[Script Info] Title: [Events] Format: Layer, Start, End, Style, Name, MarginL, MarginR, MarginV, Effect, Text Dialogue: 0,0:00:01.04,0:00:04.68,Default,,0000,0000,0000,,(アレック・ソス)10年ほど前に\Nこちらの女性から電話がありました Dialogue: 0,0:00:04.68,0:00:06.35,Default,,0000,0000,0000,,テキサス州のステイシー・ベイカーです Dialogue: 0,0:00:06.35,0:00:10.12,Default,,0000,0000,0000,,展覧会で私の写真を何点か見て Dialogue: 0,0:00:10.12,0:00:14.85,Default,,0000,0000,0000,,両親の写真撮影を\N依頼できないかと言ってきたんです Dialogue: 0,0:00:15.89,0:00:19.34,Default,,0000,0000,0000,,その時は まだステイシーに\N会ったことがなく Dialogue: 0,0:00:19.34,0:00:23.37,Default,,0000,0000,0000,,きっと裕福な石油王か何かで\N大金を手にするチャンスだと思いました Dialogue: 0,0:00:23.37,0:00:25.24,Default,,0000,0000,0000,,でも 後でわかったんですが Dialogue: 0,0:00:25.24,0:00:28.45,Default,,0000,0000,0000,,実は 彼女は借金をして\N撮影を実現しようとしていました Dialogue: 0,0:00:29.41,0:00:31.08,Default,,0000,0000,0000,,彼女の両親を撮影しましたが Dialogue: 0,0:00:31.08,0:00:35.07,Default,,0000,0000,0000,,本当はステイシーを撮る方が\N胸が高鳴りました Dialogue: 0,0:00:35.07,0:00:36.83,Default,,0000,0000,0000,,その日撮った写真は Dialogue: 0,0:00:36.83,0:00:39.95,Default,,0000,0000,0000,,私の作品の中でも\N最も有名な1点になりました Dialogue: 0,0:00:41.57,0:00:45.03,Default,,0000,0000,0000,,私が この写真を撮影した頃\Nステイシーはテキサス州で Dialogue: 0,0:00:45.03,0:00:46.69,Default,,0000,0000,0000,,検事として働いていました Dialogue: 0,0:00:46.69,0:00:51.39,Default,,0000,0000,0000,,彼女は ほどなく仕事を辞め\Nメイン州で写真の勉強を始めました Dialogue: 0,0:00:51.39,0:00:53.65,Default,,0000,0000,0000,,そこでNYタイムズ・マガジンの Dialogue: 0,0:00:53.65,0:00:56.79,Default,,0000,0000,0000,,写真部長と知り合って Dialogue: 0,0:00:56.79,0:01:00.15,Default,,0000,0000,0000,,仕事を依頼されるようになったのです Dialogue: 0,0:01:00.15,0:01:02.98,Default,,0000,0000,0000,,(ステイシー・ベイカー)それ以来\N数年に渡って アレックと私は Dialogue: 0,0:01:02.98,0:01:05.21,Default,,0000,0000,0000,,雑誌の企画を いくつも手がけ Dialogue: 0,0:01:05.21,0:01:07.16,Default,,0000,0000,0000,,友人になりました Dialogue: 0,0:01:07.16,0:01:11.95,Default,,0000,0000,0000,,数か月前 私はアレックに\N強く惹かれるテーマについて話しました Dialogue: 0,0:01:11.95,0:01:15.34,Default,,0000,0000,0000,,私の頭から離れないのは\N人はどうやってカップルになるかです Dialogue: 0,0:01:15.34,0:01:18.31,Default,,0000,0000,0000,,アレックには 奥さんのレイチェルとの\N出会いについて尋ねました Dialogue: 0,0:01:18.31,0:01:21.17,Default,,0000,0000,0000,,彼の話によると\N彼女が16歳 彼が15歳の時に Dialogue: 0,0:01:21.17,0:01:24.09,Default,,0000,0000,0000,,高校のフットボールの試合で Dialogue: 0,0:01:24.09,0:01:26.18,Default,,0000,0000,0000,,彼女を誘ったんだそうです Dialogue: 0,0:01:26.18,0:01:28.02,Default,,0000,0000,0000,,彼女の紫色の髪が気に入ったんです Dialogue: 0,0:01:28.02,0:01:31.17,Default,,0000,0000,0000,,彼女がOKし それで決まりました Dialogue: 0,0:01:31.17,0:01:35.47,Default,,0000,0000,0000,,それから この疑問を探る\N撮影プロジェクトに興味があるか Dialogue: 0,0:01:35.47,0:01:37.28,Default,,0000,0000,0000,,アレックに尋ねました Dialogue: 0,0:01:37.28,0:01:41.32,Default,,0000,0000,0000,,(アレック)関心はありましたが\Nそれ以上に気になったのは Dialogue: 0,0:01:41.32,0:01:44.80,Default,,0000,0000,0000,,ステイシーが どうして\Nそんなことを聞きたがるのかでした Dialogue: 0,0:01:44.80,0:01:48.73,Default,,0000,0000,0000,,ボーイフレンドがいるという話を\N聞いたことがなかったからです Dialogue: 0,0:01:48.73,0:01:51.51,Default,,0000,0000,0000,,だからプロジェクトの一環として\N彼女が相手を探せば Dialogue: 0,0:01:51.51,0:01:53.63,Default,,0000,0000,0000,,面白いんじゃないかと思ったのです Dialogue: 0,0:01:53.63,0:01:58.47,Default,,0000,0000,0000,,それで思いついたのが 彼女を\Nお見合いパーティーに連れて行くことでした Dialogue: 0,0:01:58.47,0:02:02.54,Default,,0000,0000,0000,,それもバレンタインデーに ラスベガスで Dialogue: 0,0:02:02.54,0:02:08.46,Default,,0000,0000,0000,,(笑)(拍手)(音楽) Dialogue: 0,0:02:08.46,0:02:13.66,Default,,0000,0000,0000,,(ステイシー)私たちは「世界最大」と\N銘打ったイベントに目をつけました Dialogue: 0,0:02:13.66,0:02:15.68,Default,,0000,0000,0000,,私は一人につき3分間 Dialogue: 0,0:02:15.68,0:02:18.68,Default,,0000,0000,0000,,計19人の男性とお話しました Dialogue: 0,0:02:18.68,0:02:22.62,Default,,0000,0000,0000,,参加者には緊張せずに\N会話を始めるための質問リストが配られました Dialogue: 0,0:02:22.62,0:02:26.56,Default,,0000,0000,0000,,例えば「どんな動物になってみたい?」とか Dialogue: 0,0:02:26.56,0:02:28.44,Default,,0000,0000,0000,,そういった質問です Dialogue: 0,0:02:28.44,0:02:30.86,Default,,0000,0000,0000,,最初の相手はコリン Dialogue: 0,0:02:30.86,0:02:32.67,Default,,0000,0000,0000,,イギリス出身で Dialogue: 0,0:02:32.67,0:02:37.82,Default,,0000,0000,0000,,「山羊座の女性求む」という広告を出して\N知り合った人と結婚した経験があります Dialogue: 0,0:02:37.82,0:02:40.17,Default,,0000,0000,0000,,アレックと私は その晩遅く彼に会いました Dialogue: 0,0:02:40.17,0:02:45.09,Default,,0000,0000,0000,,彼は売店に並んでいた女性と\Nキスをしたそうです Dialogue: 0,0:02:45.09,0:02:48.40,Default,,0000,0000,0000,,ザックとクリスは2人で\Nこの連続デートに参加しました Dialogue: 0,0:02:50.84,0:02:53.24,Default,,0000,0000,0000,,こちらはカール Dialogue: 0,0:02:53.24,0:02:58.66,Default,,0000,0000,0000,,「最初に女性の\Nどこに目がいく?」と聞いたら Dialogue: 0,0:02:58.66,0:03:00.75,Default,,0000,0000,0000,,彼の答えは「おっぱい」でした Dialogue: 0,0:03:00.75,0:03:03.19,Default,,0000,0000,0000,,(笑) Dialogue: 0,0:03:05.35,0:03:08.55,Default,,0000,0000,0000,,マシューは ふくらはぎが\N筋肉質の女性に惹かれるそうで Dialogue: 0,0:03:08.55,0:03:12.38,Default,,0000,0000,0000,,マラソンのことを話しました\N彼はトライアスロン 私はハーフマラソンをします Dialogue: 0,0:03:12.38,0:03:17.24,Default,,0000,0000,0000,,アレックは彼の目が気に入って\N彼のことを どう思うか尋ねてきましたが Dialogue: 0,0:03:17.24,0:03:20.22,Default,,0000,0000,0000,,私は惹かれなかったし\N彼も 私には惹かれなかったみたいです Dialogue: 0,0:03:21.35,0:03:24.72,Default,,0000,0000,0000,,オースティンとマイクは\N一緒に参加しました Dialogue: 0,0:03:24.72,0:03:27.34,Default,,0000,0000,0000,,マイクは 例えばの話をしてきました Dialogue: 0,0:03:27.34,0:03:31.96,Default,,0000,0000,0000,,「君が会議に遅れて急いでいる時に\Nエレベーターに乗ったとするよ Dialogue: 0,0:03:31.96,0:03:34.40,Default,,0000,0000,0000,,そこに誰かが大急ぎで走ってくる Dialogue: 0,0:03:34.40,0:03:37.35,Default,,0000,0000,0000,,君はドアを開けておいてあげる?」 Dialogue: 0,0:03:37.35,0:03:39.34,Default,,0000,0000,0000,,私は「いいえ」と答えました Dialogue: 0,0:03:39.34,0:03:41.93,Default,,0000,0000,0000,,(笑) Dialogue: 0,0:03:43.77,0:03:47.82,Default,,0000,0000,0000,,クリフは 女性の歯を最初に見るそうで Dialogue: 0,0:03:47.82,0:03:50.81,Default,,0000,0000,0000,,お互いに 歯を褒め合いました Dialogue: 0,0:03:50.81,0:03:53.18,Default,,0000,0000,0000,,彼は口を開けたまま寝てしまうそうで Dialogue: 0,0:03:53.18,0:03:57.38,Default,,0000,0000,0000,,歯周病の予防にデンタルフロスの\N回数を増やさなければ と言うので Dialogue: 0,0:03:57.38,0:03:59.80,Default,,0000,0000,0000,,どの位しているのか尋ねたら Dialogue: 0,0:03:59.80,0:04:02.40,Default,,0000,0000,0000,,「2日に1度」と答えました Dialogue: 0,0:04:02.40,0:04:04.21,Default,,0000,0000,0000,,(笑) Dialogue: 0,0:04:05.53,0:04:07.97,Default,,0000,0000,0000,,私は1日2度フロスするので Dialogue: 0,0:04:07.97,0:04:10.37,Default,,0000,0000,0000,,それじゃ 回数が多いとは言えないと\N思いましたが Dialogue: 0,0:04:10.37,0:04:12.89,Default,,0000,0000,0000,,口には出しませんでした Dialogue: 0,0:04:12.89,0:04:15.94,Default,,0000,0000,0000,,ビルは会計検査官で Dialogue: 0,0:04:15.94,0:04:21.42,Default,,0000,0000,0000,,私たちは3分びっちり\N会計監査について話しました(笑) Dialogue: 0,0:04:22.67,0:04:26.64,Default,,0000,0000,0000,,スペンサーは 最初に女性の\N顔色を見るそうです Dialogue: 0,0:04:26.64,0:04:29.33,Default,,0000,0000,0000,,彼の意見では メークが濃すぎる女性が多く Dialogue: 0,0:04:29.33,0:04:33.16,Default,,0000,0000,0000,,顔立ちにアクセントをつける程度に\Nすべきだと言っていました Dialogue: 0,0:04:33.16,0:04:35.23,Default,,0000,0000,0000,,私はメークをしていないと言うと Dialogue: 0,0:04:35.23,0:04:38.25,Default,,0000,0000,0000,,それはいいことだと思ったみたいです Dialogue: 0,0:04:39.32,0:04:43.40,Default,,0000,0000,0000,,クレイグは 私が弱みを見せたがらないと\N言いました Dialogue: 0,0:04:43.40,0:04:48.47,Default,,0000,0000,0000,,また 私が一番恥ずかしかった経験を\N思い出せないと言うと 不満げでした Dialogue: 0,0:04:48.47,0:04:50.77,Default,,0000,0000,0000,,彼は嘘だと思ったようですが\N嘘じゃありません Dialogue: 0,0:04:50.77,0:04:53.85,Default,,0000,0000,0000,,私のことが嫌いなんだと思っていたら\Nその晩 遅くなってから Dialogue: 0,0:04:53.85,0:04:57.17,Default,,0000,0000,0000,,私のところにやって来て\Nチョコを一箱くれました Dialogue: 0,0:04:57.85,0:05:00.54,Default,,0000,0000,0000,,ウィリアムとは あまり話になりませんでした Dialogue: 0,0:05:00.54,0:05:02.68,Default,,0000,0000,0000,,たぶん酔っていたんでしょう Dialogue: 0,0:05:02.68,0:05:05.11,Default,,0000,0000,0000,,(笑) Dialogue: 0,0:05:05.60,0:05:08.88,Default,,0000,0000,0000,,このイベントの司会は\N俳優のクリス・マッケンナでした Dialogue: 0,0:05:08.88,0:05:11.34,Default,,0000,0000,0000,,ドラマ『The Young and the Restless』に\N出演していた人です Dialogue: 0,0:05:11.34,0:05:14.08,Default,,0000,0000,0000,,彼とはデートはしていません Dialogue: 0,0:05:14.08,0:05:17.62,Default,,0000,0000,0000,,女性が何人か クリスに電話番号を\N教えていたと アレックが言っていました Dialogue: 0,0:05:18.79,0:05:23.62,Default,,0000,0000,0000,,言うまでもなく 私は\N恋に落ちることはありませんでした Dialogue: 0,0:05:23.62,0:05:27.61,Default,,0000,0000,0000,,デートした どの男性とも\N特別なつながりは感じなかったし Dialogue: 0,0:05:27.61,0:05:32.26,Default,,0000,0000,0000,,向こうも 私とのつながりは\N感じなかったと思います Dialogue: 0,0:05:33.30,0:05:36.04,Default,,0000,0000,0000,,(アレック)ところで\N写真家である私にとって ― Dialogue: 0,0:05:36.04,0:05:41.63,Default,,0000,0000,0000,,(笑)\N最も美しいと感じるのは「はかなさ」です Dialogue: 0,0:05:41.63,0:05:45.33,Default,,0000,0000,0000,,外見には 裂け目のようなものがあって Dialogue: 0,0:05:45.33,0:05:48.51,Default,,0000,0000,0000,,そこから より繊細な内部を\N垣間見れるのです Dialogue: 0,0:05:48.51,0:05:51.88,Default,,0000,0000,0000,,この連続デートイベントでは\Nそんな例を たくさん目にしました Dialogue: 0,0:05:51.88,0:05:56.50,Default,,0000,0000,0000,,ただ ステイシーの相手を見て\N彼女と 彼らのことを話していて Dialogue: 0,0:05:56.50,0:06:02.51,Default,,0000,0000,0000,,写真的な恋愛と 本物の恋愛が\Nいかにかけ離れているか 気づいたのです Dialogue: 0,0:06:02.51,0:06:06.16,Default,,0000,0000,0000,,本物の恋愛とは何か?\Nそれは どんな仕組みになっているのか? Dialogue: 0,0:06:06.16,0:06:10.50,Default,,0000,0000,0000,,この疑問を解くため そして\N人がデートをしてから Dialogue: 0,0:06:10.50,0:06:15.08,Default,,0000,0000,0000,,人生を共に過ごすようになるまでを\N理解するために Dialogue: 0,0:06:15.08,0:06:17.63,Default,,0000,0000,0000,,ステイシーと私は\Nサンシティ・サマリンへ行きました Dialogue: 0,0:06:17.63,0:06:21.77,Default,,0000,0000,0000,,ラスベガスで最大の\N退職者タウンです Dialogue: 0,0:06:23.02,0:06:27.64,Default,,0000,0000,0000,,窓口になってくれたのは\N地域の写真同好会を運営するジョージでした Dialogue: 0,0:06:27.64,0:06:32.45,Default,,0000,0000,0000,,彼は仮設スタジオで\Nカップルに会えるように手配してくれました Dialogue: 0,0:06:32.45,0:06:37.52,Default,,0000,0000,0000,,(ステイシー)アナスタシアの夫は2年前\N結婚45年目に当たる年に亡くなりました Dialogue: 0,0:06:37.52,0:06:40.67,Default,,0000,0000,0000,,そこで 彼女に結婚式の\N写真がないか尋ねました Dialogue: 0,0:06:40.67,0:06:44.08,Default,,0000,0000,0000,,彼女が夫と出会ったのは\Nミシガン州の小さなバーベキュー店で Dialogue: 0,0:06:44.08,0:06:46.56,Default,,0000,0000,0000,,ウエイトレスをしていた15歳の時でした Dialogue: 0,0:06:46.56,0:06:48.24,Default,,0000,0000,0000,,彼は30歳でした Dialogue: 0,0:06:48.24,0:06:50.51,Default,,0000,0000,0000,,彼女は年齢を偽りました Dialogue: 0,0:06:50.51,0:06:53.32,Default,,0000,0000,0000,,彼は 初めてのデート相手でした Dialogue: 0,0:06:53.32,0:06:57.78,Default,,0000,0000,0000,,ディーンは2年連続でラスベガスの\N年間最優秀写真家に選ばれたことがあり Dialogue: 0,0:06:57.78,0:06:59.66,Default,,0000,0000,0000,,また彼が妻のジュディと出会った年齢が Dialogue: 0,0:06:59.66,0:07:02.24,Default,,0000,0000,0000,,アレックとレイチェルの出会った年齢と Dialogue: 0,0:07:02.24,0:07:05.77,Default,,0000,0000,0000,,同じだったので\Nアレックの目に留まったのです Dialogue: 0,0:07:05.77,0:07:08.74,Default,,0000,0000,0000,,ディーンは美しい女性を見るのが\N好きだとは言っていましたが Dialogue: 0,0:07:08.74,0:07:12.69,Default,,0000,0000,0000,,ジュディとの結婚を決めたことに\N疑問をもったことはないそうです Dialogue: 0,0:07:12.69,0:07:15.05,Default,,0000,0000,0000,,(アレック)ジョージは ジョセフィーンと\N教会のダンスで出会いました Dialogue: 0,0:07:15.05,0:07:17.56,Default,,0000,0000,0000,,彼は18歳 彼女は15歳でした Dialogue: 0,0:07:17.56,0:07:21.12,Default,,0000,0000,0000,,私たちが会った多くのカップルと同様に\N彼らも若くして決断したことを Dialogue: 0,0:07:21.12,0:07:23.46,Default,,0000,0000,0000,,特に深刻には捉えていませんでした Dialogue: 0,0:07:23.46,0:07:26.04,Default,,0000,0000,0000,,ジョージの言葉が頭から離れません Dialogue: 0,0:07:26.04,0:07:31.56,Default,,0000,0000,0000,,「そういう気持ちになったら\N身を任せるしかないんだよ」 Dialogue: 0,0:07:34.14,0:07:37.68,Default,,0000,0000,0000,,ブラインド・デートで ボブとトゥルーディが\N出会った時 彼女はまだ高校生でした Dialogue: 0,0:07:37.68,0:07:40.44,Default,,0000,0000,0000,,初対面の時は お互い\N特に惹かれたわけではなかったそうです Dialogue: 0,0:07:40.44,0:07:41.86,Default,,0000,0000,0000,,初対面の時は お互い\N特に惹かれたわけではなかったそうです Dialogue: 0,0:07:41.86,0:07:44.54,Default,,0000,0000,0000,,でも 2人はすぐに結婚しました Dialogue: 0,0:07:45.11,0:07:47.53,Default,,0000,0000,0000,,(ステイシー)私が一番印象に残ったのは Dialogue: 0,0:07:47.53,0:07:52.26,Default,,0000,0000,0000,,写真同好会の会長ジョージと\N妻のメアリーの話でした Dialogue: 0,0:07:52.26,0:07:55.66,Default,,0000,0000,0000,,ジョージとメアリーは再婚でした Dialogue: 0,0:07:55.66,0:08:00.34,Default,,0000,0000,0000,,2人はケンタッキー州ルイビルのサハラという\Nカントリー&ウエスタン・バーで出会いました Dialogue: 0,0:08:00.34,0:08:04.08,Default,,0000,0000,0000,,彼は一人で飲んでいて\N彼女は友達と一緒でした Dialogue: 0,0:08:04.08,0:08:09.80,Default,,0000,0000,0000,,2人がデートするようになった頃\N彼は国税庁に9,000ドル滞納していました Dialogue: 0,0:08:09.80,0:08:12.33,Default,,0000,0000,0000,,それで彼女は力を貸すと言ったのです Dialogue: 0,0:08:12.33,0:08:16.30,Default,,0000,0000,0000,,彼は 翌年一年間\N給料を直接メアリーに渡し Dialogue: 0,0:08:16.30,0:08:18.80,Default,,0000,0000,0000,,彼女が滞納分を清算しました Dialogue: 0,0:08:18.80,0:08:23.24,Default,,0000,0000,0000,,結婚した時 ジョージはアル中で\Nメアリーはそのことを知っていました Dialogue: 0,0:08:23.24,0:08:26.07,Default,,0000,0000,0000,,ジョージによれば 結婚後の ある日 Dialogue: 0,0:08:26.07,0:08:29.60,Default,,0000,0000,0000,,1日でビールを54缶も空けたそうです Dialogue: 0,0:08:29.60,0:08:32.43,Default,,0000,0000,0000,,ある時は 彼が酔っぱらって\Nメアリーと2人の子どもを Dialogue: 0,0:08:32.43,0:08:33.97,Default,,0000,0000,0000,,殺すと脅し Dialogue: 0,0:08:33.97,0:08:38.41,Default,,0000,0000,0000,,3人は逃げて 自宅にSWATチームを\N呼んだこともあるそうです Dialogue: 0,0:08:38.41,0:08:40.58,Default,,0000,0000,0000,,でもすごいことに\Nメアリーは彼を立ち直らせ Dialogue: 0,0:08:40.58,0:08:42.90,Default,,0000,0000,0000,,状況は次第によくなりました Dialogue: 0,0:08:42.90,0:08:45.76,Default,,0000,0000,0000,,ジョージは断酒会に入り Dialogue: 0,0:08:45.76,0:08:48.66,Default,,0000,0000,0000,,36年間 一滴も口にしていません Dialogue: 0,0:08:48.66,0:08:49.78,Default,,0000,0000,0000,,(音楽) Dialogue: 0,0:08:49.78,0:08:52.12,Default,,0000,0000,0000,,サンシティを後にして\Nその日の終わりに Dialogue: 0,0:08:52.12,0:08:54.54,Default,,0000,0000,0000,,私はアレックに言いました Dialogue: 0,0:08:54.54,0:08:58.67,Default,,0000,0000,0000,,本当は カップルの出会いには\Nあまり興味がもてなかった・・・ Dialogue: 0,0:08:58.67,0:09:00.88,Default,,0000,0000,0000,,それよりも 彼らが何とかかんとか Dialogue: 0,0:09:00.88,0:09:04.59,Default,,0000,0000,0000,,一緒に暮らしていることに\N興味をもったんです Dialogue: 0,0:09:04.59,0:09:08.77,Default,,0000,0000,0000,,(アレック)みんな「忍耐」という\N美徳をもっていました Dialogue: 0,0:09:08.77,0:09:11.05,Default,,0000,0000,0000,,ただ それは独り者でも同じです Dialogue: 0,0:09:11.05,0:09:14.86,Default,,0000,0000,0000,,世間は厳しいけれど\N世の中には人と繋がりを持とうと Dialogue: 0,0:09:14.86,0:09:17.20,Default,,0000,0000,0000,,がんばる独り者がいて Dialogue: 0,0:09:17.20,0:09:19.82,Default,,0000,0000,0000,,カップルは数十年に渡って Dialogue: 0,0:09:19.82,0:09:21.59,Default,,0000,0000,0000,,お互い 支え合ってきたのです Dialogue: 0,0:09:23.84,0:09:27.15,Default,,0000,0000,0000,,この旅でお気に入りの写真は\Nジョーとロザンヌを撮ったものです Dialogue: 0,0:09:27.15,0:09:29.40,Default,,0000,0000,0000,,2人に会った頃には 私たちは Dialogue: 0,0:09:29.40,0:09:34.91,Default,,0000,0000,0000,,カップルに昔の結婚写真がないか\Nたずねるようにしていました Dialogue: 0,0:09:34.91,0:09:39.71,Default,,0000,0000,0000,,2人の場合 財布から同時に Dialogue: 0,0:09:39.71,0:09:44.01,Default,,0000,0000,0000,,同じ写真を取り出しました Dialogue: 0,0:09:44.01,0:09:47.14,Default,,0000,0000,0000,,私は思いました Dialogue: 0,0:09:47.14,0:09:51.44,Default,,0000,0000,0000,,恋に落ちたばかりの\Nこの若いカップルの写真と Dialogue: 0,0:09:51.44,0:09:56.64,Default,,0000,0000,0000,,この写真を何十年も持ち続ける2人の\Nどちらがより美しいのだろうかと Dialogue: 0,0:09:58.26,0:10:00.12,Default,,0000,0000,0000,,ありがとう Dialogue: 0,0:10:00.12,0:10:05.53,Default,,0000,0000,0000,,(拍手)