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マット・デイモン「市民的不服従」について語る Matt Damon on Civil Disobedience JP/EN/KR Subtitled

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    “まず私は こう仮定することから始める
    この世界は すべてがあべこべだと”
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    “すべてが間違っており――”
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    “間違った人びとが 罪を問われ――”
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    “あるいは 罪を問われず――”
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    “間違った人びとが 権力を握り――”
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    “あるいは 権力の座を追われ――”
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    “そして この国や世界の富が
    小手先の改革ではなく――”
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    “劇的な富の再分配を
    必要とするような――”
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    “分配のされ方をしていると”
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    “また私は こうも仮定する
    異論などある筈もないと”
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    “ちょっと世界の状況のことを
    考えてみれば 誰でも――”
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    “この世界のすべてが
    あべこべだと気付くからだ”
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    “もし 考えることをせずに”
  • 0:52 - 0:57
    “TVや学者の言うことだけを
    信じていれば――”
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    “「現実はそんなに悪くない」”
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    “「些細なことがおかしいだけ」
    と 思ってしまうことだろう”
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    “だが 少し離れたところから
    見てみると――”
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    “世界のありようが
    見えてくるようになる”
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    “そして 恐ろしくなるだろう”
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    “だから この仮定から始める”
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    “世界はすべて
    あべこべなのだと”
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    “「市民的不服従」という 
    この話題も 実にあべこべだ”
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    “「市民的不服従」を”
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    “話題にした突端――“
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    “「市民的不服従に問題がある」と
    言っていることになる”
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    “問題は そこにあるのではない”
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    “問題は 「市民的服従」にある”
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    “問題は 世界中の多くの人びとが――”
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    “政府指導者らの命じるがまま
    付き従ってきたことにある”
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    “そして服従したがために――”
  • 1:49 - 1:53
    “戦争が起こり 数百万もの人が
    殺されたことにある”
  • 1:53 - 1:56
    “ナチスドイツが
    まさに そうだった”
  • 1:56 - 1:59
    “問題が服従にあったことは
    もう分かっている”
  • 1:59 - 2:02
    “人びとは ヒトラーに従った”
  • 2:02 - 2:05
    “人びとは従った
    それが間違いだった”
  • 2:05 - 2:08
    “人びとは異を唱えるべきだった
    そして抵抗すべきだった”
  • 2:08 - 2:13
    “我々がその場にいたら
    そうして見せただろう”
  • 2:13 - 2:16
    “スターリン時代の
    ロシアでもそうだった”
  • 2:16 - 2:21
    “人びとは従順だった
    まるで家畜のように”
  • 2:21 - 2:25
    “搾取されるのが当たり前の
    封建時代のようではないか”
  • 2:25 - 2:30
    “中世はあまりにも
    悲惨な時代だったではないか”
  • 2:30 - 2:36
    “だが現代では 西洋文明が栄え
    「法の支配」がある”
  • 2:38 - 2:39
    “「法の支配」は――”
  • 2:39 - 2:45
    “それ以前に存在した社会的不正を
    規則化し かつ極大化した”
  • 2:45 - 2:48
    “それが 「法の支配」が
    もたらしたものだ”
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    “世界のあらゆる指導者が
    法治を寵愛する一方で――”
  • 2:51 - 2:55
    “人びとにとっては それが
    災いでしかないとき――”
  • 2:55 - 2:59
    “我々は 気付かなければならない”
  • 2:59 - 3:03
    “我々の思考の中で
    国と国の境を越えなければならない”
  • 3:03 - 3:09
    “ニクソン大統領は 我々よりも
    ブレジネフ書記長と響き合っていた”
  • 3:09 - 3:15
    “フーバー長官は 我々よりもずっと
    ソ連秘密警察の長官と響き合っていた”
  • 3:15 - 3:21
    “法や秩序への国際奉仕の精神が
    指導者たちを同志のような絆で結んだ”
  • 3:21 - 3:23
    “だから 我々は常に驚かされる”
  • 3:23 - 3:27
    “彼らは会えば 笑みを絶やさず
    堅い握手を交わし 葉巻を愉しむからだ”
  • 3:27 - 3:32
    “表で何と言おうと
    彼らは本当は仲良しなのである”
  • 3:34 - 3:38
    “我々は何を
    為そうとしているのか”
  • 3:38 - 3:41
    “それは多分
    『独立宣言』の理念――”
  • 3:41 - 3:46
    “目標 そして精神に
    立ち返ることであろう”
  • 3:46 - 3:49
    “その精神とは即ち
    不当な権力や 生存 自由――”
  • 3:49 - 3:55
    “幸福の追求の権利を奪う
    勢力に対する抵抗の精神を指す”
  • 3:55 - 3:57
    “したがって
    そのような状況下では――”
  • 3:57 - 4:01
    “現行の政府を「改造」または
    「廃止」する権利が要請される”
  • 4:01 - 4:04
    “ここで強調されるのは
    「政府の廃止」だ”
  • 4:04 - 4:07
    “だが 『独立宣言』の理念を
    確立するためには――”
  • 4:07 - 4:10
    “「法の外」へと
    出なければならない”
  • 4:10 - 4:13
    “殺人を強要したり――”
  • 4:13 - 4:15
    “これまでのような
    富の配分を許容し――”
  • 4:15 - 4:20
    “厳格な解釈でしか
    成立しえない罪を問い――”
  • 4:20 - 4:25
    “大罪を犯した者の罪を問わない
    法に従うことを やめなければらない”
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    “私の願いは――”
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    “こうした精神の発露が
    この国だけでなく――”
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    “他の国々でも起きることだ
    どの国にも必要な精神だから”
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    “世界のあらゆる国々の人びとに
    国家への不服従の精神が求められている”
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    “それも 抽象的なものではなく――”
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    “力と豊かさに溢れる 形あるものが”
  • 4:52 - 4:55
    “そして 同じものを希求する
    世界中の国々の人びとが――”
  • 4:55 - 4:58
    “『相互独立宣言』のようなものを
    行うことが――”
  • 4:58 - 5:01
    “求められているのだと思う”
Title:
マット・デイモン「市民的不服従」について語る Matt Damon on Civil Disobedience JP/EN/KR Subtitled
Description:

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Video Language:
English
Duration:
05:05

Japanese subtitles

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