.051 劇的に増えるのです 00:04:47.637 --> 00:04:51.320 この子は平均的な子どもより 肥満になる確率が低くなり 00:04:51.344 --> 00:04:53.129 病院に行く事も少なくなります 00:04:53.153 --> 00:04:56.172 不安や抑うつの傾向も下がり 00:04:56.196 --> 00:04:57.712 素行も良くなるでしょう 00:04:57.736 --> 00:05:00.991 学校への出席率も向上し 遅刻も減るでしょう 00:05:01.015 --> 00:05:02.387 何故って? 00:05:02.411 --> 00:05:05.461 学校に行けば素敵な食事が 待っているからです 00:05:06.007 --> 00:05:08.834 概してアリソンは 他の平均的な子ども達より 00:05:09.461 --> 00:05:10.942 ずっと健康的です NOTE Paragraph 00:05:11.887 --> 00:05:13.520 それに対し 学校に行っても 00:05:13.544 --> 00:05:16.531 栄養豊富な朝食が待っていない 子どもの場合はどうでしょう 00:05:16.555 --> 00:05:17.963 仮にトミーとします 00:05:18.546 --> 00:05:20.974 同じく12歳で 本当にいい子です 00:05:20.998 --> 00:05:22.478 将来の夢は医師です 00:05:22.785 --> 00:05:24.549 幼稚園の頃にはもう 00:05:24.573 --> 00:05:27.402 数字が苦手になっています 00:05:28.174 --> 00:05:30.354 3年生になる頃にはもう 00:05:30.378 --> 00:05:32.975 算数と国語で 低い点数を取っています 00:05:34.158 --> 00:05:35.951 11歳になる頃には 00:05:35.975 --> 00:05:39.806 一度は留年している 可能性が高いでしょう 00:05:41.092 --> 00:05:44.189 研究によると 栄養不足— 特に朝食での栄養が 00:05:44.213 --> 00:05:45.568 足りていない子どもは 00:05:45.582 --> 00:05:48.833 一般的に認知機能が 低いのだそうです NOTE Paragraph 00:05:50.750 --> 00:05:53.154 この問題は どれだけ 蔓延しているのでしょう? 00:05:53.676 --> 00:05:55.921 残念ながら かなり深刻です 00:05:57.128 --> 00:05:58.533 今から紹介する2つの統計は 00:05:58.537 --> 00:06:01.441 それぞれ この問題において 対極にあるように見えて 00:06:01.465 --> 00:06:03.713 実は表裏一体なのです 00:06:04.140 --> 00:06:06.154 まず 一方では 00:06:06.178 --> 00:06:09.426 アメリカの6人に1人が 満足に食べられておらず 00:06:09.440 --> 00:06:12.721 その中には千6百万人の子ども— 子ども全体の約20%も 00:06:13.394 --> 00:06:14.854 含まれています 00:06:14.878 --> 00:06:16.935 ここ ニューヨーク市だけで 00:06:18.223 --> 00:06:23.527 18歳以下の47万4千人の子ども達が 毎年 食糧不足の状態にあります 00:06:24.884 --> 00:06:26.099 ひどい状況です 00:06:26.480 --> 00:06:27.680 その一方で 00:06:28.503 --> 00:06:32.612 この国で予防可能な死亡や病気の 最大の原因になっているのは 00:06:32.636 --> 00:06:34.379 食生活と栄養の問題です 00:06:35.271 --> 00:06:38.492 今話題にしてきたような 子ども達の3分の1以上が 00:06:38.516 --> 00:06:41.370 糖尿病の予備軍なのです 00:06:42.807 --> 00:06:45.189 空腹と糖尿病を 繋げて考えるのは難しいのですが 00:06:45.213 --> 00:06:47.756 実際 多くの場合 両方 同じ子に起きる問題なのです 00:06:48.855 --> 00:06:51.754 つまり 身の回りにありふれている 親が安く買えるような 00:06:51.778 --> 00:06:55.968 不健康で高カロリーの食べ物で お腹を満たしています 00:06:56.752 --> 00:06:58.709 しかし その月末までに 00:06:59.757 --> 00:07:03.322 親がフードスタンプを使い果たしたり 仕事を減らされたりすると 00:07:03.346 --> 00:07:06.423 必要最低限の食料を買うお金も なくなってしまうのです NOTE Paragraph 00:07:08.089 --> 00:07:11.415 しかし私達には この問題を 解決できるはずですよね? 00:07:11.439 --> 00:07:13.187 答えが分かっているのですから 00:07:13.917 --> 00:07:18.048 ホワイトハウスでの仕事の一環で あるプログラムを策定しました 00:07:18.072 --> 00:07:21.566 低所得層の家庭の子どもを 40%以上抱える全ての学校では 00:07:21.590 --> 00:07:25.514 その学校の子ども達全員に 朝食と昼食を出すというものです 00:07:26.272 --> 00:07:27.431 しかも無料で NOTE Paragraph 00:07:28.305 --> 00:07:30.356 このプログラムは それはもう大成功 00:07:30.380 --> 00:07:34.432 なぜなら これが子ども達に 栄養のある朝食を摂らせる上での 00:07:34.456 --> 00:07:37.601 非常に困難な障害に 打ち勝つ助けとなったからです 00:07:37.625 --> 00:07:40.542 それは「不名誉」という障害です 00:07:41.769 --> 00:07:46.156 学校が授業の前に出す朝食を 00:07:47.778 --> 00:07:51.936 今まで利用できるのは 貧しい子ども達だけだったので 00:07:53.371 --> 00:07:56.900 誰が貧しくて政府の援助を 必要としていたか丸分かりでした 00:07:57.597 --> 00:08:02.397 どんな子どもだって どんなに親が稼ごうが稼ぐまいが 00:08:02.421 --> 00:08:03.911 プライドは高いのです 00:08:05.107 --> 00:08:06.404 何が起きたかって? 00:08:06.977 --> 00:08:09.445 このプログラムを 実施した学校では 00:08:09.469 --> 00:08:14.218 算数と国語で17.5% 点数が伸びたのです 00:08:14.657 --> 00:08:16.572 17.5%です 00:08:17.490 --> 00:08:21.929 研究によると 子ども達が 継続的に栄養のある朝食を摂ると 00:08:23.882 --> 00:08:27.544 卒業できる率が 20%上昇するのです 00:08:28.313 --> 00:08:30.094 20%もですよ 00:08:31.012 --> 00:08:34.770 子ども達に 必要な栄養を与えれば 00:08:34.794 --> 00:08:37.041 彼らがすくすく育ち 学校でそしてその先も 00:08:37.955 --> 00:08:40.035 活躍するチャンスを 与えることになります NOTE Paragraph 00:08:40.900 --> 00:08:43.866 この件に関して 私の話を 鵜呑みにする必要はありませんが 00:08:44.644 --> 00:08:46.599 ドナ・マーティンと 話してみれば分かります 00:08:47.249 --> 00:08:48.996 私の大好きな人です 00:08:49.020 --> 00:08:52.697 ドナはジョージア州 ウェインズボロ市にあるバーク郡の 00:08:52.721 --> 00:08:54.403 学校給食指導者です 00:08:55.053 --> 00:08:57.240 さてバーク郡はアメリカの 00:08:57.250 --> 00:09:00.493 5大貧困州にある地区の中でも 最も貧しい地区の1つで 00:09:00.517 --> 00:09:06.756 ドナの生徒達のほぼ全員が 貧困線以下の暮らしをしています 00:09:07.672 --> 00:09:08.667 数年前 00:09:08.687 --> 00:09:12.861 ドナは新たな 栄養基準の更新に先駆け 00:09:12.885 --> 00:09:15.171 担当地域の栄養基準を 精査し 改定しました 00:09:16.200 --> 00:09:20.851 彼女は果物や野菜、全粒穀物を 新たに加えてメニューを改善しました 00:09:20.875 --> 00:09:23.890 郡の生徒達全員に 教室で朝食を出し さらに 00:09:24.374 --> 00:09:26.198 夕食の提供も開始したのです 00:09:26.222 --> 00:09:27.379 何故かって? 00:09:28.336 --> 00:09:31.430 子ども達の多くは家に帰っても 夕食を食べられないからです NOTE Paragraph 00:09:31.975 --> 00:09:34.184 皆の反応は どうだったのでしょう? 00:09:34.208 --> 00:09:36.829 子ども達は大満足でした 00:09:37.577 --> 00:09:39.265 栄養満点だし 00:09:39.289 --> 00:09:41.262 お腹も満たされるからです 00:09:42.759 --> 00:09:46.416 しかしドナの最大の支援者は 予期せぬ所からやって来ました 00:09:47.055 --> 00:09:49.139 エリック・パーカーという人物で 00:09:49.163 --> 00:09:52.797 バークカウンティ・ベアーズという アメフトチームの主任コーチでした 00:09:53.668 --> 00:09:56.733 パーカーは冴えないチームの コーチを何年もしていました 00:09:56.757 --> 00:09:59.680 ベアーズはだいたい 真ん中程度の成績で終わり 00:09:59.704 --> 00:10:02.866 国内でも一、二を争うほど アメフトに熱狂的な州の中では 00:10:02.890 --> 00:10:04.338 残念な結果を出していました 00:10:04.542 --> 00:10:09.150 しかしドナが 食事のメニューを変えたその年に 00:10:09.174 --> 00:10:12.761 ベアーズは リーグ優勝しただけでなく 00:10:12.785 --> 00:10:15.144 州の選手権でも優勝したのです 00:10:15.168 --> 00:10:17.534 ピーチカウンティ・トロージャンを 00:10:17.558 --> 00:10:18.880 28対14で破ってです NOTE Paragraph 00:10:18.904 --> 00:10:21.259 (笑) NOTE Paragraph 00:10:21.283 --> 00:10:22.867 そしてパーカーコーチは 00:10:23.507 --> 00:10:26.788 この優勝をドナ・マーティンの 功績だとしたのです NOTE Paragraph 00:10:29.274 --> 00:10:32.035 子ども達に 基本的な栄養を与えれば 00:10:32.059 --> 00:10:33.884 すくすくと育ち 将来 活躍できるのです 00:10:34.310 --> 00:10:37.350 そしてそれは世界中にいる シェリル・バーバラや 00:10:37.374 --> 00:10:39.289 ドナ・マーティンのような 人達だけでなく 00:10:40.039 --> 00:10:41.465 私達皆の責任なのです 00:10:42.218 --> 00:10:46.704 子ども達に基本的な栄養を与える事は スタート地点に過ぎません 00:10:47.517 --> 00:10:49.482 今 説明したのは 私達が数多く直面する— 00:10:49.506 --> 00:10:52.581 最も差し迫った課題の 1つの解決法に過ぎません 00:10:54.183 --> 00:10:59.533 適切な栄養を摂るという シンプルな目標に焦点を合わせると 00:11:00.514 --> 00:11:03.755 より安全で 揺るぎない世界が 見えてきます 00:11:04.929 --> 00:11:08.097 経済においては生産性が向上し 00:11:09.023 --> 00:11:11.594 医療も改善し 00:11:12.736 --> 00:11:14.412 さらには地球資源を確実に 00:11:14.436 --> 00:11:17.482 子や孫の代まで 存続させられるのです 00:11:17.506 --> 00:11:21.584 食こそ 私達 皆の力を合わせる事の効果が 00:11:22.198 --> 00:11:24.501 最も表れる分野です NOTE Paragraph 00:11:25.825 --> 00:11:28.910 だから私達は自問せねばなりません 正しい質問とは何かと 00:11:28.934 --> 00:11:30.462 より栄養豊富で 00:11:30.486 --> 00:11:36.051 自然環境に優しく育てられた食物を 摂ったらどうなるだろうか? 00:11:36.702 --> 00:11:38.156 どんな効果があるだろうか? 00:11:39.184 --> 00:11:40.599 シェリル・バーバラ 00:11:41.909 --> 00:11:43.531 ドナ・マーティン 00:11:43.555 --> 00:11:45.714 パーカーコーチや バークカウンティ・ベアーズの 00:11:46.539 --> 00:11:48.183 皆がその答えを知っています NOTE Paragraph 00:11:48.207 --> 00:11:49.818 ありがとうございました NOTE Paragraph 00:11:49.842 --> 00:11:52.764 (拍手)